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Title 22. Webシート
22. Webシート
目次
22.1. 概念
22.1.1 Webシートとは
22.2. 導入
22.2.1 Webシートへのアクセス
22.2.2 Webシートのツールバー
22.3. 構成
22.3.1 Webシートのアップロード
22.3.2 データの編集
22.3.3 データスプレッド操作
22.4. 実践
22.4.1 Excel機能の利用 -関数編-
22.4.2 Excel機能の利用 -その他の機能編-
22.1.1 Webシートとは
Webシートは、TM1 Perspectivesを用いて開発したExcelワークシート(.xlsファイル)を、Webブラウザで表示できます。
ExcelワークシートをCognos TM1からアプリケーションフォルダにアップロード(22.3.1参照)することで、
ユーザーは発行されたワークシートをWebブラウザで表示することができます。
Webシートを用いて、下記のタスクを実行することができます。
・キューブ・データの参照・更新
(ただし、対応する権限が該当キューブに対して必要です。また、保護されたシートのロックされたセルへの入力はできません。)
・Webシートに定義されたドリルスルー機能による画面遷移
・Excelグラフの表示・参照
・Webシート上で(行・列でなく)タイトルとして定義されたディメンションの要素を、サブセットエディタから切り替え
・データ配分の利用
22_Webシート.xls 1/19 22. Webシート
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Title 22. Webシート
22.2.1 起動方法
以下の手順で、Webシートにアクセスします。
手順
1. インターネット・ブラウザを起動し、「http://host_name/TM1Web/」からTM1サーバーにログオンします。
  ※ログオンの詳細は「TM1 Web 2.1 起動方法」をご確認ください。
2. ナビゲーション・ウィンドウの「アプリケーション」を開きます。使用可能なリストが表示されます。
22_Webシート.xls 2/19 22. Webシート
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Title 22. Webシート
3. 開くWebシートを選択します。ここでは、例として"Income Statement By Business unit"を対象とします。
22_Webシート.xls 3/19 22. Webシート
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Title 22. Webシート
4. "Income Statement By Business unit"をクリックすると、コンテンツ・ウィンドウにWebシートの内容が表示されます。
22.2.2 Webシートのツールバー
Webシートのレイアウトは、Excelで作成した各Webシートごとに異なります。
ここでは、シートを操作するためのツールバーの位置と機能について説明します。
※ツールバー
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11
22_Webシート.xls 4/19 22. Webシート
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Title 22. Webシート
① データ変更の保存
Webシート上で入力・更新した値をTM1 Serverに送信します。
② データの変化を確認
Webシート上で入力・更新した値を確認します。
クリックすると、下記の「セル値の変化を確認」ポップアップが表示され、値の更新を確認・反映することができます。
③ エクスポート
現在開いているWebシートをダウンロードします。
ダウンロードする際の形式として、下記「Excelにスライス」、「Excelにスナップショット」、「PDFにエクスポート」の3種類から選択できます。
※スナップショット機能を、Webシートを印刷用レポートとしてダウンロードする、という用途として利用することも可能です。
④ 現在のWebシートを再計算
22_Webシート.xls 5/19 22. Webシート
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Title 22. Webシート
Webシート内のデータを編集した場合、データ変更をTM1 Serverに送信するとともに、Webシートの表示を更新します。
Webシート内のデータを編集していない場合は、その時点での値をあらためてTM1 Serverから取得して、Webシートの表示を更新します。
⑤ アクティブ・フォームの再構築
開いているWebシートが、アクティブ・フォームをベースに作成されている場合に、下記の動作を行います。
・Webシート上のデータ編集を反映します。
・アクティブ・フォーム上のドリルダウン等操作をリセットし、初期表示に戻します。
⑥ 自動計算オン / 自動計算オフ
自動計算オプションのオンとオフを切り替えます。
オン:
オフ:
⑦ 選択した列幅に自動適合
選択したセルの列幅を自動調整します。
例)自動調整による列幅の変化
調整前 調整後
列のタイトルが途中で切れている 列のタイトルがすべて表示されるようになった
⑧ ズームイン
Webシートの表示倍率を上げます。
⑨ ズームアウト
Webシートの表示倍率を下げます。
⑩ 標準ビュー
