SlideShare a Scribd company logo
Printed on 2017/12/27
Title 23. Performance Modeler
23. Performance Modeler
Performance Modelerでは、TM1モデルの実装とTM1アプリケーション実装が可能です。
TM1アプリケーション実装方法については、『24. Workflow Applicationの作成』で説明する為、この章ではPerformace Modelerを使った
TM1モデルの実装について説明します。
23.1 Performance Modelerの構成(全体像)
Performance Modelerには、モデルビュー機能とアプリケーションビュー機能の2つがあります。
モデルビュー機能は、TM1オブジェクトを実装するビュー機能です。
アプリケーションビュー機能は、ワークフローのアプリケーションを実装するビュー機能です。(『24. Workflow Applicationの作成』を参照)
本章では、モデルビュー機能について説明します。
23.2 Performance Modelerの初期設定
Performance Modelerの初期設定として、一度アプリケーションにログインする必要があります。
1.TM1s.cfgの変更
事前にTM1s.cfgの設定が必要となります。
場所:C:Program Filesibmcognostm1samplestm1PlanSamp
変更内容
(357行目)AllowSeparateNandCrules=T 先頭の#を外す
(371行目)DistributedPlanningOutputDir <TM1s.cfgと同じフォルダパス> tunit と変更し、先頭の#を外す
※()内はデフォルトのTM1s.cfgの変更行
357行目
371行目
23_PerformanceModeler.xls 1/21 23. Performance Modeler
Printed on 2017/12/27
Title 23. Performance Modeler
2. Web ブラウザーで、Cognos TM1 アプリケーションのインストール済み環境のWeb アドレスを入力します(通常はhttp://server_name:9510/pmpsvc)。
スタンドアロンPCの場合(インストール時にデフォルト設定の場合)、server_name=localhost、を設定します。
3. デフォルト設定のまま「OK」をクリックします。(①)
4. ユーザー名とパスワードを入力し、「ログオン」をクリックします。(②)
1
2
23_PerformanceModeler.xls 2/21 23. Performance Modeler
Printed on 2017/12/27
Title 23. Performance Modeler
5. TM1 Applicationsの画面が開きます。
Perfomance Modelerを立ち上げるには、右上のアイコンをクリックします。
③このアイコンがPerformance Modelerを立ち上げます。
23.3 Performance Modelerを使った、モデルの実装方法
この項はあくまで機能の説明というイメージで、23.4でいくつかの手順は具体的に説明します。
■初期画面の構成
初期画面では、以下の5つが初期表示されています。
ディメンション 初期表示で、TM1 Architect と同じディメンションとサブセットが表示されています。 *
キューブ 初期表示で、TM1 Architect と同じキューブとキューブビューが表示されています。 *
TM1オブジェクト 説明 参照先
3
23_PerformanceModeler.xls 3/21 23. Performance Modeler
Printed on 2017/12/27
Title 23. Performance Modeler
リンク TM1 Architectにはない概念です。 23.4 節
プロセス 初期表示で、TM1 Architect と同じプロセスが表示されています。 *
日課 初期表示で、TM1 Architect と同じ日課が表示されています。 *
* 基本的な操作方法は「TM1 Performance Modeler ユーザー・ガイド」を参照してください。
TM1オブジェクトの基本的な概念は、TM1 Architectに準じます。
■ディメンションの編集
Performance Modelerを使ってディメンションを作成する場合、Performance Modelerでは、ディメンション・タイプを前提としたディメンション作成が可能です。
Architectで作られたディメンションタイプは「基本」タイプで、Performance Modelerでは「階層」、「全般」、「時間」、「バージョン」、「計算」の5タイプの中から
選ぶことになります。
・TM1 Architectで作成したディメンション
TM1 Architectでディメンションが登録されている場合、Architectと同じディメンションをPerformance Modelerでも確認できます(④)。
・ディメンション・タイプ
4
23_PerformanceModeler.xls 4/21 23. Performance Modeler
Printed on 2017/12/27
Title 23. Performance Modeler
典型的なディメンション構成がディメンション・タイプとして登録されているため、
新規ディメンションを作成する場合に、テンプレートして使うことができます。
PerformanceModelerに用意されているディメンション・タイプは、以下の5つです。
(各ディメンション・タイプの理解に、「TM1 Performance Modeler ユーザー・ガイド」も併せて参照ください。)
階層
全般
時間
バージョン
計算
■キューブの編集
Performance Modelerを使ってキューブを作成する場合、基本的な概念はTM1 Architectと同じです。
Performance Modelerでは、キューブにディメンションを追加/削除できるようになっているため、
TM1 Architectのように、キューブのすべてのディメンションを同時に作成する必要はありません。
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/ctm1/v10r1m0/index.jsp?topic=%2Fcom.ibm.swg.ba.cognos.prfmdl_ug.10.1.0.doc%2Ft_prfmdl_adding_dimensions_to_cube.html
Performance Modelerを使ったキューブの編集では、メモリー消費に対するディメンションの最適化を行う機能が登録されています。
・ディメンションの並び替え
子画面を表示して、手動でディメンションを並び替えるツールです。
なお、キューブ作成直後は、ディメンション・タイプに基づいてディメンション順序がソートされます。((「TM1 Performance Modeler ユーザー・ガイド P29」))
