女性活躍推進の最近の動向や自社で使える他社事例のヒント【投影資料】

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女性活躍推進の
最近の動向や
自社で使える
他社事例のヒント
2015/2/19 18:30∼20:30
Link Room

１.自社紹介

働く女性をHAPPYに
女性を活かし企業を元気に
「女性活躍推進コンサルティング事業」
∼多様な働き方を作り出す∼
2009年10月設立Copyright(C)2015 Natural Link All Rights Reserved

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２.「女性活躍」に関する
正しい理解

①1972-1986 女性の社会進出支援
就業者に占める女性の割合31.7%、管理職6.6%
■1972年勤労婦人福祉法
・男女雇用機会均等法の前進
・育児休業制度がはじめて法的に取り上げられた
・福祉法であり、男女の均等待遇を求めた平等法ではない
■1985年男女雇用機会均等法
・雇用分野における男女の機会均等及び母性保護を目的に制定
・福祉法から平等法へと法律の性格が変化
・なお、男女への性差別に対する言及はない

②1986-2005 仕事と家庭の両立支援
■1986年女子保護規定緩和
・女性の就業選択の幅が拡大する一方、女性が男性の労働基準にあわせることに
なり、子育て等の家庭生活への影響が懸念
■1987年配偶者特別控除
・低所得配偶者（妻）世帯への課税控除
■1991年育児休業法
・仕事と育児、介護の両立を支援する政策（すべての就労者向け）
■1995年育児・介護休業法
・育児休業に加え、介護休業の取得が法的に可能に

③ 2007年∼ 男女共同参画社会の実現
■2007年男女雇用機会均等法改正
・男女双方に対する差別の禁止（男性に対する性差別にはじめて言及）
・妊娠等を理由とする雇用上の不利益取り扱いを禁止
■2009年育児・介護休業法改正
・男性も子育てしやすい社会の実現に向けた諸政策の実施
・短時間勤務制度の義務化
■2012年育児・介護休業法 100人以下の中小企業にも施行
・日本の全ての事業所に規定義務

∼ディスカッション∼
女性活躍推進は
企業にとって必要か？それは何故か？

『女性活躍』は
女性が働きやすくなるための
福利厚生の手段ではない

あらゆる状況の社員も活躍でき、
会社が成長するための
人材育成の手段である

女性だけの話ではありません

保育園送り
転勤難しい
休日子守

介護人口の増加

特別養護老人ホムは満員
介護休業は９３日だが、
2012年度生命保険文化センター調べ
入所待ち42万人
介護期間の平均は4年9ヶ月

みなが、プライベートに
何らかの事情を抱えて働く時代

残業OK！
転勤OK！
休日出勤OK!
昇格

人が集まる会社と
集まらない会社の
二極化

会社が
優秀な人材を採用し、
業績をあげ、生き残るための、必須事項

３.定着と活躍の違い

活躍している
定着⃝活躍⃝
定着⃝活躍☓定着☓活躍☓
定着☓活躍⃝
活躍していない
定着率
が高い
定着率
が低い
女性社員はやめないが、
役職者やロールモデルが
少ない（いない）
女性社員が育休復帰したり、
役職者として働くなど、
様々なロールモデルがいる
女性社員の離職率が高く、
やる気と根性がある一部の
女性しか活躍していない
女性社員の離職率が高く、
男性中心にまわしている
組織である
A
B
C
D

定着
・女性が辞めない
・育休から復帰して働いている

役職別管理職に占める女性割合の推移

労働力調査（基本集計）（平成２４年）（総務省）、データブック国際労働比較
出典：内閣府作成資料

活躍
・女性役職者が多い
・育休復帰者も主要な仕事をしている
・女性も売上を担っている

定着
活躍
制度充実
（育休・時短）
女性の採用を増やす
意識改革
働き方見なおし
多様な働き方を作る
会社全体に対して女性に対して

∼ディスカッション∼
自社（部署）は
どこにあてはまりますか？

時間重視バランス重視
やりがい・成長
重視
時短勤務
（残業なし）
時短勤務
（前もっての残業あり）
フルタイム
（残業あり）
チャンス
昇格なし
チャンスあり
チャンス
昇格あり
給与は
６∼８割
給与は６∼８割
から変動
昇給
成果給あり

制度を変える前に、
事例を作ること

４.変えるべき３つの⃝⃝

３つの課題

①働き方を変える

②意識を変える

③家庭を変える

人はすぐには変われない

両立が全てではない

５.５つのステップ

社内で女性活躍を進めるには？
Step1 現状分析
Step2 意識改革
Step3 プロジェクトチーム結成
Step4 プロジェクトチームで成功事例づくり
Step5 取組みの継続

現状分析の５つのポイント
１．いきなり全社アンケートはとらない
２．立場別に個別ヒアリングをする
３．立場別に同じ質問をしギャップを探る
４．ヒアリングをもとに課題や解決策を一覧にする
5．ヒアリング者には事前に質問を伝えておく

意識改革の５つのポイント
１．まずは社長メッセージを全社に発信する
２．管理職や役員から先に研修を実施する
３．女性社員に研修を実施する
４．全員の意識を変えるよりも、意欲高い人を見つける
5．研修の後は必ずアンケートを実施する

プロジェクトチーム運営の５つのポイント
１．プロジェクトの目的を明確にする
２．上司・女性部下・男性部下がチームに入る
３．人事部はメンバーのフォローに回る
４．実行可能なところから取り組む
5．プロジェクト実施の様子は全社で共有する

取組み継続の５つのポイント
１．担当者（人事）が常に情報収集をしておく
３．成功事例は必ず全社で共有する
４．会社の全社方針と絡めて取り組みを進める
5．意識改革の研修や勉強会は随時実施する
２．プロジェクトチームはメンバーを変え継続する

最後に

私は、専業主婦になりたい

稼げる男性をゲットするのは狭き門

私は、仕事と家庭を両立したい

家族も、職場も、みんなチーム

私は、結婚は考えていないけど、
仕事もプライベートも欲張りにやる！

仕事が充実するから、
プライベートも充実する

プライベートを大切にしたいなら、
まずは仕事を頑張った方が得

管理職も、
女性社員も、
担当者も、
みなが、
一歩踏み出す

運営会社
株式会社ナチュラルリンク
http://www.natural-link.jp
女性活躍推進コンサルティング事業
講師：高野美菜子（こうのみなこ）

出版書籍（Kindle電子書籍）
■あの、うちの会社、女性管理職が育たないんで
すけど…。
■悩める上司に贈る女性に響く１５の心得
∼女性のキモチと行動編∼
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