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- 4. 4 ・事業内容 アーチェリータグ®（次ページ参照）を背景に、戦国時代の合戦をモチーフにした新感覚のサバイバルゲーム。 本格派甲冑もしくは忍者装束を着用し、弓や刀を用いることで、既存のサバゲーとの差別化を図る。 ・ターゲット ①サムライ・忍者等に関心の高い訪日外国人。 ②戦国時代など歴史ファンの日本人。 ③サバゲー層からの流入。 ・開催日、回数 [初期] 土日開催とし、1日2回の開催を想定している。なお、1回2時間とする。 [今後] 平日も開催し、休日は1日3回、平日は2回の開催を想定している。 ・開催場所 [初期] 地面が芝の都内フットサルコート、もしくは広いスタジオ。既に複数のフットサルコートから使用許可を頂いている。 [今後] 毎週ではないが、開戦記念日等に合わせて、地方の城跡・古戦場などで開催。 ・市場 訪日外国人観光客数は円安を背景に年々上昇傾向にあり、東京オリンピックまでは続くと予想される。 競合は広義には体験型観光サービスが当たる。狭義には、甲冑試着体験・写真撮影・演武観賞などのサムライ・忍者体験がこれに当たる。 ・競合優位性 サムライ体験サービスは、国内にも複数の事例があり。しかし、顧客が自ら実戦のように動く「コト消費」のような体験型はまだなく、 そこに優位性がある。 SAMURAI SURVIVAL 事業概要
- 5. 【アーチェリー・タグとは】 英名「Archery Tag」。2011年にアメリカインディアナ州で生まれた新スポーツ。 弓矢の先端にスポンジを装着して射ち合うドッジボールに似たチーム対戦形式。 通常は5人対5人で行うが規定はなく、柔軟に人数変更が可能。 北米やヨーロッパをはじめ、世界 50 カ国以上で楽しまれ人気を博す。（2017 年 4 月現在） SAMURAI SURVIVAL 5 事業概要
- 10. 10 ●各種戦国グッズ・記念撮影などの用意 ●実際の古戦場・城跡にて大規模合戦の開催 「SAMURAI SURVIVAL」の最終的なゴールとしては実際の古戦場・ 城跡にて合戦を開催することにある。 100人 VS 100人の大規模合戦を定期的なイベントとして開催し、 前述の階級制度に基づき、階級上位者ほど指揮官のような重要ポ ジションへの抜擢。また、観戦者は無料参加とし、実際の戦国武 将の末裔を総大将に招待するなどで話題作りにつなげる。 より戦国に対する興味を持たせる価値の提供 甲冑や忍者装束の代理販売、そして戦国飯などを販売することで、イン バウンド消費の目玉とする。また、参加者には無料でチェキを一枚撮影 するだけではなく、一眼レフによる有料撮影サービスも展開。現段階の インバウンド市場では、甲冑をレンタルして撮影するだけで高額な費用 がかかるため、有料撮影サービスを低価格にすることで他の競合との差 別化を図る。 SAMURAI SURVIVAL
- 11. 11 予定料金と参加者属性 SAMURAI SURVIVAL [予定料金] 定価 6,000円（税込） SNS投稿 500円引き 団体割り（3人以上） 500円引き →1回5,000円から参加可能。 [参加者属性] 出所：公益財団法人日本交通公社 「歴史文化観光とその振興施策に関する基礎的研究 ～ 市場を踏まえた地域の歴史文化資源の活用」 https://www.jtb.or.jp/research/theme/resource/resource-cultural-heritage 出所：薩摩川内市のサムライツーリズムを軸とするインバウンド誘客促進検討事業 報告書 http://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu/gyoumu/kikaku/file39/miryoku-20.pdf ●国内の歴史好き層 歴史に対する中・高関心度層の累計数：5,703万8,690人 ●訪日外国人層 サムライに興味を持つ訪日外国人の累計数： 1,859万4,418人 ●サバゲー好き層 「ミリタリーオタク」を自認する消費者は日本国内に約79万人