⑤ディメンションを選択し、ボタン操作でソートする。
例えば、plan_business_unitディメンションを選択し、
1つ上に移動させたい場合は「上に移動」を、
1つ下に移動させたい場合は「下に移動」を、
一番上に移動させたい場合は「一番上へ移動」を、
一番下に移動させたい場合は「一番下へ移動」を、
クリックします。
正確なタイプが不明な場合、汎用的に使用します。
年、四半期、月、週の相互関係、要素の命名、期間をツールを使って設定できます。
属性として、バージョン計算が登録されています。要素の階層化はできません。
集約構造を前提とした計算式の登録が可能です。リーフレベル、集約レベル別に式を登録し、規則を自動生成します。
ディメンション・タイプ 説明
「地域」「会社」など要素の階層化を必要とするディメンションに適用します。
5
23_PerformanceModeler.xls 5/21 23. Performance Modeler
Printed on 2017/12/27
Title 23. Performance Modeler
・キューブ・ディメンションの最適化
手動、またはシステム計算によって、ディメンション順序をソートします。
手動の場合、画面の最適化で「ユーザー」を選択します。また、システム計算を行う場合、画面の「システム」を選択します。
システム計算の場合、使用メモリーが最小となるよう並び替えられます。
ユーザによるマニュアル操作、システム計算を選ぶことができる
マニュアル操作ではボタンでソートし、
システム計算の場合は「テスト」ボタンをクリックして処理を実行する
* 基本的なオブジェクトの作成(キューブ作成、規則の作成、キューブ・ビューの定義)に関する操作方法は、
「TM1 Performance Modeler ユーザー・ガイド」を参照してください。
■リンク規則作成
23.2で概説したように、リンクを規則として実装する場合、規則を自動生成する必要があります。
リンク設定により自動生成される規則ブロックは、ターゲットキューブと、ソースキューブの両方に生成されます。
特にソースキューブでは、フィーダーステートメントが常に含まれます。
Performance Modelerでは、フィーダーはRuleに登場する全てのディメンションに対して自動生成されてしまうので、
逆に言うとオーバーフィードが発生してしまい、最適なパフォーマンスではなくなるので、その点は手動で調整する必要があります。
(ソースキューブ、ターゲットキューブのそれぞれの説明は、「TM1 Performance Modeler ユーザー・ガイド P54-56」を参照してください。)
23_PerformanceModeler.xls 6/21 23. Performance Modeler
Printed on 2017/12/27
Title 23. Performance Modeler
リンク設定手順
ソースキューブ(plan_Budget_Plan)→ターゲットキューブ(plan_BudgetPlanLineItem)として、リンクを規則で設定します。
①モデルビューのリンクフォルダのアイコン上で「新規」→「リンク」を選択します
②リンクの新規作成に名前を入力します。(例では、「BudgetPlanリンク」とします)
③キューブを、リンク設定画面にドロップし、ソースキューブとターゲットキューブ間のマッピングを自動生成します。
23_PerformanceModeler.xls 7/21 23. Performance Modeler
Printed on 2017/12/27
Title 23. Performance Modeler
④マッピングされなかったディメンションをスライスします。
plan_BudgetPlanではplan_source、plan_BudgetPlanLineItemではplan_linesがスライス対象となります。
plan_sourceのline_inputをスライス対象にします。
(上のボックスでplan_sourceを選択してから、下のボックスでline_inputにチェックします。)
plan_linesのline1~line5のそれぞれをスライス対象にします。
(上のボックスでplan_linesを選択してから、下のボックスでline1~line5にチェックします。)
23_PerformanceModeler.xls 8/21 23. Performance Modeler
Printed on 2017/12/27
Title 23. Performance Modeler
⑤モデル設計ビューの「BudgetPlanリンク」アイコン上で右クリックし、規則の生成をクリックします。
⑥ターゲットキューブの生成内容
規則plan_BudgetPlanLineItemを開くと、
自動生成された規則ブロックを確認することができる
23_PerformanceModeler.xls 9/21 23. Performance Modeler
Printed on 2017/12/27
Title 23. Performance Modeler
規則ブロックの「+」をクリックすると、
記述を展開し詳細を確認することができる
⑦ソースキューブの生成内容
ソースキューブの規則plan_BudgetPlanでも、自動生成された規則ブロック
を確認することができます。
ソースキューブの場合は、Feeders; に自動的に記載されます。
Feedersの詳細説明は、本セルフスタディーキットの「15章 Rule」を
ご参照ください。
23_PerformanceModeler.xls 10/21 23. Performance Modeler
Printed on 2017/12/27
Title 23. Performance Modeler
ターゲットキューブ同様に、「+」で記述を展開できる。
■リンクの編集
あるキューブから、数値データを他のキューブにリンクさせることができます。
この設定は、規則またはプロセスとして実装します。
規則またはプロセスの選択は、リンクを生成後、
プロパティの「リンク実装タイプ」にて選択できます。
23_PerformanceModeler.xls 11/21 23. Performance Modeler
Printed on 2017/12/27
Title 23. Performance Modeler
リンクでは、規則またはプロセスとして、キューブ間でデータを移動させるのに必要なディメンション間のマッピングを定義します。
マッピングされないディメンションがある場合、1つ以上のメンバを指定してスライスする必要があります。
左例は、plan_BudgetPlanキューブから、plan_BudgetPlanLineItem
キューブにデータをリンクさせています。
plan_BudgetPlanキューブには、合計7つのディメンションがありますが、
そのうち、plan_sourceディメンションがマッピングされていません。
また、plan_BudgetPlanLineItemキューブにも計7つのディメンションが
ありますが、そのうちplan_linesディメンションがマッピングされていません。
