三宅 陽一郎 @miyayou
2021.1.19 @planets
「人工知能が『生命』となるとき」
人間はなぜAIにキャラクターを欲望するのか
遅いインターネット会議
https://www.facebook.com/youichiro.miyake
http://www.slideshare.net/youichiromiyake
y.m.4160@gmail.com
miyayou.com
「人工知能が『生命』となるとき」
人間はなぜAIにキャラクターを欲望するのか
人工知能を探求することは、
人間を探求すること。
哲学によって深く探求し、
エンジニアリングによって証明する
アプローチ
そこから構築
(エンジニアリング)
そして何ができるのか?
知能とは何か?
(哲学、サイエンス)
東洋的存在論=人工知性
西洋的機能論
=人工知能
西洋の見る夢
東洋の見る夢
人工知能の誕生(第零章)
組み合わせ構造・水平的
存在的混沌・垂直的 人工知能の2つの探求(第一章)
機械論・分解的
存在論・生成的
人工知能の作り方(第二章)
問題特化型
身体の上に立脚 人工知能の立脚点(第三章)
情報的・世界の再構築
身体的・
世界と溶けあう
世界とのかかわり方(第四章)
存在共生
機能連携
人とのあり方(第六章)
人工知能と人の相互理解(第五章)
機能理解
存在の理解
都市管理
自然となる 環境としての人工知能(第七章)
人工知能と言語(第八章)
言葉を外す
言葉で作る
結晶化する人工知能(第九章)
人工生命
エージェント
自律型知能
人間拡張
人工知能の未来(第十章)
場としての人工知能
身体 身体
環境
意識
前意識
無意識
(言語の網)
意識
前意識
無意識
(プログラム
言語の網)
外部から
の情報
言語・非言語境界面
知覚の境界面
人間 人工知能
意識的干渉
無意識的干渉
外部からの
情報
物理的干渉
他者の構成
他者の構成プロセス
世界
身体
知能
フレーム
その時々で身体が捉える世界
フレームを作る力
意識
身体と知能の境界面
世界と身体の境界面
環世界による接続
世界に根を張る力
人工知能と西洋哲学
ハイライト
存在の混沌
生態による分節化
知能による分節化
言語的世界
社会による分節化
認
識
の
生
成
図8.5
人工知能と東洋哲学
ハイライト
唯識論
世界は識から成り立つとする理論。
眼識
耳識
鼻識
舌識
身識
意識
阿頼耶識
(一切種子識)
末那識
感覚
(五識)
思考
自我執着心
根本心
表層心
深層心
言葉なしで対象を直接
に把握する。それぞれ
固有の対象を持つ。
五識と共に働いて感覚を
鮮明にする。五識の後に
言葉を用いて対象を概念的
に把握する
常に阿頼耶識を対象として
「我」と執する。
眼識ないし末那識を生じる。
身体を生じて生理的に維持している。
自然をつくり出し、それを維持し続けている。
一切を生じる種子を有する。
(横山紘一 「唯識の思想」、講談社学術文庫、P.60 )
学問としての
人工知能
(アカデミック)
理想の人工知能像
(鉄腕アトム
など)
学問としての人工知能の進む道
技術(機能)が徐々に集積される
人々が求める人工知能像
から逆算して技術を求める
ポップ
カルチャー
(SF,アニメ、
ゲーム)
学問
学問としての
人工知能
(アカデミック)
理想の人工知能像
(鉄腕アトム
など)
学問としての人工知能の進む道
技術(機能)が徐々に集積される
人々が求める人工知能像
から逆算して技術を求める
ポップ
カルチャー
(SF,アニメ、
ゲーム)
学問
立ち現れるものとしての
人工知能
機能とアーキテクチャから
ビルドアップされる
人工知能
学問としての
人工知能
(アカデミック)
理想の人工知能像
(鉄腕アトム
など)
学問としての人工知能の進む道
技術(機能)が徐々に集積される
人々が求める人工知能像
から逆算して技術を求める
ポップ
カルチャー
(SF,アニメ、
ゲーム)
学問
立ち現れるものとしての
人工知能
機能とアーキテクチャから
ビルドアップされる
人工知能
現在のところを二つを結ぶ細い架け橋
(ここを太くすればお互いが相互作用的に進化する)
現実世界
デジタル
ツイン 相互作用
ミラーワールド
スマートシティ
センシング
AIによる干渉
都市全体を監視・制御するAI
交通全般を制御するAI
各エリアを監視・制御するAI
各ビルを監視・制御するAI 道路を監視・制御す
るAI
各広場を監視・制御す
るAI
人の流れを監
視・制御するAI
抑止・委任 報告 抑止・委任 報告
抑止・委任 報告
都市
監視
制御
監視
制御
人 ドローン ロボット
デジタル
アバター
報告
命令
人
監視
制御
監視
制御
レベル
キャラクターAI
レベルを認識し、
自律的な判断を行い、
身体を動かす.
