活用事例
パートナーコラボレーションを支えるASP
奥山 晃次
株式会社リクルートライフスタイル
ネットビジネス本部データマネジメントG
鈴木 佑介
株式会社サインウェーブ
Date:2017/May/19
目指したいもの
2
出典:http://www.edwardbetham.ealing.sch.uk/index.php/calendar-events/other-school-letters
会社紹介 株式会社リクルートライフスタイル
3
出典:https://www.recruit-lifestyle.co.jp/company
サービス紹介
4
Airレジ サービスカウンター紹介
5
出典:https://airregi.jp/jp/partner/
本題に入る前に
6
み な さ ま は 、な ぜ kintoneを
導入/検討されているのでしょうか?
実現したいこと
7
コラボレーション
いつでもどこでも気配りのある接客
実現したいこと
8
デ ー タ を 活 用 し パ ー ト ナ ー と の シ ー ム レ ス な
情 報 連 携 と 接 客 の P D C A 実 施 に よ り
お 客 様 に 最高の利用体験を提供す る こ と
自己紹介
9
奥山晃次
株式会社リクルートライフスタイル
鈴木佑介
株式会社サインウェーブ
写真
Key Message
10
脱エクセル による受注・接客・問い合わせ コラボDB構築
データドリブン なマネジメントPDCAの実践
ユーザーライクなkintoneで ユーザー入力負荷軽減
エンジニアも 上流工程からコミット する“はみだし”チーム
活用シーンとビジネス成果
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販売員 SV
本部
Mgr
渉外
窓口・企画
開発
サービス
パートナー
サプライ
パートナー
受発注申請
問い合わせ
販売サポート
販売パートナー
サプライ/サービス
パートナーリクルート
活用シーンとビジネス成果
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販売員 SV
本部
Mgr
渉外
窓口・企画
開発
サービス
パートナー
サプライ
パートナー
受発注申請
問い合わせ
販売サポート
販売パートナー
サプライ/サービス
パートナーリクルート
• 成約率が約4倍に向上
• 3社間での申込みデータ連携のリードタイムを最短化
• 発注業務は約10分の1に効率化
• 受注処理効率を大きく改善
Key Message
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脱エクセル による受注・接客・問い合わせ コラボDB構築
データドリブン なマネジメントPDCAの実践
ユーザーライクなkintoneで ユーザー入力負荷軽減
エンジニアも 上流工程からコミット する“はみだし”チーム
活用シーン
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販売員 SV
本部
Mgr
渉外
窓口・企画
開発
サービス
パートナー
サプライ
パートナー
受発注申請
問い合わせ
販売サポート
販売パートナー サプライ/サービス
パートナー
リクルート
受注・接客・問合せデータベース
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細かな接客/受注データを共有する基盤構築と運用工数削減を実現
Before After
受注管理の課題
・連携FMTへの転記工数大
・記載ミスの修正工数大
・CSVアップロードが可能
・JSでバリデーション自動化
接客管理の課題
・日報ベースで細かな改善ポイントが
見つけにくい
・1接客1レコード登録
・販売員単位で改善施策
問合せ管理の課題
・問合せ内容の重複
・社内確認ステータスが不明
・FAQ対応を販売店で自走化
・プロセス管理で対応漏れを抑止
Before)エクセルでの申込データ管理
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販売パートナー リクルート
修正に工数がかかり作業者が疲弊
販売側もモチベーションが低下
申込不備を人力で1件ずつ目視確認
After)kintoneでの申込データ管理
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JavaScriptでチェックポイントを自動化
プロセス管理で対応漏れを無くす
After)問合せフォーム(プラグイン)
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After)問合せデータベース
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活用シーン
20
販売員 SV
本部
Mgr
渉外
窓口・企画
開発
サービス
パートナー
サプライ
パートナー
受発注申請
問い合わせ
販売サポート
販売パートナー
サプライ/サービス
パートナーリクルート
kintoneを活用したメーカー受発注データ
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販売パートナー メーカー各社
納
品
請
求
リクルート
Web-EDI
Web-EDI
(翌月)
(随時)
注文データ送付 発注完了
確認後
注文データ送付
発注完了
納期回答
注文データ確認
納期回答 納期確認
出荷連絡出荷連絡 出荷確認
検品
数量照会
出荷
注文分納品
納品書送付検品データ送付
