Googleカレンダー連携説明

ソフトブレーン株式会社

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概要
eセールスマネージャーRemixのスケジュールと、Googleカレンダーの予定を
双方向で同期します※ご利用にはGoogleApps(G Suite)の契約が必要です。
連携対象外
連携対象
同期対象のGoogleカレンダーはデフォルト
のマイカレンダーのみとなります。
双方向の同期を定期的に実施します。
※リアルタイムでの同期や片方向の同
期は実施できません。

連携の仕組み
eセールスマネージャーRemixに設定されたGoogleアカウント（特権管理者）
で各社員のGoogleカレンダーのデータを取得、更新を行います。
G Suite特権管理者Googleアカウント
社員AのGoogleカレンダー
社員BのGoogleカレンダー
社員CのGoogleカレンダー①各社員のGoogleカレンダーのスケジュールを取得
②eセールスマネージャーRemixのスケジュールと比較
③お互いのカレンダーに差分を反映
※GoogleカレンダーAPIは１日１万回の使用制限があります。
詳しくはこの後のスライドに記載しています。
※eセールスマネージャーRemixに設定された特権管理者のアカウントと
同じドメイン内のGoogleアカウントのみ同期可能です。
GoogleカレンダーAPI

事前準備
■お客様毎に事前準備が必要です。
・eセールスマネージャーRemixの項目
社員シートにGoogleアカウントID（＝カレンダーID）を入力する項目を追加します。
ただし、email欄を利用する場合は不要になります。
・GoogleカレンダーAPIの各種認証キー
管理者マニュアルの設定方法に従い、GoogleカレンダーAPIが利用できるように設定します。
その際、以下の情報が必要になります。
・Project ID （任意の文字列。例えば、esm-remix-project）
・Product name （任意の文字列、例えば、esm-remix）
※ソフトブレーンで設定を行う際はお客様からGoogleアカウントのID、
パスワードを教えて頂く必要があります。

設定項目
項目名説明
認証情報 Google APIs consoleで取得した情報を入力します。
Googleアカウントの参照先社員シートのGoogleアカウント（＝カレンダーID）が入力されている項目を選択します。
（標準のemail項目及び文字型が指定可能）
２つ以上の社員シートに同じアカウントが入力されている場合、同期したスケジュール
が重複登録されますので、ご注意ください。
デフォルトの件名 Googleカレンダーで件名が入力されていないスケジュールをeセールスマネージャー
Remixに反映させる際に使用します。
デフォルトのスケジュール種別 Googleカレンダーで登録されたスケジュールをeセールスマネージャーRemixに反映さ
せる際に使用します。
同期対象同期する際にスケジュール機能のライセンス、ロールをチェックするかを選択します。
ただし、設定に関わらず退職社員は同期対象外になります。
同期間隔同期を実行する間隔を設定します。（分単位）
同期対象期間同期対象のスケジュール期間を指定します。（○日前から×年後まで）

その他注意点について
■ToDo（タスク）は同期対象外になります。
GoogleカレンダーのToDo(タスク)、 eセールスマネージャーRemixのToDoは同期対象外になります。
■Googleカレンダーの予約枠
GoogleカレンダーAPIの仕様として、予約枠作成者の予定を取得する事ができないため、予約枠作成者の予約枠は同期対象外
となります。
ただし、予約枠にゲストを追加した場合、ゲストのみGoogleカレンダーAPIでは通常の予定として取得される為、通常のスケ
ジュールとしてeセールスマネージャーRemixに反映されます。
予約枠作成者はスケジュールがなく、予約枠のゲストはスケジュールがあるという状態になります。なお、予約枠から登録さ
れた予定は、その他の予定と変わらず同期されます。
■更新日が新しいスケジュールで上書き
同期前に同じスケジュールに対しGoogleカレンダー／ eセールスマネージャーRemix双方で更新された場合、更新日の新しいス
ケジュールで上書きします。
■件名の反映ルール
Googleカレンダーの件名欄のカスタマーシート名、ビジネスシート名に相当する箇所を変更した場合、eセールスマネージャー
Remix側にその文字列がそのまま反映されます。
■Googleカレンダー／eセールスマネージャーRemixのスケジュールに設定された権限について
Googleカレンダーの「プライバシー」および「ゲストの権限」を反映します。
カレンダー自体の共有設定は同期の対象外となります。
また、eセールスマネージャーRemixの「公開」「他ユーザーが変更可能」も反映します。
■eセールスマネージャーRemixの参照権限について
スケジュール参照権限、カスタマーシート参照権限、ビジネスシート参照権限は同期の際に考慮されません。
■Googleカレンダー繰り返し予定の「以降の予定」／「すべての予定」の変更
Googleカレンダー側で繰り返し予定の変更時に、変更対象選択にて「以降の予定」／「すべての予定」を選択し変更した場合、
Googleカレンダーの仕様として、予定の削除後に新規登録という処理の為、eセールスマネージャーRemix側の定例スケジュー
ルでは変更された予定分が削除され、Googleカレンダー側で新規登録された予定として反映されます。

