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- 3. BYU Management Societyについて
• ベイトマン前 BYU 学長により、 Marriott School の卒業生お
よび支援者の組織として 1977 年に設立。
• 同会の会員は BYU および Marriott School の卒業生、末日聖
徒である無しに限らず、同スクールが掲げるビジネス倫理
、道徳観、キャリア・ディベロップメント、教育理念等と
同じ標準、価値観を有する、あらゆるビジネス・プロフェ
ッショナルに参加頂いており、現在会員数 6,000 人、全米
40 都市、世界 10 カ国に広がっている。
- 4. BYU MS の主な活動は。。。
1. Networking
2. Career development
3. Support BYU and
Marriott School
4. Community Service
- 6. 2013 年度新卒採用概況(全体)
今年の大卒求人倍率は 1.27 倍と、昨年( 1.23 倍)より 0.04pt 上昇した。 ・・・図1
今年の大卒求人倍率は 1.27 倍と、昨年( 1.23 倍)より 0.04pt 上昇した。 ・・・図1
2008 年 33月から低下し続けていた求人倍率が、 55年ぶりに改善した結果となった。
2008 年 月から低下し続けていた求人倍率が、 年ぶりに改善した結果となった。
企業の求人総数の減少が、前年の 56.0 万人から 55.4 万人( -1.1 %)であったのに比べ、
企業の求人総数の減少が、前年の 56.0 万人から 55.4 万人( -1.1 %)であったのに比べ、
学生の民間企業就職希望者数は前年の 45.5 万人から 43.5 万人( -4.5 %)へと大幅に減少した。
学生の民間企業就職希望者数は前年の 45.5 万人から 43.5 万人( -4.5 %)へと大幅に減少した。
企業の求人総数が増加していない状況での求人倍率の改善は、この両者の減少幅の違いが一因と考えられる。
企業の求人総数が増加していない状況での求人倍率の改善は、この両者の減少幅の違いが一因と考えられる。
図1.求人総数および民間企業就職希望者数・求人倍率の推移
出典:第 29 回ワークス大卒求人倍率調査( 2013 年卒) (株式会社リクルート ワークス研究所調べ)
- 7. 2013 年度新卒採用概況(学生の動向)
10 月時点で就職活動を開始した学生の割合は、昨年( 98.2% )に比べ 36.0pt 減少した 62.2% となった。・・・図 22
10 月時点で就職活動を開始した学生の割合は、昨年( 98.2% )に比べ 36.0pt 減少した 62.2% となった。・・・図
企業による採用広報の開始が 22 ヶ月遅れたことが、そのまま学生側の就職活動(情報収集)開始時期の遅れに直結したと言える。
企業による採用広報の開始が ヶ月遅れたことが、そのまま学生側の就職活動(情報収集)開始時期の遅れに直結したと言える。
学生が志望する業界規模を見ると、 13 採用では大手志向(「大手企業が中心」「大手企業ならび大手企業グループ会社が中心」)が
学生が志望する業界規模を見ると、 13 採用では大手志向(「大手企業が中心」「大手企業ならび大手企業グループ会社が中心」)が
65.9% となり、 12 採用( 57.7% )よりも 8.2pt 増加した。 ・・・図 33
65.9% となり、 12 採用( 57.7% )よりも 8.2pt 増加した。 ・・・図
情報収集期間が短縮された中で、知名度が高い企業群を志望する学生がより増加したものと考えられる。
情報収集期間が短縮された中で、知名度が高い企業群を志望する学生がより増加したものと考えられる。
内々定獲得社数別の割合を見ると、 22 社以上の内々定を獲得している学生が 46.6 %と、昨年( 35.6% )より 11.0pt 増加している。
内々定獲得社数別の割合を見ると、 社以上の内々定を獲得している学生が 46.6 %と、昨年( 35.6% )より 11.0pt 増加している。
