当たり前を疑う事で、確実な成果を出す！ 4箱フレームの紹介

1. 1
『思い込み開発』
からの脱却
～TOCを活用して確実な成果へ～

2. Copyright© 2018 EPSON AVASYS Corporation. 33
決めつけているつもりは無い！
けど、
〇×ならば、△■すれば解決！
といった定石はあるものですよね。
設計でも、〇×なケースでは、
△■パターンでいけるな！
これまた、経験上、成功する設計パターンを
いくつか持っているものですよね。

3. Copyright© 2018 EPSON AVASYS Corporation. 44
経験上の成功パターンを疑っているわけでは
決してありません！
ただ、今回も成功した時と全く同じ？
本当に違いは無い？
と疑う事も、時には必要かと。

4. Copyright© 2018 EPSON AVASYS Corporation. 5
疑う事で、確実性が上がるならば、
それもまたスキルアップになりますよね！
疑う事、確認する事
って大事ですよね。基本でもあるのかな。
常にスキルアップ！
若手にとっても、
実施しようとしているアクションを疑う事は
成果、結果の確実性を上げる事になります。

5. Copyright© 2018 EPSON AVASYS Corporation. 66
でも、ただ、「常に疑え！」
って言うだけでは…
意識するだけでは…
無理がありすぎます。
そこで、お勧めのフレームを紹介します！
実は、やる事が増え
て忙しくなるばかり！

6. Copyright© 2018 EPSON AVASYS Corporation. 7
①どうなりたいのか(状態,成果)
④なぜならば（因果関係,アサンプション)
②何で確かめるか(2つ以上)
③その為に何をするか(行動)
Check④!! 以下のように読み上げる！
①になる為には③をする、なぜならば④だから
④には③を実施すると①になる理由を記載！
これ(小さいFRT)
通称：4箱
ここがポイント！
当たり前を疑います！
当たり前を見える化し、疑い
、①を確実に達成出来るかを
検証します！
当たり前って、
当たり前なだけに、見える化
される事って少ないですよね！
当たり前の見える化の効果は
想像以上に大きいですよ！

7. Copyright© 2018 EPSON AVASYS Corporation. 8
可能な限り、ベテランAさん
のレビューに参加し、レビュ
ー観点をメモる
レビュー観点リストがある（
レビュー観点リストを作成&
活用して品質を上げる）
①どうなりたいのか(状態,成果)
・レビュー参加3回以上
・レビュー観点を5個以上挙
げる
自分の担当以外でもAさんのレビ
ューに参加する事で観点が学べ
る。
学んだ事を観点リストとして挙
げる事で、レビュー観点リスト
が作れる
Aさんは忙し過ぎるから、可能な
限り、自分達でレビュー観点リ
ストを作成したい
④なぜならば（因果関係,アサンプション)
②何で確かめるか(2つ以上)
③その為に何をするか(行動)
Check④!! 以下のように読み上げる！
①になる為には③をする、なぜならば④だから
④には③を実施すると①になる理由を記載！
それ、本当？
と、ここを疑います。
レビューに参加するだけで本
当に観点リストが作れるの？
と、実は、こうなる前に
ここを疑い、何度も記載し直
した結果がこれです。
実例①：若手チームのレビュー改善
＜背景＞
ある一人のベテランに頼って
いるチームの若手が立ち上が
り、ベテランに頼るのを減ら
そう！
と改善に乗り出した

8. Copyright© 2018 EPSON AVASYS Corporation. 9
インターフェース6個を
MainActivityから外す
MainActivityのリファクタリ
ングが完了している
①どうなりたいのか(状態,成果)
MainActivityのソースが7割
減少している
MainActivityにインターフェース
が大量にあり肥大化の原因にな
っている
④なぜならば（因果関係,アサンプション)
②何で確かめるか(2つ以上)
③その為に何をするか(行動)
Check④!! 以下のように読み上げる！
①になる為には③をする、なぜならば④だから
④には③を実施すると①になる理由を記載！
それ、本当？
と、ここを疑います。
この場合も、疑いながら、い
ろいろ議論しながら作成した
最終版です。
実例②：リファクタリング検討
＜背景＞
あるアプリケーションを改造
する度に改造対応工数が増加
傾向にあった。
この状態から脱却せねば！

9. Copyright© 2018 EPSON AVASYS Corporation. 10
このフレームを使うと
目指す状態や
行動が変わっていきます。
（記入する内容が変わります）

10. Copyright© 2018 EPSON AVASYS Corporation. 11
このフレームを使うと
自然と他の手段と比較したり
そもそも…といった事が話題となる
1人でも活用効果はありますが、
チームで作成すると効果的です。

11. Copyright© 2018 EPSON AVASYS Corporation. 12
つまり、このフレームを活用すると
確実な変化を生み出す事が出来る！
確実な前進を感じる事が出来る！
Happy！！

12. Copyright© 2018 EPSON AVASYS Corporation. 13
注意！
①正解を導き出すものでは無い！
「どう記入するのが正しいのか？」と聞か
れますが、いま考えている事を記入すればOK
今の考えを見える化するフレーム
見える化して、疑う事が目的です！
これが出来れば、どう使ってもOK！

13. Copyright© 2018 EPSON AVASYS Corporation. 14
その他のコツを少しだけ
＜NGワード＞
①共有する（した状態）
②解析する／分析する（した状態）
③明確化する（した状態）か
よーく出てきます。
客観的に見た時に何が変わるのか
まず何から着手するのか を考えます

14. Copyright© 2018 EPSON AVASYS Corporation. 15
その他のコツは、また今度！
まずは、試しにフレームに
記入してみて下さい！！
むむむむ…と
手が止まる人も多いと思います