- 12. 12 ●SAMURAI SURVIVALの立ち位置 気軽に参加しやすい 参加費が安い 気軽に参加しにくい 参加費が高い 歴 史 の テ ー マ 性 が 高 い 歴 史 の テ ー マ 性 が 低 い アーチェリー ・ハント 日本甲冑 合戦之会 SAMURAI SURVIVAL 従来の サバイバル ゲーム ➢ アーチェリー・ハント アーチェリー・タグ®のライセンスを取得して本格的にサービスを 提供しているのは都内では株式会社ASOBIBA一社のみである。また 月に2回不定期開催であるため、まだまだ認知度が低い。本サービ スに合戦という要素を組み入れ、料金体系も近いSAMURAI SURVIVAL への流入を図る。料金：[前売り]3300円 [当日参加]3800円 ➢ 従来のサバイバルゲーム 自分専用のモデルガンなどの装備を所持している古参プレイヤー にとっては気軽に参加できるが、新規プレイヤーでは装備レンタ ル費+参加費で最低でも1万円以上の費用を支払わなければならな い。銃火器の雰囲気ではなく、サバイバルゲームの雰囲気を楽し みたいプレイヤーの流入を図る。 ➢ 日本甲冑合戦之会 関西での活動が主であり、観戦目的での参加者が多い。実際に合 戦に加わる場合、陣形の知識や激しい動きに耐える体力が必要と なるなど、気軽に参加しにくい。そのため、自身が実際に参加し て気軽に戦国時代の合戦の雰囲気を味わいたいプレイヤーの流入 を図る。 競合 SAMURAI SURVIVAL
- 14. 14 初期費用 SAMURAI SURVIVAL 装備名称 値段 初期必要数 総計費用 仕入先 甲冑 35,000円/1領 30着 1050,000円 日本甲冑合戦之会 陣羽織 27,000円/1着 4着 108,000円 甲冑工房丸武産業 忍者装束 12,800円/1着 30着 384,000円 片岡呉服店 弓 2,000円/1本 30本 60,000円 日本甲冑合戦之会 矢 12,400円/24本 96本 49,600円 Amazon 足袋型シューズ 4,000円/1足 50足 200,000円 広高殖産株式会社 置き盾 6,000円/1個 15個 90,000円 ホームセンターにて自作 法螺貝 38,000円/1個 2個 76,000円 穂の国(ECサイト) 累計 2,017,600円
- 16. 4898468 4592068 3985668 3561862 3124822 2052782 1608976 1742896 1576816 1817970 2345890 3467810 4202964 0 1000000 2000000 3000000 4000000 5000000 6000000 準備期 １ヵ月 ２ヵ月 ３ヵ月 ４ヵ月 ５ヵ月 ６ヵ月 ７ヵ月 ８ヵ月 ９ヵ月 １０ヵ月 １１ヵ月 １２ヵ月 資金手当後の累積CF（準備期～12カ月目）：700万円の出資または借 入した場合 資金手当後の累積CFがマイナス（つ まり倒産）にならないためには、CFシ ミュレーション上、5,423,184円の出資 もしくは借入が必要。 客入りが予想より少ない場合等を考 慮し、7,000,000円の資金が必要と判 断した。 CFシミュレーション SAMURAI SURVIVAL 16
- 17. 事業展開 〜日本国内だけにとどまらない観光特化企業へ〜 SAMURAI SURVIVAL 17 ççSAMURAI SURVIVAL AR×古地図×ルート 案内webアプリ ゴールデンルート上 での支部設置 旅行代理店との サムライツーリズム 行政との提携による 地方活性化 個人ガイドマッチング webアプリ 世界各国で マッチング展開 各国の遺跡 も対象へ
- 18. 本事業の関係者 SAMURAI SURVIVAL 18 ●活動メンバー ・王銘浩（明治大学商学部3年） 在日中国人。歴史シミュレーションゲーム「信長の野望」を機に、戦国時代に興味を持つ。 ・下田直一郎（明治大学政治経済学部3年） 南部家家臣下田一族の子孫。現在休学し、AR関連のプログラミングを独学中。 ・その他5名 メインとして活動はしていないが、慶應大学3年、一橋大学3年、中央大学4年、明治大学3年、明治大学2年が動画 制作や歴史考察、プログラミングなどで協力。 ●現在までに携わって下さった方々 ・中村太郎氏（戦国フォトスタジオSAMURAI 代表取締役） イメージ写真の撮影時にご協力。また、CAMPFIREの拡散も行なって頂いた。 ・樋渡雅幸氏（明治大学商学部特任准教授 兼 株式会社シンクデザイン代表取締役） コンサルティングファーム出身を背景に、本事業の助言を頂く。 ・田村健介氏（株式会社ソニーミュージックコミュニケーションズ・プロデューサー） Facebookでの広告経由で本事業を知り、プロデューサーの視点から助言を頂く。 ・横山雅始氏（日本甲冑合戦之会 代表） 甲冑、その他装備の仕入れに関してご協力。また、武術家の視点から助言を頂く。