プロの知的生産術
BCG前日本代表が教える情報活用の秘訣

20の引き出し部分の学び

ビジネス筋力トレーニング
目次
文献情報
目的
発想を生むメカニズム ~具体例
発想を生むメカニズム ~一般化
20の引き出し
アナログのすすめ
身につけるためのトレーニング
文献情報

題名:プロの知的生産術 (PHPビジネス新書) [新書]
著者:内田 和成 (著)
新書: 224ページ
出版社: PHP研究所 (2011/11/19)
目的
この本を読むことによって目指すゴール
• 発想を生むための情報蓄積方法を身につける

• アナロジー(たとえ話)を使って説得力のある説明をする
• 新しい発想を生む
といったアウトプットに生かしていく
発想を生むメカニズム ~具体例
今までのレシピ
今までの組み合わせ例

③
① 新しい

パスタ?

④
この食材を使っ
てみよう!

②

特定の食材

スーパーの棚

①新しいパスタを作りたいという意識
②~④今までの経験などからこの食材が
いいかも!という発想がわいてくる。
(意識して今までの例を見返さなくても思いつくこともある
ため明確な順序関係はない)

日常で出来ている発想を仕事でも生むにはどうすべきか?
発想を生むメカニズム ~一般化
自分の
データベース

問題意識
思いつき
(ひらめき)

特定の現象

現象(情報)

現象(情報)が問題意識を触媒として、
データベースの内容と化学反応を起こ
してひらめきを得る

必要なのは問題意識と発想の質を高める自分のデータベース
20の引き出し
手順
・自分の興味や、仕事に関わる内容から問題意識の引き出しを
20個作成
・それぞれの引き出しに20ずつネタを入れていく。
・引き出しは年を追うごとに随時アップデートしていく。

仮説思考 マーケティング
論点思考 ビジネススクール
右脳発想 電子マネー
Brics
リーダーシップ
etc・・・

筆者の2008年頃の引き出し例

リーダーシップ
オフト監督の牛
NYのスターバックス
etc・・・

各引き出しの中身例
アナログのすすめ
本書ではアナログでの情報収集・処理を推奨している
なぜアナログがいいのか?
独自情報性が高まる
• 自分の体験/人からの情報が一番
ひらめきが生まれやすい
• 自分の頭の引き出しと仮説に新しい情報がぶつかることで生まれる発想がネット検索など
では出にくい
仕事をした気になってしまうのを防ぐ
• デジタルで情報収集/資料作成し、それなりの見た目ができることで仕事をした気になって
しまう。
整理だけに時間をかけずに済む
• 全てデジタルで保存するなどにこだわることで無駄な時間をかけてしまい、肝心のアウト
プットに時間がさけなくなるのを防ぐ
身につけるためのトレーニング
起点になるのは問題意識。
まず自分の仕事に関わる問題意識/引き出しを持つ
まず一度時間をとってやること

問題意識の引き出しを作る

各引き出しにいくつかネタを入れてみる
定常的にやること
自分の引き出しを元に色々なものに「なぜ?」と興味を持つ

プロの知的生産術第3章からの学び