「入社1年目の教科書」岩瀬大輔　ダイヤモンド社 読後レポートです。

2. 課題図書を読んだ
筆者の新入社員時代のエピソードや、具体例を多用されながら説明されており、分
かり易かった。社会に出たことが無い身では実感がわかない部分、実践する難易度
が想像できない部分もあったが、概ね納得できる内容だった。
この本が課題図書として設定された を想像してみる…
①社会人としての常識的なふるまいについて知識を身につける
②より効率的に、質の高い仕事が出来るようになるための知識を身につける
③上記の知識を実践してみる
何を してみようか？
まず、思ったこと…指針が多すぎる！何から心がければ良いか迷う!?
→内容ごとに分類わけをしてみよう・順位付けをして上位のものをこなせるようにして
みよう

3. 本書で示されていた、仕事における3原則を して考える
１．頼まれたことは、必ずやりきる
→「頼まれごとは、試されごと」
常に評価の対象であることを念頭に置くべし！
２．50点で構わないから早く出せ
→全体が分かるものを作ってみる、躓いたらすぐ飛ばす
次回からはこの課題も「完璧よりもまず終わらせる」ことを意識する！
３．つまらない仕事は無い
→何を目的にその作業をするかが決め手。避けられない雑務は効率的に終わら
せることに焦点を当てて取り組もう
この課題も、楽しんで行うには、やったことでやらなかった自分と比較してどれ
だけ力が付いたかをイメージする

4. 50個の指針
→12項目に分類(社会常識～お金の使い方)
→各項目で特に心がけたい事を1つ選ぶ
→それを成し遂げるために今できることを考える
トピック名
本書に出てくる指針(原文)
ブレイクダウン内容

5. １ 何があっても遅刻はするな
１３ 朝の挨拶はハキハキと
１４ 「早く帰ります」宣言する
メールで【重要】と伝えても、相手にとって重要とは限らない
相手の受け取り方も考慮した上でメールを作成し、さらに電話でのフォ
ローアップも必要
→日常で電話を使う際は、相手の電話対応の様子を意識する
自分の言葉遣いにも気をつける
３１ スーツは「フィット感」で選べ
３３ 敬語は外国語のつもりで覚えよ

6. ３４ 相手との距離感を誤るな
３５ 目上の人を尊敬せよ
３６ 感動は、ためらわずに伝える
相手の良いところ、才能を探し、人間関係をストレスにしない
嫌いな部分や苦手な部分は単なる特徴と捉える
→良い所を吸収していこうという姿勢を持つ
周りにいる人の行動観察・いいところ探しをしてみる
４７ 悩みは関係ない人に相談
４８ 社内の人と飲みに行くな

7. うやむやにするのではなく、伝え方に配慮して指摘することで信頼が生
まれる
→頼るだけの姿勢ではなく、その分相手に貢献できることを考える
すごい！と感じることがあれば、その理由を考える
尊敬する人の行動意図を自分なりに考える
４０ 幹事とは、特権を得ること
４１ 宴会芸は死ぬ気でやれ

8. 途中報告でも構わない、内容を簡潔に整理する
対応が早いだけで2割増しの評価を得られる
→的確な言葉で、簡潔に漏れなく伝えるよう意識する・言葉の選択や文
脈の順序に気をつける
その場で対応できることはすぐに対応するクセをつける
６ 仕事の効率は「最後の5分」で決まる
７ 予習(準備)・本番(会議)・復習(フィードバック)は３対３対３
２１ ファイリングしない。ブクマもしない

9. １５ 仕事は根回し
ビジネスで求められるもの＝スピード・質の高さ
周りにいる人を総動員させる(ex.調べ方や解決方法に詳しい人を教えて
もらう)
→全体としてパフォーマンスが上がる方法を意識する
分からないこと、出来ないことは、その状況に陥っている旨を早急に伝
える

10. ２０ 本を速読するな
２２ まずは英語を「読める」ようになれ
２４ 世界史だけではなく、塩の歴史を勉強せよ
自分のビジネスと結びつけて情報を獲得する姿勢が大切
→得られた知識を自分ごととして落とし込んでいくような作業を癖付ける
本書で言えば、50の指針が生まれた背景を思い浮かべ、自分にもっと
身近なものとして捉えるようにする
２６ 脳に負荷をかけよ
２７ 自分にとって都合のいい先生を探せ
２８ ペースメーカーとして、資格試験を申し込む
２９ 新聞は2紙以上、紙で読め

11. ５ カバン持ちはチャンスの宝庫
新人の特権を生かし、上司を頼り様々な見聞を広げる機会にする
→すでに働いている人と話す機会を積極的に作る
４６ 同期とは付き合うな

12. 遅くとも24時間以内、自分が書いた議事録に対するフィードバックを身に
付ける
時系列で書かない、論点を整理しながら話を聞く
→論点を把握し、的確な言葉で表現する
会話においても端的な説明を心がける
１１ 会議では新人でも必ず発言せよ
１２ アポ取りから始めよ
３２ 「あえて言わせてください」で意見を言え

13. 作業の背景にある目的を意識すること、より良い仕事をする
→今回の課題の意図は、社会人常識を得るとともに、仕事に対する姿勢
をイメージすること・多くの人に読まれることを想定した成果物を作るこ
と
４ 単純作業こそ「仕組み化」「ゲーム化」
８ 質問はメモを見せながら
９ 仕事は復習がすべて
１６ 仕事は盗んで、真似るもの
２３ 目の前だけでなく、全体像を見て、つなげよ

14. 叱る行為は、人間性や能力を否定しているのではなく、仕事上間違った
行為を指摘されているに過ぎない
改善のためのフィードバックと紳士に受け止め、反省し、感謝する
→素直に聞く・言い訳しない
３９ 叱られたら意味を見出せ

15. ４２ 休息を取ることも「仕事」だ
４３ ビジネスマンはアスリート
自分の最大限の力を発揮できる状態を知り、どこに集中のピークを持っ
ていくか考える
→普段の予定の立て方の倍の余裕を持ったスケジュールを組んでみる
自分の能力の程度を客観的に見定める

16. 目の前にまとまったお金があるとお金のリテラシーをつけるようになる
投資することで、世間のお金の動きを自分ごととして捉えられるようにな
る
→大きなお金の流れを意識してみる
普段のお金の使い方をメモして振り返ってみる
５０ 小さな出費は年額にして換算してみる

17. 本書にも書いてありましたが、自分に合った1冊の本を読み込むこ
とはかなり勉強になるかもしれません。
課題図書にならなければ読まなかったであろうこの本を、1週間で
何度も読み返し、友達にも勧め、意見を交換し合いました。
自分の身近な行動にまで落とし込むプロセスも大事ですが、それ
を実行するほうがもっと大事で難しい。
まずはここで述べたことを忘れないように繰り返し振り返ってみよ
うと思います！