22_Webシート.xls 6/19 22. Webシート
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Title 22. Webシート
Webシートの表示倍率が100%でない場合に、100%表示に戻します。
⑪ Webシートを閉じる
表示しているWebシートを閉じます。
TM1 Webはブランク・ページもしくは最後に開いたWebシートを表示します。
22.3.1 Webシートのアップロード
Webシートを利用するためには、前提としてExcelで作成したWebシートファイルをアップロードする必要があります。
ここでは、Webシートのアップロード方法を説明します。
例として、"Report_Sample.xls"というファイルを「Management Reporting」アプリケーションにアップロードします。
手順
1. TM1 PerspectivesまたはTM1 Architectを起動し、TM1サーバーにログオンします。
2. サーバーエクスプローラで"Management Reporting"アプリケーションを選択し、右クリックから「ファイルの追加」を選択します。
3. ポップアップが開くので、アップロードするファイルを選択します。
ここでは、仮に「Report_Sample.xls」というファイル(空のExcelで構いません)を作成・選択します。
このとき、下部の「オプション」と「セキュリティー」が正しく選択できているか確認します。
22_Webシート.xls 7/19 22. Webシート
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Title 22. Webシート
オプション・・・WebシートファイルをTM1 Serverにコピーするか否かを選択します。
・ファイルを参照として追加・・・TM1 ServerがWebシートファイルを開くとき、現在の位置を参照する設定とします。
・ファイルをTM1サーバーにコピー・・・TM1 ServerがWebシートファイルを開くとき、TM1サーバーにアップロードしたファイルを開く設定とします。
                      ファイルはDataフォルダ下の「}Externals」フォルダにコピーされます。
セキュリティー・・・Webシートファイルを公開するか否かを選択します。
・個人用・・・アップロードしたユーザーのみが、Webシートファイルを参照可能となります。
・共有・・・アップロードしたユーザー以外にも、Webシートファイルを公開します。
4. Webシートがアプリケーションに追加されたことを確認します。
5. アプリケーションでの表示名を変更します。
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Title 22. Webシート
  「Report_Sample.xls」で右クリック>「名前を変更」を選択します。変更後の名前として、「Sample Report」と入力します。
6. 以上でWebシートのアップロード操作は完了です。
※既にアップロードしているWebシートの場合は、TM1 PerspectivesでTM1 Serversにログオンし、
  ファイルを開いてから「TM1」>「ブックをTM1サーバーに保存」>「既存のアプリケーション・ファイルをTM1サーバー上で更新...」で
  更新が可能です。
22.3.2 データの編集
Webシート上でのデータ編集の方法について説明します。
以下の前提として、Webシートでデータの編集を行うためには、各ディメンションの要素がリーフ要素である必要があります。
集約要素を含むセルを編集した場合は、データ更新時にエラー表示が出て更新ができません。
手順
1. TM1 WebからTM1 Serverにログオンします。
2. 例として、"Actual v Budget"を開きます。
22_Webシート.xls 9/19 22. Webシート
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3. 例として、「Buget」の「Sales」を更新します。まず、タイトルのディメンション要素を下記の通り指定します。
これらの要素はいずれもリーフ値です。
4. 次に、「Sales」を表示するためにRevenueの左の「+」をクリックして、要素を展開します。
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Title 22. Webシート
5. セルを選択します。
 ・シングルクリックした状態:値の置換・・・入力した値をセルに直接上書きします。
22_Webシート.xls 11/19 22. Webシート
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Title 22. Webシート
 ・ダブルクリックした状態:値の編集・・・既存の値の一部を変更することができます。
6. 値を更新します。ここでは、例として"616,000"に変更します。
7. ツールバーの「データの変化を確認」ボタンをクリックし、ポップアップが開きます。変更を確認して、「実行」ボタンをクリックします。
22_Webシート.xls 12/19 22. Webシート
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Title 22. Webシート
8. データが更新されたことを確認して、終了です。
22.3.3 データスプレッド操作
Webシート上でデータを更新するためには、データ編集だけではなく、データスプレッドによる更新も可能です。