・・・図 44
・・・図
就職活動期間の短縮が、特定学生への内々定集中を一層加速させている可能性がある。
就職活動期間の短縮が、特定学生への内々定集中を一層加速させている可能性がある。
図 2 . 就職活動の開始時期( 2011 年 12 月調査) 図 3 .学生の志望する業界規 模( 2011 年 12 月調査)
図 4 .学生の内々定獲得社数別の割合( 2012 年 4 月調
図 2 、図 3 出典: 2013 年新卒 就職活動学生調査 (レジェンダ・コーポレーション調べ)
図 4 出典:新卒マーケットの学生動向( 2013 年) (レジェンダ・コーポレーション調べ)
- 8. 2013 年度新卒採用概況(企業規模別)
大手の採用予定数は 2011 年以降増加傾向にある。一方で、中堅・中小は下降傾向だが、下げ止まり感がある。・・・図5
大手の採用予定数は 2011 年以降増加傾向にある。一方で、中堅・中小は下降傾向だが、下げ止まり感がある。・・・図5
大手企業の求人倍率は若干の増加傾向、一方で中堅・中小は下降傾向にある。 ・・・図6
大手企業の求人倍率は若干の増加傾向、一方で中堅・中小は下降傾向にある。 ・・・図6
倍率格差が縮小、企業規模によって入りやすさの違いがなくなっている。
倍率格差が縮小、企業規模によって入りやすさの違いがなくなっている。
図 5 . 従業員規模別 採用予定数の対前年増減率 図 6 .従業員規模別求人倍率の推移
( 2010 卒の求人総数を 100 とした時の増減率)
図 5, 6 出典:大卒求人倍率調査 2013 年新卒 (リクルート調べ)
- 9. 2013 年度新卒採用概況 まとめ
求人倍率は若干の上昇があったものの、依然 2000 年代前半の厳しい状況
求人倍率は若干の上昇があったものの、依然 2000 年代前半の厳しい状況
と同数値。就職環境としては厳しいという認識を忘れないように。
と同数値。就職環境としては厳しいという認識を忘れないように。
学生の情報収集開始が遅くなったことで大手(知名度の高い会社)志向
学生の情報収集開始が遅くなったことで大手(知名度の高い会社)志向
が強まっている。
が強まっている。
学生の動きが限られたことで企業の動きも一極集中。
学生の動きが限られたことで企業の動きも一極集中。
いわゆる出来の良い学生のみが複数内定を獲得している。
いわゆる出来の良い学生のみが複数内定を獲得している。
大手の採用予定数は増加傾向にあるものの、中小との求人倍率の差が
大手の採用予定数は増加傾向にあるものの、中小との求人倍率の差が
縮まってきている。大手であっても中小であっても内定の取りやすさに
縮まってきている。大手であっても中小であっても内定の取りやすさに
差は無い。
差は無い。
- 14. ライフプランを立てよう
• ライフプランとは?
– 仕事、家庭、プライベート ( 含む“教会” ) における夢
や目標と、それらを実現するための具体的なスケジ
ュールと資金計画のこと
• ライフプランの作り方
1. やりたいこと、予定していることを紙に書き出す(縦軸)
2. 時間軸を年単位で書き出す(横軸)
3. 書き出したことを、いつまでにやりたいのか、線を引く
4. 実現のために必要な資金や準備も盛り込む
- 16. キャリアプランの立て方
• キャリアプランとは
– キャリアプランとは、理想の姿を目指し、自らの現実
の姿を見つめ、そのギャップを埋める(=価値を高め
る)ための、戦略的行動(アクションプラン)を策定
し、連鎖的に実行に移すこと(藤田聰)
• キャリアプランの立て方
– 過去を振り返ることから始める
– 現在の自分を知る
– 未来の自分をイメージする( 1 年後、 3 年後、 10 年後
)
- 17. 教会員として気を付けるポイント
1. 戒めを守れる職場環境か?
– 安息日は大丈夫?
– 倫理的な問題はないか?
1. 必要十分な収入があるか?
– 扶養家族は●人。妻が働かずに済むために必要な収入は…
– 人を助け、奉仕活動をするためにもお金が最低限必要…
1. 家族との時間を確保できるか?