このようなにマッピングされていないディメンションがある場合、
マッピングの代わりに要素を指定する必要があります。
(「TM1 Performance Modeler ユーザー・ガイド」では
スライスという言葉で説明しています。)
規則として実装する場合、上記マッピングのみではなく、規則を生成する必要があります。
23_PerformanceModeler.xls 12/21 23. Performance Modeler
Printed on 2017/12/27
Title 23. Performance Modeler
(新しいリンクのアイコン上で「規則の生成」をクリックすると自動的に規則が作成されます。「23.4」に詳述。)
プロセスとして実装する場合、上記マッピングのみではなく、リンク・プロセスを生成する必要があります。
(「TM1 Performance Modeler ユーザー・ガイド P46」)
リンク生成後、マッピングが正しく完了した時点で、対象リンクを右クリックし「プロセスの生成」を選択すると、リンクプロセスが自動生成されます。
23_PerformanceModeler.xls 13/21 23. Performance Modeler
Printed on 2017/12/27
Title 23. Performance Modeler
■プロセスの編集
Performance Modelerを使ってプロセスを作成する場合、基本的な概念はTM1 Architectと同じです。
Performance Modelerでは、TM1 ArchitectにおけるTIプロセス編集画面「高度タブ」と同様のビューを使って、プロセスの編集が可能です。
* 基本的な操作方法は「TM1 Performance Modeler ユーザー・ガイド」を参照してください。
■日課の編集
Performance Modelerを使って日課を作成する場合、基本的な概念はTM1 Architectと同じです。
* 基本的な操作方法は「TM1 Performance Modeler ユーザー・ガイド」を参照してください。
■コントロールオブジェクトの表示
Performance Modelerの初期状態では、コントロールオブジェクトは非表示となっています。
コントロールオブジェクトを表示する必要がある場合、以下の手順で表示します。
・メニューの「コントロールオブジェクトを表示」を選択し、表示します。
23_PerformanceModeler.xls 14/21 23. Performance Modeler
Printed on 2017/12/27
Title 23. Performance Modeler
23.4 Performance Modelerを使った規則の自動生成
Performance Modelerは、ビジネスデータの作成に必要な規則の幾つかを自動作成する機能を有しています。
具体的には、「計算ディメンションの作成」「リンク規則を作成」の2つにおいて規則が自動作成されます。
■計算ディメンションの作成
N計算(C計算)の作成手順
計算ディメンションを新規作成し、N計算・C計算を設定し規則を自動生成します。
N,C Calculationという意味では「計算ディメンション」だけではなく「バージョンディメンション」でも同様に指定可能です。
①モデルビューのディメンションアイコン上で、「新規」→「ディメンション」を選択します。
23_PerformanceModeler.xls 15/21 23. Performance Modeler
Printed on 2017/12/27
Title 23. Performance Modeler
②新しいディメンション名を入力し、ディメンション・タイプから「計算」を選択します。
(例では、ディメンション名を「計算テスト」とします。)
③新規メンバーを追加します。
(例では、1000, 1100,1200,1300, 1400, 1500の6つを追加しています。)
テキストエディタやExcel等で、列方向に要素名を列挙し、
ディメンション編集のビューにコピー&ペーストすることができます。
23_PerformanceModeler.xls 16/21 23. Performance Modeler
Printed on 2017/12/27
Title 23. Performance Modeler
④N計算に以下の式を設定します。
'1100'='1200'*1.1
'1400'='1500'*1.2
'1000'=('1100'+'1200')/2
'1300'='1400'*'1500'
①編集したい要素のN計算をクリックすると、下部のWindowに
式編集用のビューが表示されます。
②式のテキストボックス内に、計算させたい式を入力します。
左の「演算タイプ」「処理」から、テンプレートを初期セットする
ことができます。
適用ボタンをクリックすると、ビューに定義した式が、
ディメンション属性の「N計算」欄に表示されます。
23_PerformanceModeler.xls 17/21 23. Performance Modeler
Printed on 2017/12/27
Title 23. Performance Modeler
設定後、保存ボタンをクリックして、計算ディメンションを保存します。
⑤規則の自動生成内容
任意のディメンションを作成し、新しいキューブの行列に設定します。
(例では計算ディメンション「計算テスト」、と「test」キューブ)
*キューブやビューの設定については、 「開発者用ガイド」「TM1 Performance Modeler ユーザー・ガイド」を参照してください。
まず、「test」キューブを作成します。
キューブを右クリックし「新規」→「キューブ」をクリックします。
名前に「test」と入力して、OKをクリックします。
23_PerformanceModeler.xls 18/21 23. Performance Modeler
Printed on 2017/12/27
Title 23. Performance Modeler
空のキューブが作成されます。
前手順で作成した「計算テスト」をキューブの列にドラッグ&ドロップします。
23_PerformanceModeler.xls 19/21 23. Performance Modeler
Printed on 2017/12/27
Title 23. Performance Modeler
ここで、「test」キューブの規則を開くとまだ何も生成されていません。
一旦、「test」規則を閉じます。
「test」キューブを保存します。「test*」から「test」となり、* (アスタリスク) がなくなったことを確認します。
再び、「test」規則を開きます。
規則が自動的に生成されていることが確認できます。
23_PerformanceModeler.xls 20/21 23. Performance Modeler
Printed on 2017/12/27
Title 23. Performance Modeler
23_PerformanceModeler.xls 21/21 23. Performance Modeler

