episode2

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• 会社の仕組み
• 株式会社のなりたち
• 会社を作るための手続き
―準備編
―手続き編
―設立後手続き編
• 株式会社を作るために役立つ知識
目 次

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株式会社の仕組み
株主
（出資者）
会社の
経営者
上場企業
外部のたくさんの人たち
社長
経営方針
株主（＝外部のたくさんの人たち）
1人社長の企業
「株」式会社とは、出資をして得た「株」を持つ「株主」が経営の主導権を握る組織
自分のみ
株主（＝自分）
株主（＝外部のたくさんの人たち） 株主（＝自分）
株主たちの選挙で決まる
・株主たちが株主総会に集まって社長
を任命する選挙をする
株主の選挙で決まる
・株主としての自分が、個人としての自
分を社長に任命する
「誰が株主か」が違うだけで
どんな株式会社も、「株主が操作する」点で同じ

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株式会社のなりたち
世界初の
株式会社
時代
背景
世界が
こう変わった
株式会社が
生まれた経緯
大航海時代の17世紀、オランダ・イギリスなどが香辛料を求め、
こぞってアフリカ・アジアへ航海していた
リスクを分散するために、大勢から出資を募ったのが株式会社のなりたち
造船技術が未熟で航海失敗のリスクが高かったことから、個人資金でリスク・リターン
を全て受け止めるのではなく、多数出資でリスク・リターンを分散させようとした
航海が失敗しても、自分が出した分のお金を失うだけ。
もしも成功すれば儲けが出る。という仕組みが構築され、
現在の株式会社の仕組みへと繋がっている
構造はいまでも変わらない
船を造るのではなく、ビルを建て
船長ではなく、社長を任命する
東インド会社
参考文献：池上彰著 「池上彰のお金の学校」

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株式会社を作るための手続き ～準備編～
会社を作る動機 必要物品会社を作るのに必要なこと
なぜ会社を作るのか
・実現したいことがある
・事業のアイディアを思いついた
・節税のため
etc…
理由は何であれ、
「とりあえず作ってみた」
も個人的にはアリ
医師にとって知らない外の世界
を垣間見ることが出来る
会社名を決める
・由来を聞かれることが多いので
簡潔で・意味のある社名が理想
・後から馴染んでくるので最初は
こだわり過ぎないのも大切
事務所を決める
・賃貸契約で事務所利用が禁
止されていなければ自宅でOK
資本金を用意する
・１円でも問題ないが、設立自
体にお金がかかる（後述）
事業内容を考える
・すぐに収益化する必要はない
が定款（会社の規則）に事業
内容を定める必要がある
・個人の実印
―申請書類で押す箇所がある
―3,370円～
・会社の実印
―申請書類で押しまくる
―7,130円～
・会社の銀行印
―設立直後に必要となる
―6,420円～
→ハンコヤドットコムが便利
・個人口座
―資本金を一時的に入れる
―法人口座は設立してから
合計：16,920円～

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A. 書類自作
①書類作成
B. freeeというサービス
・会社というものの仕組みを知る
ことが出来る
・「書類作成」は今後も必要に
なる場合があるが、その際も「自
分で出来る」と強気になることが
出来る
・左下の書類を「空欄を埋める
だけで」10分くらいで作成できる
・作成ミスが起きようがない
・そのまま会計ソフトまでワンス
トップでいける
株式会社を作るための手続き ～手続き編①～
メリット
デメリット
下記の書類を全て自分で作る
・会社定款
・登記申請書
・就任承諾書
・発起人決議書
・払い込みがあったことを証する書面
・登記すべき事項の別紙
・印鑑届出書
素人がやると膨大な時間を要し、
なおかつ膨大なミスを生む
・登記（つまり役所に申請する
作業）は今後も生じるが、その
際の書類作成が億劫になる
設立の労力は数十分の１程度に軽減

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A. 書類自作
②定款認証・法務局での登記
B. freeeというサービス
なし メリットしかない
株式会社を作るための手続き ～手続き編②～
メリット
デメリット 会社のルールブックである「定款」
はしかるべき番人（公証役場）
に見てもらい「認証」を得ないと法
務局に持っていくことが出来ない
①まず公証役場に電話をして、下記を依頼
・承認前の事前チェック
―メールで定款を送る
②事前チェックでオーケーなら実際の承認をも
らいに公証役場に行く
持ち物は…..
など全て自分で調べてやらなけれ
ばならない
freeeのガイドに従えば全てが分かる
ように手配されている
準備した書類を法務局に持ってい
き登記申請を行うと、通常7-10日
ほどで登記が完了し、あなたの会社
がこの世に産み落とされる
※なお会社設立日は「書類を持っ
て行った日」になるので注意
合計：211,000円（定款を紙で認証すると246,000円）
(登録免許税 150,000円, 認証料51,000円, freee 10,000円)

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A. 書類自作
②税務署・年金事務所への届け出
B. freeeというサービス
なし デメリットはないものの、メリット
はそこまで莫大ではない
下記の項目などについて自分で
決めた内容を記載していく必要
がある
株式会社を作るための手続き ～設立後手続き～
メリット
デメリット
登記が終わってからが手続きの本番！
給与や社会保険のことなど、次回以降でご説明します
会社は設立して終わりではなく、
その後、下記の場所に行く必要が
ある
・国の税務署
・都の税務署
・年金事務所
どこにどの書類を提出するのか、全
て自分で調べればならない

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株式会社を作るために役立つ知識
・会社の公告義務
株式会社は国に登録され公になっている組織なので、毎年の決算や、もしも会社が解散した時など、然るべき手段で
広く通知する義務があります
その通知方法は主に
・官報（国が発行する新聞）
・電子公告（つまりweb） の２つとなります
結論だけ言うとfreeeのおすすめするように電子公告を選択するのが楽で安いです（年間4000円ほど）
・謎の組織 「公証役場」
官公庁の一種と勘違いするのですが、実は法務局が管轄しているだけで独立採算制をとっている組織です
なので実はこれ、会社の住所に囚われず、「どこでも好きな公証役場に行って良い」です。
お役所と違い、働いている人のカラーが出るので、「場所によって良し悪しがある」らしい…
ちなみにぼくのお気に入りは「京橋公証役場」です
・法人口座用 おすすめ銀行
会社が設立出来たら、登記簿が取得できるので、それと会社銀行印を使って法人口座を作ります。
口座開設は都市銀行orネット銀行を問われたら、ネット銀行一択で良いと思います。審査が通るし月額無料だから
です。そのうえで、社会保険料の支払いが楽な、ゆうちょ・楽天銀行・ジャパンネット銀行から選ぶのが良いでしょう
・会計ソフトはfreee or Money Forward??
どちらも、設立登記申請～設立後の会計ソフトまでを一気通貫で管理してくれるクラウドソフトです
ぼくはたまたまfreeeを使いましたが、ぶっちゃけ素人には差はあまり分からないのでどっちでもいいです

9. 9
スライドでお伝えできていないノウハウもたくさんあります
↓疑問や分からないことはこちらまで↓
igakushoreview@gmail.com