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Uploaded bytomohiro odan
20211023 良いテストを作るためのテスト設計チュートリアルを考える
今までの活動から良いテストを作るためのテスト設計チュートリアルを考えてみた内容を紹介します。
![[JaSST nano] テストケースを作ってもらうときに気を付けていたことをお話するの](https://cdn.slidesharecdn.com/ss_thumbnails/jasstnano-210615122424-thumbnail.jpg?width=640&height=640&fit=bounds)
20211023 良いテストを作るためのテスト設計チュートリアルを考える
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- 2. 自己紹介 名前 • 大段 智広(おおだんともひろ) お仕事 • テスト技術教育や自動テスト導入/開発/運用を主に行っています。 社外活動 • テスト設計コンテスト’16～19参加 • テスト設計コンテスト 実行委員 • テスト設計コンテスト U-30クラス審査委員 • テストプロセス改善技術研究会 • JSTQB技術委員 SNS • Twitter:dandan_611 2 ※ただし、今回は一個人として話すので、実行委員、審査委員全体の総意でないことはご了承ください。
- 3. 発表の流れ 3 1. お伝えしたいこと 2. テスト設計コンテストの紹介 3.テスト設計とは 4. コンテストに関わっていて感じること 5. テスト設計で必要な知識やスキル 6. テスト設計チュートリアルでやっていること 7. まとめ Appendix • ディスカッションネタ • 参考になりそうなイベント
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- 8. 発表の流れ 8 1. お伝えしたいこと 2. テスト設計コンテストの紹介 3.テスト設計とは 4. コンテストに関わっていて感じること 5. テスト設計で必要な知識やスキル 6. テスト設計チュートリアルでやっていること 7. まとめ Appendix • ディスカッションネタ • 参考になりそうなイベント
- 9. テスト設計コンテストとは • テスト設計コンテストは、ソフトウェアテスト技術の向上と促進の機会を提供する 場としてNPO法人 ASTERが開催するコンテストです。 •指定のテストベースに対するテスト設計を行い、優劣を競います。 • また、日本以外では、韓国、マレーシア、ベトナム、フィリピンなどの国でも開催(検 討含)されています。 テスト ベース テスト設計成果物 プレゼンテーション テスト 要求分析 テスト アーキテク チャ設計 テスト 詳細設計 テスト 実装 テスト 実施 テスト目的(要求) の抽出と整理 テスト目的(要求) のテスト構造化 テスト条件・ テストケース作成 テストデータ/手順 作成や優先度づけ
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- 12. 発表の流れ 12 1. お伝えしたいこと 2. テスト設計コンテストの紹介 3.テスト設計とは 4. コンテストに関わっていて感じること 5. テスト設計で必要な知識やスキル 6. テスト設計チュートリアルでやっていること 7. まとめ Appendix • ディスカッションネタ • 参考になりそうなイベント
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- 23. • テストすべきこと • テストの実現方法 •テストの効率、性能 • 本当に欠陥がみつかるか • テストをし続けられるか など 考えるべきことはたくさんある！
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- 29. 発表の流れ 29 1. お伝えしたいこと 2. テスト設計コンテストの紹介 3.テスト設計とは 4. コンテストに関わっていて感じること 5. テスト設計で必要な知識やスキル 6. テスト設計チュートリアルでやっていること 7. まとめ Appendix • ディスカッションネタ • 参考になりそうなイベント
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- 31. なかなか上手くいかないテスト設計の問題Top3 • テストで困っていること、難しいことを明確にしていないことが多い。 • 単純にテストケースを作るだけでいいと思っているがそうではない。 •テストケースを作るときになってあらためて作れない(難しい)ことがわかり、手が止まることが多い。 • テストで困っていること、難しいことがぼんやりしすぎて、結局解決できていない。 • 本当に解決できておらず、思い付きの局所的な解決に留まってしまっている。 • テスト要求分析麻痺に陥っている。 • 実務では時間がないので、時間が来たら終わってしまうが、コンテストではすべての テスト要求、テスト観点を満たすようなテストを作りたいと思ってしまう。 • 時間をかけすぎて、取り組み自体が破綻してしまう。 • テスト設計で必要な知識や(エンジニアリング)スキルが足りない。 • テストをエンジニアリングするプロセス、成果物がぼんやりしている。 • テスト要求⇒ テスト目的⇒テスト条件/観点⇒テストケース⇒テストスクリプト • 仕様書の行間を読み取ってテストケースを暗黙的に作ることはできるが、体系的 に要求仕様を適切に網羅したテストケースが作れない。
- 32. 発表の流れ 32 1. お伝えしたいこと 2. テスト設計コンテストの紹介 3.テスト設計とは 4. コンテストに関わっていて感じること 5. テスト設計で必要な知識やスキル 6. テスト設計チュートリアルでやっていること 7. まとめ Appendix • ディスカッションネタ • 参考になりそうなイベント
- 33. テスト設計で必要な知識やスキル ① テスト開発プロセス知識 ② モデリングスキル •モデリング手法 • VSTeP • オブジェクト指向分析・設計 などなど ③ テスト要求分析、管理方法 ④ テスト技法