More Related Content

Similar to 23 tm1 performancemodeler

ASP.NET MVC と jQuery で実践する標準志向 Web 開発
ASP.NET MVC と jQuery で実践する標準志向 Web 開発ASP.NET MVC と jQuery で実践する標準志向 Web 開発
ASP.NET MVC と jQuery で実践する標準志向 Web 開発
Akira Inoue
 
Coding Guide
Coding GuideCoding Guide
Coding Guideohdreamer
 
実装(2) 【クラウドアプリケーションのためのオブジェクト指向分析設計講座 第31回】
実装(2) 【クラウドアプリケーションのためのオブジェクト指向分析設計講座 第31回】実装(2) 【クラウドアプリケーションのためのオブジェクト指向分析設計講座 第31回】
実装(2) 【クラウドアプリケーションのためのオブジェクト指向分析設計講座 第31回】
Tomoharu ASAMI
 
13 tm1 object
13 tm1 object13 tm1 object
13 tm1 object
Shinsuke Yamamoto
 
iOSやAndroidアプリ開発のGoodPractice
iOSやAndroidアプリ開発のGoodPracticeiOSやAndroidアプリ開発のGoodPractice
iOSやAndroidアプリ開発のGoodPractice
Ken Morishita
 
GUIのアーキテクチャ
GUIのアーキテクチャGUIのアーキテクチャ
GUIのアーキテクチャ
Kentaro Inomata
 
Building Silverlight Large Scale Application Using MVVM
Building Silverlight Large Scale Application Using MVVMBuilding Silverlight Large Scale Application Using MVVM
Building Silverlight Large Scale Application Using MVVM
Shotaro Suzuki
 
IBM Integrated Analytics System Webコンソール利用ガイド 20180213
IBM Integrated Analytics System Webコンソール利用ガイド 20180213IBM Integrated Analytics System Webコンソール利用ガイド 20180213
IBM Integrated Analytics System Webコンソール利用ガイド 20180213
IBM Analytics Japan
 
Team Foundation Server プロセステンプレートの変更 手順書
Team Foundation Server プロセステンプレートの変更 手順書Team Foundation Server プロセステンプレートの変更 手順書
Team Foundation Server プロセステンプレートの変更 手順書
Masaki Takeda
 
Separate Model from Catalyst
Separate Model from CatalystSeparate Model from Catalyst
Separate Model from Catalyst
techmemo
 
05 tm1 batch
05 tm1 batch05 tm1 batch
05 tm1 batch
Shinsuke Yamamoto
 
Ec cubeの基礎からcms連携まで
Ec cubeの基礎からcms連携までEc cubeの基礎からcms連携まで
Ec cubeの基礎からcms連携まで
Makoto Nishimura
 
Spring16 リリース開発者向け新機能Webセミナー
Spring16 リリース開発者向け新機能WebセミナーSpring16 リリース開発者向け新機能Webセミナー
Spring16 リリース開発者向け新機能Webセミナー
Salesforce Developers Japan
 
【SQiP2014】システム操作インターフェイス最適化によるテスト自動化ROI向上
【SQiP2014】システム操作インターフェイス最適化によるテスト自動化ROI向上【SQiP2014】システム操作インターフェイス最適化によるテスト自動化ROI向上
【SQiP2014】システム操作インターフェイス最適化によるテスト自動化ROI向上
Tatsuya Ishikawa
 
Vue入門
Vue入門Vue入門
Vue入門
Takeo Noda
 
Windows ストア lob アプリ開発のためのガイダンスとフレームワークのご紹介 rev
Windows ストア lob アプリ開発のためのガイダンスとフレームワークのご紹介 revWindows ストア lob アプリ開発のためのガイダンスとフレームワークのご紹介 rev
Windows ストア lob アプリ開発のためのガイダンスとフレームワークのご紹介 revShotaro Suzuki
 
オブジェクト指向入門8
オブジェクト指向入門8オブジェクト指向入門8
オブジェクト指向入門8
Kenta Hattori
 
関西アンカンファレンス CodeIgniter CMS
関西アンカンファレンス CodeIgniter CMS関西アンカンファレンス CodeIgniter CMS
関西アンカンファレンス CodeIgniter CMS
Fumito Mizuno
 
20091030cakephphandson 01
20091030cakephphandson 0120091030cakephphandson 01
20091030cakephphandson 01Yusuke Ando
 

Similar to 23 tm1 performancemodeler (20)

ASP.NET MVC と jQuery で実践する標準志向 Web 開発
ASP.NET MVC と jQuery で実践する標準志向 Web 開発ASP.NET MVC と jQuery で実践する標準志向 Web 開発
ASP.NET MVC と jQuery で実践する標準志向 Web 開発
 
Exp int toc
Exp int tocExp int toc
Exp int toc
 
Coding Guide
Coding GuideCoding Guide
Coding Guide
 
実装(2) 【クラウドアプリケーションのためのオブジェクト指向分析設計講座 第31回】
実装(2) 【クラウドアプリケーションのためのオブジェクト指向分析設計講座 第31回】実装(2) 【クラウドアプリケーションのためのオブジェクト指向分析設計講座 第31回】
実装(2) 【クラウドアプリケーションのためのオブジェクト指向分析設計講座 第31回】
 
13 tm1 object
13 tm1 object13 tm1 object
13 tm1 object
 
iOSやAndroidアプリ開発のGoodPractice
iOSやAndroidアプリ開発のGoodPracticeiOSやAndroidアプリ開発のGoodPractice
iOSやAndroidアプリ開発のGoodPractice
 
GUIのアーキテクチャ
GUIのアーキテクチャGUIのアーキテクチャ
GUIのアーキテクチャ
 
Building Silverlight Large Scale Application Using MVVM
Building Silverlight Large Scale Application Using MVVMBuilding Silverlight Large Scale Application Using MVVM
Building Silverlight Large Scale Application Using MVVM
 
IBM Integrated Analytics System Webコンソール利用ガイド 20180213
IBM Integrated Analytics System Webコンソール利用ガイド 20180213IBM Integrated Analytics System Webコンソール利用ガイド 20180213
IBM Integrated Analytics System Webコンソール利用ガイド 20180213
 
Team Foundation Server プロセステンプレートの変更 手順書
Team Foundation Server プロセステンプレートの変更 手順書Team Foundation Server プロセステンプレートの変更 手順書
Team Foundation Server プロセステンプレートの変更 手順書
 
Separate Model from Catalyst
Separate Model from CatalystSeparate Model from Catalyst
Separate Model from Catalyst
 
05 tm1 batch
05 tm1 batch05 tm1 batch
05 tm1 batch
 
Ec cubeの基礎からcms連携まで
Ec cubeの基礎からcms連携までEc cubeの基礎からcms連携まで
Ec cubeの基礎からcms連携まで
 
Spring16 リリース開発者向け新機能Webセミナー
Spring16 リリース開発者向け新機能WebセミナーSpring16 リリース開発者向け新機能Webセミナー
Spring16 リリース開発者向け新機能Webセミナー
 
