オープンデータ 研修
基礎編
本日のゴール
n事例なんて聞いても、毎回、何も進まない。
今回は⾃治体として次に何をするのか決めて終わる。
各⾃治体
「今⽇中に」
次の⼀歩を
何を⾏うのか決める
⽀援しなければ
いけない課題は何か
決める
課題と希望を聞く 質疑応答
アジェンダ
n第⼀部:オープンデータ 基礎講座
n第⼆部:課題の確認
n第三部:個別アクション検討会!
Icebreaker
nみなさん、本⽇参加した理由をチャットに書いてください
1. 今年度こそはオープンデータに取り組みたいです
2. オープンデータをもっと広めたいです
3. 勉強しにきました!(キリッ
4. 上司に⾔われて仕⽅なくきました・・・
5. その他(理由を書いて)
データ利活用の負のループ
データを何に
使っていいか
わからない
時間がないのに
データ整備が
必要なの?
ノウハウが
残らない
新しい取り組みが
できない
勘と経験で
対応しよう
今までと同じで
いいや
活⽤されない!
蓄積されない!
変わらない!
あきらめる!
現状の姿
データ利活用が進んでない理由
n皆さん⾃⾝がデータ利活⽤していない状態だから
国から⾔われても、そんなの必要ないのでは?となってる。
nオープンデータも同じです。皆さんが、いくら説明しても
現課、市⺠は「オープンデータ」ってなに?となっています。
システムや
企画部⾨
現課
市⺠/企業
オープンデータ
に協⼒して
・俺は使わないし
・なにそれ?美味しいの?
・仕事を増やすな
・誰が責任取るの?
・なにそれ?美味しいの?
(知らないものは要望され
ない)
・データの⾒⽅がわかりま
せん!どう使うの?
概念ではなく
具体的な⽅法の
教育不⾜
啓蒙がまったく
されていない
システムだけは3流
現課と⼀緒で2流
市⺠が⼀緒で1流
データ利活⽤社会の到来
世界最先端IT国家創造宣⾔
8
総論
n「ヒト・モノ・カネ・データの資源併存」
→ 「データの上で、ヒト・モノ・カネが活きる」時代へ
9
ヒト カネ
モノ
データ
(情報)
データ
(情報)
ヒト カネ
モノ
IT
⾰命
社会構造が変わる
ITの進歩は想定していないことも起こる
→ ITの進歩を随時取り⼊れ、素早く反復を
繰り返し柔軟に政策、KPIを調整する!
ア
"
プ
デ
%
ト
柔
軟
に
調
整
柔
軟
に
調
整
政策・指標(KPI)
の判断
【課題】
個⼈情報、知的財産権
サイバーセキュリティ対策
倫理のあり⽅など
→ 並⾏して対策を⽴てる
官民データ活用推進基本計画
n官⺠データ利活⽤の推進で解決が期待される重点8分野
10
横断的なデータ
連携整備
プラットフォー
ムの整備
プラットフォー
ムの整備
プラットフォー
ムの整備
データ標準化
データ標準化
データ標準化
各
プ
ラ
$
ト
フ
'
(
ム
の
デ
(
タ
連
携
経
済
再
⽣
・
財
政
健
全
化
⾏政改⾰
(社会保障も含む)
⽣産性向上、イノベー
ション、働き⽅改⾰
地域の活性化
国⺠⽣活の安全・安⼼の確保
①電⼦⾏政分野 IT化、BPRによる国⺠の利便
性向上、⾏政コストの削減
②健康・医療・介護
分野
重症化予防、遠隔医療、エビ
デンスに基づく治療・介護
③観光分野 観光需要に応じた
地域の⾼齢者の雇⽤創出
④⾦融分野 FinTechなどの新サービスや
イノベーションの創出
⑤農林⽔産分野 篤農家技の蓄積・継承
⽣産性の向上、雇⽤創出
⑥ものづくり分野 産業⾰新、⽣産性向上、働き
⽅改⾰、匠の技の蓄積・継承
⑦インフラ・防災・
減災等分野
災害リスクの予防、発災・復
旧時の円滑な⽀援
⑧移動分野 ⾃動運転による地域の⾼齢者
等の移動⽀援、物流効率化
課題 重点8分野 期待される効果(例)
世界最先端
デジタル国家創造宣⾔
改定
2019年6⽉14⽇ 閣議決定
11
基本的考え
有効求⼈倍率
1.62倍
労働⼒の不⾜
【課題】
・少⼦⾼齢化、⼈⼝減少
・⼥性・⾼齢者の労働参加向上
⼈⼝縮減を
前提とした
パラダイムシフト
医療 介護
インフラ 街づくり
国⺠が安全で安⼼して暮らせ
豊かさを実感できる社会を
実現することを⽬指し
デジタル技術の恩恵を誰もが
享受できる包括的な
「デジタル社会」
に向けた重点計画を取りまとめる
テクノロジーを漠然と受容することなく社会実装を強く意識する
世界最先端を目標としたこれまでの歩み
n超⾼速ネットワークインフラ整備からIT利活⽤へ
世界規模で進⾏する
IT⾰命
18世紀の英国発の
産業⾰命=
匹敵
【インフラの実績】
インフラ整備は
世界最⾼⽔準
【利活⽤の実績】
利⽤者ニーズを把握
せず、組織を超えた
業務改⾰せず
情報
⼈ 物 ⾦
障害となる組織の壁や
制度・ルールの打破
情報の上に⼈物⾦が動く時代
データ
利活⽤
社会へ
政府CIO
これまで これから
オープンデータ利活⽤
14
・透明性・信頼性の向上
・市⺠参加・公⺠協働の推進
・経済の活性化・⾏政の効率化
オープンデータとは
⾏政の透明性を⾼める
市⺠と⼀緒に地域・経済に価値を出す
15
人口減少
税金
増えない
インフラ
維持大変
行政サービス
減らせない
オープン
データ
市民企業 行政
今までの⾏政がすべてのサービスを
⾏うことに無理が⽣じている。
オープンデータの登場
市民
企業
行政
サービスA
サービスB
・
サービスXXX
サービス A
サービスB
・
サービスXXX
新サービス1
地域課題解決
「膨⼤な」
サービス
提供
⾏政が⼀括管理
⾏政データ
未活⽤
市⺠の要望
増やせない
①お⾦がかかる、新規に出来ない
②⾒える化によって効果を発揮
⾏政、市⺠、企業
様々な組み合わせ
でサービスを提供
市⺠⾃ら、地域課題に
対して解決サービスを
作ることができる!