項目反映表①
eセールスマネージャーRemix Googleカレンダー備考
件名タイトル
■eセールスマネージャーRemix⇒Googleカレンダー
ビジネスシートを選択している場合は ”件名(カスタマーシート名/ビジネスシート名)” としてGoogle
カレンダーのタイトルに反映されます。
例:ミーティング(株式会社○○/一般対応)
■Googleカレンダー⇒eセールスマネージャーRemix
Googleカレンダーでタイトルなしの予定を登録した場合はeセールスマネージャーRemixの同期設定
画面で設定した件名が反映されます。
ビジネスシートに紐付いたスケジュールが反映された予定で”(株式会社○○/一般対応)”の部分を変更
した場合、そのままeセールスマネージャーRemixの件名として反映されます。
例:
１．（eセールスマネージャーRemixで登録）
ミーティング(株式会社○○/一般対応)
２．（Googleカレンダーに反映後、件名を変更）
ミーティング(株式会社△△/一般対応)
３．（eセールスマネージャーRemixと同期）
ミーティング(株式会社△△/一般対応)(株式会社○○/一般対応)
なお、Googleカレンダーで”(株式会社○○/一般対応)”以外の部分を変更した場合は、”(株式会社
○○/一般対応)”の部分を除いたタイトルがeセールスマネージャーRemixの件名に反映されます。
また、Googleカレンダーでタイトルに50文字以上を入力していた場合は51文字目以降が切り捨てら
れてeセールスマネージャーRemixに反映されます。
スケジュール種別（外出…）（該当項目無し）
Googleカレンダーで新規登録された予定はeセールスマネージャーRemixの同期設定画面で設定した
スケジュール種別が反映されます。
タイプ（通常、終日、定例）終日、繰り返し
「定例」スケジュールはGoogleカレンダーに通常予定として反映されます。
複数日にまたがる「終日」予定はeセールスマネージャーRemixに複数日にまたがる「通常」スケ
ジュールとして反映されます。
また、「繰り返し」予定はeセールスマネージャーRemixに日毎に「通常」スケジュールとして登録
されます。
「繰り返し」予定で「終了日」が「なし」の予定は、eセールスマネージャーRemixの同期設定画面
で設定した同期対象期間分「通常」スケジュールとして反映されます。
ビジネスシート名タイトル本表のeセールスマネージャーRemix「件名」の項を参照してください。