– 忙しいのは仕方がない。しかし、家族との時間がなければ本末転倒
- 20. 自己分析の目的と定義
● 就職活動における自己分析の目的:就職すること
● 就職活動における自己分析の定義:
1 . 自分の特性や望みを客観的に認識すること
2. 自分が将来進みたい方向、適性のある仕事を見つけて志望企業を選ぶこと
3. 将来の目標に対して現在の自分に何をプラスしたらよいのか理解すること
● 自己分析の効果
1.自分が希望する業界、会社、職種に目星をつけられる
2.自分を売り込む際に必要となる、自分の強みを理解できる
3.就職活動でどんなに厳しい現実にぶつかっても腐らず楽観的でいられるよう
自分自身の価値を忘れないようになる
22
- 21. 自己分析の3つの要素
私は何が好きか?
何をやりたいのか?
(興味・関心)
私は何ができるか? 私は何にやりがい
何が得意なのか? を感じるか?
(才能・能力) だれに喜ばれたいか
(価値観・人生観)
3つの要素は能力 / 強みとそれらを証明できる具体的な経験で掘り下げる
興味・関心 才能・能力 価値観・人生観
コンピュータサイエンス 世の中をよりよい場所
能力・ 私は新しいものを作り
専攻で、プログラミング にすることに生きがい
強み 出すことが好き
が得意です を感じる
大学で特許の研究に打 友人と NPO を立ち上げ
具体的 大学のソフトウェア開発
ち込み、特許の出願に 、途上国に 10 個の学校
な経験 成功した
コンテストで優勝した
を建設した
23
- 22. 自己分析自体に明確なゴールはない!
自己分析の内容は日々変わるもの。あり
のままの自分を受け入れ、これまで実際
にやってきた「事実」を元に具体的に自
分の言葉で話が出来るようにする。
24
- 23. 企業研究について
• 就活において企業研究は、自己分析と同じく大
事で2つは車の両輪のようなもの
• 企業研究は情報収集のみで終わらせない。
己 企業
自 研究
析
分
25
- 24. 一歩踏み込んだ企業研究とは
・ 採用ページや会社案内に記載されている表
面的な実績(売上や利益)や従業員数と
いった定量的な情報を集めるだけで終わら
ない。
・ 一歩踏み込んだ企業研究とは、これらの情
報から、現在、どのような経営課題を持っ
ていて、それをどのような戦略や価値観で
経営していくのか、会社としての存在意義
は何か、定性的な仮説を立てること。
※ OB 訪問は重要!
26
- 25. 企業研究のポイント
• 企業研究のポイント
– 企業研究の過程で自分の仮説を立て、出てきた質問は、必ずメモ
– 疑問を持つことで、企業への興味と関心が深まる
– 結果、面接で、面接官に対して自分の本気度をアピールが可能に
• 調べる内容
– 従業員数、資本金、設立年月、拠点、業界シェア、経営理念、事業内容
、商品やサービス、顧客、競合、売上、利益
• 調べる方法
– 企業ホームページ(企業 HP と採用 HP の両方を見る)
– OB ・ OG へのコンタクト
– 経済誌&新聞(時事問題、業界の流れなど)・ディスクロージャー(さ
まざまな角度から見た企業の立ち位置などが分かる)
27
- 28. 会社説明会
• 会社説明会とは
– 企業が、自社のことを志望者により知ってもらうために開
催する説明会
– 説明会終了後、選考プロセスがスタートすることが多い
• 予約
– 通常 Web から申し込む(リクナビ、マイナビ等)
– 人気企業は一瞬で予約が埋まるため要注意
• ポイント
– 必ず事前準備をする(企業研究、筆記試験対策)
– 自分の仮説と説明内容をすり合わせ、疑問点があれば積極
的に質問する
- 29. エントリーシート
• エントリー
– 「御社に興味がありますので、採用に関する情報を教えて
ください」という意思表示
• エントリーシート
– エントリー時に提出を求められる
– 面接の参考資料や、書類選考に使われる
• エントリーシートを書くポイント
– 基本は箇条書き(ビジネス文書の基本)
– ロジカルに書く
– 具体的に書く
提出前に、社会人にチェックしてもらいましょう
- 30. OB ・ OG 訪問
• OB ・ OG 訪問とは
– 会社説明会や HP などに公開されないクローズド
な情報を集める機会
• どこで見つけるか?
