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オープンデータ公開
の進め方の事例
地域を行政と市民と
二人三脚で進んでいこう
Code for Numazu 市川博之
2016/8/14
本日の目的とアジェンダ
 目的
沼津市役所とオープンデータ検討中に経験した課題と
対策方法を共有することで、各地でも効率よい施策へと
繋げていただく事例とする。
 アジェンダ
1. オープンデータ公開時の障害
2. 展開方法
優先順を考える
協働で考える
カタログ化(一覧化)する
Code for Numazu 2
1. オープンデータ公開時の障害(1/6)
 よくある、オープンデータ交渉時に役所と問題になる事項
お話に行くと、いろいろと問題点も出てきますが、整理してあげれば
次に進めるべき対策も分かってきます(具体策は次ページ以降)
g
Code for Numazu 3
No. 出せない理由 具体的課題
1 ①縦割組織によって自部門
だけで決定できない
各課がバラバラにデータを所管し、自由にデータを公開することが出来ない
オープンデータ自身を庁内の職員が理解していないため、余計な手間が
かかることを嫌う
オープンデータの利用規約が無いため、責任の所在が不明瞭になり
各課として動けない
2 ②版権処理できていない ハザードマップなど、過去に外部に委託して作成したものは、版権がどのよ
うになっているか分からないものがある(二次利用が可能かどうかが不明)
3 ③形式、対象が分からない どんなファイル形式、項目が入っていれば利用してもらえるデータとなるの
か分からない
4 ④有用データなのか不明 利用者が使ってもらえるのか、税金を投入してやるべき費用対効果がある
のか分からない
1. オープンデータ公開時の障害 対処方法(2/6)
①縦割組織によって自部門だけで決定できない場合
Code for Numazu 4
各課がバラバラにデータを
所管し、自由にデータを公
開することが出来ない
オープンデータ自身を庁内
の職員が理解していないた
め、余計な手間がかかるこ
とを嫌う
オープンデータの利用規約
が無いため、責任の所在
が不明瞭になり各課として
動けない
横串で市町村のデータ検
討を行える部門の選定。
静岡市のように、e-ラーニ
ングで庁内職員に教育
オープンデータ活用・作成
の実践者から、庁内の課
長クラスに勉強会を実施
公開する利用基準の決定
や、都道府県のオープン
データカタログの基準を踏
襲する方法を検討。
保データの保有、責任部門
の明確化
オープンデータ教育の推進
公開基準の明確化責任範囲、不備があった際
のルールが無い
教育・理解の不足。国の
オープンデータ推進政策が
市町村レベルまで落ちてい
ない
統括部門不在(CIOとして
横串で監督できない)
情報の一元管理が出来て
いない
どの課が何を持っているか、
整理。(システム部門で所管し
ているデータは、他の課に例を
話せる状態とする)
地元利用側の民学のやる
気のある人材と相談。
【課題】 【原因】 【方針】
【対応方法】
1. オープンデータ公開時の障害 対処方法(3/6)
②版権処理できていない場合
どのデータが、どこまでの範囲で利用できるかを明確にする。
今後作成するデータについて方針が無ければ作成してもらう。
 予め部門間で公開できない情報と、公開できる情報を切り分けできるよう調整する。
 契約時に下記の3点、オープンデータとして利用可能な契約とする。
「①コンピュータで利用できる」「②再利用・再配布できる」「③誰でも利用可能である」
Code for Numazu 5
No. データの状態 明確にする情報
1 既にあるデータ 2次利用不可 ・PDF等、加工できない形式で公開可能か確認する。
・データ作成契約が継続している場合は、条件の切り替えができないか契約
更新時に確認する。
条件付利用可 ・改変しなければ利用可(使用はOK)、など条件を明確にする。
・データ作成契約が継続している場合は、条件の切り替えができないか契約
更新時に確認する。
オープンデータと
して利用可
・オープンデータとして整備できるか該当部門と確認する。
・複数部門にまたがるデータの場合は、マスクが必要なデータを切り分ける。
2 今後のデータ ・オープンデータとして利用可能な契約をする
1. オープンデータ公開時の障害 対処方法(4/6)
③形式、対象が分からない場合
