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2018意思決定会計論④
- 3. • 「ブランド構築の第一の目的は,ブランド・エクイティを築き,それを高め,
活用する」(Aaker 2014, 訳書p.15)
→ ブランド・エクイティにはCFをもたらす潜在能力があり,「プレミアムの
付いた価格を決定ができ,プロモーションへの依存を小さくして,通常,
より高いマージンを与える」(Aaker 1991, 訳書p.24)
• ブランド・エクイティのカテゴリー
ブランド・エクイティ
ブランド・
ロイヤリティ
ブランド認知 知覚品質 ブランド連想
顧客がブランドに
対して持つこだわり
消費者によるブランドの識別性
◯◯といえば××など
客観的に測定可能な
品質ではなく,
顧客が認めている製品
ならではの価値
ブランドに関する記憶を
はじめ,イメージなど,
そのブランドに関する
さまざまな顧客接点での
経験の集積
ブランドを高めて売上と利益を増大させるに
は
- 5. ① 製品パフォーマンスの知覚の向上
② 強いロイヤルティ
③ 競合企業のマーケティング活動への強い抵抗力
④ マーケティング危機への強い抵抗力
⑤ 大きな利益
⑥ 価格上昇への消費者の非弾力的反応
⑦ 価格下落への消費者の弾力的反応
⑧ 流通業者からの大きな協力と支援
⑨ マーケティング・コミュニケーション効果の増大
⑩ ライセンス供与機会の可能性
⑪ ブランド拡張機会の増加
• 強いブランドを持つことによるマーケティング上の発信者側の利点(Keller 2013)
ブランドを高めて売上と利益を増大させるには