– 大学の就職課、企業の人事部
– ソーシャルメディア、教会ネットワーク、その他
- 31. 履歴書について
■ 目的 ⇒ 企業との面接を実現させること
■ 面接アポを獲得のための注意点
1)誰に伝えるのかイメージしながら書くこと
2)彼らのニーズは何か考えながら書くこと
3)自分の書いた書類が彼らのニーズを満たしているのか
考えながら書いた書類をチェックすること
33
- 32. 面接とは
1. 面接は質問に答える場ではなく、コミュニケーションの
場であること。
2. コミュニケーションすべきことは、あなたが話したいこ
とではない。
面接の目的とは、面接官が聞きたいと思っていることを
過不足なく話してあげることである。
34
- 34. 面接の必勝法 – 習うより慣れよ!
1)話の主題と自分の経験を関連づけて話す。
2)話のポイントを1つに絞って話す。
3)具体的に分かりやすい実例をあげて説明する。
4)ありのままの自分を表現する。
5)話のポイントを支える根拠を複数あげながら話をする
。
36
Editor's Notes
- 職業を探すときに主の助けを求めることは非常に 重要である。決定は自分自身が行うが,熱心に 主に祈るならば,賢明な選択ができるように 助けてくださる。しかし,祈りだけでは十分でない。
- 業界、企業、部署、キャリアの段階、上司の価値観などが影響
- 就活における自己分析とは、企業に自分はどのような人間であるかを正しく理解してもらえるように、 自分の特性をきちんと伝えられるようにすることです。 面接試験の場に限って言っても、会社に対して説得力をもって伝えるためには、自信を持って自分を語らなければなりません。 そして、この自己分析の出来が合否の分かれ目になることが多いのです。 自分が何者か知るために、これまでの自分の学生生活や留学経験を棚卸しし、それらによって身についたスキル、能力などから、自分の強み、改善点などを理解することが大事です。 自己分析した内容と、自分のやりたい仕事、志向を併せていくと、的確で理想的な就職先がイメージできてきます。 つまり、自己分析を行い、そのうえで、自分のやりたいことを実現するためにはどのような職業・会社があるのか、というアプローチが自分の進路を考える上での方針になるのです。 しかしながら、「遠い将来のことなど今決められない」と思う人もいるでしょう。 ですから、社会人への入口として、少なくとも「ちょっと得意なもの」「やっていて楽しいもの」「自分が好きなこと」、ここからスタートし、 仕事をしていく過程でいろいろな経験するなかで、「やりたいこと」は変化していってもよいと思います。 実際私自身のキャリアも、学生の頃、社会人になりたての頃、そして現在と、「やりたいこと」は変化し続けています。
- さらに自分の今までの過去の行動を思い出してみましょう 以上のようなあなたの才能・能力、興味・関心、価値観・人生観が見えてきたら、 次にあなたの能力や強みをどれだけ成果の出る方向に向けて行動化してきたか、 自分の今までの過去の行動を振り返ってみましょう。 学生生活で最も達成観のあったことは何か。そのなかで最も大変だったことは何か。 それを「どのように」乗り越えてきたか。結果ではなくその過程でどのように行動してきたかを思い出してみましょう。 これらを思い出すことにより、問題解決などについて、あなたの「乗り越え方のポイント」が見えてきます。 社会に出ると、日々問題解決の連続といっても過言ではありません。あなたが過去において工夫を加え乗り越えてきたら、将来においてもきっとそのように乗り越えていくことができるでしょう。 また、これらの具体的な経験は、エントリーシートや面接でアピールする「根拠」に使うことができます。逆に言うと、どんなに心で強く願ったり考えたりしても、「根拠」になる具体的な経験がなければ、相手に伝えることはできません。