【SQiP2014】システム操作インターフェイス最適化によるテスト自動化ROI向上
【SQiP2014】システム操作インターフェイス最適化によるテスト自動化ROI向上【SQiP2014】システム操作インターフェイス最適化によるテスト自動化ROI向上
【SQiP2014】システム操作インターフェイス最適化によるテスト自動化ROI向上
 
Vue入門
Vue入門Vue入門
Vue入門
 
Windows ストア lob アプリ開発のためのガイダンスとフレームワークのご紹介 rev
Windows ストア lob アプリ開発のためのガイダンスとフレームワークのご紹介 revWindows ストア lob アプリ開発のためのガイダンスとフレームワークのご紹介 rev
Windows ストア lob アプリ開発のためのガイダンスとフレームワークのご紹介 rev
 
オブジェクト指向入門8
オブジェクト指向入門8オブジェクト指向入門8
オブジェクト指向入門8
 
関西アンカンファレンス CodeIgniter CMS
関西アンカンファレンス CodeIgniter CMS関西アンカンファレンス CodeIgniter CMS
関西アンカンファレンス CodeIgniter CMS
 
20091030cakephphandson 01
20091030cakephphandson 0120091030cakephphandson 01
20091030cakephphandson 01
 

More from Shinsuke Yamamoto

Cognos Analytics 12.0.2 logmaintenance.pdf
Cognos Analytics 12.0.2 logmaintenance.pdfCognos Analytics 12.0.2 logmaintenance.pdf
Cognos Analytics 12.0.2 logmaintenance.pdf
Shinsuke Yamamoto
 
24 tm1 workflowapplication
24 tm1 workflowapplication24 tm1 workflowapplication
24 tm1 workflowapplication
Shinsuke Yamamoto
 
22 tm1 websheet
22 tm1 websheet22 tm1 websheet
22 tm1 websheet
Shinsuke Yamamoto
 
21 tm1 webconfig
21 tm1 webconfig21 tm1 webconfig
21 tm1 webconfig
Shinsuke Yamamoto
 
20 tm1 web
20 tm1 web20 tm1 web
20 tm1 web
Shinsuke Yamamoto
 
19 tm1 activeform
19 tm1 activeform19 tm1 activeform
19 tm1 activeform
Shinsuke Yamamoto
 
18 tm1 exceladdin
18 tm1 exceladdin18 tm1 exceladdin
18 tm1 exceladdin
Shinsuke Yamamoto
 
17 tm1 sandbox
17 tm1 sandbox17 tm1 sandbox
17 tm1 sandbox
Shinsuke Yamamoto
 
16 tm1 drillthrough
16 tm1 drillthrough16 tm1 drillthrough
16 tm1 drillthrough
Shinsuke Yamamoto
 
15 tm1 rule
15 tm1 rule15 tm1 rule
15 tm1 rule
Shinsuke Yamamoto
 
14 tm1 turbointegrator
14 tm1 turbointegrator14 tm1 turbointegrator
14 tm1 turbointegrator
Shinsuke Yamamoto
 
12 operations console
12 operations console12 operations console
12 operations console
Shinsuke Yamamoto
 
11 tm1 performancemonitor
11 tm1 performancemonitor11 tm1 performancemonitor
11 tm1 performancemonitor
Shinsuke Yamamoto
 
10 tm1 replication
10 tm1 replication10 tm1 replication
10 tm1 replication
Shinsuke Yamamoto
 
09 tm1 migration
09 tm1 migration09 tm1 migration
09 tm1 migration
Shinsuke Yamamoto
 
08 tm1 addserver
08 tm1 addserver08 tm1 addserver
08 tm1 addserver
Shinsuke Yamamoto
 
07 tm1 audit
07 tm1 audit07 tm1 audit
07 tm1 audit
Shinsuke Yamamoto
 
06 tm1 user
06 tm1 user06 tm1 user
06 tm1 user
Shinsuke Yamamoto
 
04 tm1 backuprestore
04 tm1 backuprestore04 tm1 backuprestore
04 tm1 backuprestore
Shinsuke Yamamoto
 
03 tm1 housekeeping
03 tm1 housekeeping03 tm1 housekeeping
03 tm1 housekeeping
Shinsuke Yamamoto
 

More from Shinsuke Yamamoto (20)

Cognos Analytics 12.0.2 logmaintenance.pdf
Cognos Analytics 12.0.2 logmaintenance.pdfCognos Analytics 12.0.2 logmaintenance.pdf
Cognos Analytics 12.0.2 logmaintenance.pdf
 
24 tm1 workflowapplication
24 tm1 workflowapplication24 tm1 workflowapplication
24 tm1 workflowapplication
 
22 tm1 websheet
22 tm1 websheet22 tm1 websheet
22 tm1 websheet
 
21 tm1 webconfig
21 tm1 webconfig21 tm1 webconfig
21 tm1 webconfig
 
20 tm1 web
20 tm1 web20 tm1 web
20 tm1 web
 
19 tm1 activeform
19 tm1 activeform19 tm1 activeform
19 tm1 activeform
 
18 tm1 exceladdin
18 tm1 exceladdin18 tm1 exceladdin
18 tm1 exceladdin
 
17 tm1 sandbox
17 tm1 sandbox17 tm1 sandbox
17 tm1 sandbox
 
16 tm1 drillthrough
16 tm1 drillthrough16 tm1 drillthrough
16 tm1 drillthrough
 
15 tm1 rule
15 tm1 rule15 tm1 rule
15 tm1 rule
 
14 tm1 turbointegrator
14 tm1 turbointegrator14 tm1 turbointegrator
14 tm1 turbointegrator
 
12 operations console
12 operations console12 operations console
12 operations console
 
