クラウドを活かし、強みにするISVの可能性
-ユーザー企業の「事業とITの一体化」に貢献するサービスへ



          2012年9月12日
        札幌スパークル株式会社
           桑原 里恵
         Twitter @SatoeKuwahara



                                  JASPAセミナー
自己紹介に代えて…

     • 本日の資料は「SlideShare」にアップ
             札幌スパークルFacebookページにリンクをアップ
         http://www.facebook.com/SapporoSparkle
     • 合わせていくつか…クラウド&デザイン関連の執筆、番組
            •   IT Leaders 2011年11月号「システム起点から利用起点へ-クラウド2.0」
            •   IT Leaders 2010年5月号「クラウド構成で実現するシステム像と可能性」
            •   日経ビジネスオンライン連載「グランドデザイン問答;素敵な総合造形計画」
                 • Kinectの驚く応用、買い物客の行動を追跡 発想次第で思いがけない…
                 • 1ドルアプリでiPad2をヘルスケアに、費用や技術の限界を超え…
            •   日経ビジネス2011年12月12日号「グランドデザインはあなたが描く」
            •   IT Leaders Live! クラウド関連配信(その一部);
                •   第15回 11月3日 クラウド、consumerizationに合った開発工程を考える
                •   第17、18回 11月17、24日 企業システムの視点から クラウドの今を考えてみよう
                •   第22回 12月22日 二度目の元年を迎えたオープンソース
                •   第48回 6月21日 ここまできたメガクラウド -大手ERPベンダーのクラウド動向
JASPAセミナー                             1                ©2012 SapporoSparkle kk
もうひとつ…

     •      企業ITのオンライン番組「IT Leaders Live!」を配信中
            •   毎週木曜日18時~ ITリーダーズ田口潤編集長と
            •   番組Facebookページ; http://www.facebook.com/ITLeadersChannel




     •      その他のソーシャル・メディア発信もぜひ!
            •   桑原里恵Twitter https://twitter.com/SatoeKuwahara
            •   桑原里恵Facebook http://www.facebook.com/satoekuwahara
            •   札幌スパークルFacebook http://www.facebook.com/SapporoSparkle
JASPAセミナー                                  2                       ©2012 SapporoSparkle kk
ごく身近な「選択肢」になったクラウド

     •      クラウドとの距離感が変化→ごく日常、ごく自然な選択肢に
               クラウドを前提とする多数のサービス
               新製品の多くがクラウド提供、あるいはクラウド試使用
               大手メーカー、主要製品がクラウド版を提供
               業界向けサービス、情報共有化などはクラウド型の提供
               Consumerizationでクラウドはさらに身近に
                     すでに起きている変化
                      →自身の価値として享受するかどうか

     •      クラウドによって多彩なサービス、ソフトウェアが登場
     •      費用とスピードの“解”が増え、IT化のアプローチが変化
     •      地方企業、中小企業にも“大手と同じ選択肢、利用環境”
     •      情報を得るのも、技術を試すのも容易、技術と知識次第
     •      グローバル化、情報共有型などクラウドによく合う対象も
JASPAセミナー                     3           ©2012 SapporoSparkle kk
一方、企業ITは…「事業基盤となり、武器となるシステム」

     •      事業とITの一体化→ ITを組み込んだ業務プロセス
     •      さらに、ITを活かした“個性的で強みとなる”機能
     •      全体像が肝。さらに実現の品質とスピード/費用が競争力に
     •      求める姿に向けて、「必要なシステムを組み合わせる」
     •      グローバル化、多様化、協業……今日の事業方向性→IT化も変わる
  狙いと実現内容            業務プロセスと機能要件           使用システム
     事業の方向性          業務プロセス                  情報基盤


                                       シ    ERPなど基幹系
    取り組みの狙い                        業   ス
                                   務   テ
                                   機   ム   CRMなどパッケージ
                                   能   機
                                       能
   対象                  察知     誘導
              何が                           メール・表計算…
  プロセス       変わるのか
                       情報共有