- スライド7に移ります。 そもそも、自己分析自体に明確なゴールはありません。 但し、ここでひとつ大事なことをお伝えしたいと思います。 自己分析に必要以上時間をかけないようにして下さい。 その理由は2つあります。 はじめに、人間は変化する生き物だからです。 様々な人との出会い、環境、経験により私たちは変化、別の言葉で置き換えるなら成長していきます。 次に自己分析は一人でやろうとすると感情が入り、冷静に分析できない場合があり、往々に自己満足分析になってしまう可能性があります。これは避けなければなりません。 Just enough という言葉があります。日本語では足ることを知ると訳しますが、大事なのは自己分析を完成させるのではなく、ありのままの自分を省みて、今、自分は何ができるのか、何に興味があるのか、何をやっていきたいのか、等身大の自分を、まず自分自身が知り、それを志望する企業にどのように伝えていくのか考えていくのが大事です。 みなさんがやらなければならないのは、就職するための自己分析であって、自己分析のための自己分析ではないのです。
- 就職活動とは、進む方向に行くのに乗る車を決めるようなものです。大型車で行くのか、小型車で行くのか、燃費は悪いが見た目の良い車を選ぶのか、最新型だが機能がよく分からない車で行くのか、人それぞれ様々な選択が可能です。 あなたの乗る車に車輪が必要です。自己分析と企業研究が2つの車輪です。 前章でお話しましたが、 就活における自己分析とは、企業に自分はどのような人間であるかを正しく理解してもらえるように、自分の特性をきちんと伝えられるようにすることです。 面接試験の場に限って言っても、会社に対して説得力をもって伝えるためには、自信を持って自分を語らなければなりません。この自己分析の出来が合否の分かれ目になることが多いです。 自分が何者か知るために、これまでの自分の学生生活や留学経験を棚卸しし、それらによって身についたスキル、能力などから、自分の強み、改善点などを理解することが大事です。 そして、自分の身につけたスキル、能力、自分の強み、改善点を踏まえた上で、企業研究を始めていきます。 一般的に興味のある業界が見つけたら、その業界に属する企業をいくつかピックアップしてさらに詳しく研究していくと思われがちですが、これでは十分ではありません。企業研究の目的は面接官にあなたが真剣に選考を受けている会社に興味があり好意を抱いていると感じさせることです。企業に関する知識武装だけに集中してしまうと表面上、志望動機をスラスラと答えることができるかもしれませんが、相手はプロのビジネスパーソンです。浮ついた志望動機と本物を見分けることなど容易です。 したがって、自己分析した内容と、自分の興味のある業界、会社、職種、志向を併せていくと、的確で理想的な志望動機を作ることができます。
- 企業研究の目的は、事実の裏にある「企業の力や魅力」を理解することです。 売上、利益、従業員数、設立年度等、定量的な情報は採用ホームページやパンフレットを通して把握することができますが、企業研究で大事なのは、企業の事業内容や人事制度を理解し、それを踏まえたうえで、その企業の「会社としての存在意義や価値観」について仮説を立てることです。 例えば、企業の成り立ちや歴史、今後力を入れる分野を知ることで「その企業が社会とどう関わり、どんな使命を持って活動しているのか」ということを掴むことです。 こういう意識を持って研究することで、今度は自身と企業の関わりをイメージすることに繋がり、やりたいこととマッチしている企業を選ぶことができるようになります。
- 企業研究の過程で自分なりの仮説を立てて、疑問に思ったことを必ずメモしていきましょう。 疑問を持ち、疑問への回答を自分なりに調べることにより、企業への理解がさらに深まります。 自身と企業の関わりをイメージすることに繋がり、やりたいこととマッチしている企業に対して、 自信を持って自分の本気度を伝えることができます。 「入社したい」という意欲を見せないことには、採用されません。それなのに、学生の多くは、面接を一方的に質問を受ける「尋問」を受ける場のように考えているのではないでしょうか。 というのも、聞かれたことに、淡々と、ただ答えるだけ。ひどいときは、イエスかノーかで答えるだけ。例えば「リーダーの経験がありますか」との質問に「はい」と一言ですますように。せっかくのアピールするチャンスが台無しです。 面接はあなたにとって、言わば「営業」の場、自分を売り込む場です。入社したいという意欲、企業研究の成果、自分自身を売り込むためのことなら、何でも話しましょう。さもないと「主体性がない」「本気で入社したいとは思えない」と判断されることになります。