項目反映表②
eセールスマネージャーRemix Googleカレンダー備考
開始／終了日時開始／終了日時
タイムゾーンも考慮されて同期します。
eセールスマネージャーRemixは5分刻みのため、Googleカレンダーで1分刻みで登録/変更した予定
がeセールスマネージャーRemixに反映された場合、ユーザーがその予定をeセールスマネージャー
Remixの画面上から変更すると5分刻みに丸められます。（四捨五入ではなく切り捨てになります）
Googleカレンダーで同じ開始日時と終了日時を指定した場合、eセールスマネージャーRemix側では
終了時刻に5分を加えた値になります。（eセールスマネージャーRemixでは開始／終了が同じ日時の
スケジュールを許可していません。）
住所場所
eセールスマネジャーRemixの「住所」と「建物名」を半角スペースでつなげた文字列がGoogleカレ
ンダーの場所の欄に反映されます。
eセールスマネージャーRemixで「郵便番号」や「建物名」が入力されたスケジュールを反映した予
定で「場所」を変更した場合、場所の値をそのままeセールスマネージャーRemixの住所欄に反映さ
せ、「郵便番号」「建物名」の欄が空欄に変更されます。
当日面談者（該当項目無し）
参加者ゲスト
eセールスマネージャーRemixにGoogleアカウントの情報が登録されている社員のみ、「出席」は
「はい」として、「欠席」は「いいえ」、「未確認」は「未定」として反映されます。
eセールスマネージャーRemixにGoogleアカウントの情報が登録されている社員のみ、「はい」（任
意出席含む）は「出席」として、「いいえ」（任意出席含む）は「欠席」、それ以外はすべて「未確
認」として反映されます。
施設予約（同期対象外）
詳細内容説明
Googleカレンダーで「説明」に1000文字以上を入力していた場合は1001文字目以降が切り捨てられ
てeセールスマネージャーRemixに反映されます。
非公開プライバシー
非公開の場合は限定公開（予定あり）として反映されます。
限定公開で外部向け表示が「予定あり」の場合は非公開として反映されます。
Googleカレンダーの予定が「限定公開」で外部向け表示が「予定なし」の場合はeセールスマネー
ジャーRemixに同期されません。

機種依存文字の注意点
Googleカレンダー側で登録したスケジュールの
機種依存文字が自動的に別の文字に変換されます。
• 変換対象文字
– 丸付きの数字 ①、②、③ ⇒ 1、2、3（半角）
– ローマ数字 Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ ⇒ 1、2、3（半角）
– 半角カタカナｱｲｳｴｵ ⇒ アイウエオ
– 全角アルファベットａｉｕｅｏ ⇒ aiueo
– 全角数字１、２、３ ⇒ 1、2、3（半角）
– 一部の記号～－ ― ∥ ￤
‘ “ < > ” & ’ % ⇒ 半角文字
㈱㈲㈹ ⇒ (株)、 (有) 、 (代)

同期対象の注意点
別々の社員シートに対して同じGoogleアカウントを
設定しないようにお願い致します。
• 設定した場合、１つの社員のみ同期します
– 社員シートの登録順で最も古い社員シートを対象に同期
• G Suiteのメールエイリアスで設定された
アカウント、アドレスの場合は誤動作が発生します
– エイリアス設定により、読み書きのスケジュールが同一のアカウントの
スケジュールになり、スケジュールの無限重複、削除が起こります。
– Googleの仕様制限により今後のパッチ等で解消される予定はありません。
– エイリアスの設定を外せない場合は本機能をご利用いただけません。

アカウント削除の注意点
退職等の理由により、G SuiteからGoogleアカウントを削除をした場合、誤動作を起こす可能性があ
ります。
■対処方法
• eセールスマネージャーRemixの社員シートを
「退職社員」部署に移動してください
• または対象社員が連携対象にならないように設定してください
– Googleカレンダー設定のアカウント参照先に設定されている社員シートの項目を空にする
ことで対象から外れます
– Googleカレンダー設定の同期対象で「スケジュール参照が可能な社員を同期対象とする」
としている場合は、スケジュール関連のライセンスまたはロールを外すことで対象から外れ
ます
※対象社員のGoogleカレンダーの内容を読み書きする際に不安定な状態となり、意図しない
スケジュールの無限増殖、削除が起こります。
※Googleのサーバ状況によって発生する問題が変わります。
※Googleの仕様制限により今後のパッチ等で解消される予定はありません。

スケジュールのオーナー変更の注意点
Googleカレンダーのスケジュールにて、カレンダーの
オーナー変更を行った場合、誤動作を起こします。
オーナー変更をしないようお願い致します。
※意図しないスケジュールの重複、削除が起こります。