                                           社外・外部サービス
JASPAセミナー      変化に取り組みの価値      4            ©2012 SapporoSparkle kk
ユーザー企業から見たクラウドの魅力

     企業ITの『システム視点から利用視点への変化』
            →クラウドが顕著に支える “いかに活かすか”
            → 「求める姿に必要なシステムを、求める条件で実現する」
            → 実現内容にも、実現条件にもクラウドが“策”になる
            → クラウドを「ハイブリッドに使う」 *“ASP時代”との違い

                        技術による刺激
                                    クラウドサービスA
            求める姿
                                     既存システム
                                     オンプレミス
             事業視点
             顧客視点                    外部サービス
                                     協業、BPO


JASPAセミナー             インテグレーション
                           5                  ©2012 SapporoSparkle kk
所有/非所有を超えて・・・“Choice and Customize“

     クラウドを使って“自社に最適なシステムを実現”
            “Choice & Customize” → “インテグレーション”


     クラウドが持つ魅力 “所有/非所有を越えて”
       ・クラウドが持つ基本特性と価値観(特にマネジメント側面)
       ・高度化と深刻化する基盤負担をクラウドに委ねる
       ・クラウド独自の価値を取り込む(いつでもどこでも、情報共有…)
       ・クラウドを介して優れた技術とノウハウを得る
       ・クラウドの「連携の強さ」を活かす ・・・

       ワンポイント;①クラウドとアウトソーシングは違う
       *例えば、信頼性=個別の品質→全体は組合せによる=ユーザー責任
JASPAセミナー                   6           ©2012 SapporoSparkle kk
例① 小売業の商品構成(MD)システム

     •      複数のシステム形態を適宜選択、組み合わせたシステム
     •      実際はこれらの組み合わせを支えるデータ・インテグレーションなど基盤

                                              小売業主体の共用システム
                               特売計画システム
                                              商品情報&商談システム
                        商品構成(MD)システム                                   小売業のシステム
                                                                       サプライヤーに公開
                                                         MD、実績         PaaS使用
                                  品揃え         AP
                           AP                                              独自システム
                                              AP        マスター、提案
    小売業バイヤー

              オンプレミスとクラウドを                            商品情報共有サイト         第三者システム
              組み合わせた                          検索                          パブリッククラウド
              SOAのアプリケーション                                                  SaaS&
                                                         商品情報…                 ビジネスサービス




                                                    商品詳細情報
                    サプライヤー担当者
                                                                          サプライヤーのシステム
                                                   AP   画像   仕様            SaaS上に実装
                                                                           プライベート利用
                                                             候補商品etc.
JASPAセミナー                                 7                      ©2012 SapporoSparkle kk
例② 複数のクラウドを組み合わせた顧客対応のしくみ

                                 メッセージetc.   位置情報                 電子マニュアル
                                                                                         巡回中
                                 写真サイト       地図情報       CRM       CRM           GPS
                                                        コンタクト     フィールド
                                                        センター      サービス

                                                                                依頼
                  GPS


                                                                   見積もり etc.
                                                                                 サービス
                                                                  顧客契約            指示
  大変!             IDつき                                            システム
                         コンポジット
  来てくださ                  アプリケーション
  い

                                                                                顧客

                                                                                              サービス
                            顧客状況              対応画面                 サービス                       担当者
                                                                    担当者状況
                                                対応内容
                           CRM                  顧客情報            アサイン                          現地へ
                      会話                                                   会話
 かけつけ                                                                                        作業報告
                           CTI
 回答         家族からの照会
            後日の照会                                       オペレータ


JASPAセミナー                                           8                            ©2012 SapporoSparkle kk
例③ ビデオ会議をアプリケーションに組み合わせる