データ形式や、各データに利用が必要な項目については
利用側の要望や他の市町村と横並びして考えることが重要です。
最初は全データを対象とせず、どの市町村でも持っているであろう
災害・防災データを第一ターゲットとしました。
全てを一度にやろうとせず、優先順位をつけることが大事です。
Code for Numazu
No. データ名 静岡 三島 気仙沼 神戸 沼津
オープンデータ化
整備優先順位
推奨形式
1避難所一覧 ○ ○ ○ ○ △PDF 高 csv
2津波避難ビル一覧 ○ - ○ ○ △htm 高 csv
3災害協定一覧(他都市) ○ × × × × 継続検討
4救護所一覧 ○ ○ ○ ○ × 高 csv
5消防本部・消防署・出張所一覧 ○ × ○ ○ × 高 csv
6防災ヘリポート一覧 ○ × × × × 継続検討
7公共施設情報 ○ × ○ ○ ○ 高 csv
8AED配置状況 ○ ○ × ○ ○ 高 csv
・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
16防災倉庫設置場所一覧 ○ ○ × × × 中 csv
17津波浸水想定図 ○ - ○ × △PDF 高 PDF
18ヘリコプター活動拠点・救援表示シート配備先一覧 ○ × × × × 継続検討
データ形式は、最終的には
LinkedOpenDataとしたいが、最初
はcvsでもPDFでも公開プロセスを
確立することを重視しました。
比較対象都市を定め(静岡【同一県
内】、三島【隣接自治体】、気仙沼
【地形条件が似ている】、神戸【阪神
大震災後の整備状況確認】)データ
の所有、形式を比較
1. オープンデータ公開時の障害 対処方法(5/6)
 補足情報:災害・防災情報については、事前にCode for Numazuでも
どのような情報が有用化検討しており、インプットに利用しました。
情報有情報無
効果大
限定的
【一旦リストアップしてまとめよう!】
【作れるものから、データ集めしよう!】 【優先順付け、整備して公開しよう!】
【手間がかからないなら、公開しよう!】
役:役所担当
民:市民担当
役:避難所情報(一般、津波などの種別)
役:要援助者リスト
役:耐震対応している施設のリスト
役:公共施設の場所
役:緊急病院の場所
役:避難所までの津波到着想定時間、津波の高さ
役:防災倉庫の場所、備品の内容、容量
民:病院の場所
民:緊急時の備蓄品(チェックリストアプリ)
役民:危険建物情報(空き家も含む)
民:過去災害発生箇所の情報
役民:消防団の情報共有(訓練情報の共有化など)
役:高齢者、障害者の安否確認
役民:災害時の安全な避難経路情報
役民:災害時の倒壊した建物(リアルタイム性)
民:津波避難塔の階段を登る時間(高齢者向け)
役:補助金の申請先
役:仮設住宅の候補地
役民:旅行者向けの避難場所情報
役民:どこに行けば情報がもらえるかの
(ポータルか、避難所に紙を準備)
民:避難時の服装
【例】
地元利用側の民学のや
る気のある人材と相談
1. オープンデータ公開時の障害 対処方法(6/6)
④有用データなのか不明な場合
熊本震災の教訓 → 【災害時に必要なデータは、起こる前に公開する】
 災害時にどこに救助に行くべきかを、平時に調査済みの自治体情報から発信状況を確認警戒す
べき地域を推測していくとが必要。
 しかし熊本はオープンデータ率が0%だった。避難所も名前しかわからず住所を探すのに手
間がかかったので、ボランティアが向かえず支援に遅れをまねいてしまった。
 現在、熊本県では9つのオープンデータが公開されている。
この情報は他の自治体でも必要となりうる。
共通資産としてのオープンデータ → 【啓蒙活動、発見に向けた準備】
 行政で考えているアイデアとは、違う視点で民間側はデータを見ている。
有用かどうかは利用側が判断していくことも必要です。
 自治体内に住んでいない人にも、データ利用が可能となるため
思いもしていなかった利用用途が発生することもある。
 効果の出し方を考えるのは民間が得意とするところです。
地域で活躍している方たちと相談してみましょう。
Code for Numazu
危機管理課や福祉課など
と相談。
政策課、広報課、観光課、
地域振興課など対外向け
の部門も巻き込み相談。
該当する課題の当事
者の課と、腹落ちす
るまで話すこと。
2. 展開方法 - 優先順を考える
 いきなりは何でもできない!限られたリソースをうまく使おう!
