第3回資料 財務諸表分析

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第3回スキルアップ勉強会のプレゼン資料です。
財務諸表分析とそこから何がわかるのか、というテーマでディスカッションを行いました。

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第3回資料 財務諸表分析

  1. 1. 財務諸表活用術(実践編) 第3回スキルアップ勉強会 2011.03.27 (sun)
  2. 2. <第1回のおさらい> 財務諸表の基本①BSは資金源(右)と運用方法(左)を示している②PLは利益構造を示している③CSは黒字倒産を予測するツール 売 上 負債 原 販管費 価 資産 営業外損益 特別損益 純資産 法人税等 BS 売 税 当 上 営 経 引 期 営業CF 総 業 常 前 純 売 利 利 利 利 利 CS 投資CF 上 益 益 益 益 益 財務CF PL
  3. 3. <財務諸表分析>財務諸表中の数字が持つ意味を考えること企業活動とは お金を集める → 何かに投資する → 利益を得る この活動を数字で表したのが財務諸表 財務諸表分析はビジネスパーソンに必要なスキル「どんな数字でも、すべて意味を持っている。 数字の意味を理解していないと、 間違った情報で判断してしまうことになる」
  4. 4. <今回の目的> 財務諸表中の数字を使って   分析・判断ができるようになる①自社について 業界内での位置・問題点の確認→同業他社や過去の業績との比較  ①-1 絶対値の比較 … 全体像を捉える  ①-2 比率での比較 … 比較対象を明確にする②取引先について 支払能力の確認→倒産のしくみを知り、財務諸表上で予兆を確認  ②-1 債務超過    … 倒産のシグナル  ②-2 資金ショート  … 黒字倒産の可能性を考える
  5. 5. <①自社について>着眼点1 全体像を捉える 絶対値比較◇BSとPLを中心にざっくり把握する 点(前期BS) → 点(BS)と線(PL)を意識する 線(今期PL)◇グラフを使って視覚化する 点(今期BS) → 直感的に理解できる◇同業他社と比較and自社の他年度と比較する → BSは同業他社と比較 → PLは同業他社と比較and自社の他年度と比較
  6. 6. 表からグラフにすることで、数字を可視化して比較する 比較例:Kirin-Asahi-Suntory
  7. 7. 2,500,000 売上高 売上総利益 営業利益2,000,000 経常利益 税引前利益1,500,000 当期純利益1,000,000 500,000 0 2010 2010 2010 KIRIN ASAHI SUNTORYPL
  8. 8. <①自社について>着眼点2 比率(〇〇当たり)での比較◇比率は全て割り算 比較対象 → 分子と分母の組み合わせ → 目的を明確にする 補正する 数字 ●●当たりの●●ex1.「多くの利益を得る」ことが重要   利益が同じなら売上高が小さい方を評価する → 利益/売上高 = 売上高利益率ex2.「多く売り上げる」ことが重要   売上が同じなら会社の規模が小さいほうを評価する     → 売上高/総資本 = 総資本回転率
  9. 9. <①自社について> 着眼点2◇よく用いられる比率の指標 〇収益性    → 売上高利益率(=利益/売上高)など 〇効率性    → 総資本回転率(=売上高/総資本)など 〇安全性 (後述:「取引先について」)◇目的別おすすめ指標 〇収益性と効率性を併せて評価できる   → 総資本利益率(ROA) = 利益/総資本 〇業績は給与に直結する   → 一人当たり経常利益 = 経常利益/従業員数
  10. 10. <②取引先について>支払能力の確認 取引先が倒産すると自社も巻き込まれる 倒産する予兆を見逃さないことが重要!着眼点1 赤字が続くと倒産する→ 倒産のシグナル債務超過について分析着眼点2 黒字でもキャッシュがショートして倒産する→ 支払能力・キャッシュフローについて分析
  11. 11. <②取引先について>着眼点1 債務超過についての確認◇債務超過 ≠ 倒産   債務超過 ≒ 倒産 → Step1 債務超過かどうか     資産(BS) < 負債(BS)  → Step2 債務超過までの余力を分析     利益剰余金(BS)と最終損益(PL)の関係から         資産(円)+利益剰余金(円)-負債(円)今期と同成績で、債務超過までの = 期間(年)は        最終損益(円/年)
  12. 12. <②取引先について> 着眼点2 黒字倒産(資金ショート = 倒産) ◇支払能力・経営安定性を確認  → 流動比率・自己資本比率などの指標 ◇キャッシュフロー分析で企業体質を確認  → 8つのタイプに分類  CF分類タイプ     1    2    3     4    5     6    7    8 営業CF     +    +    +    +    -    -    -    - 投資CF     +    +    -    -    +    +    -    - 財務CF     +    -    +    -    +    -    +    -1~4:〇本業で稼いでいる会社は営業CF+  5:×「悪循環型」調子の悪い会社の典型6:×「その場しのぎ型」資産が底をついたら終わり  7:△「ギャンブラー型」リスクが高い8:?「キャッシュ潤沢型」手元に潤沢なキャッシュがあると思われる
  13. 13. <参考> 財務分析に役立つサイトの紹介①財務分析.jp → 上場企業の財務諸表データ比較②経済産業省 中小企業白書 付属統計資料 → 産業別の財務諸表平均値③企業価値検索サービス ユーレット Ullet    → 上場企業の財務分析・ライバル社比較
  14. 14. (番外編)キャッシュフローマトリクス CSの「営業CF」と「投資CF」に着目した分析手法。 数期分プロットすると、おおむね矢印のように推移する。 企業が破綻するまでのライフサイクルを表している。 FCF=営業CF+投資CF

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