公⺠協業を通じ、市⺠がより地域に参加。その⼀歩⽬がオープンデータである。
③市⺠の⼒を活⽤
市⺠⾃治への道筋
有るのに出
来ないサー
ビスもある
④⾏政、市⺠、企業トータルで
地域運営することが可能になる
ビジネス
チャンス
もある。
地域の産
業育成。
変
化
1.3 オープンデータについて
nオープンデータの定義は下記3点です。
u多数のデータを合わせて利⽤し効果が増⼤させます。価値あるデータを、利⽤途中
で制限がついたり、使えなくならないよう考慮をした結果、定義されました。
16
No. 特徴 説明
1 営利⽬的、⾮営利⽬的
を問わず⼆次利⽤可能
なルールが適⽤された
もの
「⾮営利⽬的のみの利⽤に限る」「教育⽬的での利⽤に限る」などの制
限も許されない。オープンデータであるためには、制限無く誰でも利⽤
可能な状況でなくてはならない。
2 機械判読に適したもの
(コンピュータで利⽤
できる)
オープンデータはスマートフォン、タブレット、パソコン等で利⽤でき
る形式であることが必要である。紙での提供や、HP上にHTMLで書か
れているだけのデータはオープンデータではない。
3 無償で利⽤できるもの 制限なく誰でも無償で利⽤できる状況にあるものがオープンデータとな
る。
公民連携の新しい形、オープンガバナンス
nよくある、⾏政と市⺠の対話のスタイル
17
窓⼝(電話)
市⺠
○○について
お願いしたいん
ですが。
・前例がないなぁ
・⾃分の担当じゃない
・そんなこと知らない
すいません
できません。
担当者
市⺠
問い合わせ 説明会
市⺠ 市⺠ 市⺠
⼀⽅通⾏で
説明
検討します。
ご意⾒ありがと
うございました。
AAAはどう
ですか?
BBBについ
て教えてく
ださい。
CCCをして
ください!
対話ではなく
⾃分の思いを
互いに⾔ってる状態
公民連携の新しい形、オープンガバナンス
nこんな状態を変えていく。これから市⺠と⾃治体で作
り上げる姿、それが「オープンガバナンス」です。
nオープンガバナンスとは、下記の2つが揃って
実現されるものです。
u「⾏政」の情報のオープン化、開かれた⾏政!
u「市⺠」の情報を活⽤した課題解決への関与!
同じデータを
みることで
同じ⼟壌で議論をする
データ
(情報)
⾃治体 市⺠
データの利活用、これからは必要になる
n市⺠も⾏政も、データの利活⽤が必要になる
必要なデータを
考える⼒
必要なデータを
⾒る⼒
その課題を考えるためにはどのような
データ、どのような数値が必要かを
考えられる⼒を鍛えていくこと。
データを正しく⾒る、判断する⼒。
データを読み間違ったり、偏った⾒⽅を
してしまうと、せっかくのデータが
無駄になってしまう。
シビックテック - 市民側の活動
nシビックテック(CivicTech)って何?
uシビック(市⺠の)とテック(テクノロジー)を
あわせた⽤語です。「テクノロジーを活⽤
しながら⾃分たちの⾝のまわりの課題を
⾃分たちで解決していこう」という考え⽅です。
uCode for Americaで、「⾏政サービスを
スマホのように使いやすく」というキャッチ
フレーズから始まり現在は、地域の課題解決
まで⾃然と発展してきました。
nシビックテック活動を、⽇本に取り⼊れているのが
Code for 団体となります。
20
地域課題
地域にある
課題を
市⺠がテクノ
ロジーを利⽤
して解決!
地域
課題
地域
課題
地域
課題
シビックテックとオープンガバナンス
n⼆つのサイクルで価値を出す。その際の⾎液となるのが
オープンデータ/庁内データである。
21
省庁
⾃治体
⾃治体
課題を
持つ
団体
課題を
持つ
NPO
課題を
持つ
住⺠
課題の
源泉
住⺠に
サービス
の形で
返却する
課題の
源泉
⾏政サービス / 課題発⾒・課題解決のためのオープンデータ
地域の
Civic
Tech
ICT利活⽤による課題解決
①オープンデータ
利活⽤
②庁内データ利活⽤
オープンデータは補助
⾦とは違う形で住⺠と
協働する原動⼒
オープンデータと地域のつながり
nいろんなところの介護計画・地域福祉計画のところで話してる
もの。
地域の
オープン
データ
⾃治体
社協
企業
公開可能な
データ
個⼈
情報
個⼈
情報
個⼈
情報
企業
公開可能な
データ公開可能な
データ
計画・アクションプラン
各種施策、業務効率化
計画・アクションプラン
各種施策、業務効率化
事業計画
業務効率化
新規サービス
新規サービス
透明性・信頼性の向上
新型コロナ対策サイト
名寄市立総合病院の事例
n名寄市のオープンデータ公開の経緯
u名寄市では、昨年度までオープンデータを公開していませんでした。
u今年の2⽉に、私が名寄市で30名ほどの市⺠・職員さんにデータ利活
⽤研修を実施しました。
u名寄市⽴総合病院の職員さんが、まずは、⾃分の管轄している部⾨か
ら!ということで、4/26⽇より、オープンデータが公開されました。
u「平成31年度診療材料仕⼊単価」「名寄市⽴総合病院電⼒使⽤量等」
現在⾒えているデータはこの2つ。
nどうなったか
u仕⼊単価を公開したところ、翌⽇連絡があり、年間の購⼊費⽤が100
万円以上削減できることがわかりました。
n数値としてアプリで使うだけがオープンデータではない。
理解した部⾨の⼩さなデータからでも、透明性を⽰せる。
市⺠参加
公⺠協働の推進
その日の除雪車の走行状況を地図上で見やすく確認できるサービス。
20秒ごとに走行状況が更新されるので、除雪車の走行場所を細かく把握することがで
きます。
防災
減災
少子
高齢
防犯
医療
教育等
その日の除雪車の走行状況を地図上で見やすく提供
By 福島県会津若松市
除雪車ナビ
除雪⾞ナビ 誕⽣の キッカケ
l 会津若松市では毎年冬の時期になると除雪に関する問
い合わせや苦情が市⺠から1,000件以上寄せられていた。
除雪⾞ナビ でこう 変わった!