  •    クラウドのビデオ会議を“仕事の道具”だけでなく、特定のシーンに利用
       →ビデオ会議と他を組み合わせて“アプリケーション”化
  •    例ではビデオ会議に文書共有、検索、音声動画記録、ワークフローなど
  案件A




                                      専門部署担当A




                         担当Bさんは、
                         複数のミーティングに
                         順番に参加する
                                      専門部署担当B
      顧客A        営業A   案件B

      お客様とのミーティング中
                                      必要な時間だけ参加
      専門的な知識が必要になったら
                                      順番に複数の
      専門担当者に入ってもらう
                       顧客B             ミーティングに参加
                             営業B
JASPAセミナー                                 ©2012 SapporoSparkle kk
                                                    9
クラウドの動き“多角度の進化”- PaaS/SaaSでは…

     1. エンタプライス系とソーシャル系、コンテンツ系
     2. Consumerizationのビジネス利用が拡大
     3. 特化型クラウドが多数登場;
            1.   小さな単位(単機能)のクラウド・サービス
            2.   専門性の高い業務を対象とするサービス
            3.   高難度、高負担の領域を対象とするサービス
            4.   基盤部分など特定技術を対象とするサービス
     4. ビジネス・サービスやコミュニティを伴うサービスの広がり
     5. データ分析などクラウド活かした専門サービス登場
     6. PaaSの強化とハイブリッド利用を支える基盤
     7. アプリケーション基盤となるSaaS…アカウント情報他
     8. パッケージのクラウド型サービスとクラウド専用の競争激化
     9. 主力ベンダーによるパブリック・クラウドの急進 ……
     10. オープンソース、モバイル、ビッグデータ/データ活用の関連
JASPAセミナー                    10         ©2012 SapporoSparkle kk
クラウドを活かすために…インテグレーションの力

     •      今、インテグレーションの力が求められている
            •   「描き、選択/組み合わせ、実現をする」役割が大事→できるなり厳禁
     •      そしてさらに、共通基盤性を活かした“プロデュース”へ
 <従来のよくある姿>
                                                        できるなりの姿
            だいたいの     コンポーネント                  その範囲内の
             スコープ       を特定                      実現像
                         人材を特定
                      ★事業とITの一体化が進む中、ITが足かせになることは許されない
                      ★製品や技術の可能性がアプローチや人材の制約で発揮できていない
 <今日、求められる姿>
                                                   “できるなり厳禁”
            だいたいの
             スコープ                            構想力               実現像
                       求める姿
                                                            グランドデザイン
            こだわり部分                    デザイン     方法論
             を具体化
                                      製品・技術        要件
JASPAセミナー                        11                     ©2012 SapporoSparkle kk
参考; クラウドの利用は“アプローチの変化”が前提

    パッケージの利用や複数システムの組み合わせでは・・
            -構成、骨格から機能内容(詳細)へと段階的に決定していく
            -製品のポリシー、特性を早く理解し、確実に反映していく
            -「業務面の検討」と「技術面の検討」を並行、合流する
    クラウドの利用では特に大事→“Choice and Customize”の基本
              概要         詳細       システム
   従来        業務要件       業務要件       要件
                                                 開発

            業務                        システムへ

            業務の骨格       機能特定      機能内容
   今は       プロセス単位       (概要)      (詳細)
                                               業務適用
            骨をつくる       機能を選ぶ    内容をつめる
            システム/技術構成             機能内容
              実現の解      適用機能選択                 システム実装
                                   (仕様)

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            大(骨格)                     詳細へSapporoSparkle kk
                                       ©2012
                           12
「費用とスピードの強み」をユーザーとSI双方に活かす

     •      クラウドの魅力に費用とスピード →もっと多側面で活かす
     •      開発環境の手配、繁忙時のリソース、使用期間の拘束…
     •      地方や小規模でも不利にならない。高度な技術を活用可能
     •      特化した選択、継続的な拡張、選択と利用の単位に柔軟性
     •      これを活かして「費用モデル」と「システム・ライフサイクル」を最適化
                            事業貢献度・・・費用対効果
      利用規模
                                                                 費用規模
     (事業価値)