データの編集では各ディメンションの要素はリーフ要素である必要がありますが、
(Webから操作する)データスプレッドでは、集約値に対して更新を適用することが可能です。
※TM1 Perspectives上または、TM1 Architect上で実施するデータスプレッドでは、集約値に対する更新の適用はできません。
手順
1. TM1 WebからTM1 Serverにログオンします。
2. 例として、"Actual v Budget"を開きます。
22_Webシート.xls 13/19 22. Webシート
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Title 22. Webシート
3. 例として、「Buget」の「Revenue」を更新します。あらかじめ、Revenueの左の「+」をクリックしてSalesとOther Revenueを表示しておきます。
4. セルを選択し、右クリック>「データスプレッド」を選択します。ここでは、例として「等配分」を選択します。
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Title 22. Webシート
※データスプレッド機能について
比例配分 元の入力値に応じて結果を按分する
等配分 子値に結果を均等割して入力する
反復 指定した範囲、方向に同じ値を入力する
クリア データをクリアする
変動率 %でデータの増減値を指定・更新する
直線 開始セル・終了セルの間にデータを均等比率で増減入力する
成長率 初期値に対して指定した比率でデータを連続的に増減させる
相対比例配分 参照先のセルのリーフ値に比例してデータを按分入力する
相対割合調整 参照先のセルのリーフ値に対し、指定した比率を適用した値を入力する
リーフの反復 リーフ値に対して指定した値をコピーする
リーフの等配分 リーフ値に対して指定した値を均等割してコピーする
5. ポップアップに値を入力し、「適用」をクリックします。
値・・・更新後の値を入力します。
拡張方向・・・データスプレッドを適用する、表の方向を選択します。
更新操作・・・データスプレッドによって、値を更新する際の動作を指定します。
6. データが更新されたことを確認して、終了です。
22_Webシート.xls 15/19 22. Webシート
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22.4.1 Excel機能の利用 -関数編-
Webシートを構成するときに、関数を利用することで実現の幅を広げることができます。
一例を以下に紹介します。
・SUBNM関数(TM1ワークシート関数)
SUBNM関数は、Webシート上ではサブセットを選択するリストとして用いることができます。
用途の例)Management Reporting>Income Statement By Business unit画面のフィルタ
SUBNM関数の入ったセルで表示される、赤枠内のボタンをクリックすると、サブセットエディタが開きます。
22_Webシート.xls 16/19 22. Webシート
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・DBRW関数(TM1ワークシート関数)
DBRW関数の入ったセルにユーザーがデータを入力すると、再計算によってそのセルの値を更新することができます。
用途の例)Management Reporting>Actual and Budget Variance Analysis画面のデータセル
※赤枠内のように、キューブを構成する各ディメンション要素がリーフ値のデータセルのみ、DBRW関数で書き換えることができます。
※DBRW関数の入った集約セルに書き込み、再計算を実行した場合、下記のエラーが表示され、変更を反映できません。
・セル参照(Excel関数)
セル参照は基本的ですが、応用範囲の広いテクニックです。
用途の例)表示用のシートとデータ処理用のシートを分け、セル参照で両者をつなぐ
DBRW関数などの要素として、特定のセルを参照する
22_Webシート.xls 17/19 22. Webシート
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Title 22. Webシート
・IF関数(Excel関数)
ExcelのIF関数を、TM1ワークシート関数の条件分岐に用いることができます。
用途の例)金額チェック
・TEXT関数(Excel関数)
明示的にセルの値を文字列として扱うことができます。
用途の例)物理名を数値コードとしている場合に、当関数で明示的に文字列に変換する。
22.4.2 Excel機能の利用 -その他の機能編-
Webシートを構成する際、Excelの標準機能を利用することで、より柔軟に制御を行うことができます。
一例を以下に紹介します。
・セルのロック&シート保護
シート保護をかけておくと、ロックされたセルをWebシートで選択不可・入力不可にできます。
・ウィンドウ枠の固定
Excelで設定したウィンドウ枠の固定を、Webシート上で引き継いで利用することができます。
22_Webシート.xls 18/19 22. Webシート
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Title 22. Webシート
・領域の非表示
非表示にしておいた行列は、Webシート上でも非表示となります。
Webシート上では、領域の表示・非表示の切り替えは(ボタンが表示されないため)基本的にできません。
・シート見出しの非表示