会津若松市の地域情報ポータルサイト「会津若松+」(2015年12⽉開
設)上に新サービスとして「除雪⾞ナビ」機能を追加(2016年3⽉)。
その⽇の除雪⾞の⾛⾏状況を地図上で⾒やすく確認できるサービ
ス。20秒ごとに⾛⾏状況が更新されるので、除雪⾞の⾛⾏場所を
細かく把握することが可能。 「除雪⾞ナビ」は 「会津若松+」 に
登録したうえでログインし利⽤できる。
(2016年3⽉ サービス開始)
産業
創出
l 除雪⾞の稼働状況や除雪作業の実施の有無が⾒える化
されておらず、現場の確認や除雪運転⼿への電話によ
る問合せでしか把握できないため、市⺠からの問合せ
に対し適確に対応できないケースがあった。
除雪⾞の運⾏予定
と⾛⾏状況を公開
l 除雪⾞ナビにより除雪⾞の稼働状況を市職員や除雪⾞
運転⼿の間でリアルタイムに共有することで注意しな
がら除雪対応することが可能となり、苦情が減少した。
l GPS機能により、除雪⾞の稼働状況をリアルタイムに
把握できるようになったことで、市⺠からの問合せや
苦情への電話応対や現場対応が迅速になった。
平成30年2⽉21⽇版
政府CIOポータル
オープンデータ100
より抜粋
全除雪⾞に配備したスマートフォンのGPS機能を活⽤して利⽤者
が地図上の除雪路線のどの位置で除雪⾞が作業をしているかをリア
ルタイムで確認することができる。対象エリアは会津若松市が管理
している市道約830kmと歩道116kmで、パソコンやスマートフォ
ンから24時間いつでも閲覧が可能。除雪中に路上駐⾞や倒⽊などで
作業が出来ない際は、スマートフォンで撮影した写真を担当部局に送
信し、スムーズな対応が出来るなどの利点もある。
会津若松市の直営、業者委託分合わせて約250台の
除雪車の走行データを公開し、Web上で見える化。
その日の除雪車の走行状況を地図上で見やすく提供
By 福島県会津若松市
除雪車ナビ
さらなる活⽤に向け
て現在、除雪⾞の⾛⾏データは市道分しかない。市⺠にとっ
ては、市道、県道、国道の区分は関係ないため、今後市では
国や県の除雪⾞⾛⾏データを取得し、標準的に取り扱えるよ
うしたいと考えている。具体的には、市道、県道及び国道の
データを⼀元的に蓄積・管理し、標準的で汎⽤性が⾼いAPI
の提供など、市⺠にとって便利なサービス開発に活かしたい
としている。
―受賞歴
福島県会津若松市地域
市道除雪路線データ、
除雪車走行データ、(GPSデー
タ)
使用データ
CSVデータ形式
Webアプリ提供形態
防災
減災
少子
高齢
防犯
医療
教育等
産業
創出
会津若松市が地⽅創
⽣の⼀環として地域情
報ポータルサイト「会
津若松+」を2015年
12⽉に開設し、その後、
その機能の⼀つとして
「除雪⾞ナビ」が追加
された。
除雪⾞ナビでは、会
津若松市直営及び業者
委託分を合わせて約
250台の除雪⾞の⾛⾏
データを公開し、Web
上で⾒える化を⾏って
いる。
平成30年2⽉21⽇版
政府CIOポータル
オープンデータ100
より抜粋
自治体のホームページの一番下
n2017 Copyright Susono City,All Rights Reserved
nこんなのが書いてあります。
つまり、ここのサイトにあるものは全部裾野市に著作権が
ありますよって書いてあるのです。
nそうすると、、、勝⼿に商業的利⽤はできないですよね。
uたぶん聞けば、OKと⾔われるが全ての確認をするのはめんどくさい
Amazon/GoogleもWikipediaを使う
nAmazon EchoやGoogle home使ったことありますか?
n多くの単語の意味は、Wikipediaによると、、、と
⾳声応答されます。
nこれが何を意味するかというと、Wikipediaにない記事は
スマートスピーカーの世界ではないものと同じということです。
n地域の有名なものが無かったことになってよいですか?
沼津市:神明塚古墳にQRコード設置!
次に貼るQR
コード
・⼤泉寺
・霊⼭寺
14回
WikipediaTo
wnを実施し
ている。
裾野市とWikipediaを活⽤した覚書締結!
発⾏したQRコード
・佐野原神社
・裾野市中央公園
・裾野市⽴鈴⽊図書館
・旧植松家住宅
・五⻯の滝
数字のデータでなくってもいい。
n写真のデータだってあり。
例えば、静岡県だとこれも⽴派なオープンデータ !
オンライン背景で背景に使える画像。
経済の活性化
⾏政の効率化
介護現場で課題とされている、適切な施設探し。1つの施設を探すのに3日かかることも。
もしそれを30分にまで縮めることができたら…?そんな願いを実現した、介護者を支えるサービス。(2014年4月頃 サー
ビス開始)
ミルモ 誕生の キッカケ
l 介護に関する情報は散在しており、
情報を集約して介護現場に伝えられていなかった
ミルモ でこう 変わった!