外部からのスケジュールの注意点
Googleカレンダーに外部からスケジュール登録された場合、eセールスマネージャー
Remixに反映が行われます。
ただし、以下の制限があります。
• eセールスマネージャーRemix上で変更した場合、Googleカレンダーに反映されま
せん
※カレンダー共有設定により、eセールスマネージャーRemixで設定した特権管理者
のアカウントが書き込み権限を持っていた場合は反映が行われます。
• 同期対象ではないため、参加者に外部の人の名前が表示されることはありません
※外部＝ G Suiteのドメイン外を指します。

初回同期の注意点
初回同期の際は以下の注意点があります。
• eセールスマネージャーRemixの応答が遅くなることがあります
– 双方のスケジュール件数によって大きな負荷が掛かる可能性あり
• 同期に時間が掛かります
– 10件あたり1秒
– Googleのサーバ負荷状況によって変化
※夜間や土日などユーザーのアクセスが少ない時に連携設定を
行うことを推奨しています。

利用開始後の注意点
本機能を利用開始すると、毎晩直近2日分のGoogleカレンダーのバックアップが取得されるよう
になります。
ただし、以下の注意点があります。
• データベースサーバのディスク容量を数GB単位で使用します。
事前にディスク空き容量をご確認下さい。
– 1スケジュールあたり約66KBのディスク容量を消費
– 5万件のスケジュール×2日分×66KB = 6.6GB
※同期対象期間内のGoogleカレンダーのスケジュールがバックアップされます。

補足説明

iPhoneの設定（既にGmail連携している場合）
iPhoneに以下の設定を行うことにより、iPhoneの標準カレンダーアプリからスケジュールを
参照することができるようになります。
①設定→メール/連絡/カレンダーを選択します
②Gmailを選択します
⑤カレンダーをONにします
カレンダーをONにします
★Gmailの設定がされていない場合は
次のページをご覧ください
★iCalendarの設定をされている場合は
設定を削除してください。
（削除方法は補足事項の最後に記載）

iPhoneの設定（新規）
iPhoneに以下の設定を行うことにより、iPhoneの標準カレンダーアプリからスケジュールを
参照することができるようになります。
②アカウントを追加をクリックします
③Gmailを選択します
④名前、メール、パスワードを入力します
⑤カレンダーをONにします
カレンダーをONにします
★既にGmailの設定がされている場合は
前のページをご覧ください

Androidの設定（既にGmail連携している場合）
Androidに以下の設定を行うことにより、Androidの標準カレンダーアプリからスケジュール
を参照することができるようになります。
①設定→アカウントと同期を選択します
②ご自身のGmailアカウントを選択します
③カレンダーを同期にチェックを付けます
★機種によって設定方法が異なる場合があります。
（本資料はXperia GXで作成しています。）

Androidの設定（新規）
Androidに以下の設定を行うことにより、Androidの標準カレンダーアプリからスケジュール
を参照することができるようになります。
①設定→アカウントと同期を選択します
②アカウントの追加をタップします
③Googleを選択します。
④既存のアカウントでログインします
⑤カレンダーを同期にチェックを付けます
⑥次へをタップします
★機種によって設定方法が異なる場合があります。
（本資料はXperia GXで作成しています。）

iCalendar連携の削除方法(iPhone)
iPhoneにGoogleカレンダーを表示するようにしている場合、
iCalendarのスケジュールと重複して表示されます。
②照会中のカレンダーを選択します
③eセールスマネージャーRemixを選択します
④アカウントの削除をタップします
★iCalendarの設定をされている場合
のみ削除してください。

iCalendar連携の削除方法(Googleカレンダー)
AndroidにGoogleカレンダーを表示するようにしている場合、
Googleカレンダーに設定されている
iCalendarのスケジュールと重複して表示されます。
①Googleカレンダーの設定を開きます
②カレンダーのタブを開きます
③登録解除をクリックします
★iCalendarの設定をされている場合
のみ削除してください。
★Android端末のアプリ（ジョルテ等）で
iCalendarの設定をしている場合は
各アプリのヘルプを参照してください。

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