季節の移り変わり
「孟宗竹の水場」
山の保水力
ヒキガエルの産卵場
© 2013 N.Naka
トレイルカメラに撮影された動物
2019年5月
© 2013 N.Naka
5月は雨が少なく晴れて真夏日になる日もあった。
ヤマザクラの咲く期間も⻑く春から初夏の花々を
楽しめた。シロヤシオ、キリの花も咲いていた。
オニグルミは上旬に花を付け、下旬には実が成っ
ていた。
- 季節の移り変わり (1/2)
オニグルミの花
フジ
スミレ 点在するヤマザクラ
オニグルミの実
フデリンドウ
2019年5月
© 2013 N.Naka
- 季節の移り変わり (2/2)
まだケガの具合が悪く、山道ではふらつくため山歩きはできない。そのため、
気になっていた場所に⾞で下⾒する程度。良い季節に歩けないのは残念
だが、いかにケガをした肩が身体のバランスを取っていたか身に沁みた。
湖面近くに現れたニホンカモシカ
散乱していたカケスの羽根
ニホンザル
ツツドリ、ウグイス、カラの仲間、キ
ツツキの仲間、トビ、カケスなど鳥た
ちの声、チョウ、トンボ、ハエ、アリな
どの昆虫も増えた。雨が少ないせい
か、ヒキガエルは⾒なかった。
哺乳類はニホンカモシカ、ニホンザ
ル、ニホンリスと出会った。
2019年5月
© 2013 N.Naka
- 「孟宗竹の水場」 (1/2)
5月は撮影された鳥の種類が多
かった。ヒヨドリやエナガは今までにあ
まり映っていなかった。
ヒキガエルが産卵した⽔場でも鳥
たちは⽔飲みや⽔浴びしていた。ヒ
キガエルの強い匂いは関係ないのか、
むしろ好まれるのか疑問のままだ。
小型のタカの仲間もやってきた。ツ
ミかハイタカのように⾒えるが、判別
できない。
アカゲラ
アカハラ
エナガ
タカの仲間
ヒヨドリ
キジバト
冬場はスズメ大の小鳥の
混在はよく⾒られたが、この
時期でもカラの仲間とエナ
ガ、アトリの混在する群れが
⾒られた。
2019年5月
© 2013 N.Naka
- 「孟宗竹の水場」 (2/2)
5月に⼊ってヒキガエルが産卵した。その卵塊やオタマジャクシをニホ
ンタヌキとニホンアナグマが食べているようだった。ニホンイノシシ、ホン
ドテンやハクビシンは気にしていない様子。
ニホンイノシシ
ホンドテン
ニホンリ
スはヒキ
ガエルの
近くを
通ってい
た。
ニホンタヌキ ヒキガエル
ニホンリス
2019年5月
© 2013 N.Naka
- ヒキガエルの産卵場 (1/3)
孟宗竹の⽔場では2018年に続きヒキガエルの産卵が
あった。
2013-16観察場所の⽔場は⽔が無く産卵もなかった。
雑⽊林も⽔溜りが少なくヒキガエルの姿もなかった。但し、
ケガの影響で1回づつしか確認に⾏けなかった。
日にち
孟宗竹の水場
水溜りが3つに分かれ、イノシシのヌタ場となっている水溜りのみ産卵あり
5/5 ヒキガエル1匹が水場にいた。卵塊あり。
5/12 同じ場所に卵塊あり
5/19 卵塊少なくなる。アメンボが1匹いた。
2019年5月
© 2013 N.Naka
- ヒキガエルの産卵場 (2/3)
5/5は卵塊とヒキガエル1匹
がいた。もう産卵は終わってい
たようだ。ヒキガエルの死体は
無く、無事だったのだろうか。
5/12にはオタマジャクシの形
が⾒えてきていた。
5/5
5/12
水がない以前の水場
2019年5月
© 2013 N.Naka
- ヒキガエルの産卵場 (3/3)
5/19には⼀部は卵塊が残り、
孵ったオタマジャクシがいた。⽔の
近くには卵塊の⼀部が落ちていた。
映像を⾒るとニホンアナグマやニホ
ンタヌキが食べていたようだ。
全てを食べ尽くすことはしないみ
たいで、その理由は何だろう。
水の外に落ち
ていた卵塊
水の底に
残る卵塊
卵から孵った
オタマジャクシ
2019年5月
© 2013 N.Naka
- ⼭の保水⼒
以前に観察していた⽔場の⽔が枯れていた(3/31、5/5)。昨年末からの乾燥が続き、少ない降雪のせ
いだろうか。
現在の⽔場は⽔があり、ヒキガエルが産卵していた。(5/5)。現在の⽔場は以前の場所より標高が低い。
