1. “部下を持ったら必ず読む
「任せ方」の教科書”
でリーダーのあり方を学ぶ
ビジネス筋力トレーニング

2. 目次
目的
背景
リーダーがすべきこと
マインド・姿勢
大きな目標を掲げる
仕事を任せる
働く環境を作る
トレーニング
文献情報

3. 目的
この本を読むことによって目指すゴール
• リーダーの振る舞いとして必要なことを整理する

4. 背景
• 60歳で若者向けのネット保険会社を起業した著者
• 古い業界にネット専業という新しい形態を導入し、2013年に
は保有契約件数20万件を超える成長
• 一方で社内では「出口さんは、アホですね」と部下に言われ
るほどトップに気遣いのない関係を築いている
• いったいどのようなマネジメントをしているのか興味がわく
中で、マネジメントの本質は人に任せることとしている著者
が任せ方について解説している本

5. リーダーがすべきこと
これは個人的な持論なのですが、リーダーがすべきことは以下の
3つと考えています。
大きな目標を掲げる
メンバーを信じて任せる
心地よく働くことができる環境を作る

6. マインド・姿勢
リーダーとして仕事をしていくうえで、最低限持たなければなら
ない考え方・働き方の姿勢
• 自分がやった方が早い／質がいいという発想は持たない
• メンバーが60％の結果を出せればよしとする
• 自分が必死で働いている姿を見せる

7. 大きな目標を掲げる
チームが一丸となって働くためにはゴールを設定する必要があり
ます。
強い思い
• この世界をどのようなものと理解し、どこを変えたいと思い、そ
のために自分にできること（やりたいこと）は何かを意識する
共感力
• 強い思いを説明・説得して自分の考えに共感してもらう。
理念を共有できる人を選ぶ
• ライフネット生命では社員もアウトソーシング先も理念を共有で
きる人を選ぶことをあげている

8. 仕事を任せる
どれだけ仕事を任せられるかが上司の力量
任せる内容
• なるべく大きな仕事を任せる。権限・責任をもたせ、視野を高
くさせてあげられる
任せる人
• 得意な人にやらせる（不得手を克服させるのではなく、良い所
を伸ばす）
上司としてやるべきこと
• 部下のミスには「問答無用で責任を取る」

9. 働く環境を作る
部下が気持ちよく働く環境を作るのが上司の役目
丁寧なコミュニケーション
• 部下に調子が悪そうな人がいないかなど観察し、上司の
方から積極的にコミュニケーションをとる
感情を出しすぎてはいけない
• 上司が職場の空気を大きく左右するので、怒りを極力表
に出さない。どうしても抑えられない場合は、「何を考
えているのかわかりやすい人」「感情がすぐ顔にでる
人」になる

10. 身につけるためのトレーニング
リーダーになった初期に思いがちな所をまず意識するのがおすす
めです。
常に意識してやること
自分がやった方が早いのに・・とは絶対に考えない

11. 文献情報
題名:部下を持ったら必ず読む 「任せ方」の教科書 「プレーイング・マネー
ジャー」になってはいけない (ノンフィクション単行本) [単行本]
著者：出口 治明 (著)
単行本: 207ページ
出版社: 角川書店 (2013/11/22)

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