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多系統萎縮症における告知と治療選択
- 5. • 対象はGilman分類の probable MSA で,CPAPを
導入した連続症例とした.
• CPAP導入時の認知機能,CPAP断念後の治療選択
の状況,認知症合併例の治療選択について後方
視的に検討した.
• 以上を踏まえ,MSAにおける臨床倫理的問題を
検討した.
方 法
- 6. • 症例 29名(男:女=14:15)
• 発症年齢 57.8±8.5歳
• MMSEはCPAP導入時,18/29名で施行
• MMSE平均 26.1 (22~30)
• 24点以下 6名(33%)であった.
結果:CPAP導入時に認知機能障害を合併しうる
- 8. • 誤嚥の反復・排痰困難 (8名)
• 本人の拒否 (4名)
• 日中の呼吸不全 (4名)
• CPAP装着による呼吸増悪 (2名)
• 頻尿による装着困難 (1名)
• 睡眠中の突然死 (4名)
• 食物による窒息死 (1名)
• 自殺 (1名)
中止
死亡
CPAP中止の原因はさまざまである