11 tm1 performancemonitor
11 tm1 performancemonitor11 tm1 performancemonitor
11 tm1 performancemonitor
 
10 tm1 replication
10 tm1 replication10 tm1 replication
10 tm1 replication
 
09 tm1 migration
09 tm1 migration09 tm1 migration
09 tm1 migration
 
08 tm1 addserver
08 tm1 addserver08 tm1 addserver
08 tm1 addserver
 
07 tm1 audit
07 tm1 audit07 tm1 audit
07 tm1 audit
 
06 tm1 user
06 tm1 user06 tm1 user
06 tm1 user
 
04 tm1 backuprestore
04 tm1 backuprestore04 tm1 backuprestore
04 tm1 backuprestore
 
03 tm1 housekeeping
03 tm1 housekeeping03 tm1 housekeeping
03 tm1 housekeeping
 

23 tm1 performancemodeler

  • 1. Printed on 2017/12/27 Title 23. Performance Modeler 23. Performance Modeler Performance Modelerでは、TM1モデルの実装とTM1アプリケーション実装が可能です。 TM1アプリケーション実装方法については、『24. Workflow Applicationの作成』で説明する為、この章ではPerformace Modelerを使った TM1モデルの実装について説明します。 23.1 Performance Modelerの構成(全体像) Performance Modelerには、モデルビュー機能とアプリケーションビュー機能の2つがあります。 モデルビュー機能は、TM1オブジェクトを実装するビュー機能です。 アプリケーションビュー機能は、ワークフローのアプリケーションを実装するビュー機能です。(『24. Workflow Applicationの作成』を参照) 本章では、モデルビュー機能について説明します。 23.2 Performance Modelerの初期設定 Performance Modelerの初期設定として、一度アプリケーションにログインする必要があります。 1.TM1s.cfgの変更 事前にTM1s.cfgの設定が必要となります。 場所:C:Program Filesibmcognostm1samplestm1PlanSamp 変更内容 (357行目)AllowSeparateNandCrules=T 先頭の#を外す (371行目)DistributedPlanningOutputDir <TM1s.cfgと同じフォルダパス> tunit と変更し、先頭の#を外す ※()内はデフォルトのTM1s.cfgの変更行 357行目 371行目 23_PerformanceModeler.xls 1/21 23. Performance Modeler
  • 2. Printed on 2017/12/27 Title 23. Performance Modeler 2. Web ブラウザーで、Cognos TM1 アプリケーションのインストール済み環境のWeb アドレスを入力します(通常はhttp://server_name:9510/pmpsvc)。 スタンドアロンPCの場合(インストール時にデフォルト設定の場合)、server_name=localhost、を設定します。 3. デフォルト設定のまま「OK」をクリックします。(①) 4. ユーザー名とパスワードを入力し、「ログオン」をクリックします。(②) 1 2 23_PerformanceModeler.xls 2/21 23. Performance Modeler
  • 3. Printed on 2017/12/27 Title 23. Performance Modeler 5. TM1 Applicationsの画面が開きます。 Perfomance Modelerを立ち上げるには、右上のアイコンをクリックします。 ③このアイコンがPerformance Modelerを立ち上げます。 23.3 Performance Modelerを使った、モデルの実装方法 この項はあくまで機能の説明というイメージで、23.4でいくつかの手順は具体的に説明します。 ■初期画面の構成 初期画面では、以下の5つが初期表示されています。 ディメンション 初期表示で、TM1 Architect と同じディメンションとサブセットが表示されています。 * キューブ 初期表示で、TM1 Architect と同じキューブとキューブビューが表示されています。 * TM1オブジェクト 説明 参照先 3 23_PerformanceModeler.xls 3/21 23. Performance Modeler
  • 4. Printed on 2017/12/27 Title 23. Performance Modeler リンク TM1 Architectにはない概念です。 23.4 節 プロセス 初期表示で、TM1 Architect と同じプロセスが表示されています。 * 日課 初期表示で、TM1 Architect と同じ日課が表示されています。 * * 基本的な操作方法は「TM1 Performance Modeler ユーザー・ガイド」を参照してください。 TM1オブジェクトの基本的な概念は、TM1 Architectに準じます。 ■ディメンションの編集 Performance Modelerを使ってディメンションを作成する場合、Performance Modelerでは、ディメンション・タイプを前提としたディメンション作成が可能です。 Architectで作られたディメンションタイプは「基本」タイプで、Performance Modelerでは「階層」、「全般」、「時間」、「バージョン」、「計算」の5タイプの中から 選ぶことになります。 ・TM1 Architectで作成したディメンション TM1 Architectでディメンションが登録されている場合、Architectと同じディメンションをPerformance Modelerでも確認できます(④)。 ・ディメンション・タイプ 4 23_PerformanceModeler.xls 4/21 23. Performance Modeler