シート見出しのチェックを外しておくことで、Webシート上でアクセス可能なシートを特定シートに限定することができます。
表示対象シートは、Excel Bookを保存した際のアクティブシートです。
22_Webシート.xls 19/19 22. Webシート

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22 tm1 websheet

  • 1. Printed on 2017/12/27 Title 22. Webシート 22. Webシート 目次 22.1. 概念 22.1.1 Webシートとは 22.2. 導入 22.2.1 Webシートへのアクセス 22.2.2 Webシートのツールバー 22.3. 構成 22.3.1 Webシートのアップロード 22.3.2 データの編集 22.3.3 データスプレッド操作 22.4. 実践 22.4.1 Excel機能の利用 -関数編- 22.4.2 Excel機能の利用 -その他の機能編- 22.1.1 Webシートとは Webシートは、TM1 Perspectivesを用いて開発したExcelワークシート(.xlsファイル)を、Webブラウザで表示できます。 ExcelワークシートをCognos TM1からアプリケーションフォルダにアップロード(22.3.1参照)することで、 ユーザーは発行されたワークシートをWebブラウザで表示することができます。 Webシートを用いて、下記のタスクを実行することができます。 ・キューブ・データの参照・更新 (ただし、対応する権限が該当キューブに対して必要です。また、保護されたシートのロックされたセルへの入力はできません。) ・Webシートに定義されたドリルスルー機能による画面遷移 ・Excelグラフの表示・参照 ・Webシート上で(行・列でなく)タイトルとして定義されたディメンションの要素を、サブセットエディタから切り替え ・データ配分の利用 22_Webシート.xls 1/19 22. Webシート
  • 2. Printed on 2017/12/27 Title 22. Webシート 22.2.1 起動方法 以下の手順で、Webシートにアクセスします。 手順 1. インターネット・ブラウザを起動し、「http://host_name/TM1Web/」からTM1サーバーにログオンします。   ※ログオンの詳細は「TM1 Web 2.1 起動方法」をご確認ください。 2. ナビゲーション・ウィンドウの「アプリケーション」を開きます。使用可能なリストが表示されます。 22_Webシート.xls 2/19 22. Webシート
  • 3. Printed on 2017/12/27 Title 22. Webシート 3. 開くWebシートを選択します。ここでは、例として"Income Statement By Business unit"を対象とします。 22_Webシート.xls 3/19 22. Webシート
  • 4. Printed on 2017/12/27 Title 22. Webシート 4. "Income Statement By Business unit"をクリックすると、コンテンツ・ウィンドウにWebシートの内容が表示されます。 22.2.2 Webシートのツールバー Webシートのレイアウトは、Excelで作成した各Webシートごとに異なります。 ここでは、シートを操作するためのツールバーの位置と機能について説明します。 ※ツールバー 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 22_Webシート.xls 4/19 22. Webシート
  • 5. Printed on 2017/12/27 Title 22. Webシート ① データ変更の保存 Webシート上で入力・更新した値をTM1 Serverに送信します。 ② データの変化を確認 Webシート上で入力・更新した値を確認します。 クリックすると、下記の「セル値の変化を確認」ポップアップが表示され、値の更新を確認・反映することができます。 ③ エクスポート 現在開いているWebシートをダウンロードします。 ダウンロードする際の形式として、下記「Excelにスライス」、「Excelにスナップショット」、「PDFにエクスポート」の3種類から選択できます。 ※スナップショット機能を、Webシートを印刷用レポートとしてダウンロードする、という用途として利用することも可能です。 ④ 現在のWebシートを再計算 22_Webシート.xls 5/19 22. Webシート
  • 6. Printed on 2017/12/27 Title 22. Webシート Webシート内のデータを編集した場合、データ変更をTM1 Serverに送信するとともに、Webシートの表示を更新します。 Webシート内のデータを編集していない場合は、その時点での値をあらためてTM1 Serverから取得して、Webシートの表示を更新します。 ⑤ アクティブ・フォームの再構築 開いているWebシートが、アクティブ・フォームをベースに作成されている場合に、下記の動作を行います。 ・Webシート上のデータ編集を反映します。 ・アクティブ・フォーム上のドリルダウン等操作をリセットし、初期表示に戻します。 ⑥ 自動計算オン / 自動計算オフ 自動計算オプションのオンとオフを切り替えます。 オン: オフ: ⑦ 選択した列幅に自動適合 選択したセルの列幅を自動調整します。 例)自動調整による列幅の変化 調整前 調整後 列のタイトルが途中で切れている 列のタイトルがすべて表示されるようになった ⑧ ズームイン Webシートの表示倍率を上げます。 ⑨ ズームアウト Webシートの表示倍率を下げます。 ⑩ 標準ビュー 22_Webシート.xls 6/19 22. Webシート
