2/23 にピッチの練習にお付き合いさせていただくことになったので、その準備用資料です。
どのようなピッチが一般的に良いとされるのか、様々な見方があるとは思いますが、今回は例によって Y Combinator のやり方 (How to Start a Startup: CS183B) を踏襲しています。また Paul Graham のエッセイなども参照しています。
2/23 にピッチの練習にお付き合いさせていただくことになったので、その準備用資料です。
どのようなピッチが一般的に良いとされるのか、様々な見方があるとは思いますが、今回は例によって Y Combinator のやり方 (How to Start a Startup: CS183B) を踏襲しています。また Paul Graham のエッセイなども参照しています。
いつも働きすぎの CEO におくる、スタートアップの成功のための心と体の健康管理入門Takaaki Umada
私の近くにいるスタートアップの CEO やスタートアップで働く方々は、その多くが働きすぎじゃないかと思うぐらい、昼夜問わずに働いています。そんな彼らに健康であり続けてほしいと思うので、参考情報を中心に書きました。
多くのCEOが同じような不安や抱えていることを知り、またそれを克服する方法がある程度あるということを知っているのは、長期的に見てスタートアップの成功に利するものかと思います。
フォーカスするためには、たぶんどうやってフォーカスするか(前回)に加えて、何にフォーカスするかを決める必要があって、今回は後者、つまり「フォーカスポイントを決める」方の話です。
スタートアップの初期は Y Combinator 的に言うところの Do things that don’t scale (スケールしないことをしよう)をはじめとした明確なフォーカスポイントがあると思います。ただ次第に自分たちでフォーカスポイントを決めなければいけなくなってきて、そのときにどのようにフォーカス先を意思決定すれば良いのか、どうすれば良い意思決定ができるのか、という問いが出てきて、その際に方法論の必要性が生じます。
そこで意思決定の方法論を検討するのですが、スタートアップのような情報不足や資源の制約下では、ゲーム理論をはじめとしたいわゆる規範的な normative 意思決定理論よりは、行動経済学や認知心理学の記述的な descriptive 意思決定からのアプローチが良いのかなと思い、Kahneman をはじめとした行動経済学の研究成果をベースにしています。
Y Combinator 創業者 Paul Graham からのスタートアップへのアドバイス(スタートアップが迷った時に読む Paul Graham から...Takaaki Umada
スタートアップが迷った時に読む Paul Graham からのアドバイス集です。これまでのエッセイをトピック別にまとめ、アドバイスを抽出しました。
Y Combinator のプログラムを通して、数百社のスタートアップに対して アドバイスを続け、Y Combinator が他アクセラレーターとは別格のスタートアップを続々と輩出してこれたのは、おそらく Paul Graham のスタートアップへのアドバイスが的確だったからだろう、と思っています。なので日本でも Paul Graham のエッセイにアクセスしやすくなれば、スタートアップの皆さんの架空の相談先の一つとして役立つのではないか、と思いまとめた次第です。
併読して役立つであろうスタンフォード大学の How to Start a Startup のサマリーは以下においています。
http://www.slideshare.net/takaumada/how-to-start-a-startup-42996994
いつも働きすぎの CEO におくる、スタートアップの成功のための心と体の健康管理入門Takaaki Umada
私の近くにいるスタートアップの CEO やスタートアップで働く方々は、その多くが働きすぎじゃないかと思うぐらい、昼夜問わずに働いています。そんな彼らに健康であり続けてほしいと思うので、参考情報を中心に書きました。
多くのCEOが同じような不安や抱えていることを知り、またそれを克服する方法がある程度あるということを知っているのは、長期的に見てスタートアップの成功に利するものかと思います。
フォーカスするためには、たぶんどうやってフォーカスするか(前回)に加えて、何にフォーカスするかを決める必要があって、今回は後者、つまり「フォーカスポイントを決める」方の話です。
スタートアップの初期は Y Combinator 的に言うところの Do things that don’t scale (スケールしないことをしよう)をはじめとした明確なフォーカスポイントがあると思います。ただ次第に自分たちでフォーカスポイントを決めなければいけなくなってきて、そのときにどのようにフォーカス先を意思決定すれば良いのか、どうすれば良い意思決定ができるのか、という問いが出てきて、その際に方法論の必要性が生じます。
そこで意思決定の方法論を検討するのですが、スタートアップのような情報不足や資源の制約下では、ゲーム理論をはじめとしたいわゆる規範的な normative 意思決定理論よりは、行動経済学や認知心理学の記述的な descriptive 意思決定からのアプローチが良いのかなと思い、Kahneman をはじめとした行動経済学の研究成果をベースにしています。
Y Combinator 創業者 Paul Graham からのスタートアップへのアドバイス(スタートアップが迷った時に読む Paul Graham から...Takaaki Umada
スタートアップが迷った時に読む Paul Graham からのアドバイス集です。これまでのエッセイをトピック別にまとめ、アドバイスを抽出しました。
Y Combinator のプログラムを通して、数百社のスタートアップに対して アドバイスを続け、Y Combinator が他アクセラレーターとは別格のスタートアップを続々と輩出してこれたのは、おそらく Paul Graham のスタートアップへのアドバイスが的確だったからだろう、と思っています。なので日本でも Paul Graham のエッセイにアクセスしやすくなれば、スタートアップの皆さんの架空の相談先の一つとして役立つのではないか、と思いまとめた次第です。
併読して役立つであろうスタンフォード大学の How to Start a Startup のサマリーは以下においています。
http://www.slideshare.net/takaumada/how-to-start-a-startup-42996994
シリコンバレーの先達 68 人が教えてくれた "Growth Team" のつくり方 - lite ver. for presentation @ incubate fund
1. シリコンバレーの先達 68 人が教えてくれた
“Growth Team” のつくり方
Lite ver. for Presentation @ Incubate Fund
Growth at Tradecraft
Daisuke Miyoshi @daisuke344
10.22.2015
by
9. 超・豪華な講師陣
Sean Ellis
“Growth Hack” の生みの親
元 Head of Growth, Dropbox
Hiten Shah
Founder/CEO Kissmetrics
Adam Fishman
元 Head of Growth, Lyft
現 Head of Growth, WyzAnt
Naomi Ionita
元 Head of Growth, Evernote
現 Head of Growth, Invoice2Go
Nir Eyal
Author “Hooked”
Khang Tran
Growth Manager, Uber
Harsh Jawharkar
Head of Marketing, Slack
元 Head of Product, Zendesk
Tristan Pollock
Founder, Storefront
… And MORE!!
