日本企業の海外事業「七つの大罪」

Seven Deadly Sins
of Japanese companies’
international business

カトリック教会における
「七つの大罪」は…
日本企業の海外事業を
失敗に導く欲望や感情に
通じるものがある。

Pride

傲慢
Greed

強欲
Envy

嫉妬
Wrath

憤怒
Gluttony

暴食
Lust

色欲
Sloth

怠惰

それぞれの「大罪」を、
日本企業の海外事業で
起こりがちな愚行と
結びつけていこう…

Pride

傲慢
ü 人種・年齢・性別・職種などに基づいた
差別的な待遇を行う
ü 現地採用の社員を軽く扱う
ü 現地での駐在員家族の生活を軽視する

Greed

強欲
ü 海外子会社の利益を本社に吸い上げる
ü 海外子会社に過度な人員削減、経費削減
を強いる
ü 子会社の預金口座を本社から管理する

Envy

嫉妬
ü 他の日系企業の動向ばかり気にして、真
似しようとする
ü 海外事業に非協力的な社員が多い

Wrath

憤怒
ü 「懲罰人事」として海外子会社へ赴任さ
せる
ü 現地からの報告・情報を疑い、否定する

Gluttony

暴食
ü 現地の事業運営に支障が生じるほどの、
過度の報告義務を課す
ü 子会社の成果を横取りする

Lust

色欲
ü セクシャル・ハラスメントを放置する
ü 幹部の海外出張時に、歓待・接待を強要
する

Sloth

怠惰
ü 現地からの問題提起を軽視する
ü 問題が起こっても直ちに対処しない
ü 現地のリソース不足に対処しない（現地
駐在員の過度な残業・休日出勤を無視）

思い当たる節が
ありましたか？

海外事業「七つの大罪」を
生み出すのは、
日々の意思決定の背後にある
思い込みや認知バイアス。

客観的な視点から
自社の海外事業を見直すことで、
思い込みと認知バイアスが
破壊され、
新たな成長への糸口が
見つかります。

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