  • 7. Printed on 2017/12/27 Title 22. Webシート Webシートの表示倍率が100%でない場合に、100%表示に戻します。 ⑪ Webシートを閉じる 表示しているWebシートを閉じます。 TM1 Webはブランク・ページもしくは最後に開いたWebシートを表示します。 22.3.1 Webシートのアップロード Webシートを利用するためには、前提としてExcelで作成したWebシートファイルをアップロードする必要があります。 ここでは、Webシートのアップロード方法を説明します。 例として、"Report_Sample.xls"というファイルを「Management Reporting」アプリケーションにアップロードします。 手順 1. TM1 PerspectivesまたはTM1 Architectを起動し、TM1サーバーにログオンします。 2. サーバーエクスプローラで"Management Reporting"アプリケーションを選択し、右クリックから「ファイルの追加」を選択します。 3. ポップアップが開くので、アップロードするファイルを選択します。 ここでは、仮に「Report_Sample.xls」というファイル(空のExcelで構いません)を作成・選択します。 このとき、下部の「オプション」と「セキュリティー」が正しく選択できているか確認します。 22_Webシート.xls 7/19 22. Webシート
  • 8. Printed on 2017/12/27 Title 22. Webシート オプション・・・WebシートファイルをTM1 Serverにコピーするか否かを選択します。 ・ファイルを参照として追加・・・TM1 ServerがWebシートファイルを開くとき、現在の位置を参照する設定とします。 ・ファイルをTM1サーバーにコピー・・・TM1 ServerがWebシートファイルを開くとき、TM1サーバーにアップロードしたファイルを開く設定とします。                       ファイルはDataフォルダ下の「}Externals」フォルダにコピーされます。 セキュリティー・・・Webシートファイルを公開するか否かを選択します。 ・個人用・・・アップロードしたユーザーのみが、Webシートファイルを参照可能となります。 ・共有・・・アップロードしたユーザー以外にも、Webシートファイルを公開します。 4. Webシートがアプリケーションに追加されたことを確認します。 5. アプリケーションでの表示名を変更します。 22_Webシート.xls 8/19 22. Webシート
  • 9. Printed on 2017/12/27 Title 22. Webシート   「Report_Sample.xls」で右クリック>「名前を変更」を選択します。変更後の名前として、「Sample Report」と入力します。 6. 以上でWebシートのアップロード操作は完了です。 ※既にアップロードしているWebシートの場合は、TM1 PerspectivesでTM1 Serversにログオンし、   ファイルを開いてから「TM1」>「ブックをTM1サーバーに保存」>「既存のアプリケーション・ファイルをTM1サーバー上で更新...」で   更新が可能です。 22.3.2 データの編集 Webシート上でのデータ編集の方法について説明します。 以下の前提として、Webシートでデータの編集を行うためには、各ディメンションの要素がリーフ要素である必要があります。 集約要素を含むセルを編集した場合は、データ更新時にエラー表示が出て更新ができません。 手順 1. TM1 WebからTM1 Serverにログオンします。 2. 例として、"Actual v Budget"を開きます。 22_Webシート.xls 9/19 22. Webシート
  • 10. Printed on 2017/12/27 Title 22. Webシート 3. 例として、「Buget」の「Sales」を更新します。まず、タイトルのディメンション要素を下記の通り指定します。 これらの要素はいずれもリーフ値です。 4. 次に、「Sales」を表示するためにRevenueの左の「+」をクリックして、要素を展開します。 22_Webシート.xls 10/19 22. Webシート
  • 11. Printed on 2017/12/27 Title 22. Webシート 5. セルを選択します。  ・シングルクリックした状態:値の置換・・・入力した値をセルに直接上書きします。 22_Webシート.xls 11/19 22. Webシート
  • 12. Printed on 2017/12/27 Title 22. Webシート  ・ダブルクリックした状態:値の編集・・・既存の値の一部を変更することができます。 6. 値を更新します。ここでは、例として"616,000"に変更します。 7. ツールバーの「データの変化を確認」ボタンをクリックし、ポップアップが開きます。変更を確認して、「実行」ボタンをクリックします。 22_Webシート.xls 12/19 22. Webシート