人の命、災害、福祉に関する情報
熊本震災の例にもあるように、何かあったときにすぐに必要となるデータは
優先的に整備をすすめましょう。
震災以外にも、介護では見守りに繋がるもの、街づくりとしては統計情報など
自治体単位でビジネスや効率化以外の用途で、いざというときに使う情報を
整備対象とすることをお勧めします。
既にある情報
手間がかからないなら、すぐに公開しよう。
税金を使うまでも無く公開できるなら、費用対効果を考えるまでも無く
情報公開は行政の透明化に繋がるので、実施しましょう。
手間がかかるなら、優先順を市民と協業で考えよう。
手間をかけるなら、他の情報を整備した方がよいかもしれないです。
こここそ、費用対効果を見てチャレンジする部分となります。
Code for Numazu 9
2. 展開方法 -協働で考える
 既にあるデータ、これから欲しいデータ一緒に検討しよう
公民学で一緒に検討する方法は多々あります。
これでなければいけない!というものではありません。
それぞれの地域で、どの方法がやりやすいのか一緒に考えましょう。
Code for Numazu 10
No. 市民と協働するスタイル 検討方法
1 課題対応型 行政/住民からの課題
駆動型
具体的な課題に対応したアイデアソン、アプリコンテストの開催。
他地区の事例も参考に出来るため、UDCやLODなど利用する手もあります。
特にITが活発でない地域には、学生参加の場を意図的に作り出すことも必要。
啓蒙活動 Code for xx や地域のIT勉強会、ボランティア団体、市民活動などと連携して
マッピングパーティーやセミナーや定例会の実施。
特に、参加体験型は経験を通じて理解できるため、裾野を広げる効果有。
2 対話型 市民代表と横串で確
認
市民の代表(高校生、地元のIT業、有識者など)を含めて、オープンデータ
推進委員会を設置し、横軸で見ながら今後のデータ整備、公開の必要を確認
する。(神戸市などで実施しているパターン)
まちづくりの一環とし
て行政と協業
リノベーション、地方創生など、街づくりを利用した、市民との対話の中から必
要な情報公開を進める。
3 役所からの
アウトプット
市民のクレーム起点
型
市町村へのクレームリストなどを通じて、何があると活動に有益か、行政の効
率化に繋がるか、困りごとを解決できるか、座談会的に話す場を持つ。
2. 展開方法 – カタログ化(一覧化)する
 データをカタログ化をすることで様々な効果を生み出します
「HP上にあります」では、一覧性がありません。(例:国語辞典をバラバラにした状
態で、情報はどこかのページにあります、では意味が無い。纏まっていることに意
味がある)
調べることは出来るが、活用できないと意味が無い。(簡単に言えば、コピペや比
較すら出来ないと、情報としての価値が低い)
 とはいえ、独自にサーバーを準備する必要はありません。
現在LODや、静岡県であればふじのくにオープンデータカタログ等
オープンデータとして公開できる仕組みがあるので、それを活用すれば
カタログ化と、公開の両面で対応できます。
Code for Numazu 11
【検索性の向上】
(検索に関わる無駄な時間
を省ける)
【網羅性の確認ができる】
(足りないデータが判別し
やすい)
【住民周知効果が高まる】
(データでも商材でも纏まっ
ていることにより、認知力
は高まる)
【どのデータが、どんな形
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(アプリでの利便性向上)
Let’s Go!
