ユーザテストを1ヶ月で立ち上げた話
遠藤哲生
株式会社ビットセラー
HCD-Netフォーラム2015
S4:これからのHCD/UXD
自己紹介
• 遠藤哲生
• 株式会社ビットセラー
– みんなの判断基準の1つとなるランキング
サービス“Qrank”
• 人間中心設計専門家
– 産業技術大学院大学 人間中心デザイン履修
2012年
ユーザテストを1ヶ月で立ち上
げた話
現職ではなくとある現場にて
背景とゴール
• 事業会社
• スマートフォン✕ゲーム
• 200名前後
• 複数のプロダクト開発
• HCDの部門なし
• HCD?
• 仕組みとしてユーザテスト
していない
ユーザテストをプロダクトチーム
が主導で回せる
背景 ゴール
個人的な想い
立ち上げの流れ
問題の見える化 解決への道筋化
(テストに)
参加する場つくり
1ヶ月ゲリラ的に実施
問題の見える化(勝手に)
• 社外セミナーを利用してユーザテストを
実施
• 結果報告をプロダクト関係者へ報告
• 資料も含め、上層部へ報告が届く
– パッと分かる資料とUT動画
現場から会社の上層部まで問題の共通認識を作った
2014年 HCD-net ユーザビリティ評価
問題解決への道を作る
• “ワンパッケージ“でユーザテストができる
– トップダウンでOKがもらえるように
– 実現可能なプランを提示
• 10日間でプロダクトチームと一緒に
• ユーザテスト簡易ラボを作るなら機器の見積もり
から被験者の段取りまで
• 一緒に実施する仲間を見つける
– 社内向けに勉強会を開催
• ユーザテスト結果報告、プロトタイピングツール、
認知心理学入門など、、
参加型の場つくり
• プロダクトチームも一緒に動かすユーザ
テスト
– 場は作るけど、あなたたちのプロダクト
• その日のうちに課題整理、アクションリ
スト化
• 合わせてにユーザテスト自体のふりかえ
りも実施
– プロダクトチーム、参加者から意見を吸い上
げる
https://www.facebook.com/enishrecruit/posts/718739488203926
まとめ:これからのHCD/UXD
• 様々な立場/職種の人との意思疎通し、相手
の文脈を意識して繋げていく
– 良いもの、無駄なものを作りたくない
– ビジネスの話、ゴールの共有化
• 理論や手法は言葉に出さない
– HCD、UXとかも言わない(当たり前の話)
– 気づく場つくり、体で感じてもらう
• 社外のHCD関係者、UT経験者に相談
– 独りで悩まない
– 共有、相談し合いましょう
ありがとうございました
具体的な手段など知りたい方は個別に聞いてください

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