想像に過ぎないが、標高の高いところは既に地面がカラカラなのだろうか。
ニホンジカは積雪が多く足が半分以上埋まると移動できなくなり、数が減り、自然淘汰されるらしい。積雪の
少ない年は夏に⽔不足になることがあるようだ。もちろんその後の降⽔量も関係する。
約6年間、⽔場では動物たちの給⽔、⽔浴び、ヌタ浴び、カエルの産卵、そして虫たちも多く⽣息している。
川には⽔があるが、山の中にポツンポツンと現れる⽔場は山の中で⽣きる全てのものに欠かせないのではない
だろうか。
カメラチェックに訪れる時、道中にあるガソリンスタンド、コンビニやトイレなど私にとっても欠
かせない場所がある。利⽤できないときは、別の場所を探したりする。遠回りしたり、我慢す
ることもある。
そんな風に重ね合わせてみると、⽔溜りは奥深い。どのようにして動物たちは⽔溜りを探す
のか、テリトリーを決めるときや変えるときにも影響しているのか、まだまだわからないことだらけ。
ケガの状況︓順調に快⽅に向かってるが、山道は不安が残る。
2019年5月
© 2013 N.Naka
- トレイルカメラに撮影された動物
訪れる鳥の種類が先月より増え、タカの仲間もやってきた。
コウモリとヒキガエルが撮影されていて、産卵をしていた。
「多摩川水源に生きる」 http://tama-forest.seesaa.net/
◎は公開している動画
(動画は映像の状況により
公開/非公開としています。)
○は本スライド内で写真を掲載
※SlideShareでYoutubeの追加ができなくなったため、
動画は下記ブログのリンクから視聴してください。
日の出は5:24頃
日の⼊は17:48頃
とした。
(国⽴天⽂台の東
京都のデータ参照)
トレイルカメラに撮影
された動物の映像を時
間別にカウントして表
にした。
撮影された動物の1
映像を1としてカウント
し、続けて30分以内
の同じ動物の映像はま
とめて1とした。
日の出
日の⼊
時間:
0 24動物名
○ アカゲラ
◎○ アカハラ
トラツグミ
○ エナガ
◎○ タカの仲間
キビタキ
シジュウカラ
ヤマガラ
ヤマドリ
◎○ ヒヨドリ
カケス
○ キジバト
鳥の仲間
◎ ニホンアナグマ
○ ニホンイノシシ
◎ コウモリの仲間
ニホンザル
◎○ ホンドタヌキ
○ ホンドテン
ネズミの仲間
ハクビシン
◎ ニホンリス
◎ ヒキガエル
時間:
0 24動物名

Tama river 201905

  • 1.
  • 2.
  • 3.
    2019年5月 © 2013 N.Naka -季節の移り変わり (2/2) まだケガの具合が悪く、山道ではふらつくため山歩きはできない。そのため、 気になっていた場所に⾞で下⾒する程度。良い季節に歩けないのは残念 だが、いかにケガをした肩が身体のバランスを取っていたか身に沁みた。 湖面近くに現れたニホンカモシカ 散乱していたカケスの羽根 ニホンザル ツツドリ、ウグイス、カラの仲間、キ ツツキの仲間、トビ、カケスなど鳥た ちの声、チョウ、トンボ、ハエ、アリな どの昆虫も増えた。雨が少ないせい か、ヒキガエルは⾒なかった。 哺乳類はニホンカモシカ、ニホンザ ル、ニホンリスと出会った。
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    2019年5月 © 2013 N.Naka -「孟宗竹の水場」 (1/2) 5月は撮影された鳥の種類が多 かった。ヒヨドリやエナガは今までにあ まり映っていなかった。 ヒキガエルが産卵した⽔場でも鳥 たちは⽔飲みや⽔浴びしていた。ヒ キガエルの強い匂いは関係ないのか、 むしろ好まれるのか疑問のままだ。 小型のタカの仲間もやってきた。ツ ミかハイタカのように⾒えるが、判別 できない。 アカゲラ アカハラ エナガ タカの仲間 ヒヨドリ キジバト 冬場はスズメ大の小鳥の 混在はよく⾒られたが、この 時期でもカラの仲間とエナ ガ、アトリの混在する群れが ⾒られた。
  • 5.
