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「アーティスト活動」というプログラマの自己防衛術 - 坪倉輝明
- 6. ソードアート・オンライン ザ・ビギニング
Sponsored by IBM
• 原作・シナリオ監修:
– 川原 礫
• 主催:
– SWORD ART ONLINE THE BEGINNING
PROJECT
• 制作協力:
– 日本IBM
• 企画・制作:
– 1→10
• 協力:
– KADOKAWA
– バンダイナムコエンターテインメント
– アニプレックス
– A-1Pictures
– ジェンコ
– SAO Project(『ソードアート・オンライ
ン』製作委員会)
• イベント協力:
– TOW
[動画] https://youtu.be/JAam8nWfrPA
- 7. ソードアート・オンライン ザ・ビギニング
Sponsored by IBM
• IBMのハイパフォーマンスクラウド
「SoftLayer」と最新VR技術でソード
アート・オンラインを再現
• Webサイト:280万PV 以上
Youtube : 180万再生 以上
応募者数:10万人 以上
• 募集人数208名に10万人以上が応募
– 当選倍率は500倍以上に…!
- 8. ソードアート・オンライン ザ・ビギニング
Sponsored by IBM
• Oculus Rift DK2
– ポジショントラッキング使用
• Ovrvision Pro
– ステレオカメラ(3D)
• LeapMotion(Orion)
– 指トラッキング用
• ヘッドホン&マイク
– 音声再生&会話用
• Kinect V2
– モーショントラッキング用
• 9軸センサー
– 加速度・ジャイロ・地磁気・ZigBee
ナーヴギア プロトタイプ
- 9. ソードアート・オンライン ザ・ビギニング
Sponsored by IBM
• Oculus Rift DK2
– ポジショントラッキング使用
• Ovrvision Pro
– ステレオカメラ(3D)
• LeapMotion(Orion)
– 指トラッキング用
• ヘッドホン&マイク
– 音声再生&会話用
• Kinect V2
– モーショントラッキング用
• 9軸センサー
– 加速度・ジャイロ・地磁気・ZigBee
ナーヴギア プロトタイプ
- 10. ソードアート・オンライン ザ・ビギニング
Sponsored by IBM
• Oculus Rift DK2
– ポジショントラッキング使用
• Ovrvision Pro
– ステレオカメラ(3D)
• LeapMotion(Orion)
– 指トラッキング用
• ヘッドホン&マイク
– 音声再生&会話用
• Kinect V2
– モーショントラッキング用
• 9軸センサー
– 加速度・ジャイロ・地磁気・ZigBee
ナーヴギア プロトタイプ
- 11. ソードアート・オンライン ザ・ビギニング
Sponsored by IBM
• Oculus Rift DK2
– ポジショントラッキング使用
• Ovrvision Pro
– ステレオカメラ(3D)
• LeapMotion(Orion)
– 指トラッキング用
• ヘッドホン&マイク
– 音声再生&会話用
• Kinect V2
– モーショントラッキング用
• 9軸センサー
– 加速度・ジャイロ・地磁気・ZigBee
ナーヴギア プロトタイプ
- 12. ソードアート・オンライン ザ・ビギニング
Sponsored by IBM
• Oculus Rift DK2