Code for Numazu 12

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市役所とのオープンデータ検討の進め方

  • 3. 1. オープンデータ公開時の障害(1/6)  よくある、オープンデータ交渉時に役所と問題になる事項 お話に行くと、いろいろと問題点も出てきますが、整理してあげれば 次に進めるべき対策も分かってきます(具体策は次ページ以降) g Code for Numazu 3 No. 出せない理由 具体的課題 1 ①縦割組織によって自部門 だけで決定できない 各課がバラバラにデータを所管し、自由にデータを公開することが出来ない オープンデータ自身を庁内の職員が理解していないため、余計な手間が かかることを嫌う オープンデータの利用規約が無いため、責任の所在が不明瞭になり 各課として動けない 2 ②版権処理できていない ハザードマップなど、過去に外部に委託して作成したものは、版権がどのよ うになっているか分からないものがある(二次利用が可能かどうかが不明) 3 ③形式、対象が分からない どんなファイル形式、項目が入っていれば利用してもらえるデータとなるの か分からない 4 ④有用データなのか不明 利用者が使ってもらえるのか、税金を投入してやるべき費用対効果がある のか分からない
  • 4. 1. オープンデータ公開時の障害 対処方法(2/6) ①縦割組織によって自部門だけで決定できない場合 Code for Numazu 4 各課がバラバラにデータを 所管し、自由にデータを公 開することが出来ない オープンデータ自身を庁内 の職員が理解していないた め、余計な手間がかかるこ とを嫌う オープンデータの利用規約 が無いため、責任の所在 が不明瞭になり各課として 動けない 横串で市町村のデータ検 討を行える部門の選定。 静岡市のように、e-ラーニ ングで庁内職員に教育 オープンデータ活用・作成 の実践者から、庁内の課 長クラスに勉強会を実施 公開する利用基準の決定 や、都道府県のオープン データカタログの基準を踏 襲する方法を検討。 保データの保有、責任部門 の明確化 オープンデータ教育の推進 公開基準の明確化責任範囲、不備があった際 のルールが無い 教育・理解の不足。国の オープンデータ推進政策が 市町村レベルまで落ちてい ない 統括部門不在(CIOとして 横串で監督できない) 情報の一元管理が出来て いない どの課が何を持っているか、 整理。(システム部門で所管し ているデータは、他の課に例を 話せる状態とする) 地元利用側の民学のやる 気のある人材と相談。 【課題】 【原因】 【方針】 【対応方法】
  • 5. 1. オープンデータ公開時の障害 対処方法(3/6) ②版権処理できていない場合 どのデータが、どこまでの範囲で利用できるかを明確にする。 今後作成するデータについて方針が無ければ作成してもらう。  予め部門間で公開できない情報と、公開できる情報を切り分けできるよう調整する。  契約時に下記の3点、オープンデータとして利用可能な契約とする。 「①コンピュータで利用できる」「②再利用・再配布できる」「③誰でも利用可能である」 Code for Numazu 5 No. データの状態 明確にする情報 1 既にあるデータ 2次利用不可 ・PDF等、加工できない形式で公開可能か確認する。 ・データ作成契約が継続している場合は、条件の切り替えができないか契約 更新時に確認する。 条件付利用可 ・改変しなければ利用可(使用はOK)、など条件を明確にする。 ・データ作成契約が継続している場合は、条件の切り替えができないか契約 更新時に確認する。 オープンデータと して利用可 ・オープンデータとして整備できるか該当部門と確認する。 ・複数部門にまたがるデータの場合は、マスクが必要なデータを切り分ける。 2 今後のデータ ・オープンデータとして利用可能な契約をする