              (利用から見た)             (開発から見た)              開発作業
                  実現規模              実装規模                  規模
                         標準化、「共通と固有」           パッケージ、クラウド利用
                         バリエーションの定義            製品、技術の使い込み
    業務プロセスに一体化           プロセスと機能を分離・・          SOA、基盤化               開発生産性・・・
    →とことん使う ・・・                    実現の解/デザイン   マスター、データ整備・・

                           IT化のチャレンジ・・・IT部門の役割
JASPAセミナー                               13                    ©2012 SapporoSparkle kk
立体化するクラウドとの関わり-ISVへの期待

  クラウドの広がり→それに関わる様々な役割が登場
  • クラウド・サービスを提供する事業者 →多様化
  • 主要なクラウドと組み合わせる特化したクラウドの提供
  • クラウドのデータや基盤を利用したサービス機能
  • クラウドを組み合わせたインテグレーションを提案、販売
  • クラウドの選択と利用を支援、インテグレーションを実現
  • クラウドを使ったシステムの運用、持続的な拡張を支援
  • クラウドを含む全体を支える基盤の構築と運用の支援
  • クラウドを活かしたコミュニティ、新しい事業モデル …
  *インテグレーションの役割;より顧客視点で身近な存在に

      今、強く求められている存在 (背景;従来の構造、役割では非合致)
JASPAセミナー
          インテグレーション →“不確実”を越えていく方法論と姿勢 kk
                       14         ©2012 SapporoSparkle
まとめに代えて… 強みに応え、個性を活かすIT化へ

     「ITを活かした圧倒的な生産性向上が競争力の礎になる。例え
        ば、生産性を高め、他にない高品質、高レベルを達成する」
     「今は多様なニーズに応えなければならない。それには人数が
        必要、しかし人件費は上げたくない。だからパート社員を活
        性化し、正社員とのバランスを大きく変える」
            企業ITのあり方に通じる “事業とITの一体化の真意”
            旧;効率化のため(時にIT化のため)多様性をカット、機能を絞り込み
            これから;多様性や高度化に応える、その武器にITを活かす


    ●「強みを活かし、個性に応える」IT化→事業競争力へ
     -その武器にクラウド、それを実現するパートナーの役割
     -クラウドだからこそ、地方や中小企業、特定事業にも可能に
     -そして、クラウドだからこそ中小ISVにも強みと可能性
JASPAセミナー                 15          ©2012 SapporoSparkle kk