  • 13. Printed on 2017/12/27 Title 22. Webシート 8. データが更新されたことを確認して、終了です。 22.3.3 データスプレッド操作 Webシート上でデータを更新するためには、データ編集だけではなく、データスプレッドによる更新も可能です。 データの編集では各ディメンションの要素はリーフ要素である必要がありますが、 (Webから操作する)データスプレッドでは、集約値に対して更新を適用することが可能です。 ※TM1 Perspectives上または、TM1 Architect上で実施するデータスプレッドでは、集約値に対する更新の適用はできません。 手順 1. TM1 WebからTM1 Serverにログオンします。 2. 例として、"Actual v Budget"を開きます。 22_Webシート.xls 13/19 22. Webシート
  • 14. Printed on 2017/12/27 Title 22. Webシート 3. 例として、「Buget」の「Revenue」を更新します。あらかじめ、Revenueの左の「+」をクリックしてSalesとOther Revenueを表示しておきます。 4. セルを選択し、右クリック>「データスプレッド」を選択します。ここでは、例として「等配分」を選択します。 22_Webシート.xls 14/19 22. Webシート
  • 15. Printed on 2017/12/27 Title 22. Webシート ※データスプレッド機能について 比例配分 元の入力値に応じて結果を按分する 等配分 子値に結果を均等割して入力する 反復 指定した範囲、方向に同じ値を入力する クリア データをクリアする 変動率 %でデータの増減値を指定・更新する 直線 開始セル・終了セルの間にデータを均等比率で増減入力する 成長率 初期値に対して指定した比率でデータを連続的に増減させる 相対比例配分 参照先のセルのリーフ値に比例してデータを按分入力する 相対割合調整 参照先のセルのリーフ値に対し、指定した比率を適用した値を入力する リーフの反復 リーフ値に対して指定した値をコピーする リーフの等配分 リーフ値に対して指定した値を均等割してコピーする 5. ポップアップに値を入力し、「適用」をクリックします。 値・・・更新後の値を入力します。 拡張方向・・・データスプレッドを適用する、表の方向を選択します。 更新操作・・・データスプレッドによって、値を更新する際の動作を指定します。 6. データが更新されたことを確認して、終了です。 22_Webシート.xls 15/19 22. Webシート
  • 16. Printed on 2017/12/27 Title 22. Webシート 22.4.1 Excel機能の利用 -関数編- Webシートを構成するときに、関数を利用することで実現の幅を広げることができます。 一例を以下に紹介します。 ・SUBNM関数(TM1ワークシート関数) SUBNM関数は、Webシート上ではサブセットを選択するリストとして用いることができます。 用途の例)Management Reporting>Income Statement By Business unit画面のフィルタ SUBNM関数の入ったセルで表示される、赤枠内のボタンをクリックすると、サブセットエディタが開きます。 22_Webシート.xls 16/19 22. Webシート
  • 17. Printed on 2017/12/27 Title 22. Webシート ・DBRW関数(TM1ワークシート関数) DBRW関数の入ったセルにユーザーがデータを入力すると、再計算によってそのセルの値を更新することができます。 用途の例)Management Reporting>Actual and Budget Variance Analysis画面のデータセル ※赤枠内のように、キューブを構成する各ディメンション要素がリーフ値のデータセルのみ、DBRW関数で書き換えることができます。 ※DBRW関数の入った集約セルに書き込み、再計算を実行した場合、下記のエラーが表示され、変更を反映できません。 ・セル参照(Excel関数) セル参照は基本的ですが、応用範囲の広いテクニックです。 用途の例)表示用のシートとデータ処理用のシートを分け、セル参照で両者をつなぐ DBRW関数などの要素として、特定のセルを参照する 22_Webシート.xls 17/19 22. Webシート
  • 18. Printed on 2017/12/27 Title 22. Webシート ・IF関数(Excel関数) ExcelのIF関数を、TM1ワークシート関数の条件分岐に用いることができます。 用途の例)金額チェック ・TEXT関数(Excel関数) 明示的にセルの値を文字列として扱うことができます。 用途の例)物理名を数値コードとしている場合に、当関数で明示的に文字列に変換する。 22.4.2 Excel機能の利用 -その他の機能編- Webシートを構成する際、Excelの標準機能を利用することで、より柔軟に制御を行うことができます。 一例を以下に紹介します。 ・セルのロック&シート保護 シート保護をかけておくと、ロックされたセルをWebシートで選択不可・入力不可にできます。 ・ウィンドウ枠の固定 Excelで設定したウィンドウ枠の固定を、Webシート上で引き継いで利用することができます。 22_Webシート.xls 18/19 22. Webシート
  • 19. Printed on 2017/12/27 Title 22. Webシート ・領域の非表示 非表示にしておいた行列は、Webシート上でも非表示となります。 Webシート上では、領域の表示・非表示の切り替えは(ボタンが表示されないため)基本的にできません。 ・シート見出しの非表示 シート見出しのチェックを外しておくことで、Webシート上でアクセス可能なシートを特定シートに限定することができます。 表示対象シートは、Excel Bookを保存した際のアクティブシートです。 22_Webシート.xls 19/19 22. Webシート