  • 6. 1. オープンデータ公開時の障害 対処方法(4/6) ③形式、対象が分からない場合 データ形式や、各データに利用が必要な項目については 利用側の要望や他の市町村と横並びして考えることが重要です。 最初は全データを対象とせず、どの市町村でも持っているであろう 災害・防災データを第一ターゲットとしました。 全てを一度にやろうとせず、優先順位をつけることが大事です。 Code for Numazu No. データ名 静岡 三島 気仙沼 神戸 沼津 オープンデータ化 整備優先順位 推奨形式 1避難所一覧 ○ ○ ○ ○ △PDF 高 csv 2津波避難ビル一覧 ○ - ○ ○ △htm 高 csv 3災害協定一覧(他都市) ○ × × × × 継続検討 4救護所一覧 ○ ○ ○ ○ × 高 csv 5消防本部・消防署・出張所一覧 ○ × ○ ○ × 高 csv 6防災ヘリポート一覧 ○ × × × × 継続検討 7公共施設情報 ○ × ○ ○ ○ 高 csv 8AED配置状況 ○ ○ × ○ ○ 高 csv ・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 16防災倉庫設置場所一覧 ○ ○ × × × 中 csv 17津波浸水想定図 ○ - ○ × △PDF 高 PDF 18ヘリコプター活動拠点・救援表示シート配備先一覧 ○ × × × × 継続検討 データ形式は、最終的には LinkedOpenDataとしたいが、最初 はcvsでもPDFでも公開プロセスを 確立することを重視しました。 比較対象都市を定め(静岡【同一県 内】、三島【隣接自治体】、気仙沼 【地形条件が似ている】、神戸【阪神 大震災後の整備状況確認】)データ の所有、形式を比較
  • 7. 1. オープンデータ公開時の障害 対処方法(5/6)  補足情報:災害・防災情報については、事前にCode for Numazuでも どのような情報が有用化検討しており、インプットに利用しました。 情報有情報無 効果大 限定的 【一旦リストアップしてまとめよう!】 【作れるものから、データ集めしよう!】 【優先順付け、整備して公開しよう!】 【手間がかからないなら、公開しよう!】 役:役所担当 民:市民担当 役:避難所情報(一般、津波などの種別) 役:要援助者リスト 役:耐震対応している施設のリスト 役:公共施設の場所 役:緊急病院の場所 役:避難所までの津波到着想定時間、津波の高さ 役:防災倉庫の場所、備品の内容、容量 民:病院の場所 民:緊急時の備蓄品(チェックリストアプリ) 役民:危険建物情報(空き家も含む) 民:過去災害発生箇所の情報 役民:消防団の情報共有(訓練情報の共有化など) 役:高齢者、障害者の安否確認 役民:災害時の安全な避難経路情報 役民:災害時の倒壊した建物(リアルタイム性) 民:津波避難塔の階段を登る時間(高齢者向け) 役:補助金の申請先 役:仮設住宅の候補地 役民:旅行者向けの避難場所情報 役民:どこに行けば情報がもらえるかの (ポータルか、避難所に紙を準備) 民:避難時の服装 【例】 地元利用側の民学のや る気のある人材と相談
  • 8. 1. オープンデータ公開時の障害 対処方法(6/6) ④有用データなのか不明な場合 熊本震災の教訓 → 【災害時に必要なデータは、起こる前に公開する】  災害時にどこに救助に行くべきかを、平時に調査済みの自治体情報から発信状況を確認警戒す べき地域を推測していくとが必要。  しかし熊本はオープンデータ率が0%だった。避難所も名前しかわからず住所を探すのに手 間がかかったので、ボランティアが向かえず支援に遅れをまねいてしまった。  現在、熊本県では9つのオープンデータが公開されている。 この情報は他の自治体でも必要となりうる。 共通資産としてのオープンデータ → 【啓蒙活動、発見に向けた準備】  行政で考えているアイデアとは、違う視点で民間側はデータを見ている。 有用かどうかは利用側が判断していくことも必要です。  自治体内に住んでいない人にも、データ利用が可能となるため 思いもしていなかった利用用途が発生することもある。  効果の出し方を考えるのは民間が得意とするところです。 地域で活躍している方たちと相談してみましょう。 Code for Numazu 危機管理課や福祉課など と相談。 政策課、広報課、観光課、 地域振興課など対外向け の部門も巻き込み相談。 該当する課題の当事 者の課と、腹落ちす るまで話すこと。