25. by Zack Onisco “Gaining Early Traction by Doing Things that Don't Scale (Hustling)”
スタートアップ 3 つのステージ
26. PMF の確認
1. Product / Market Fit (PMF) Stage
Goal
・”Make things people want”
・PMF の前に Problem / Solution Fit (PSF) 確認が大前提
・”「このプロダクトがなくなったら困る」人が 40 % 以上” by Sean Ellis
・” Retention curve で判断する手法” by Brian Bulfour
・でも正直、後付感ハンパない。
PMF が確認できるまでは Growth team のことは 考えない。
27. 2. Hustle Stage
初期の Traction を牽引する 1 つの Acquisition Channel を特定することGoal
・” 1 つの Acquisition Channel が初期のユーザー獲得の 8 割を占める傾向にある ”
by Zack Onisco
・Retention, Activation が担保された上で、Acquisition 特定作業に移るのが常。
・このステージでは会社全体が Growth team という感じ。
徐々に Growth team の雛形をつくっていく。
・取るべきアクションは 2 つ。Growth Master (Growth PM) の設置
(初期は大抵CEOが兼務)、Growth meeting の定例化。
・具体的な Growth meeting 及び Growth process にはいくつか流派がある。
Bulleseye framework, Brian Balfour model, Sean Ellis model 等。
29. 典型的な Weekly Growth meeting アジェンダ @ Sean Ellis model
15 min: Growth metrics review & update focus area
10 min: Review last week’s testing sprint
15 min: Key lessons learned from analyzed tests
15min: Select tests for this week’s sprint
5min: Check growth of idea backlog
*Brainstorm (Growth のためのアイデア出し) はミーティング外で Spread sheet に各自行っておく
*Sean のチームの場合は、以下のメンバーが必ず出席する。
CEO, CTO, VP Product, Head of Growth, Head of Design, Growth Engineer, and Analyst.
32. Independent Model
メリット
・User Experience VS Growth
・組織内の不和、特に Product team vs Growth team という構図が往々にして起きる
・各ファネルの責任の所在が明確。
・Growth metrics を強烈なスピードで達成できる。 by Naomi Ionita (元 Evernote Growth Head)
・CEO がオーナーとなり、Growth team が UX を損なわないことの同意をとる
・Growth meeting に Head of Product を参加させる
・Growth Head と Prodcut Head の活発で定期的なコミュニケーション
・Growth team と Product team の責任所在、役割の明確化
デメリット
求められるアクション
33. 求められるアクション
デメリット
メリット
Functional Model
・Functional Head (Product, Engineering) が Growth プロジェクトを管理でき、
UX とのバランスがとりやすい (ex. Pramod Sokke, Head of Product @BitTorrent)
・組織内の透明性
・しかし、それでも UX vs Growth の不和は存在する
・Independent model に比べて、成長速度は遅い、 metrics に抜け漏れが存在し得る
・このモデルとはいえ油断は禁物。
各 Growth test により User bahavior が損なわれていないか、 随時分析すべし。
・Swim lane のように、Growth process を適用して進めるプロジェクトなのか、
否かを明確に分けて管理するべし。
35. 3.Hustle ステージの AI
・Growth Master (Growth PM) という責任者を置く(初期は大抵 CEO が兼務)
・Growth Process を確立させる(Growth meeting, Backlog, Experiment doc, Playbook,...)
1. Growth team 必要ある?
・そもそも本当に Growth team が必要な事業か?短期的な成長を求める明確な理由はあるのか?
2. 始める準備はできてる?
・「成長」を定義できているか?(MAU, ARPU…)
・成長に寄与する因数を User Funnel の形に整理し指標化できているか?(like “AARRR”)
・PMF がつかめているか?
4. Scale ステージの AI
・自分の組織に適した Growth team モデルを選択、構築する(Functional model, Independent model or ...?)
・Growth のためのアクションが User Behavior に悪影響ないか常にモニタリング
・合わなければ随時 Growth team モデルを変えていく柔軟性を担保
Check list & Action item