クラウドを活かし、強みにするISVの可能性 桑原里恵

  • 1.
    クラウドを活かし、強みにするISVの可能性 -ユーザー企業の「事業とITの一体化」に貢献するサービスへ 2012年9月12日 札幌スパークル株式会社 桑原 里恵 Twitter @SatoeKuwahara JASPAセミナー
  • 2.
    自己紹介に代えて… • 本日の資料は「SlideShare」にアップ  札幌スパークルFacebookページにリンクをアップ http://www.facebook.com/SapporoSparkle • 合わせていくつか…クラウド&デザイン関連の執筆、番組 • IT Leaders 2011年11月号「システム起点から利用起点へ-クラウド2.0」 • IT Leaders 2010年5月号「クラウド構成で実現するシステム像と可能性」 • 日経ビジネスオンライン連載「グランドデザイン問答;素敵な総合造形計画」 • Kinectの驚く応用、買い物客の行動を追跡 発想次第で思いがけない… • 1ドルアプリでiPad2をヘルスケアに、費用や技術の限界を超え… • 日経ビジネス2011年12月12日号「グランドデザインはあなたが描く」 • IT Leaders Live! クラウド関連配信(その一部); • 第15回 11月3日 クラウド、consumerizationに合った開発工程を考える • 第17、18回 11月17、24日 企業システムの視点から クラウドの今を考えてみよう • 第22回 12月22日 二度目の元年を迎えたオープンソース • 第48回 6月21日 ここまできたメガクラウド -大手ERPベンダーのクラウド動向 JASPAセミナー 1 ©2012 SapporoSparkle kk
  • 3.
    もうひとつ… • 企業ITのオンライン番組「IT Leaders Live!」を配信中 • 毎週木曜日18時~ ITリーダーズ田口潤編集長と • 番組Facebookページ; http://www.facebook.com/ITLeadersChannel • その他のソーシャル・メディア発信もぜひ! • 桑原里恵Twitter https://twitter.com/SatoeKuwahara • 桑原里恵Facebook http://www.facebook.com/satoekuwahara • 札幌スパークルFacebook http://www.facebook.com/SapporoSparkle JASPAセミナー 2 ©2012 SapporoSparkle kk
  • 4.
    ごく身近な「選択肢」になったクラウド • クラウドとの距離感が変化→ごく日常、ごく自然な選択肢に  クラウドを前提とする多数のサービス  新製品の多くがクラウド提供、あるいはクラウド試使用  大手メーカー、主要製品がクラウド版を提供  業界向けサービス、情報共有化などはクラウド型の提供  Consumerizationでクラウドはさらに身近に すでに起きている変化 →自身の価値として享受するかどうか • クラウドによって多彩なサービス、ソフトウェアが登場 • 費用とスピードの“解”が増え、IT化のアプローチが変化 • 地方企業、中小企業にも“大手と同じ選択肢、利用環境” • 情報を得るのも、技術を試すのも容易、技術と知識次第 • グローバル化、情報共有型などクラウドによく合う対象も JASPAセミナー 3 ©2012 SapporoSparkle kk
  • 5.
    一方、企業ITは…「事業基盤となり、武器となるシステム」 • 事業とITの一体化→ ITを組み込んだ業務プロセス • さらに、ITを活かした“個性的で強みとなる”機能 • 全体像が肝。さらに実現の品質とスピード/費用が競争力に • 求める姿に向けて、「必要なシステムを組み合わせる」 • グローバル化、多様化、協業……今日の事業方向性→IT化も変わる 狙いと実現内容 業務プロセスと機能要件 使用システム 事業の方向性 業務プロセス 情報基盤 シ ERPなど基幹系 取り組みの狙い 業 ス 務 テ 機 ム CRMなどパッケージ 能 機 能 対象 察知 誘導 何が メール・表計算… プロセス 変わるのか 情報共有 社外・外部サービス JASPAセミナー 変化に取り組みの価値 4 ©2012 SapporoSparkle kk
  • 6.