l 自治体が提供する介護事業所情報(約2,100か所)をまとめて提供
できるため、介護現場の負担を大幅に減らした
l リリース後1年半で、ケアマネージャの半数以上が使用する
アプリに成長
l オープンデータを介護者に対し活用することにより
“高齢者を支える人向け”として新たな可能性を示した
ミルモ
介護を支える、新しいカタチ
By 株式会社ウェルモ
介護に必要な情報がタブレット上で確認できる
(ミルモタブレットの使用画面例)
防災
減災
産業
創出
少子
高齢
防犯
医療
教育等
政府CIOポータル
オープンデータ100
より抜粋
福岡ビジネス・デジタル・コンテンツ賞2015
−優秀賞、地域情報化対象2015ほか
受賞歴
福岡市地域
厚労省・福岡市・福岡県警提供の
介護事業所情報
使用データ
HTML、PDF、XLSほかデータ形式
Webアプリ、タブレットアプリ、CRMシス
テム
提供形態
公共データは+αで新ビジネスに
ミルモ
介護を支える、新しいカタチ
By 株式会社ウェルモ
ミルモの基礎を構築しているの
は、厚生労働省が公開している介
護事業所データなどのオープンデ
ータである。これまでケアマネー
ジャーは、福岡市内で約2100ヶ
所を超えるそれらの事業所につい
てを自ら調べ、必要な際には直接
電話をし、要介護者に適切な施設
を選ぶのに平均して3日の時間を
かけていたという。
株式会社ウェルモは福岡市から
住所・介護保険のあらまし・事業所番号・福岡市の障がい福祉加算情報・
各窓口・連絡先一覧等・人員配置等の情報デジタル化許可を受け、さらに
は独自に収集した各所の配食やボランティアの情報などデータを情報プ
ラットフォーム上に集約し、ミルモをつくりあげた。これによりケアマネ
ジャーや家族の負担は大幅に軽減された。行政が公平性を担保しつつ公開
するオープンデータに民間だからこそできる工夫を加えることで、新たな
ビジネスを構築している。
リリース後18か月時点で、福岡市内では包括支援センターでは95%のシェア、
ケアマネジャー向けタブレットサービスは 66%のシェア、施設向けクラウド
CRM対象介護事業所は27%シェアという圧倒的なシェア獲得を実現した。
電子行政
オープンデータ戦略
日本政府は平成24年7月に「電子行政オープンデータ戦略」を発表し
ている。これは政府が積極的に公共を公開することや営利・非営利目的
に関わらず活用を促進することなどを原則とした取組である。これ以降、
各省や自治体はこぞって公共データを公開している。つまり、ミルモの
ように新ビジネスや新サービスになり得るデータがまだ眠っている可能
性があるということだ。日本のオープンデータへの取組はまだ始まった
ばかり。とりかかるなら今がチャンスである。
防災
減災
少子
高齢
防犯
医療
教育等
産業
創出
政府CIOポータル
オープンデータ100
より抜粋
実は企業はオープンデータを使っている
nただし、多くの企業は、⾃分の強みの源泉となるデータや
⽅法を公開したりしない。
n知らない企業・地域はますます差が開く。
市⺠にもできる
データ利活⽤
38
オープンストリートマップ
nOpenStreetMapとは
uフリーでオープンに利⽤
できる地図情報を
u誰でも⾃由に参加して
誰でも⾃由に編集でき
誰でも⾃由に利⽤すること
ができるものです。
39
© OpenStreetMap contributors
OpenStreetMap
nポケモンGo!の背景もOpenStreetMapです。
これは、オープンデータだからできるのです。
nでも、シルバー世代やICT苦⼿な⼈だとできないのでは・・・。
いいえ、そんなことはありません。
n掛川市では、数⼈のおじいちゃん達で、掛川市の地図を
GoogleMap以上の書き込み量にしてしまいました。
n「できるか、できないか」ではなく
「やるか、やらないか」なのです。
市町村の取り組み
n都市計画図・オルソフォト(航空写真)をOpenStreetMapに
取り込めるように整備し、今では利⽤できるようになっていま
す。
n会津若松市も全域をOpenStreetMapで地図を作成している。
n印刷向けのハザードマップのデータの元地図に利⽤することで
コスト削減と、必要な箇所の情報を充実させることができる。
nOpenStreetMapが活⽤できることで、毎年の通勤ルートの
地図の貼り付けや、イベントや各部⾨で使う地図の費⽤削減に
繋がっていく。
これが、市⺠協働でできる!
データが⼈を豊かにする社会へ
まず、ここから変わっていこう!
nみなさん、オープンデータ の⽂脈わかりましたか?
1. わかった!
2. だいたいわかった!
3. よくわからなかった!
オープンデータ処⽅箋
状況確認
n⾃治体ごとの状況確認、イメージはあってる?
u書かなかったけど質問あれば聞くよ?(ちょっと待つ)
状況 実施前 取り組み開始 取り組み中
情報部⾨が
理解していない
(計画、データ化・運⽤)
【⽅針:理解する】
・名張市 ・尾鷲市
・菰野町 ・多気町
・昭和町 ・南伊勢町
・⼤台町 ・⼤紀町
・紀宝町
【⽅針:スモールスター
ト】
・いなべ市
【⽅針:市⺠にとって必要
なニーズを聞く】
原課が理解していない 【⽅針:仲間を作る】
・⿃⽻市
・伊賀市
【⽅針:仲間を作る】
・四⽇市市
・いなべ市
【⽅針:ルール化】
情報部⾨も原課も
やる気あり
【⽅針:やろうぜ!】 【⽅針:やろうぜ!】
・⽊曽岬町?
【⽅針:やろうぜ!】
じゃあ、後半ではこれを検討しよう
n実施前:計画
n実施前:データ・運⽤化
n実施前:原課が理解していない
n取組開始後:スモールスタート⽅法
n取組開始後:仲間を作る
推奨データ処方箋
n基本14データ
uそもそも、全項⽬埋める必要はない。
Step3
Step2
Step1 今持っている項⽬を埋める
周辺⾃治体やアプリで必要なデータを⼊れる
・ユーザーは誰なのか?考える。
例)イベントデータ:市外局番まで⼊れようよ。
外国⼈向けに読み仮名も。
完成をめざす
清水町を調べて見ました
n1時間ほどの調査で、だいたいデータがあることが判明しました。
48
No. データセット Webの状況 可否
1 AED設置施設⼀覧 AEDマップ(清⽔町消防本部作成)
https://www.google.com/maps/d/viewer?mid=1a1aoRyHIp64Wmfc-
4GXjgg6xJNw&hl=en_US&ll=35.09900920934147%2C138.90040699999997&z=14
○
2 介護サービス施設⼀覧 介護保険の部⾨の⽅、情報持ってますよね? ○
3 医療機関⼀覧 国⺠保険の部⾨の⽅、情報持ってますよね? ○
4 ⽂化財⼀覧 http://www.town.shimizu.shizuoka.jp/koryu/syakai00014.html
「特に重要な史跡・天然記念物・古⽂書などの⽂化財18点が町の指定を受けています」
○
5 観光施設⼀覧 清⽔町おさんぽガイド http://www.town.shimizu.shizuoka.jp/content/300333246.pdf
マッピングパーティで町⺠と⼀緒に完成させるのもあり。
○
6 イベント⼀覧 今⽇のワークショップの題材 ○
7 公衆無線LANアクセスポイント⼀覧 不明のため、確認 ○
8 公衆トイレ⼀覧 電気や⽔道使っているので、どこかの部⾨が管理してますよね? ○
9 消防⽔利施設⼀覧 ふじのくにオープンデータカタログに「消⽕栓と防⽕⽔槽の位置情報」である ○
10 避難場所⼀覧 じのくにオープンデータカタログに「避難所」である ○
11 地域・年齢別⼈⼝ http://www.town.shimizu.shizuoka.jp/zeim/zeim00037.html ○
12 公共施設⼀覧 ふじのくにオープンデータカタログに「清⽔町公共施設情報(建物)」である ○
13 ⼦育て施設⼀覧 清⽔町内認可保育施設マップ http://www.town.shimizu.shizuoka.jp/kodomo/kodomo00033.html ○
14 オープンデータ⼀覧 ⼀覧を作ればOK ○
推奨データ処方箋
n基本14データ
三重県は、旅⼈が周遊することも考えてデータ整備すると
⾯として捉えられる。町⼈は知ってるよではなく、ご近所の
街の⼈まで⽣活圏で考える。
No. データ名 お勧め具合
1 AED設置箇所⼀覧 数が少ないならお勧め→⾯であることに意味がある
2 介護サービス事業所⼀覧 介護部⾨が協⼒的ならOK
3 医療機関⼀覧 医療部⾨が協⼒的ならOK
4 ⽂化財⼀覧 ⾒つからない⽂化財に意味はない
教育委員会か⽣涯学習部⾨が持っているので整理して
もらう
5 観光施設⼀覧 観光部⾨が協⼒的ならOK
6 イベント⼀覧 HPや広報誌にバラバラに存在するので整理必要
7 公衆無線LANアクセスポイント⼀覧 数が少ないならお勧め→ ⾯であることに意味がある
8 公衆トイレ⼀覧 これについても数が少ないならお勧め
推奨データ処方箋
n基本14データ
No. データ名 お勧め具合
9 消防⽔利施設⼀覧 消防局が最低でも紙で管理している(普通は消防⾞と
連動するためデジタルでもある)
10 指定緊急避難場所⼀覧 避難所のデータは、⾯で捉えて出すべき
11 地域・年齢別⼈⼝ 統計情報は既にあるのでやりやすい
12 公共施設⼀覧 最低でも管財の部⾨が持っている
13 ⼦育て施設⼀覧 ⼦育て部⾨が協⼒的ならOK
14 オープンデータ⼀覧 1−13の1つでも出せたなら作ろう!