検品データ送付
当月末〆
月末3営業日前〆
請求内容確定
発注データ突合
請求金額確定
前月検品分
データ送付
請求書送付
出荷データ突合
請求書送付
ファイル・書面の流れ メールの流れ 商品の流れ
前月出荷数量分
データ送付
日次
kintone
発
注
kintoneでの発注管理
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メーカーは
自製品のみ
閲覧可能
リクルートのみ
閲覧可能
①閲覧権限を細かく設定 ②受注データ取込後の処理を自動化
Key Message
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脱エクセル による受注・接客・問い合わせ コラボDB構築
データドリブン なマネジメントPDCAの実践
ユーザーライクなkintoneで ユーザー入力負荷軽減
エンジニアも 上流工程からコミット する“はみだし”チーム
ここまでのまとめ
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品質の高いデータ
コラボレーションによるPDCA
質の高い導入体験の実現→成約率
Key Message
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脱エクセル による受注・接客・問い合わせ コラボDB構築
データドリブン なマネジメントPDCAの実践
ユーザーライクなkintoneで ユーザー入力負荷軽減
エンジニアも 上流工程からコミット する“はみだし”チーム
注力すべきこと
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品質の高いデータの仕組み化(データマネジメント)に
リソース投資を惜しまないこと
データ品質を保つDB構築における苦労
27
1. 保守工数の増大
2. 時間制約から運用カバー
3. プロセス一括更新を手運用
4. 深夜に通知300連発
kintoneのユーザーライクな特徴を活用したユーザビリティの実現
28
1. ユーザーインターフェイス
2. 権限設定
3. コミュニケーション
kintoneのユーザーライクな特徴を活用したユーザビリティの実現
直観的なUIの活用
・D&Dでの画面設計
・ラベル、罫線などでのセ
クション表示を実現
・フォームの設計と画面の
レイアウトが一体化
・組織やユーザごとに必要
項目のみを表示
29
1. ユーザーインターフェイス
kintoneのユーザーライクな特徴を活用したユーザビリティの実現
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2. 権限設定 シンプルな権限設定の活用
・スペースごとに利用機能をまとめ、
対象の組織のみが利用可能な状態に
・アプリの権限設計で組織ごとに、閲
覧・編集など最小限の機能のみ解放
・アプリだけに関わらず、レコード、
フィールドの権限を利用し、必要最
小限の組織・ユーザにのみ情報を解
放
スペース
アプリ
レコード
フィールド
kintoneのユーザーライクな特徴を活用したユーザビリティの実現
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コミュニケーションの活用
・メールでのコミュニケーションを
無くし、コメント機能を利用
・レコードに対してのコメントを行
う性質上、認識の齟齬が起こらな
い
3. コミュニケーション
Key Message
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脱エクセル による受注・接客・問い合わせ コラボDB構築
データドリブン なマネジメントPDCAの実践
ユーザーライクなkintoneで ユーザー入力負荷軽減
エンジニアも 上流工程からコミット する“はみだし”チーム
リリーステスト実装設計
上流工程から入る“はみだしチーム”
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システム
要件定義
業務
要件定義
通常
今回
業務要件定義から伴走したことで、業務上最適なシステム要件をユーザーと
ともに設計していくことができた(ユーザーフレンドリーなUIの実現)
齟齬が生まれる
死の谷
本題を終えて
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み な さ ま は 、な ぜ kintoneを
導入/検討されているのでしょうか?
オンラインデータ
オフラインデータ
顧客
顧客DB
実現したいこと
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課金
顧客のサービス検討は様々なタッチポイントをデータ化し、最適な体験を進化させる
必要がある。そのためローカルに閉じるエクセルではなくコラボレーションを実現で
きるASPツール(kintone)の導入が必要不可欠であった。
サポート導入購入検討認知
実現したいこと
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オンライン・オフラインのデータを活用し
パートナーとのシームレスな情報連携と接客のPDCA実施により
お客様に最高の利用体験を提供すること
ご清聴ありがとうございました
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パートナーコラボレーションを支えるASP

Editor's Notes

