More Related Content
Similar to HCDを用いたユーザ価値の向上
Similar to HCDを用いたユーザ価値の向上 (20)
HCDを用いたユーザ価値の向上
- 3. アジェンダ
1. ユーザ価値とは?
2. ユーザ価値を高める方法
3. HCDを実践してみました
4. まとめ
3
- 6. 使いにくい製品
参考URL http://blog.excite.co.jp/mikageya/m2006-10-01/
6
- 10. ユーザ価値の要素
UX(ユーザエクスペリエンス)
UX(ユーザエクスペリエンス)
②使いやすい
UIになっている
①必要な機能
が満たされて
こと
いること
機能
機能 UI
UI
使いやすくない
機能が満たされてない =使えない商品
=欠陥商品
③ユーザが使っていて楽し
楽しさ
楽しさ くなるような体験ができる
楽しくない、感動しない
=次モデルが出ても買わない商品
UXを高めることがユーザ価値につながる
UXを高めることがユーザ価値につながる 10
- 11. UXのピラミッド
UXを実現するに
は楽しさも重要な
UI改善は主にココ
要素
に効いてくる
画像はIT Leadersサイト引用 http://it.impressbm.co.jp/e/2012/04/10/4274
11
- 15. HCDの流れ
ユーザ中心設計の計画
ユーザ中心設計の計画
利用状況の理解と明示
利用状況の理解と明示
要求に対する設計の評価 ユーザ要求の明示
ユーザ要求の明示
要求に対する設計の評価
解決策が
解決策が
ユーザ要求を満たす
ユーザ要求を満たす ユーザ要求を満たす
ユーザ要求を満たす
解決策の作成
解決策の作成
15
- 16. 我々の解釈
ユーザ中心設計の計画
ユーザ中心設計の計画 ターゲットユーザの
ターゲットユーザの調査
利用状況の理解と明示
利用状況の理解と明示
ユーザ評価
ユーザ評価 要求仕様の
要求仕様の分析
要求に対する設計の評価 ユーザ要求の明示
ユーザ要求の明示
要求に対する設計の評価
プロトタイプ作成
プロトタイプ作成
解決策が
解決策が
ユーザ要求を満たす
ユーザ要求を満たす ユーザ要求を満たす
ユーザ要求を満たす
解決策の作成
解決策の作成
16
- 20. HCDの流れ
ユーザ中心設計の計画
ユーザ中心設計の計画 ターゲットユーザの
ターゲットユーザの調査
利用状況の理解と明示
利用状況の理解と明示
ユーザ評価
ユーザ評価 要求仕様の
要求仕様の分析
要求に対する設計の評価 ユーザ要求の明示
ユーザ要求の明示
要求に対する設計の評価
プロトタイプ作成
プロトタイプ作成
解決策が
解決策が
ユーザ要求を満たす
ユーザ要求を満たす ユーザ要求を満たす
ユーザ要求を満たす
解決策の作成
解決策の作成
20
- 21. 計画
1回目 2回目 3回目 最終
1ヶ月 1ヶ月 1ヶ月 1ヶ月
計4ヶ月
評価ポイントの絞込み 社外ユーザ評価
ユーザ評価 ユーザ評価 ユーザ評価
結果分析 結果分析 結果分析
プロトタイプ作成 プロトタイプ作成 プロトタイプ作成
まとめ
ターゲット外の
システムとしての 一般ユーザを
受容性確認 ユーザ
使いやすさの評価 使った評価
の受容性評価
21
- 22. 計画
1回目 2回目 3回目 最終
評価ポイントの絞込み 社外ユーザ評価
ユーザ評価 ユーザ評価 ユーザ評価
結果分析 結果分析 結果分析
プロトタイプ作成 プロトタイプ作成 プロトタイプ作成
まとめ
ターゲット外の
システムとしての 一般ユーザを
受容性確認 ユーザ
使いやすさの評価 使った評価
の受容性評価
22
- 28. 1回目の結果を受けた改善
枠を大きめに変更 見やすいように
背景は白系 フォントと背景の
コントラストを強
調
枠の中央に十字
ラインを描画
認識候補は入力