入札・プロポーザルで対応
n新システムを導⼊するとき、更改するときには
仕様書に必ず追加して欲しい項⽬があります。
uデータを選択して⾃由(もしくは、⽇々)エクスポートできる
or
API連携して取り出せる。
nこれだけ気をつけるだけで、⼤分⾃動化につながる。
RPA導入時対応(RPAはお勧めしない)
nRPA導⼊時に、業務フローの中でカウントや集計の機能を
組み込んでしまい、⾃動で更新する。
処理
処理
処理
RPA
・申請数をカウントする
・データをアップロードする
・整形作業を組み込む
庁内データ利活用の取り組み状況確認
n⽇常業務で利⽤しているデータ、管理⽅法で困りごと、懸念点
があればチャットに書いて。あと、なかなか進んでいない原因
があれば教えてください。
53
No. 領域 具体的な課題 コメント
1 個⼈の
スキル
特定の担当者しか分からないデータがある
データを整理する時間がない
2 組織全体
ルール
庁内データの利⽤に関するルールがない
教育のカリキュラムがない
個⼈情報をどこまで利⽤してよいのか分からない
3 部⾨間の課題 他部⾨との間で似ているデータをお互い持っている
4 部⾨内の業務 毎年、⼀から作成しているデータがある
⾃部⾨内で紙資料管理したり、エクセルで管理しているデータが
ある
PCで⼊⼒しているが、統計や分類に利⽤するまで整備できてい
ない
そのほか
⾃治体別に⽅針確認
OD公開を妨げるものへの対処法
既に進めている⾃治体
or
今進める⾃治体向け
よくある公開時の障害
nオープンデータ交渉時に役所と問題になる事項をまとめました。
56
No. 出せない理由 具体的課題
1 ①縦割組織によって⾃部
⾨だけで決定できない
各課がバラバラにデータを所管し、⾃由にデータを公開することが出
来ない
オープンデータ⾃⾝を庁内の職員が理解していないため、余計な⼿間
が
かかることを嫌う
オープンデータの利⽤規約が無いため、責任の所在が不明瞭になり
各課として動けない
2 ②版権処理できていない ハザードマップなど、過去に外部に委託して作成したものは、版権が
どのようになっているか分からないものがある(⼆次利⽤が可能かど
うかが不明)
3 ③形式、対象が分からな
い
どんなファイル形式、項⽬が⼊っていれば利⽤してもらえるデータと
なるのか分からない
4 ④有⽤データなのか不明 利⽤者が使ってもらえるのか、税⾦を投⼊してやるべき費⽤対効果が
あるのか分からない
公開時の障害
①縦割組織によって⾃部⾨だけで決定できない場合
57
各課がバラバラにデータを所
管し、⾃由にデータを公開す
ることが出来ない
オープンデータ⾃⾝を庁内の
職員が理解していないため、
余計な⼿間がかかることを嫌
う
オープンデータの利⽤規約が
無いため、責任の所在が不明
瞭になり各課として動けない
横串で市町村のデータ検討を
⾏える部⾨の選定。
静岡市のように、e-ラーニン
グで庁内職員に教育
オープンデータ活⽤・作成の
実践者から、庁内の課⻑クラ
スに勉強会を実施
公開する利⽤基準の決定や、
都道府県のオープンデータカ
タログの基準を踏襲する⽅法
を検討。
データの保有、責任部⾨の明
確化
オープンデータ教育の推進
公開基準の明確化
責任範囲、不備があった際の
ルールが無い
教育・理解の不⾜。国のオー
プンデータ推進政策が市町村
レベルまで落ちていない
統括部⾨不在(CIOとして
横串で監督できない)
情報の⼀元管理が出来ていな
い
どの課が何を持っているか、
整理。(システム部⾨で所管し
ているデータは、他の課に例を話
せる状態とする)
地元利⽤側の⺠学のやる気の
ある⼈材と相談。
【課題】 【原因】 【⽅針】
【対応⽅法】
利用規約について
n利⽤規約については2つあります。
u利⽤者に対しての利⽤規約
→ こちらについては、既にオープンデータを公開している市町村の
利⽤規約を参考にするのがよいと思います。
n 沼津市、伊⾖の国市、伊東市の規約であれば私も確認しておりますので
特に問題ないと思います。
n 必ず載せるものとしては
u全体の説明(オープンデータ推進の⽬的、官⺠データ活⽤基本法や、県の政策などと合わ
せて)
uライセンスの明記
uデータの正確性、完全性、最新性は保証していないこと
u利⽤したことによって⽣じた損害について責任を負わないこと
u利⽤規約違反時の連絡先
n あるといい説明
uオープンデータについての説明
uどういうデータを対象にしているかを記載
u庁内でデータを共有するときのルール
→ オープンデータに関わらず、庁内のデータ利活⽤、⼀元管理のために
同様のルールを作成している⾃治体が増えてきています。
58
公開時の障害
②版権処理できていない場合
uどのデータが、どこまでの範囲で利⽤できるかを明確にする。
u今後作成するデータについて⽅針が無ければ作成してもらう。
n 予め部⾨間で公開できない情報と、公開できる情報を切り分けできるよう調整す
る。
n 契約時に下記の3点、オープンデータとして利⽤可能な契約とする。
「①コンピュータで利⽤できる」「②再利⽤・再配布できる」「③誰でも利⽤可
能である」
59
No. データの状態 明確にする情報
1 既にあるデータ 2次利⽤不可 ・PDF等、加⼯できない形式で公開可能か確認する。
・データ作成契約が継続している場合は、条件の切り替えができないか
契約更新時に確認する。
条件付利⽤可 ・改変しなければ利⽤可(使⽤はOK)、など条件を明確にする。
・データ作成契約が継続している場合は、条件の切り替えができないか
契約更新時に確認する。
オープンデータ
と
して利⽤可
・オープンデータとして整備できるか該当部⾨と確認する。
・複数部⾨にまたがるデータの場合は、マスクが必要なデータを切り分
ける。
2 今後のデータ ・オープンデータ・バイ・デザインを考慮して、オープンデータとして
利⽤可能な契約をする
契約内容がよくわからない
ときは、契約の担当部⾨に
確認しましょう!
