2020年12月多摩川水源に生きる

1. © 2013 N.Naka
季節の移り変わり
「孟宗竹の水場」
山が音を紡ぐ
トレイルカメラに撮影された動物
「雑木林」風まかせ

2. 2020年12月
© 2013 N.Naka
12月は乾燥が続いた。そのため水飲みに来る動物たちが多かった。
寒さは年末に厳しくなったが、水場の水が薄っすらと凍る程度だった。
カメラ点検の道中で何度かニホンザルの姿を⾒かけた。他の動物た
ちの気配がなく、どこにいるのだろう。
落ち葉が踏まれたり、風⾬に晒されて少しづつ地⾯に馴染んできた。
－ 季節の移り変わり
月夜野駐⾞場からみた奥多摩湖
落葉したカラマツ林

3. 2020年12月
© 2013 N.Naka
－ 「孟宗竹の水場」 (1/2)
水飲みに来る動物が多かった。特にニホンザルは群れで1日中滞在
する日もあった。その中の若いサルにはカメラ攻撃もされていた。
ニホンザルの群れ 薄氷のはった水場
ヤマガラ
カメラチェックの際にヤマガラと遭遇した。樹間を渡りなが
ら徐々に近寄ってきた。こちらに興味があったのかもしれな
い。水場で水浴びする動画も撮影されており、かわいい野
鳥だと改めて感じた。

4. 2020年12月
© 2013 N.Naka
－ 「孟宗竹の水場」 (2/2)
ホンドギツネ、ニホンイノシシ、ニホンカモシカ
などが水飲み・採食にやってきた。
何を食べているかははっきりしないものが多く、
ホンドギツネは水場に落ちていたものを咥えて
持ち去った。
ニホンジカが草を食べる場⾯が映っていた。
ホンドギツネ
ニホンカモシカ
ニホンイノシシ

5. 2020年12月
© 2013 N.Naka
－ 「雑⽊林・風まかせ」
落ち葉が積もる雑⽊林ではニホンジカやニホンカモシカ
も落ち葉の下にある食料を探していた。⾜⾳もガサガサ
と⼤きな⾳を⽴てていた。
倒⽊に設置したカメラにはニホンザルとニホンタヌキが
映っていた。⽊登りをしないニホンタヌキも倒⽊に登って
いて驚いた。
ニホンジカ
ニホンタヌキ
ニホンザル

6. 2020年12月
© 2013 N.Naka
山が音を紡ぐ
落ち葉が積もった⼭道を歩いているとザクザクと⾳が
する。風が吹くとサーッと落ち葉が流れていく。時折、
鳥たちの声、川の⾳も聞こえる。
この季節にはこの季節ならではの⾳がある。⼭にいる
私も動物たちも⾳を紡ぎ、聞いている。
風の⾳、⽊々の⾳、葉の⾳、枝が揺れる⾳、実が
落ちる⾳、⾍の声、⾍が移動する⾳、鳥の声、水浴
びの⾳、リスが実を齧る⾳、動物の歩く⾳、カエルの鳴
き声。
ザクザクと落ち葉の上を歩きながら、今まで聞いた⾳
を思い出していた。

7. 2020年12月
© 2013 N.Naka
－ トレイルカメラに撮影された動物
「多摩川水源に生きる」 http://tama-forest.seesaa.net/
◎は公開している動画
（動画は映像の状況により
公開/非公開としています。）
○は本スライド内で写真を掲載
※SlideShareでYoutubeの追加ができなくなったため、
動画は下記ブログのリンクから視聴してください。
雑⽊林
孟宗竹の水場
アオゲラ
カケス
キビタキ
シジュウカラ
ヒヨドリ
ミソサザイ
メジロ
◎○ ヤマガラ
鳥の仲間
ヤマドリ
鳥の仲間
ニホンアナグマ
ニホンイノシシ
◎ ニホンカモシカ
○ ニホンザル
○ ニホンジカ
○ ニホンタヌキ
◎ ホンドテン
コウモリの仲間
コウモリの仲間
○ ニホンイノシシ
○ ニホンカモシカ
◎○ ニホンザル
◎ ニホンジカ
ニホンタヌキ
ニホンリス
◎○ ホンドギツネ
ホンドテン