  • 5. Printed on 2017/12/27 Title 23. Performance Modeler 典型的なディメンション構成がディメンション・タイプとして登録されているため、 新規ディメンションを作成する場合に、テンプレートして使うことができます。 PerformanceModelerに用意されているディメンション・タイプは、以下の5つです。 (各ディメンション・タイプの理解に、「TM1 Performance Modeler ユーザー・ガイド」も併せて参照ください。) 階層 全般 時間 バージョン 計算 ■キューブの編集 Performance Modelerを使ってキューブを作成する場合、基本的な概念はTM1 Architectと同じです。 Performance Modelerでは、キューブにディメンションを追加/削除できるようになっているため、 TM1 Architectのように、キューブのすべてのディメンションを同時に作成する必要はありません。 http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/ctm1/v10r1m0/index.jsp?topic=%2Fcom.ibm.swg.ba.cognos.prfmdl_ug.10.1.0.doc%2Ft_prfmdl_adding_dimensions_to_cube.html Performance Modelerを使ったキューブの編集では、メモリー消費に対するディメンションの最適化を行う機能が登録されています。 ・ディメンションの並び替え 子画面を表示して、手動でディメンションを並び替えるツールです。 なお、キューブ作成直後は、ディメンション・タイプに基づいてディメンション順序がソートされます。((「TM1 Performance Modeler ユーザー・ガイド P29」)) ⑤ディメンションを選択し、ボタン操作でソートする。 例えば、plan_business_unitディメンションを選択し、 1つ上に移動させたい場合は「上に移動」を、 1つ下に移動させたい場合は「下に移動」を、 一番上に移動させたい場合は「一番上へ移動」を、 一番下に移動させたい場合は「一番下へ移動」を、 クリックします。 正確なタイプが不明な場合、汎用的に使用します。 年、四半期、月、週の相互関係、要素の命名、期間をツールを使って設定できます。 属性として、バージョン計算が登録されています。要素の階層化はできません。 集約構造を前提とした計算式の登録が可能です。リーフレベル、集約レベル別に式を登録し、規則を自動生成します。 ディメンション・タイプ 説明 「地域」「会社」など要素の階層化を必要とするディメンションに適用します。 5 23_PerformanceModeler.xls 5/21 23. Performance Modeler
  • 6. Printed on 2017/12/27 Title 23. Performance Modeler ・キューブ・ディメンションの最適化 手動、またはシステム計算によって、ディメンション順序をソートします。 手動の場合、画面の最適化で「ユーザー」を選択します。また、システム計算を行う場合、画面の「システム」を選択します。 システム計算の場合、使用メモリーが最小となるよう並び替えられます。 ユーザによるマニュアル操作、システム計算を選ぶことができる マニュアル操作ではボタンでソートし、 システム計算の場合は「テスト」ボタンをクリックして処理を実行する * 基本的なオブジェクトの作成(キューブ作成、規則の作成、キューブ・ビューの定義)に関する操作方法は、 「TM1 Performance Modeler ユーザー・ガイド」を参照してください。 ■リンク規則作成 23.2で概説したように、リンクを規則として実装する場合、規則を自動生成する必要があります。 リンク設定により自動生成される規則ブロックは、ターゲットキューブと、ソースキューブの両方に生成されます。 特にソースキューブでは、フィーダーステートメントが常に含まれます。 Performance Modelerでは、フィーダーはRuleに登場する全てのディメンションに対して自動生成されてしまうので、 逆に言うとオーバーフィードが発生してしまい、最適なパフォーマンスではなくなるので、その点は手動で調整する必要があります。 (ソースキューブ、ターゲットキューブのそれぞれの説明は、「TM1 Performance Modeler ユーザー・ガイド P54-56」を参照してください。) 23_PerformanceModeler.xls 6/21 23. Performance Modeler
  • 7. Printed on 2017/12/27 Title 23. Performance Modeler リンク設定手順 ソースキューブ(plan_Budget_Plan)→ターゲットキューブ(plan_BudgetPlanLineItem)として、リンクを規則で設定します。 ①モデルビューのリンクフォルダのアイコン上で「新規」→「リンク」を選択します ②リンクの新規作成に名前を入力します。(例では、「BudgetPlanリンク」とします) ③キューブを、リンク設定画面にドロップし、ソースキューブとターゲットキューブ間のマッピングを自動生成します。 23_PerformanceModeler.xls 7/21 23. Performance Modeler
  • 8. Printed on 2017/12/27 Title 23. Performance Modeler ④マッピングされなかったディメンションをスライスします。 plan_BudgetPlanではplan_source、plan_BudgetPlanLineItemではplan_linesがスライス対象となります。 plan_sourceのline_inputをスライス対象にします。 (上のボックスでplan_sourceを選択してから、下のボックスでline_inputにチェックします。) plan_linesのline1~line5のそれぞれをスライス対象にします。 (上のボックスでplan_linesを選択してから、下のボックスでline1~line5にチェックします。) 23_PerformanceModeler.xls 8/21 23. Performance Modeler
  • 9. Printed on 2017/12/27 Title 23. Performance Modeler ⑤モデル設計ビューの「BudgetPlanリンク」アイコン上で右クリックし、規則の生成をクリックします。 ⑥ターゲットキューブの生成内容 規則plan_BudgetPlanLineItemを開くと、 自動生成された規則ブロックを確認することができる 23_PerformanceModeler.xls 9/21 23. Performance Modeler
  • 10. Printed on 2017/12/27 Title 23. Performance Modeler 規則ブロックの「+」をクリックすると、 記述を展開し詳細を確認することができる ⑦ソースキューブの生成内容 ソースキューブの規則plan_BudgetPlanでも、自動生成された規則ブロック を確認することができます。 ソースキューブの場合は、Feeders; に自動的に記載されます。 Feedersの詳細説明は、本セルフスタディーキットの「15章 Rule」を ご参照ください。 23_PerformanceModeler.xls 10/21 23. Performance Modeler
  • 11. Printed on 2017/12/27 Title 23. Performance Modeler ターゲットキューブ同様に、「+」で記述を展開できる。 ■リンクの編集 あるキューブから、数値データを他のキューブにリンクさせることができます。 この設定は、規則またはプロセスとして実装します。 規則またはプロセスの選択は、リンクを生成後、 プロパティの「リンク実装タイプ」にて選択できます。 23_PerformanceModeler.xls 11/21 23. Performance Modeler