3.1 公開時の障害 対処方法
③形式、対象が分からない場合
uデータ形式や、各データに利⽤が必要な項⽬については
利⽤側の要望や他の市町村と横並びして考えることが重要です。
u最初は全データを対象とせず、どの市町村でも持っているであろう
災害・防災データを第⼀ターゲットとしました。
u全てを⼀度にやろうとせず、優先順位をつけることが⼤事です。
No. データ名 静岡 三島 気仙沼 神戸 沼津
オープンデータ化
整備優先順位
推奨形式
1避難所一覧 ○ ○ ○ ○ △PDF 高 csv
2津波避難ビル一覧 ○ - ○ ○ △htm 高 csv
3災害協定一覧(他都市) ○ × × × × 継続検討
4救護所一覧 ○ ○ ○ ○ × 高 csv
5消防本部・消防署・出張所一覧 ○ × ○ ○ × 高 csv
6防災ヘリポート一覧 ○ × × × × 継続検討
7公共施設情報 ○ × ○ ○ ○ 高 csv
8AED配置状況 ○ ○ × ○ ○ 高 csv
・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
16防災倉庫設置場所一覧 ○ ○ × × × 中 csv
17津波浸水想定図 ○ - ○ × △PDF 高 PDF
18ヘリコプター活動拠点・救援表示シート配備先一覧 ○ × × × × 継続検討
データ形式は、最終的には
LinkedOpenDataとしたいが、
最初はcvsでもPDFでも公開プ
ロセスを確⽴することを重視し
ました。
⽐較対象都市を定め(静岡【同⼀
県内】、三島【隣接⾃治体】、気
仙沼【地形条件が似ている】、神
⼾【阪神⼤震災後の整備状況確
認】)データの所有、形式を⽐較
展開方法 - 優先順を考える
nいきなりは何でもできない!限られたリソースをうまく使おう!
u⼈の命、災害、福祉に関する情報
n熊本震災の例にもあるように、何かあったときにすぐに必要となるデー
タは
優先的に整備をすすめましょう。
n震災以外にも、介護では⾒守りに繋がるもの、街づくりとしては統計情
報など
⾃治体単位でビジネスや効率化以外の⽤途で、いざというときに使う情
報を
整備対象とすることをお勧めします。
u既にある情報
n⼿間がかからないなら、すぐに公開しよう。
税⾦を使うまでも無く公開できるなら、費⽤対効果を考えるまでも無く
情報公開は⾏政の透明化に繋がるので、実施しましょう。
n⼿間がかかるなら、優先順を市⺠と協業で考えよう。
⼿間をかけるなら、他の情報を整備した⽅がよいかもしれないです。
こここそ、費⽤対効果を⾒てチャレンジする部分となります。
61
展開方法 ‒ カタログ化(一覧化)する
nデータをカタログ化をすることで様々な効果を⽣み出します
u「HP上にあります」では、⼀覧性がありません。(例:国語辞典をバラバ
ラにした状態で、情報はどこかのページにあります、では意味が無い。纏
まっていることに意味がある)
u調べることは出来るが、活⽤できないと意味が無い。(簡単に⾔えば、コピ
ペや⽐較すら出来ないと、情報としての価値が低い)
n独⾃にサーバーを準備する必要はありません。
LinkDataや、ふじのくにオープンデータカタログ等、オープンデー
タとして公開できる仕組みがあるので、それを活⽤すればカタログ
化と、公開の両⾯で対応できます。
62
【検索性の向上】
(検索に関わる無駄な時間を
省ける)
【網羅性の確認ができる】
(⾜りないデータが判別しや
すい)
【住⺠周知効果が⾼まる】
(データでも商材でも纏まっ
ていることにより、認知⼒は
⾼まる)
【どのデータが、どんな形式
で利⽤できるのか判断でき
る】
(アプリでの利便性向上)
【四日市市】
nIT推進課のデータのみ(Webページ調べ)
希望
リアルタイム情報の公開
原課
「説得できない」
・ODは作業負担
・責任問題
・Opendata by Defaultできない
OD担当課
「メンテナンス⼤変」
・事例がわからない
・作業負担よりも楽になるものからやる
→ データの有⽤性を理解したのち、そのほかもわかってもらう。
→ 個別研修、市⺠サイドに⽴ってHPのデータ
・責任問題 → 利⽤規約や、庁内の課⻑会などで周知徹底
・オープンデータ バイデフォルト
→ RPA導⼊時⾃動化、プロポーザルで対応
メールベースで進め⽅
相談していい?
・OD百選みようよ
・メンテナンスは、どのあたりが⼤変?具体的に教えて。
⼊り⼝のフォーマットをODに合わせて内部のグラフ作りを
そのあとするほうが楽では?
・神エクセルルール → エクセルデータルールの整備をしよう。
毎回⼿作業で「千円」とか「,」とかとるのは意味がない。
・デジタルツインまで⾏くなら、それもありだが、まだその前の
部分をすることから始めたほうがいいと思います。
○データ作成・整備トレーニング
○残すデータから使うデータへ変
えていく
○ルールの整備、システ
ム導⼊時に⽬を光らせる
○職員にデータを触るこ
と、使うこと定着させる
【いなべ市】
希望
原課
OD担当課
「運⽤⽅法」
・公開するデータの内容
・公開するWebページの作成
・基本的には、ポータルサイトを利⽤しても登録作業が発⽣する
ことには変わりがない。
・ただし、ページの管理は楽になる。費⽤がないなら、LinkDataを
利⽤してみてはどうか?