  • 9. 2. 展開方法 - 優先順を考える  いきなりは何でもできない!限られたリソースをうまく使おう! 人の命、災害、福祉に関する情報 熊本震災の例にもあるように、何かあったときにすぐに必要となるデータは 優先的に整備をすすめましょう。 震災以外にも、介護では見守りに繋がるもの、街づくりとしては統計情報など 自治体単位でビジネスや効率化以外の用途で、いざというときに使う情報を 整備対象とすることをお勧めします。 既にある情報 手間がかからないなら、すぐに公開しよう。 税金を使うまでも無く公開できるなら、費用対効果を考えるまでも無く 情報公開は行政の透明化に繋がるので、実施しましょう。 手間がかかるなら、優先順を市民と協業で考えよう。 手間をかけるなら、他の情報を整備した方がよいかもしれないです。 こここそ、費用対効果を見てチャレンジする部分となります。 Code for Numazu 9
  • 10. 2. 展開方法 -協働で考える  既にあるデータ、これから欲しいデータ一緒に検討しよう 公民学で一緒に検討する方法は多々あります。 これでなければいけない!というものではありません。 それぞれの地域で、どの方法がやりやすいのか一緒に考えましょう。 Code for Numazu 10 No. 市民と協働するスタイル 検討方法 1 課題対応型 行政/住民からの課題 駆動型 具体的な課題に対応したアイデアソン、アプリコンテストの開催。 他地区の事例も参考に出来るため、UDCやLODなど利用する手もあります。 特にITが活発でない地域には、学生参加の場を意図的に作り出すことも必要。 啓蒙活動 Code for xx や地域のIT勉強会、ボランティア団体、市民活動などと連携して マッピングパーティーやセミナーや定例会の実施。 特に、参加体験型は経験を通じて理解できるため、裾野を広げる効果有。 2 対話型 市民代表と横串で確 認 市民の代表(高校生、地元のIT業、有識者など)を含めて、オープンデータ 推進委員会を設置し、横軸で見ながら今後のデータ整備、公開の必要を確認 する。(神戸市などで実施しているパターン) まちづくりの一環とし て行政と協業 リノベーション、地方創生など、街づくりを利用した、市民との対話の中から必 要な情報公開を進める。 3 役所からの アウトプット 市民のクレーム起点 型 市町村へのクレームリストなどを通じて、何があると活動に有益か、行政の効 率化に繋がるか、困りごとを解決できるか、座談会的に話す場を持つ。
  • 11. 2. 展開方法 – カタログ化(一覧化)する  データをカタログ化をすることで様々な効果を生み出します 「HP上にあります」では、一覧性がありません。(例:国語辞典をバラバラにした状 態で、情報はどこかのページにあります、では意味が無い。纏まっていることに意 味がある) 調べることは出来るが、活用できないと意味が無い。(簡単に言えば、コピペや比 較すら出来ないと、情報としての価値が低い)  とはいえ、独自にサーバーを準備する必要はありません。 現在LODや、静岡県であればふじのくにオープンデータカタログ等 オープンデータとして公開できる仕組みがあるので、それを活用すれば カタログ化と、公開の両面で対応できます。 Code for Numazu 11 【検索性の向上】 (検索に関わる無駄な時間 を省ける) 【網羅性の確認ができる】 (足りないデータが判別し やすい) 【住民周知効果が高まる】 (データでも商材でも纏まっ ていることにより、認知力 は高まる) 【どのデータが、どんな形 式で利用できるのか判断 できる】 (アプリでの利便性向上)
  • 12. Let’s Go! Code for Numazu 12