    ユーザー企業から見たクラウドの魅力 企業ITの『システム視点から利用視点への変化』 →クラウドが顕著に支える “いかに活かすか” → 「求める姿に必要なシステムを、求める条件で実現する」 → 実現内容にも、実現条件にもクラウドが“策”になる → クラウドを「ハイブリッドに使う」 *“ASP時代”との違い 技術による刺激 クラウドサービスA 求める姿 既存システム オンプレミス 事業視点 顧客視点 外部サービス 協業、BPO JASPAセミナー インテグレーション 5 ©2012 SapporoSparkle kk
  • 7.
    所有/非所有を超えて・・・“Choice and Customize“ クラウドを使って“自社に最適なシステムを実現” “Choice & Customize” → “インテグレーション” クラウドが持つ魅力 “所有/非所有を越えて” ・クラウドが持つ基本特性と価値観(特にマネジメント側面) ・高度化と深刻化する基盤負担をクラウドに委ねる ・クラウド独自の価値を取り込む(いつでもどこでも、情報共有…) ・クラウドを介して優れた技術とノウハウを得る ・クラウドの「連携の強さ」を活かす ・・・ ワンポイント;①クラウドとアウトソーシングは違う *例えば、信頼性=個別の品質→全体は組合せによる=ユーザー責任 JASPAセミナー 6 ©2012 SapporoSparkle kk
  • 8.
    例① 小売業の商品構成(MD)システム • 複数のシステム形態を適宜選択、組み合わせたシステム • 実際はこれらの組み合わせを支えるデータ・インテグレーションなど基盤 小売業主体の共用システム 特売計画システム 商品情報&商談システム 商品構成(MD)システム 小売業のシステム サプライヤーに公開 MD、実績 PaaS使用 品揃え AP AP 独自システム AP マスター、提案 小売業バイヤー オンプレミスとクラウドを 商品情報共有サイト 第三者システム 組み合わせた 検索 パブリッククラウド SOAのアプリケーション SaaS& 商品情報… ビジネスサービス 商品詳細情報 サプライヤー担当者 サプライヤーのシステム AP 画像 仕様 SaaS上に実装 プライベート利用 候補商品etc. JASPAセミナー 7 ©2012 SapporoSparkle kk
  • 9.
    例② 複数のクラウドを組み合わせた顧客対応のしくみ メッセージetc. 位置情報 電子マニュアル 巡回中 写真サイト 地図情報 CRM CRM GPS コンタクト フィールド センター サービス 依頼 GPS 見積もり etc. サービス 顧客契約 指示 大変! IDつき システム コンポジット 来てくださ アプリケーション い 顧客 サービス 顧客状況 対応画面 サービス 担当者 担当者状況 対応内容 CRM 顧客情報 アサイン 現地へ 会話 会話 かけつけ 作業報告 CTI 回答 家族からの照会 後日の照会 オペレータ JASPAセミナー 8 ©2012 SapporoSparkle kk
  • 10.
    例③ ビデオ会議をアプリケーションに組み合わせる • クラウドのビデオ会議を“仕事の道具”だけでなく、特定のシーンに利用 →ビデオ会議と他を組み合わせて“アプリケーション”化 • 例ではビデオ会議に文書共有、検索、音声動画記録、ワークフローなど 案件A 専門部署担当A 担当Bさんは、 複数のミーティングに 順番に参加する 専門部署担当B 顧客A 営業A 案件B お客様とのミーティング中 必要な時間だけ参加 専門的な知識が必要になったら 順番に複数の 専門担当者に入ってもらう 顧客B ミーティングに参加 営業B JASPAセミナー ©2012 SapporoSparkle kk 9
  • 11.
    クラウドの動き“多角度の進化”- PaaS/SaaSでは… 1. エンタプライス系とソーシャル系、コンテンツ系 2. Consumerizationのビジネス利用が拡大 3. 特化型クラウドが多数登場; 1. 小さな単位(単機能)のクラウド・サービス 2. 専門性の高い業務を対象とするサービス 3. 高難度、高負担の領域を対象とするサービス 4. 基盤部分など特定技術を対象とするサービス 4. ビジネス・サービスやコミュニティを伴うサービスの広がり 5. データ分析などクラウド活かした専門サービス登場 6. PaaSの強化とハイブリッド利用を支える基盤 7. アプリケーション基盤となるSaaS…アカウント情報他 8. パッケージのクラウド型サービスとクラウド専用の競争激化 9. 主力ベンダーによるパブリック・クラウドの急進 …… 10. オープンソース、モバイル、ビッグデータ/データ活用の関連 JASPAセミナー 10 ©2012 SapporoSparkle kk
