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20101013戦略策定プロセス
- 1. 戦略策定・実行のプロセス概要
外部環境 企業理念・ビジョン 内部環境
(経営者の想い)
マクロ環境 機会 財務分析
強み
市場環境 事業分析
競合環境 脅威 マネジメントシステム
弱み
人事・人材分析
SWOT分析
自社の強み・弱み
経営課題抽出
経営戦略策定
事業領域 ビジネスモデル、CSF 組織戦略
(ドメイン)
基本戦略:経営課題の解決策
戦略対象となる 戦略遂行のために
ビジネス領域 自社の「強み」を活かす 必要な組織体制
「弱み」の克服・解決
経営戦略策定・実行プロセスと主要フレームワーク Page 1
- 2. 戦略策定・実行のプロセス概要
事業単位の戦略
競争戦略、マーケットポジション戦略
個別戦略
R&D戦略、生産・販売戦略、物流戦略、
情報システム戦略、人事・財務・総務戦略
経営計画の策定と実行・モニタリング
経営目標 全社計画 部門計画 活動計画・実行
・業績目標 ・利益計画 部門別 ・施策
・事業目標 ・資金計画 ・業績(利益)計画 ・KPI
・組織構造目標 ・設備計画 ・事業計画 ・リスク対策
・組織計画 ・スケジュール
モニタリング・コントロール
経営戦略策定・実行プロセスと主要フレームワーク Page 2
- 3. 戦略策定・実行プロセスと主要フレームワーク
外部環境 企業理念・ビジョン 内部環境
計画的 マクロ環境
市場環境
機会
(経営者の想い)
財務分析
強み
事業分析
・SWOT分析 競合環境 脅威 マネジメントシステム
弱み
人事・人材分析
・事業ライフサイクル SWOT分析 リソース・ベース
・成長ベクトル 自社の強み・弱み
経営課題抽出
・バリューチェーン
経営戦略策定
・コアコンピタンス
事業領域
(ドメイン)
ビジネスモデル、CSF 組織戦略 ・BSC(内部プロセス)
基本戦略:経営課題の解決策
ポジショニング 戦略対象となる
ビジネス領域 自社の「強み」を活かす
「弱み」の克服・解決
戦略遂行のために
必要な組織体制
・ポジショニング分析
・競争要因分析(5F) 事業単位の戦略 創発的
・BSC(内部プロセス、
競争戦略、マーケットポジション戦略
・BSC(顧客の視点) 個別戦略
R&D戦略、生産・販売戦略、物流戦略、 学習と成長)
情報システム戦略、人事・財務・総務戦略
・参加型、企業文化
経営計画の策定と実行・モニタリング
経営目標
全社計画
部門計画
活動計画・実行 ゲーム論的
・業績目標
・事業目標
・組織構造目標
・利益計画
・資金計画
・設備計画
部門別
・業績(利益)計画
・事業計画
・施策
・KPI
・リスク対策
マネジメント
・組織計画 ・スケジュール
・BSC(戦略MAP、KPI)
モニタリング・コントロール
経営戦略策定・実行プロセスと主要フレームワーク Page 3
- 4. 戦略策定・実行プロセスと主要フレームワーク
戦略の思考タイプ フレームワーク 概要(特徴)と問題点
特 ・戦略とは、組織全体の目標に向かって、メンバーを
整合化させるプランである。
徴
成長ベクトル ・不確実性の時代には、変化する環境を分析し、
戦略計画型 SWOT分析 分かったことを取り入れて長期計画を策定する。
PPM 問 ・トップダウンの計画で、現場の自由がなくなり、
題 長期的な成長が失われる。
・本社スタッフの数字遊びになる恐れがある。
特 ・戦略とは、利益の出やすい事業分野や市場セグメン
ト、場所などを見つけ出し、素早く進出すること。
競争要因 徴
・環境の機会と脅威を分析して、戦略を立案する。
ポジショニング (5F) ・構造が安定した成熟事業において有効である。
型 PIMS研究
問 ・企業間の相互作用の観点が弱い。
BSC(顧客)
題 ・環境要因による分析のみで、自社の努力を通じて
環境要因が変化する要素が考慮されない。
経営戦略策定・実行プロセスと主要フレームワーク Page 4
- 5. 戦略策定・実行プロセスと主要フレームワーク
戦略の思考タイプ フレームワーク 概要(特徴)と問題点
・戦略とは、価値があり容易に模倣されない経営資源
特 を見定めて、競争の源泉に位置づけること。
・コアコンピタンスに注目して、いかに経営管理するか
徴
を重視する。
リソース・ コアコンピタンス ・見えざる資源がもつダイナミズムを利用して、高度な
ベース型 VRINフレーム 発展が可能となる。
BSC(内部)
問 ・撤退すべき事業を売却したり、清算したりすることを
躊躇させる。
題
・SBUごとの競争局面で、経営リテラシーが十分でき
ない可能性あり。
経営戦略策定・実行プロセスと主要フレームワーク Page 5
- 6. 戦略策定・実行プロセスと主要フレームワーク
戦略の思考タイプ フレームワーク 概要(特徴)と問題点
・現場に自由度を与え、ミドル以下から出る戦略的な
特 アイデアを重視。
徴 ・現場に近いミドルマネジメントこそが、市場の「機会と
BSC
創発型 脅威」、自社の「強みと弱み」のマッチングを適切に
(内部、
学習と成長) 行える。
問
・組織や人材など、具体的な示唆がない。
題
・現場自身では、儲からない事業から撤退しにくくなる。
特 ・戦略の本質は、競争相手や取引先との駆け引きで
ある。
徴
・顧客と自社、競合相手が採りそうな行動を読み解い
ゲーム論型 て、起こりうる事態を解明する。
問 ・事前に予測が困難である。
題 ・戦術的要素が強い。
・長期よりも短期的傾向になる。
経営戦略策定・実行プロセスと主要フレームワーク Page 6