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- 35. 発表の流れ 35 1. お伝えしたいこと 2. テスト設計コンテストの紹介 3.テスト設計とは 4. コンテストに関わっていて感じること 5. テスト設計で必要な知識やスキル 6. テスト設計チュートリアルでやっていること 7. さいごに Appendix • ディスカッションネタ • 参考になりそうなイベント
- 36. テスト設計チュートリアルでやっていること それぞれを対象にテスト設計チュートリアルを少しずつ開発、実施しています。 レベル 内容 実施チュートリアル実施 カバーする知識とスキル レベル4 モデリング (トップダウンアプローチ) • テスト要求分析チュートリアル 単発 • 目指せテスト設計リーダー!! テスト設 計チュートリアル(予定) 22年 1月 レベル3 モデリング (ボトムアップアプローチ) • テスト設計初心者向けチュートリアル (21年版) 21年 1月 レベル2 テスト技法適用 • テスト設計初心者向けチュートリアル (20年版) 20年 1月 レベル1 テスト開発プロセス理解 • テスト設計チュートリアル テスコン編 毎年 • テスト設計チュートリアル ちびこん編 チュートリアルレベル テスト開発プロセス知識 テスト要求分析、管理方法 テスト技法 モデリングスキル
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- 39. レベル1:テスト開発プロセス解説 • チュートリアル名：テスト設計チュートリアル テスコン編 •目的:テスト観点ベースでのテスト開発プロセスをイメージできるようになる • 時間:2時間(120分) • ワーク：なし テスト設計チュートリアル ちびコン編 '21 http://www.aster.or.jp/business/contest/doc/2021_chibicon_V1.0.0.pdf
- 40. レベル1:テスト開発プロセス解説 • チュートリアル名：テスト設計チュートリアル テスコン編 •目的:テスト観点ベースでの一歩進んだテスト開発プロセスの勘所がわかる • 時間:2時間(120分) • ワーク：なし テスト設計チュートリアル テスコン編 '21 http://www.aster.or.jp/business/contest/doc/2021_tescon_V1.0.0.pdf
- 41. レベル2:テスト技法適用 • チュートリアル名：テスト設計初心者向けチュートリアル(20年版) • 目的:基本的なテスト技法を理解して、一部の要求仕様からテストケースが作れる •時間:3時間5分(185分) • ワーク：あり ソフトウェアテストシンポジウム 2020 北陸 http://www.jasst.jp/symposium/jasst20hokuriku/report.html
- 42. レベル3:モデリング(ボトムアップアプローチ) • チュートリアル名：テスト設計初心者向けチュートリアル(21年版) • 目的:既存のテストケースからテストをリバースしてテスト全体を改善する •時間:2時間25分(145分) • ワーク：あり テスト設計初心者向けチュートリアル(21年版) http://www.jasst.jp/symposium/jasst21hokuriku/pdf/B1.pdf
- 43. レベル4:モデリング(トップダウンアプローチ) • チュートリアル名：テスト要求分析チュートリアル • 目的:テスト要求分析の概要と手法を理解する •時間:2時間(120分) • ワーク：なし テスト要求分析チュートリアル http://www.aster.or.jp/business/contest/doc/2020_TRA_1-3_V1.0.0.pdf https://www.youtube.com/watch?v=KrMwXNtotbU
- 44. レベル4:モデリング(トップダウンアプローチ) • チュートリアル名：目指せテスト設計リーダー!! テスト設計チュートリアル(予定) •目的:テストアーキテクチャを何となく作れるようにする • 時間:2時間40分(160分) • ワーク：あり ソフトウェアテストシンポジウム 2022 北陸を お楽しみに！！ ソフトウェアテストシンポジウム 2022 北陸 http://www.jasst.jp/symposium/jasst22hokuriku.html
- 45. 発表の流れ 45 1. お伝えしたいこと 2. テスト設計コンテストの紹介 3.テスト設計とは 4. コンテストに関わっていて感じること 5. テスト設計で必要な知識やスキル 6. テスト設計チュートリアルでやっていること 7. さいごに Appendix • ディスカッションネタ • 参考になりそうなイベント
- 46. さいごに • テスト設計は、解決できない困ったこと、難しいことに焦点を当てることが大事。 • 解決できるように知識、スキルを習得し、実践することが一番の近道。 •まずはテスト詳細設計の知識、スキル領域から進めてみましょう。 • 今後は一気通貫するような長めのチュートリアルができれば…。 テスト開発チュートリアル(マイクロなテスコンの実施)
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- 49. ディスカッションネタ • テスト設計しているか • テストで困っていること •テストで難しいこと • テストで実現したいこと
- 50. 今後 参考になりそうなイベント • JaSST’21東海【初心者向け】テストを導くためのテストアーキテクチャの組み立て方」 • 実施日 ：2021年12月3日(金) • 内容 ：テストアーキテクチャ設計のワークがあります！ • JaSST’22北陸 • 実施日 ：2022年1月22日(金) • 内容 ：テストアーキテクチャ設計のワークがあります！ • テスト設計チュートリアル • 実施日 ：2022年1～3月頃 • テスト開発プロセスの話がじっくり聞けます。 • テスト設計コンテスト’22 • 実施日 ：2022年3～9月頃(※申し込みから決勝までの期間) • テスト設計力向上間違いなし！みなさんでてください！
- 51. 参考リンク • ASTER • HP •過去のテスト設計コンテスト