  • #3 ある感動的なストーリーからお話させてください。 長年部署で尽力された方が異動することになりました。その方に感謝の気持ちを伝えたい部署の人が送迎に送ったものは何だったと思いますか? 高級な時計?ギークなレトロPC?いえいえ、単純に100本入ったバズーカうまい棒だったんです。 その方はかなりの人見知りで最初に声をかけることが苦手だと知っていたメンバーみんなで考え、「次の部署にいくまで空けてはいけません。次の部署にいってやることはまず このうまい棒を新しい部署の人に配ることです。それが最初の話すきっかけになるでしょう。」これを聞いた異動者の方は涙がとまりませんでした。 なぜこうした話をしたのか。Kintoneはあくまでもツールです。まず目指すべきことがあり、それを成し遂げるために強力な武器としてkintoneがあることをみなさまには 伝えたかったのです。先ほどのエピソードではチームとして送別者にとって、最高の門出を作ることを共通のビジョンとして考え抜くことができたからこそ生まれた事例です。 私たちは様々なステークホルダーと協業しながらも、お客様へ最高の体験を提供すること、これを目指しております。これをいくつかの使い方の中でkintoneがどう支えてくれたのかを 今回の発表ではお伝えしたいと思います。
  • #5 2017年3月末時点でアカウント数は27.9万 口頭補足する
  • #9 ・社内の活用ナレッジがあったこと ・他ASPではユーザービリティを追求する仕様でなかったこと からkintone導入を決めた
  • #26 メッセージの3点目は ユーザーライクなkintoneの特徴を生かしユーザー入力の負荷を軽減しました。
  • #27 注力すべきこと 品質の高いデータの仕組み化を作るにあたっては、 リソース投資を惜しまないことです。
  • #28 そしてデータ品質をたもつ上で苦労した点を4つあげました 1点目は保守工数の増大 2点目は時間の制約から運用カバーをしたこと 3点目はプロセス一括更新を手運用したこと 4点目は深夜に通知が300件飛んできたこと この4点で大変苦労しました。 まず1点目についてはユーザーと一緒に要件定義することによって、ユーザーが徐々にkintoneの出来ることを理解し、 要件が大きく膨らむという結果になってしまいました。 2点目についてはkintoneでは定期的な処理を行う場合、いくつかの対応方法が考えられますが、 時間の制約からシステムで対応することが出来ず 、結果、運用でカバーしていただくことがありました。 3点目についてはプロセスの一括更新をAPIで行おうと設計していたのですが、 ドキュメントを確認すると一括更新が不具合によって出来ない事が発覚し、とりあえず機能化を諦め 一時的に手運用で凌ぎました。ただし、後々にAPIで更新するように機能化しました。 4点目についてはプロセス管理を利用した際に作業者に割り当てられた ユーザーのみが、通知が来る仕様だと思っていたのを誤認しており、組織単位で作業者を設定していたところ 組織に含まれる全ユーザーに通知が飛んでしまう事態になってしまってかなり焦りました。 みなさんこんな経験、1度はありますよね?笑
  • #29 kintoneのユーザーライクな特徴を活かしたユーザービリティの実現 1にUI 2に権限設定 3にコミュニケーションです
  • #30 まず1点目はユーザーインターフェースについてです。 kintoneの持っている直観的なUIを活用しました。 ・ドラッグアンドドロップでの画面設計 ・ラベル、罫線などを利用し、セクション表示を実現 ・フォームの設計と画面のレイアウトが一体化していること ・組織やユーザごとに必要な項目のみを表示し kintoneのユーザーライクな面を思いっきり活用しました。
  • #31 次に権限設定です。 図の通り、スペース内にアプリが内包され、アプリ内に レコード、フィールドが存在し、個別に設定出来ます。 この構造だからこそ、必要最小限の項目のみを 必要としている組織、ユーザのみに情報を解放することができました。
  • #32 そして最後にkintoneのもつコミュニケーション機能を利用しました。 ・今までメールで行っていたコミュニケーションを全て、  kintoneのコメント機能によせ、パートナーと認識の齟齬が起こらない  コミュニケーション基盤が作れました。   そしてこれらは全てkintoneの標準機能で出来ることです。
  • #33 今回最後のメッセージである エンジニアも上流工程からコミットするはみだしチーム についてです 僕がここに立っている理由でもあります。
  • #34 システムに明るくないビジネス要件定義者、業務に明るくないシステム要件定義書の間で微妙な齟齬が生まれ、その後のユーザービリティを損なうというのは通常のシステム開発ではよくある話だと思います。 システム制約だから、、、といった理由でユーザービリティを損なうことがよくありますが、業務側からすると通常の業務からの変更点、マストなものが抜け落ちていることに対する不満で入力作業に対するモチベーションが下がることが多々存在します。 こういった負を解消するために、kintoneのユーザーライクな部分を活用することや、既存業務内容の理解をしていく所から圧倒的当事者意識を持って関わっていくことで、今回要件定義担当者として仕事の視野はドンドン広がったと思います。 実際にパートナーのところに訪問し、その場で要件定義を行ったり、実際に利用予定のデモ画面などを見せながら要件定義を行い、スムーズに設計、開発へとつなげることが出来ました。
  • #37 ・kintoneのますますの発展 と ・導入を検討/設計するユーザーの皆様のステップの一助になれば幸いです