  • 12. Printed on 2017/12/27 Title 23. Performance Modeler リンクでは、規則またはプロセスとして、キューブ間でデータを移動させるのに必要なディメンション間のマッピングを定義します。 マッピングされないディメンションがある場合、1つ以上のメンバを指定してスライスする必要があります。 左例は、plan_BudgetPlanキューブから、plan_BudgetPlanLineItem キューブにデータをリンクさせています。 plan_BudgetPlanキューブには、合計7つのディメンションがありますが、 そのうち、plan_sourceディメンションがマッピングされていません。 また、plan_BudgetPlanLineItemキューブにも計7つのディメンションが ありますが、そのうちplan_linesディメンションがマッピングされていません。 このようなにマッピングされていないディメンションがある場合、 マッピングの代わりに要素を指定する必要があります。 (「TM1 Performance Modeler ユーザー・ガイド」では スライスという言葉で説明しています。) 規則として実装する場合、上記マッピングのみではなく、規則を生成する必要があります。 23_PerformanceModeler.xls 12/21 23. Performance Modeler
  • 13. Printed on 2017/12/27 Title 23. Performance Modeler (新しいリンクのアイコン上で「規則の生成」をクリックすると自動的に規則が作成されます。「23.4」に詳述。) プロセスとして実装する場合、上記マッピングのみではなく、リンク・プロセスを生成する必要があります。 (「TM1 Performance Modeler ユーザー・ガイド P46」) リンク生成後、マッピングが正しく完了した時点で、対象リンクを右クリックし「プロセスの生成」を選択すると、リンクプロセスが自動生成されます。 23_PerformanceModeler.xls 13/21 23. Performance Modeler
  • 14. Printed on 2017/12/27 Title 23. Performance Modeler ■プロセスの編集 Performance Modelerを使ってプロセスを作成する場合、基本的な概念はTM1 Architectと同じです。 Performance Modelerでは、TM1 ArchitectにおけるTIプロセス編集画面「高度タブ」と同様のビューを使って、プロセスの編集が可能です。 * 基本的な操作方法は「TM1 Performance Modeler ユーザー・ガイド」を参照してください。 ■日課の編集 Performance Modelerを使って日課を作成する場合、基本的な概念はTM1 Architectと同じです。 * 基本的な操作方法は「TM1 Performance Modeler ユーザー・ガイド」を参照してください。 ■コントロールオブジェクトの表示 Performance Modelerの初期状態では、コントロールオブジェクトは非表示となっています。 コントロールオブジェクトを表示する必要がある場合、以下の手順で表示します。 ・メニューの「コントロールオブジェクトを表示」を選択し、表示します。 23_PerformanceModeler.xls 14/21 23. Performance Modeler
  • 15. Printed on 2017/12/27 Title 23. Performance Modeler 23.4 Performance Modelerを使った規則の自動生成 Performance Modelerは、ビジネスデータの作成に必要な規則の幾つかを自動作成する機能を有しています。 具体的には、「計算ディメンションの作成」「リンク規則を作成」の2つにおいて規則が自動作成されます。 ■計算ディメンションの作成 N計算(C計算)の作成手順 計算ディメンションを新規作成し、N計算・C計算を設定し規則を自動生成します。 N,C Calculationという意味では「計算ディメンション」だけではなく「バージョンディメンション」でも同様に指定可能です。 ①モデルビューのディメンションアイコン上で、「新規」→「ディメンション」を選択します。 23_PerformanceModeler.xls 15/21 23. Performance Modeler
  • 16. Printed on 2017/12/27 Title 23. Performance Modeler ②新しいディメンション名を入力し、ディメンション・タイプから「計算」を選択します。 (例では、ディメンション名を「計算テスト」とします。) ③新規メンバーを追加します。 (例では、1000, 1100,1200,1300, 1400, 1500の6つを追加しています。) テキストエディタやExcel等で、列方向に要素名を列挙し、 ディメンション編集のビューにコピー&ペーストすることができます。 23_PerformanceModeler.xls 16/21 23. Performance Modeler
  • 17. Printed on 2017/12/27 Title 23. Performance Modeler ④N計算に以下の式を設定します。 '1100'='1200'*1.1 '1400'='1500'*1.2 '1000'=('1100'+'1200')/2 '1300'='1400'*'1500' ①編集したい要素のN計算をクリックすると、下部のWindowに 式編集用のビューが表示されます。 ②式のテキストボックス内に、計算させたい式を入力します。 左の「演算タイプ」「処理」から、テンプレートを初期セットする ことができます。 適用ボタンをクリックすると、ビューに定義した式が、 ディメンション属性の「N計算」欄に表示されます。 23_PerformanceModeler.xls 17/21 23. Performance Modeler
  • 18. Printed on 2017/12/27 Title 23. Performance Modeler 設定後、保存ボタンをクリックして、計算ディメンションを保存します。 ⑤規則の自動生成内容 任意のディメンションを作成し、新しいキューブの行列に設定します。 (例では計算ディメンション「計算テスト」、と「test」キューブ) *キューブやビューの設定については、 「開発者用ガイド」「TM1 Performance Modeler ユーザー・ガイド」を参照してください。 まず、「test」キューブを作成します。 キューブを右クリックし「新規」→「キューブ」をクリックします。 名前に「test」と入力して、OKをクリックします。 23_PerformanceModeler.xls 18/21 23. Performance Modeler
  • 19. Printed on 2017/12/27 Title 23. Performance Modeler 空のキューブが作成されます。 前手順で作成した「計算テスト」をキューブの列にドラッグ&ドロップします。 23_PerformanceModeler.xls 19/21 23. Performance Modeler
  • 20. Printed on 2017/12/27 Title 23. Performance Modeler ここで、「test」キューブの規則を開くとまだ何も生成されていません。 一旦、「test」規則を閉じます。 「test」キューブを保存します。「test*」から「test」となり、* (アスタリスク) がなくなったことを確認します。 再び、「test」規則を開きます。 規則が自動的に生成されていることが確認できます。 23_PerformanceModeler.xls 20/21 23. Performance Modeler
  • 21. Printed on 2017/12/27 Title 23. Performance Modeler 23_PerformanceModeler.xls 21/21 23. Performance Modeler