– ポジショントラッキング使用
• Ovrvision Pro
– ステレオカメラ(3D)
• LeapMotion(Orion)
– 指トラッキング用
• ヘッドホン&マイク
– 音声再生&会話用
• Kinect V2
– モーショントラッキング用
• 9軸センサー
– 加速度・ジャイロ・地磁気・ZigBee
- 13. ソードアート・オンライン ザ・ビギニング
Sponsored by IBM
• Oculus Rift DK2
– ポジショントラッキング使用
• Ovrvision Pro
– ステレオカメラ(3D)
• LeapMotion(Orion)
– 指トラッキング用
• ヘッドホン&マイク
– 音声再生&会話用
• Kinect V2
– モーショントラッキング用
• 9軸センサー
– 加速度・ジャイロ・地磁気・ZigBee
- 14. ソードアート・オンライン ザ・ビギニング
Sponsored by IBM
• VR体験部分の実装を担当(Unity5)
– Kinect / LeapMotion / Ovrvision
• 世界初のVRMMO
– オンラインゲームエンジン使用
– 開発中は京都⇔東京間で通信プレイ
• 現時点では最先端のVR体験
– 3Dスキャンしてすぐにゲームに反映
– 技術詰め込みまくり
• VRコンテンツ史上最高の没入感
– ※俺調べ
- 17. • 東京モーターショー2015
– 10月30日〜11月8日@東京ビッグサイト
• 次世代FCVのコンセプトカー「FCV
Plus」を紹介する特設ドーム
– 水素で電気を作ってシェアする「エネカー」
• 1時間に1回の参加型ステージ
– 最大15人の子供達が同時に体験
– 未来へタイムスリップして未来の水素社会を
見学するコンテンツ。
– 壁も床も超インタラクティブ
• そのまま大人へのプレゼンテーション
になっている
- 18. • プロジェクター 12台
– ドーム 6台、床面 6台
• UV照明 6台(DMX)
– 衣装をブラックライトで光らせる
• 測域センサ 3台
– ユーザーの位置をトラッキング
• 接近センサ 12個
– 壁面のタッチ等を検出
• 赤外線カメラ 3台
– ユーザーの手の動きを検出
• マイク
– 声の大きさを取得して映像に反映
Editor's Notes
- # 目次・自己紹介(~1:00)・仕事の紹介(~3:00)・個人活動の紹介(デモあり)(~6:00)・広告業界に4年以上居てわかってきた事(~7:00)・アーティスト活動という自己防衛(~9:00)・まとめ(~10:00)
- ・自己紹介(~1:00)
・はじめまして!坪倉といいます。(~1:00)・1-10designというクリエイティブスタジオに所属するインスタレーションデベロッパーです。電子工作や大工みたいなこともやりますが基本はプログラマーだと思って下さい。
- ・仕事の紹介(~3:00)
・1-10では過去にこんな仕事をしました。(~5:00)→ SAO→ 東京モーターショー→ 京都水族館 雪とクラゲ
- 座組はこんな感じです。
1年前くらいから企画提案を進めていました。
- IBMさんのハイパフォーマンスクラウド「SoftLayer」のPRイベント
SAO本編の前日譚を描き、現実世界でリアルなアルファテストを実施
現在の最新VR技術と「SoftLayer」でソードアート・オンラインを再現
2016年3月18-20日に都内で実施
Webサイト:280万PV 以上Youtube : 180万再生 以上応募者数:10万人 以上
募集人数208名に10万人以上が応募
当選倍率は500倍以上に…!