・⾃治体によっては、情報部⾨がデータを預かって公開するの
ではなく、原課を教育してLinkDataに⾃分たちで公開している
パターンもある。
(伊東市がそのパターン。1個⽬の公開は、私が担当者の隣の
席で確認し、全体講習をその後実施し運⽤している)
○1回進め⽅を相談しない?オープンデー
タ公開の業務を整理して、⾃治体にあっ
た⽅法にトライするのが良いと思う。
○せっかくアプリ作成したら教えてねが
あるので、市⺠側とも需要を確認する⽅
法を考えた⽅がいい。HPに書くだけでは
周知がたりない。
メールベースで進め⽅
相談していい?
北勢で集まってなんかする?
【木曽岬町】
n複数の課からデータは公開されている。
希望
原課
OD担当課
どこでつまってるのか
確認して処⽅する
データ作成のルール整備
原課との進め⽅で迷っている
↓
部⾨間でルールを
オーソライズする
データの性質を考える
n公開範囲を考えよう
uオープンデータに限らず、部⾨で持っているデータを対象にする。
uデータと項⽬ごとに、担当課内・庁内・公開(オープンデータ)を考える。
67
No. 公開範囲 説明
1 オープンデータとして全公開 公開して問題ないデータは原則公開して⾏く。
2 オープンデータとして⼀部公
開
(マスクや加⼯)
地域ごとの⼈⼝データを、年代区切り(10歳区切り)で抽
象化して公開。
3 庁内は全公開 基本的には庁内ではお互い利⽤可能にし、その中でオープ
ンデータにできるものはする。
4 庁内に⼀部公開
(マスクや加⼯)
個⼈に関する情報や、センシティブな情報を⼀部マスクや
抽象化して公開する。
5 担当部⾨内で共有 福祉現場での個⼈個⼈の動向など、ほぼ個⼈情報で構成さ
れている資料。
上を⽬指し
データ整備
・マスクするもの、部⾨内で持つものの分け⽅は、庁内でルールを作りを進める。
・部⾨間を跨いだデータ利活⽤をする際、マスクされた結果のデータしかないと、分析が荒くなる。
庁内で利⽤するのに問題がなければ、元情報で共有した⽅が精度が上がる。
データの性質を考える
n更新タイミングを考える
uそのデータが変わるタイミングはいつか。
n 「毎⽇リアルタイム」「毎⽉特定のタイミング」「毎年⼀回」「決まった更新のタイミ
ング」
など、それぞれに条件がある。
u更新時期に公開する必要があるか。
n データが⼤きく変化するか、しないかを確認する。
例:⽉次で⼤きく変化するデータは、公開する。 → 観光客数など市政に使うもの
例:⽉次で集めているが、年単位で出しても問題ないものは年単位でだす。
→ 1年間の⽉毎の平均気温等は、年⼀回にする。など
n Web公開していれば、同時に更新する。 → 同じ情報は、同じタイミングで公開する。
u最終的には、オープンデータ・バイ・デザインにより⾃動化を⽬指す。
68
データの性質を考える
nPCで利⽤するためのデータ(ルール作り)
uデータ利⽤する側は、同じ記号、同じ形式を利⽤することを期待している。
データ毎に表現が違う場合、誤った解釈や利⽤できない弊害を発⽣させる。
uデータ表記のルールの例
n 空⽩の表現は何か明確にする。未調査、該当なしなのか。例えば、下記のルール付けをする。
u該当なし、未調査は「-(ハイフン)」
u該当なしは「0」とする
n データを公開する際、いきなり実データを⼊れずに1⾏⽬に各項⽬のタイトル、説明を⼊れる。
n オープンデータ⼀覧というオープンデータを作成し、各データの説明を加える。
n 数字のデータは、数値で記⼊する。エクセルで⼊⼒する際、⽂字列で「100,000」や全⾓で記載し
たり、100千円など、⽂字と組み合わせて利⽤しない。単位は各項⽬のタイトルで表現する。
n 各項⽬が要素単位に分かれている形式にするトイレの情報の場合、トイレの有無「男(4)⼥
(4)」ではなく、トイレ男「4」、トイレ⼥「4」とその項⽬を⾒ればわかるようにする。
→データ表記については、公開時の確認事項としてルール化を進める。
n持っているデータの共有を優先しながら、統合していくルール作りを進める。
69
業務デザインも変える
nデータ作成は1度のものではなく、継続的に続けられることが⼤事
u⼀回であれば、⼒任せに作ることも可能だが、継続的に担当者が
変わっても作成できるよう、業務の⼀部として取り⼊れていく。
70
今回一回だけ
の作業なので
力任せに作成
データ
【次回作成時に起こること】
・前にどう作ったっけ?
・担当が変わってしまった。
・同じ形式に作れないよ。
・今忙しいから無理。
・あ、そろそろデータ作ろうか。
(定期的ではなく不定期)
通常業務
開始
通常業務
の1作業
通常業務
完了
データ
マニュアル
ルール
【名張市】
希望
統計データ
原課
OD担当課
「紙データの電⼦化」
これでOK?
・先ほど書いた、業務ルールの世界ですね。
・実例をもとに話をした⽅が(後で⾒本となるもの)
いいかもしれません。
・良いターゲットはありませんか?
・おそらくは、⾛りながら進めていくしかない。
出せるものから出す、そのためにターゲット⼀覧を
作成するのが良いのだと思います。
【伊賀市】
希望
原課
「協⼒関係が築けない」
・巻き込みが難しい
OD担当課
・OD等のデータをどのように利⽤すればよい
かわからない(EBPM)
・これは、データ利活⽤研修のほうがいいねー。
・もしくは、今ある総合計画を解体しながら覚える
EBPM研修だね
・原課そして、その先の市⺠との対話をしてますか?
・情報を流すのがメインになっていませんか?
・⼀度原課の⽅と⼀緒に、「作って」触ってみる
もしくは、すぐに効果のあるもの(動画・写真)から始める
○こっちの⽅法で、何かパッと浮かんでくる
⼿はありますか?とりあえず、オープンデー
タ作成したら、公式にHPにリンクするできる
なら⼿伝える気がしますが。
伊賀市、名張市で共同できな
いかメールベースで進め⽅
相談していい?
【鳥羽市】
希望
原課
・オープンデータの提供⽅法や⼿法について
各課の職員間で共有する機会を設けられてい
ない。
OD担当課
・
・じゃあ、これやるしかないね。
オンラインで説明会とかできますか?
・課⻑会とか⾸⻑に説明する⽅が早いですか?
・⿃⽻商船含めて話し合って、こんなにデータが
あった⽅がいいじゃんとかやってみますか?
メールベースで進め⽅
相談していい?