  • 12.
    クラウドを活かすために…インテグレーションの力 • 今、インテグレーションの力が求められている • 「描き、選択/組み合わせ、実現をする」役割が大事→できるなり厳禁 • そしてさらに、共通基盤性を活かした“プロデュース”へ <従来のよくある姿> できるなりの姿 だいたいの コンポーネント その範囲内の スコープ を特定 実現像 人材を特定 ★事業とITの一体化が進む中、ITが足かせになることは許されない ★製品や技術の可能性がアプローチや人材の制約で発揮できていない <今日、求められる姿> “できるなり厳禁” だいたいの スコープ 構想力 実現像 求める姿 グランドデザイン こだわり部分 デザイン 方法論 を具体化 製品・技術 要件 JASPAセミナー 11 ©2012 SapporoSparkle kk
  • 13.
    参考; クラウドの利用は“アプローチの変化”が前提 パッケージの利用や複数システムの組み合わせでは・・ -構成、骨格から機能内容(詳細)へと段階的に決定していく -製品のポリシー、特性を早く理解し、確実に反映していく -「業務面の検討」と「技術面の検討」を並行、合流する クラウドの利用では特に大事→“Choice and Customize”の基本 概要 詳細 システム 従来 業務要件 業務要件 要件 開発 業務 システムへ 業務の骨格 機能特定 機能内容 今は プロセス単位 (概要) (詳細) 業務適用 骨をつくる 機能を選ぶ 内容をつめる システム/技術構成 機能内容 実現の解 適用機能選択 システム実装 (仕様) JASPAセミナー 大(骨格) 詳細へSapporoSparkle kk ©2012 12
  • 14.
    「費用とスピードの強み」をユーザーとSI双方に活かす • クラウドの魅力に費用とスピード →もっと多側面で活かす • 開発環境の手配、繁忙時のリソース、使用期間の拘束… • 地方や小規模でも不利にならない。高度な技術を活用可能 • 特化した選択、継続的な拡張、選択と利用の単位に柔軟性 • これを活かして「費用モデル」と「システム・ライフサイクル」を最適化 事業貢献度・・・費用対効果 利用規模 費用規模 (事業価値) (利用から見た) (開発から見た) 開発作業 実現規模 実装規模 規模 標準化、「共通と固有」 パッケージ、クラウド利用 バリエーションの定義 製品、技術の使い込み 業務プロセスに一体化 プロセスと機能を分離・・ SOA、基盤化 開発生産性・・・ →とことん使う ・・・ 実現の解/デザイン マスター、データ整備・・ IT化のチャレンジ・・・IT部門の役割 JASPAセミナー 13 ©2012 SapporoSparkle kk
  • 15.
    立体化するクラウドとの関わり-ISVへの期待 クラウドの広がり→それに関わる様々な役割が登場 • クラウド・サービスを提供する事業者 →多様化 • 主要なクラウドと組み合わせる特化したクラウドの提供 • クラウドのデータや基盤を利用したサービス機能 • クラウドを組み合わせたインテグレーションを提案、販売 • クラウドの選択と利用を支援、インテグレーションを実現 • クラウドを使ったシステムの運用、持続的な拡張を支援 • クラウドを含む全体を支える基盤の構築と運用の支援 • クラウドを活かしたコミュニティ、新しい事業モデル … *インテグレーションの役割;より顧客視点で身近な存在に 今、強く求められている存在 (背景;従来の構造、役割では非合致) JASPAセミナー インテグレーション →“不確実”を越えていく方法論と姿勢 kk 14 ©2012 SapporoSparkle
  • 16.
    まとめに代えて… 強みに応え、個性を活かすIT化へ 「ITを活かした圧倒的な生産性向上が競争力の礎になる。例え ば、生産性を高め、他にない高品質、高レベルを達成する」 「今は多様なニーズに応えなければならない。それには人数が 必要、しかし人件費は上げたくない。だからパート社員を活 性化し、正社員とのバランスを大きく変える」 企業ITのあり方に通じる “事業とITの一体化の真意” 旧;効率化のため(時にIT化のため)多様性をカット、機能を絞り込み これから;多様性や高度化に応える、その武器にITを活かす ●「強みを活かし、個性に応える」IT化→事業競争力へ -その武器にクラウド、それを実現するパートナーの役割 -クラウドだからこそ、地方や中小企業、特定事業にも可能に -そして、クラウドだからこそ中小ISVにも強みと可能性 JASPAセミナー 15 ©2012 SapporoSparkle kk