第二回日本顎顔面再建先進デジタルテクノロジー学会

1. 勝見吉晴1), 菅原圭亮1), 前山恵里2), 濱田裕嗣2), 渡邊 章2),
笠原清弘1), 髙野正行2), 齊藤 力2), 柴原孝彦2), 森田純晴3),
小高研人3), 松永 智3), 阿部伸一3), 吉成正雄4), 片倉 朗1)
3D模型を使用した口腔外科症例の臨床的検討
1) 東京歯科大学口腔病態外科学講座
2) 東京歯科大学口腔顎顔面外科学講座
3) 東京歯科大学解剖学講座
4) 東京歯科大学口腔科学研究センター

2. 今回われわれは歯科大学では日本初の
医療系Fabrication Laboratory「Fab Lab TDC」
で、インクジェット方式3Dプリンターを使用し
3D模型を作製した口腔外科症例について調査し、
「Fab Lab TDC」の口腔顎顔面領域における有用性
について検討する。
目 的

3. Fab Lab TDC構想
Fab lab TDC
・専用PC ２～３台
・３Dプリンタ １台
矯正系
口腔外科系
保存系
歯科麻酔系
補綴系
放射線系
顎骨再建や歯科インプラント治療の
3Dシミュレーション
画像診断の精度検証
顎顔面補綴のデジタル化
修復物の試作・根管形態の描出
開業医・提携病院 CTデータを預かり、3Dモデルを納品
治療前のプレオペレーションや模型診査
気道・気管や副鼻腔などの描出
・専用PC ５～６台
・３Dプリンタ(用途に合わせて各種) ４～５台
Fab lab TDC（2017年）

4. 対象・調査項目
調査項目
2014年4月〜2015年8月までの間に本学水道橋病院
口腔外科を受診し、3D模型を作製した患者34例。
対 象
OBJET 260 Connex (Stratasys社製)
使用機器
3. 使用目的
4. 模型色付けの有無
1. 疾患別
2. 作製部位

5. 治療説明
34%
口腔外科の
専門的技術の
教育効果
26%
研究
21%
臨床研修医の
教育
11%
治療計画
6%
卒前教育
2%
今後の有用性について重複あり)
n＝20