敵・味方
キャラクタ-
プレイヤー
情報獲得
スパーシャルAI
空間全般に関する思考
メタAI, キャラクターAIの為に
空間認識のためのデータを準備
ナビゲーション・データの管理
パス検索 戦術位置解析 オブジェクト認識
メタAI
エージェントを動的に配置
レベル状況を監視
エージェントに指示
ゲームの流れを作る
Order
Ask &
Report
ゲーム全体をコントロール
Support
query
query
頭脳として機能
MCS-AI動的
連携モデル
都市全体を監視・制御するAI(メタAI)
交通全般を制御するAI
各エリアを監視・制御するAI
各ビルを監視・制御するAI 道路を監視・制御す
るAI
各広場を監視・制御す
るAI
人の流れを監
視・制御するAI
抑止・委任 報告 抑止・委任 報告
抑止・委任 報告
都市
監視
制御
監視
制御
人 ドローン ロボット
デジタル
アバター
報告
命令
人
監視
制御
監視
制御
キャラクターAI
ス
パ
|
シ
ャ
ル
A
I
人間たち、自然
人工知能層
情報処理層
(街に張り巡らされたインターネット)
物理層
(街そのもの)
スマートシティ
センサー群による認識
ロボット、ドローン、アバター
などによるアクション
IoT, GPSなどによって現実世界と
デジタル世界を結びつける
図7.3
西洋の街、東洋の街
https://zkg10.com/posts/bba83e8c
自然 都市
人工知能
スマートシティ
自然の一部としての
人工知能
図7.5
Law (社会法律)と Law (自然法則)
• 台湾のIT推進大臣、オードリー・タン氏は、イスラエルの歴史
学者ユヴァル・ノア・ハラリ氏との対談の中で「コードはLaw で
す。Law といっても、法律ではなく、法則のようなものです」と
述べています。自然な「法則」と言うところに、はっきりとした
東洋的な捉え方が表れています。西欧の立場ではあれば、社会は
人工物でありますから社会的な法律、と言ったことでしょう。数
年前までは、これはネット社会に限定された議論でした。しかし、
デジタルとリアルが重なる現代においては、いまや現実の社会全
体に対する議論になりつつあります。
(本書、P.139)
社会
人工
知能
人工
知能
人工
知能
人工
知能
人工
知能
場
人工知能が用意した立場に人がエントリーする
人
場
人工知能が用意した立場にエージェントがエントリーする
エー
ジェン
ト
図9.12
内側から
外側から
人工
知能
創発的内省性
(emergent reflectivity)
世界・対象の更新
他者の視線によって
自己(me)を形成する
=外側から規定される
自己
自分の視線を獲得する
=内側から構築する自己
世界の集約点としての
自分(me)
me
I
世界への出発点として
の自分(I)
図9.8
人
エー
ジェン
ト
エー
ジェン
ト
エー
ジェン
ト
エー
ジェン
ト
エー
ジェン
ト
エー
ジェン
ト
エー
ジェン
ト
エー
ジェン
ト
エー
ジェン
ト
エー
ジェン
ト
社会
人
図9.13
ゲーム世界
人工知能アシスト
ゲーム世界
プレイヤー
人
仮想
人格
プレイヤー
仮想
人格
仮想身体 仮想身体
人 図10.7
技術の進歩
時間軸
※横軸の数字はおおよそのものです
非技術的世界
機械化
コンピュータ化
電動化
人工知能(AI)化
人間拡張化
(Human Augmentation)
インターネット化
1760 1950
1870 1980 2010 2035
拡張人間
(Augmented Human) 自律側AI
(Autonomous AI)
人工知能進化の方向
(西洋的)
発
展
進
化
相互に学習する
相互に学習する
人工知能進化の方向
(東洋的)
発
展
進
化
還
元
相互に連携する
相互に連携する
深
化
深
化
還
元
図10.14

「人工 知能 が 『 生命 』 となるとき」 人間はなぜ AI にキャラクターを欲望するの か