24. Toshiya Jitsuzumi@APPLIC Forum (Mar. 12, 2018)
N=110
l 補助の主旨を反映して、「災害向け」を主目的とする団体が全体の42.34%(47団体)にのぼる
l 旅行者を対象としている事業については、海外からの来訪者が、国内からの来訪者を上回る
l 「それ以外」については、複数の利用者増が想定されている
図表 各団体の主な整備目的(利用者像)
l 災害時は、災害向けとして。平時は、観光客(内外)向けとして利用。【北海道喜茂別町】
l 観光・防災用として公共拠点施設等に整備【北海道上富良野町】
l 国内外の観光客向けとして【福島県会津若松市】
l 平時の一般利用と、災害時の通信手段確保【東京都町田市】
l 栂池自然園来園者(災害時向け含む)【長野県小谷村】
l 観光及び災害時向け【愛知県】
l 観光防災を目的とした補助金を活用したので災害向け及び一般市民向け、旅行者(海
外)向けを目的として【奈良県葛城市】
l 一般市民向け、観光目的(国内外を問わず旅行者の利便性の向上)および防災目的【秋
田県秋田市】
l 「選択肢の全て」
選択肢 件数 割合
01_一般市民向けとして 16 14.41%
02_旅行者(国内)向けとして 13 11.71%
03_旅行者(海外)向けとして 21 18.92%
04_災害時向けとして 47 42.34%
05_それ以外 15 13.51%
災害発生時を想定して整備したシ
ステムの管理・メンテナンス費用
をどのように確保していくのか?
災害発生時を想定して整備したシ
ステムを平時にどう活用するか?
26. Toshiya Jitsuzumi@APPLIC Forum (Mar. 12, 2018)
その他の拠点
l 防災拠点
l 屋外
l 観光物産系
l 市民交流等
l その他
l 設置場所の上位を占めるのは
「①自治体庁舎・出張所」「②公民館・市民センター」「③公園」「④博物館・美術館、文化財」「⑤観光案内所」
図表 APの主な設置場所
設置場所選定の考慮要素
官民の役割分担
需要への対処
VfM
街づくり、産業政策
30. Toshiya Jitsuzumi@APPLIC Forum (Mar. 12, 2018)
【その他 回答】
l 栃木県栃木市 サーバーの定期的な点検・メンテナンス、
不具合発生時における対応
l 神奈川県川崎市 サポートセンターの運営
l 滋賀県 他府県におけるWi-Fi活用事例の紹介や防災へ
の展開等滋賀県無料Wi-Fi整備促進協議会会員として、
情報提供等を行っていただいている。
l 愛媛県松山市 イベント時の仮設に助言・協力してもらう
l 熊本県熊本市 その他技術的な助言・アドバイス等
(述べ団体数)
図表 事業者との連携(上位3つを選択)
※「事業者との連携」としてあてはまる上位3項目を選択。第1位~第3位にそれぞれ選択した自治体の数を集計。
l 事業者との主なかかわりでは、「利用数、アクセスログの報告」「利用促、利活用方策の助言アドバイス」等
l 一方で、「特別な協力をもらっていない」とする意見も多い
民間事業者と行政
の視点の違いには
注意する必要あり
35. Toshiya Jitsuzumi@APPLIC Forum (Mar. 12, 2018)
「ND」:「実施していな
いので分からない」
図表 定量効果の把握状況
l アンケートに回答したうちの69団体は、評価の把握として、「W i-Fiのアクセス数の増加」を確認している。
l 一方で、こうした定量効果の把握については、すべての団体が実施しているわけではない。
l 「アクセスログを把握するために追加の費用がかかる」ことから、利用者数の把握を躊躇する、といった声もあった。