データの一覧を作っていこう
n各部⾨が持っているデータを⾒えるようにすることで
オープンデータ対象、⼀元化の対象が⾒えてきます。
uそれぞれの項⽬を埋めていくことで、庁内のデータ管理が
しやすくなります。また、庁内で他部⾨のデータ利活⽤も進みます。
74
No. データ名 所有部⾨ 形式 公開範囲 更新タイミング 更新(⼿動・⾃
動)
1
2
どの部⾨が持って
るの?
エクセル?Csv?
画像?
誰でも⾒て良い?
庁内だけ?
毎⽇?⽉⼀?年
1?
⼿作業更新?
システム連携で⾃
動更新?
【尾鷲市、菰野町、川越町、多気町、明和町、大台町、
南伊勢町、大紀町、紀宝町】
OD担当課
・オープンデータ化について正式に検討した
ことがないため、課題等についてはまだ把握
しておりません。
・どの分野のデータをオープンデータ化
すべきか検討が進まない。
・システム標準化にあった出⼒ができない
・今あるデータを少し加⼯するなど負担がか
からないようにしたい
・オープンデータ化に対する知識不⾜
・具体的な作業イメージが分からないこと。
・どのデータから取り組めばよいか分からな
いこと。
・ODに取り組むスケジュールはどのようにな
るのか。
・予算がどの程度発⽣するのか。
・何が障害になっているかもわからない状態
です。
・携われる⼈員の不⾜
・技術⾯や制度⾯への理解不⾜
・担当者の知識不⾜
OK、1度訪問させて。
・例えば、⾵景写真をODにできない?
すぐに⽤意でき、オンライン会議で使えるもの
から価値を⾒てもらうのもありです。
・オープンデータというより、データ利活⽤
研修&ワークショップで、価値のありそうな物
だせそうな物、整理してみない?
・企画・調整部⾨含めて、1度話をしよう。
作戦を⽴ててやらないと、いつまでも進まない。
これでOK?
○パターン1
北勢、中勢、伊勢志摩・・・とかエリア別に
集まって、どれか1つをターゲットにして
ワークショップ型でデータを公開してみる。
特定の原課1つとセットでできるとなおい
い。
○パターン2
・庁内で勉強会開けるよ+キーマン(⾸⻑と
か)と30分から1時間ぐらい話せるよ。
というところには、直接⾏くのもOK
じゃあ、確認しようか
n集合研修(OD公開WS)と個別どっちがいい?
いや、どっちも上げてもOK。
⾃治体 集合研修(OD公開WS) 個別で訪問して
尾鷲市
菰野町
川越町
多気町
明和町
⼤台町
南伊勢町
⼤紀町
紀宝町
公開に向けたターゲット選定と
公開場所の検討
77
3年⽬の話
公開の利用基準作成
n庁内の同意を得るために、利⽤基準の作成が必要です。
uデータの公開を始めると、下記のような抵抗にあいます。
n 公開する法的権限がない
n 前例がない
n データの品質が悪い、責任が取れない
u実際の例
n 沼津市
http://www.city.numazu.shizuoka.jp/shisei/office/ichiran/kikaku/jyohosystem/op
enkiyaku.pdf
n 伊⾖の国市
https://www.city.izunokuni.shizuoka.jp/system/opendata/documents/unyouhous
hin.pdf
n責任の所在が明らかにすると、⼀つ⽬のハードルを突破できます。
78
納得して公開してもらうには
公開の際の利⽤基準が必要です
3年⽬の話
伊豆市の対象データの検討
n対象となるデータは、⾃治体しか持っておらず、市⺠の命に
関係するデータが、データを持っている部⾨も違和感なく
伝わり対応しやすいです。
u避難所のデータ、AEDのデータ、ハザードマップなど
こちらについては、沼津市で調べたものと同様の結果が伊⾖市でも
⾔えると思います。
n統計データなど、⼿をかけずに公開できるもの。
uこれについても、通常業務の範囲内で統計データの作成はしていると
思います。統計データ、特に⼈⼝のデータについては、地区別や平均
年齢など扱いやすい単位があるので、こちらは相談しながら進めることを
オススメします。
n観光データなど、市として取り組みを進めたいデータかつ
担当部⾨が協⼒してくれるもの
79
3年⽬の話
他部門への展開
n全庁的な教育を今後進めることで広く知識を伝播させる。
n庁内でのデータ利活⽤を通じて、データ共有、公開の道筋を作
る。
uオープンデータだけと固定せず、庁内データの共有・利活⽤と考える
⽅が
庁内にどのようなデータがあるのか明確になる。
nプロジェクトを1つ結成して具体的な課題解決やアプリ搭載の
経験をすることで職員が⾃分でもできることを理解できる。
80
3年⽬の話
オープンデータ公開の計画(案)
10⽉ 11⽉ 12⽉ 1⽉ 2⽉ 3⽉
81
10/27
担当者
向け説明
11/22
課⻑説明
利⽤規約の作成
12/xx
データ作成研修
(初期公開部⾨)
データ候補の調整 システム部⾨が持っているデータか
らスモールスタート
データの整備
xx/xx
データ公開
初期公開データの⼿順
データ利活⽤
WS検討
具体的チームと
データ利活⽤&データ化を実現する
全庁展開のための例となる
具体的案件&庁内データ利活⽤、
官⺠データ活⽤推進基本計画に向
けた準備
3年⽬の話
nオープンデータって何? → オープンデータについては話した
n担当者のスキル
→ 統計担当・総務部⾨
エクセルが使えれば、統計のデータはいつでも出せる
⼀度、やってみるといい。
nオープンデータにすべきデータがわからない
→ データ利活⽤WSやるか。
その中で、みんなが欲しいねになったのやればいい
→ やりやすいやつから出していこ
1、写真のデータ
2、防災関係のデータ
n技術⾯
→ サイトがないなら、LinkDataへのアップ⽅法教えたる。
データさえ⽤意してくれれば、みんなでアップロードする会やるよ?
→ ⼊札・プロポーザル時がチャンス!
→ 別に、今あるデータ形式のまま、個⼈情報に触れないなら出してもい
いよ?
n制度⾯
→ オープンデータ利⽤規約(外部向け)
→ と⾒せかけて、これは内部の説得⽤
オープンデータを活⽤することを庁内で調整(内部向け)
n予算・計画
→ 予算より先に庁内合意
誰から話せばいいかわかるなら、私がオンラインで話す。
→ 情報化計画・官⺠データ活⽤推進計画・総合計画などで指標を作る
年にどのくらいやるのか明記する⽅がいい
そのための素材として、出しやすさのワークショップが有効なのである
n何が障害になっているのかもわからない?
→ 障害になってることがないなら、出しちゃえば。
出そうと思った時に、抵抗するのは誰?
三重県オープンデータ研修

三重県オープンデータ研修