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– 情報の送り手と受け手の垣根を低下
– 多くの人が受信と同じくらい気楽に情報の発信
– Web 2.0
• ここで行われる活動
– 「ソーシャル・ネットワーキング」「ソーシャル・コ
ミュニケーション」「ソーシャル・マーケティング」
「ソーシャル・プログラミング」
– …「ソーシャル・なんとか」
9. ソーシャルX
NetDraw と PukiWiki-Java Connector
• Wiki
– web ページの上でページの編集
– 共同作業や情報共有の手段として有効
– Wikipedia のような影響力の大きなサービスで
も利用
– 情報処理学会でも Wiki を利用して活動してい
る研究会がある
10. • PukiWiki
– 日本で良く使われている Wiki クローンの一つ
– 実際の共同作業では, 文書と同様に, 絵も共有し
たい
– ビットマップの画像を作成するペイントプログラム
のプラグイン paint はある
– ドロープログラムのプラグインは見当たらなかった
12. – コピペ可
• 描画の労力を削減
• NetDraw の作成期間
– 3週間程度
– 自作プラグインのページでNetDraw を紹介
– 紹介直後, アドバイス
– 現在, 不定期であるが改良継続.
13. • PukiWiki-Java Connector
– NetDraw を参考に作成したAPI
– お絵かきだけでなく,作曲・演奏, プログラム編
集・実行, ボイスレコーダ,…
– PukiWiki + プラグイン + Java のクラス
– データを文字列として読み書きできるJavaプロ
グラムであれば
• すこし書き換えてコンパイルし, クラスファイルを特
定のディレクトリに配置するだけで
– PukiWiki から利用することが可能
15. ソーシャルX
WebLEAP
• マッシュアップ, Mashup
– 様々なOnline Service
– それらのService をいわば部品として組合わせ
– 新たなOnline Service 開発
– サービスを提供する側もAPI の形でのInterface
を提供(Google Web API etc.)
– マッシュアップの動きを支援
– Web2.0 の発展を支えている.
•
16. • WebLEAP(Web Language Evaluation
Assistant Program)
– 検索エンジンの機能の一部を利用したマッ
シュアップ型のシステム
– 英作文を支援するシステム
– 背景
• 社会の国際化
• インターネットの普及
17. • 英語による文章作成
– スペルチェッカーやグラマーチェッカー
• 文書作成における校正の負担は大幅に軽減
– それでもなお,文や表現が, それが使われて
いる文脈の中で適当かどうかを判断すること
は特に外国語の場合非常に困難
– たとえ辞書に載っている単語で構成され,そ
の組み合わせは文法的に正しい表現であって
も,それはその言語を母国語とする人は全く
使わない表現であることもある
21. • Web コーパス
– WWW文書をコーパスとして利用
– 従来のコーパスの利用に関するこのような問
題を解決
– 膨大な量の例文がWeb 文書として存在し,容
易にアクセス可能
– 我々が共有している巨大な分散コーパス
– 言語利用の現時点での状態を反映している生
きたコーパス
22. • コーパスとしてのWeb 文書群
– (i) 保守の手間なしで,膨大なコーパスを利用
することができる.
– (ii) 常に最新の文例情報を持つ.
– (iii) インターネット上で提供される多種多様な
情報サービスとの連携が図れる.
• 従来のコーパスの欠点を補完
– 品質に関する問題をも併せ持つ
– 得られた結果を評価するためにある程度の語
学力が要求される
23. • WebLEAP
– WWW 文書をコーパスとするコンコーダンサー
– 言語学習への支援
– マニュアル等の文書作成
– WWW を中心とするInternet からの有益な知識
の獲得と利用
– 利用例その1
– 利用例その2
30. ソーシャルX
TESLA 計画 (テレポーテーション実現計画)
• 物理的な「物」についても, その作成者と利用
者の垣根が低くなると, 楽しみが増える
• 人類の進歩にも大きく役に立つことが期待
• 我々の身の回りには DIY ショップや様々な素
材を販売する店
– 自らモノづくりを行うことができる
• 「展示会」や「展覧会」
31. • 最近…Fab Lab
– 一般利用者が工作機械を使えるようにした工場
• Maker Fair
– 大規模な発表の場
• 物理的な Web 2.0 の動き
• 「ソーシャル・メーキング」
35. • 知的部品
… その中にコンピュータを搭載
– 部品同士の接続状況や力のかかり具合など
を部品自身が認識
– 他の部品と情報交換
– Actuator を付ければ、ロボットにもなる
• 構築された対象物から情報を抽出するとき
– コンパイラの技法である構文解析と属性文法
を使用
40. P2P (Peer to Peer)
• 皆さま、ご存じ。この会場にも研究している
人が沢山。
• みんなクライアント、みんなサーバ
• CPU負荷とネットワーク負荷の分散
• 技術的な Web 2.0
41. P2P (Peer to Peer)
SOLAR-CATS
• 分散システム上で、同一のデータを短時間で信頼性
を持って多くのホストに配信したい
– 学校のパソコン教室では教師端末の画面を多数の生徒ホ
ストに表示させたい
• パソコン端末の画面に少しでも欠けや誤表示があると授業に支障,
短時間で多数の生徒端末に信頼性を持って教師端末の画面を転
送しなければならない。
– 多くのホストに同一のソフトウェアをインストールしたい
• 一台ずつこのソフトウェアのインストールや更新を行うと多大な労
力や時間を浪費
– セキュリティ問題が深刻化する中,頻繁にソフトウェアの更
新を行うことも重要
– ネットワークスイッチの普及
44. • 操作共有 … グループ内での排他制御
– P2Pを使った信頼性のあるマルチキャストを利用
– P2P技術を利用した分散システム上の実時間操作
共有システム (情処論 2005).
51. • 情報セキュリティ … 人、運用、技術
• 「技術」は,これら3つの中で重要性が最も
小さい
• 「運用」については管理者側の努力により
その大部分に関する対策可能
• 「人」の部分については管理者のみが,い
くら努力してもどうにもならない場合が多い
55. • ACM SIGUCCS 2005, 2008 年教材賞
ビデオ部門2 位等
• 2007年度「情報倫理デジタルビデオ小品
集3」開発
• 情報セキュリティポリシーやPKI に関する
ビデオクリップ
• 教職員向けの情報セキュリティ講習会にも
活用可能
56. • An example
• Managing a Web forum
– Masami receives a mail which requests to
delete a message on a web forum managed by
Masami. She is worried about it.
– Episode
– Explanation