- 皆さんご存知ヘッドマウントディスプレイのOculus Rift DK2ですね。
やっと最近製品版のOculus RiftやHTC ViveといったHMDが出荷され始めましたが、この段階では候補はDK2しかありませんでした。
- Ovrvision Proですね。
これはもしかしたら知らない方も多いかもしれませんが、左右に2台のカメラが設置された3Dカメラです。
目と同じ位置にレンズがあるのでナーヴギアを装着した後も違和感なく外の世界が立体的に見えるので、LinkStartでダイブした時とVR空間から現実に帰ってきた時の没入感に大きく関わる演出に重要な役割を果たした。
- そして大好評だったのがこのハンドトラッキングデバイス「LeapMotion」です。現実世界の手の位置に合わせて3Dモデルの手を表示する為に使用しましたが、センサーのフレームレートも200fpsととても高く遅延なく手の3Dモデルが指先にまで追従するので、本当の自分の手と錯覚するくらいのリアリティがありました。
企画当初はLeapMotionのVR使用はセンサーの取得範囲が狭いことや手を伸ばした時に精度が落ちる事から使用しない方針で居ましたが、
本番1ヶ月前にVRに特化した最新のハンドトラッキングエンジン「Orion」がリリースされたため、急遽LeapMotion対応を決めました。
LeapMotion対応が決まってから、メニューUIの空中操作、リアルな手の3Dモデ
ルの表示、街のオブジェクトを掴める対応、 Kinect/LeapMotionのスイッチング
機能等を進めていき、自由度が一気に広がった。
- 音声再生用にヘッドホンが内蔵されていて、マイクも付いています。
通常のMMORPGと同じように近くにいる人やパーティーを組んでいる人同士で声が聞こえるので会話ができます。
これが面白いのが、3Dサウンドに対応させて音声の距離や、速度、方向をエミュレートしているので、人と近づくと声が大きくなったり、人がいる方向から声が聴こえるので、現実世界での位置関係と全く違う方向に本当に存在するかのように錯覚します。
- Kinect V2はお馴染み全身のモーションキャプチャーができるデバイスですね。
LeapMotionの様な精度は出ませんが、LeapMotionの範囲外に手が出た時はKinect、それ以外はLeapMotionと、ハイブリッドに座標取得の優先順位を切り替えて使用しています。
- 足踏みはKinectだけでも取れなくはないですが、Kinect1台では体の向きに制限が出てしまうので、360度制限なく歩くために9軸センサーを利用しました。
TWE-LiteというZigBee無線通信モジュールを使って情報を無線送信しています。
- 開発秘話
本番では場所の都合で一箇所でαテストを行いましたが、今回VRMMOということでSoftLayerサーバー上にオンラインゲームエンジンを利用してサーバーを立てているため、インターネットさえ繋がっていればどこでも協力プレイができます。
実際開発中は京都本社⇔東京支社で通信しながらデバッグを行っていました。
- 2年前くらいから月1くらいのペースで国内外で巡回展示してます。
その中から1つご紹介。
- これは魔法の美術館じゃないです。
- 二週間で作りました
- 二週間で作りました
- 固定概念に囚われずにもっと視野を広く持てば色んな方法が見えるよね。
- 固定概念に囚われずにもっと視野を広く持てば色んな方法が見えるよね。
- ・広告業界に4年以上居てわかってきた事(~7:00)
→ 最新技術にフォーカスされがちだけど、新しい技術は珍しいだけで「面白さ」の本質ではない。古い技術やアナログ表現だけでも面白い作品は作れる。・広告業界でカンヌとかの広告賞を見ていると「強烈に困っている誰か」を救うものが必ず賞をとる。→ これが課題先行型の広告。家庭内暴力を受ける女性だったり、飢餓に苦しむ子供だったり、障害を持つ方だったり、課題が大きければ大きいほど解決した時の反響が大きい。→ 実はこれはアートにも言えるのでは→ どんな課題が来ようとも解決出来るように、手段(技術)のストックは増やしておく。
- ・広告業界に4年以上居てわかってきた事(~7:00)
→ 最新技術にフォーカスされがちだけど、新しい技術は珍しいだけで「面白さ」の本質ではない。古い技術やアナログ表現だけでも面白い作品は作れる。・広告業界でカンヌとかの広告賞を見ていると「強烈に困っている誰か」を救うものが必ず賞をとる。→ これが課題先行型の広告。家庭内暴力を受ける女性だったり、飢餓に苦しむ子供だったり、障害を持つ方だったり、課題が大きければ大きいほど解決した時の反響が大きい。→ 実はこれはアートにも言えるのでは→ どんな課題が来ようとも解決出来るように、手段(技術)のストックは増やしておく。
- 7:30~
- 大きく2つです。
- ・アーティスト活動という自己防衛(~9:00)
指名でお仕事の相談が来たりする。
結果それが社内での評価にも繋がると思います。
- ・アーティスト活動という自己防衛(~9:00)
指名でお仕事の相談が来たりする。
結果それが社内での評価にも繋がると思います。
- 8:30~
- 実際に自分で作ったことがあれば見透かせる