領域とかぶらな
わかりにくかった
いように横に配
DELボタンやス
置
ペースボタンの
ラベルを変更
28
- 29. 計画
1回目 2回目 3回目 最終
評価ポイントの絞込み 社外ユーザ評価
ユーザ評価 ユーザ評価 ユーザ評価
結果分析 結果分析 結果分析
プロトタイプ作成 プロトタイプ作成 プロトタイプ作成
まとめ
ターゲット外の
システムとしての 一般ユーザを
受容性確認 ユーザ
使いやすさの評価 使った評価
の受容性評価
29
- 31. ユーザ評価環境
カメラで被験者の手元
を撮影
お菓子、飲み物を用意
撮影用の枠(なるべくこの枠
の中で操作を行ってもらう)
31
- 34. 計画
1回目 2回目 3回目 最終
評価ポイントの絞込み 社外ユーザ評価
ユーザ評価 ユーザ評価 ユーザ評価
結果分析 結果分析 結果分析
プロトタイプ作成 プロトタイプ作成 プロトタイプ作成
まとめ
ターゲット外の
システムとしての 一般ユーザを
受容性確認 ユーザ
使いやすさの評価 使った評価
の受容性評価
34
- 36. 評価結果
UI確認
制御ボタン(クリア・確定など)の配置
左右キーが気づきにくい、絵文字に気が付かない
各ボタンのサイズ、フォントサイズ(最小値を探す)
ボタン7.5mm x 6.0mmで問題なし、フォントサイズはそれに順ず
る
認識候補がわかりにくい
入力エリアの模様が意味不明
コンセプトの確認
1マス入力と2マス入力の比較
好みによるのでどちらともいえない
36
- 37. 3回目の結果を受けた改善
認識候補は文字種が 2マスも同様に改善
わかりやすいようにアン
ダーラインで色分け
入力エリアのデザインを
ボタンサイズを押しや すっきり、影付きで立体感
すいサイズに変更 を出し、見やすく
左右キーの配置を変更
37
- 38. 計画
1回目 2回目 3回目 最終
評価ポイントの絞込み 社外ユーザ評価
ユーザ評価 ユーザ評価 ユーザ評価
結果分析 結果分析 結果分析
プロトタイプ作成 プロトタイプ作成 プロトタイプ作成
まとめ
ターゲット外の
システムとしての 一般ユーザを
受容性確認 ユーザ
使いやすさの評価 使った評価
の受容性評価
38
- 41. 計画フェーズ
1回目 2回目 3回目 最終
評価ポイントの絞込み 社外ユーザ評価
ユーザ評価 ユーザ評価 ユーザ評価
結果分析 結果分析 結果分析
プロトタイプ作成 プロトタイプ作成 プロトタイプ作成
まとめ
ターゲット外の
システムとしての 一般ユーザを
受容性確認 ユーザ
使いやすさの評価 使った評価
の受容性評価
41
- 46. ユーザ価値の要素
HCDで改善しながら
確実に使えるようになっていった
UX(ユーザエクスペリエンス)
UX(ユーザエクスペリエンス)
②使いやすい
UIになっている
①必要な機能
が満たされて
こと
いること
機能
機能 UI
UI
機能が足りなくて
つまずくことは無かった
楽しさ
楽しさ ③ユーザが使っていて楽しく
なるような体験ができる
一部の人には好感触だったが
まだ足りない印象
しかしHCDを続けていけば向上できる
感触あり 46
- 47. そして現在
パナソニックスマートフォンに「クイック手書き」として搭載
インターネットやアンケートに寄せられるお客様の声で
好評価を頂いている
「クイック手書き入力」の存在に気がついてから、
ずいぶん楽になりました♪
使い慣れたら、手放せない ~搭載端末~
~搭載端末~
NTT DoCoMo
NTT DoCoMo
P-01D, P-02D, P-04D, P-05D
P-01D, P-02D, P-04D, P-05D
P-06D, P-07D, P-08D
P-06D, P-07D, P-08D
Softbank Mobile
Softbank Mobile
101P, 102P
101P, 102P
47