- ところで、ほとんどの企業が、面接を採用時に最も重視する。筆記試験は、この面接を補完するために使われている。 つまり、面接だけではわからない能力が受験者に秘められていないかと、人材発見に各企業とも真剣に力を注いでいるといえる。
- 履歴書とレジュメは何のために書くと思いますか? 企業との面接を実現させるためです。 面接を実現させるために、履歴書とレジュメは誰に向けて書いているのか、強くイメージしながら書類を作成する必要があります。 彼らは誰で、彼らのニーズは何か考え、書類が出来たら、自分の書いた書類が彼らのニーズを満たしているのか考えながらチェックして下さい。
- 面接官をしていると、事前に暗記した想定問答集の言葉をできる限り自然に話そうとしている学生さんに出会います。 そのような学生さんに会うたびに想定問答集の内容を完璧に暗記できる頭脳がうらやましいと思ったりすることがあります。と同時にもったいないなあと思ったりします。 なぜなら彼らが面接の本当の目的を知らずに、不必要なことに長い時間を費やしているからです。 面接は伝える場であるのは確かなのですが、面接官の質問に答える場ではありません。 あなたが事前に準備した想定問答集の答えを話す場でもありません。 面接の場は、面接官が聞きたいと思っていることを過不足なく話してあげる場です。 面接官は事前に皆さんから聞きたい言葉や話を持っています。それを聞くために質問を投げかけるのです。
- 面接対策には3つの側面があります。 まずコミュニケーション力です。 1997 年度より日本経済団連が毎年発表している新卒採用に関するアンケートで 「選考で一番重視する項目は?」の回答で 81.6 %もの企業が「コミュニケーション力」と回答しました。これは、 2004 年度から 7 年連続ダントツ 1 位 の結果です。 それでは、具体的な話を進めていきます。 コミュニケーション力には2つの側面があります。 ひとつ目は論理的に話す力です。自己分析と企業研究がしっかりしていて、志望動機が頭の中に明確にあっても、アピールするだけの経験があっても、自分の考えを人に伝える力がなければなりません。 もうひとつは非言語コミュニケーションです。もっと突っ込んで言うと「見た目」と言い換えてもいいかもしれません。心理学を勉強したことがある方なら「メラビアンの法則」をご存知の方もいるかもしれませんが、相手に伝わる情報のうち、話す言葉の内容は 7% 。残り 9 割は、口調や早さなどの聴覚情報が 38% で、見た目などの視覚情報が 55% で、視覚や聴覚の印象が大きいという法則です。 自己PRは、面接官に対して自分の考えや感情を伝えようとする意識です。自分の主張が強すぎれば、面接官に「面倒な人かも」という印象を与えるかもしれませんので、その場にあったテンションの高さで熱意とやる気をアピールしましょう。 最後に理解力です。 話し手の気持ちを受け入れながら聞こうとすることが出来れば、面接官の質問の意図や本音も理解することができます。しかし「わかったつもり」は決していけません。面接官に「つもり」を見破られては信用を落としてしまいますので気をつけましょう。 私たちは面接力のバランスをとるために大事だと思っているのは「謙虚さ」です。「謙虚さ」は「自分に自信がない」という意味ではなく、「大人」になれているかどうかという意味です。社会や仲間とのかかわり合いの中で、自分のことを理解し、背伸びをせず、興味関心と適性のバラスを考えられる人。そしてチャレンジすることで、成功や失敗を経験し謙虚さが養われていきます。
- 面接発揮できるように練習しましょう。 以下のポイントを押さえて練習すると効果的です。 1)話の主題と自分の経験を関連づけて話す。 2)話のポイントを1つに絞って話す。 3)具体的に分かりやすい実例をあげて説明する。 4)ありのままの自分を表現する。 5)話のポイントを支える根拠を複数あげながら話をする。 この 5 つのポイントが押さえられているか、考えながら、相手に伝わるように話してみましょう! 友だちと 3 人で模擬面接をやってみると練習になります。受験生役、面接官役、さらに、その様子を客観的に観察する役を決めて、5つのポイントを押さえているかをチェックしあいましょう。