    2019年5月 © 2013 N.Naka -「孟宗竹の水場」 (2/2) 5月に⼊ってヒキガエルが産卵した。その卵塊やオタマジャクシをニホ ンタヌキとニホンアナグマが食べているようだった。ニホンイノシシ、ホン ドテンやハクビシンは気にしていない様子。 ニホンイノシシ ホンドテン ニホンリ スはヒキ ガエルの 近くを 通ってい た。 ニホンタヌキ ヒキガエル ニホンリス
  • 6.
    2019年5月 © 2013 N.Naka -ヒキガエルの産卵場 (1/3) 孟宗竹の⽔場では2018年に続きヒキガエルの産卵が あった。 2013-16観察場所の⽔場は⽔が無く産卵もなかった。 雑⽊林も⽔溜りが少なくヒキガエルの姿もなかった。但し、 ケガの影響で1回づつしか確認に⾏けなかった。 日にち 孟宗竹の水場 水溜りが3つに分かれ、イノシシのヌタ場となっている水溜りのみ産卵あり 5/5 ヒキガエル1匹が水場にいた。卵塊あり。 5/12 同じ場所に卵塊あり 5/19 卵塊少なくなる。アメンボが1匹いた。
  • 7.
    2019年5月 © 2013 N.Naka -ヒキガエルの産卵場 (2/3) 5/5は卵塊とヒキガエル1匹 がいた。もう産卵は終わってい たようだ。ヒキガエルの死体は 無く、無事だったのだろうか。 5/12にはオタマジャクシの形 が⾒えてきていた。 5/5 5/12 水がない以前の水場
  • 8.
    2019年5月 © 2013 N.Naka -ヒキガエルの産卵場 (3/3) 5/19には⼀部は卵塊が残り、 孵ったオタマジャクシがいた。⽔の 近くには卵塊の⼀部が落ちていた。 映像を⾒るとニホンアナグマやニホ ンタヌキが食べていたようだ。 全てを食べ尽くすことはしないみ たいで、その理由は何だろう。 水の外に落ち ていた卵塊 水の底に 残る卵塊 卵から孵った オタマジャクシ
  • 9.
    2019年5月 © 2013 N.Naka -⼭の保水⼒ 以前に観察していた⽔場の⽔が枯れていた(3/31、5/5)。昨年末からの乾燥が続き、少ない降雪のせ いだろうか。 現在の⽔場は⽔があり、ヒキガエルが産卵していた。(5/5)。現在の⽔場は以前の場所より標高が低い。 想像に過ぎないが、標高の高いところは既に地面がカラカラなのだろうか。 ニホンジカは積雪が多く足が半分以上埋まると移動できなくなり、数が減り、自然淘汰されるらしい。積雪の 少ない年は夏に⽔不足になることがあるようだ。もちろんその後の降⽔量も関係する。 約6年間、⽔場では動物たちの給⽔、⽔浴び、ヌタ浴び、カエルの産卵、そして虫たちも多く⽣息している。 川には⽔があるが、山の中にポツンポツンと現れる⽔場は山の中で⽣きる全てのものに欠かせないのではない だろうか。 カメラチェックに訪れる時、道中にあるガソリンスタンド、コンビニやトイレなど私にとっても欠 かせない場所がある。利⽤できないときは、別の場所を探したりする。遠回りしたり、我慢す ることもある。 そんな風に重ね合わせてみると、⽔溜りは奥深い。どのようにして動物たちは⽔溜りを探す のか、テリトリーを決めるときや変えるときにも影響しているのか、まだまだわからないことだらけ。 ケガの状況︓順調に快⽅に向かってるが、山道は不安が残る。
  • 10.
    2019年5月 © 2013 N.Naka -トレイルカメラに撮影された動物 訪れる鳥の種類が先月より増え、タカの仲間もやってきた。 コウモリとヒキガエルが撮影されていて、産卵をしていた。 「多摩川水源に生きる」 http://tama-forest.seesaa.net/ ◎は公開している動画 (動画は映像の状況により 公開/非公開としています。) ○は本スライド内で写真を掲載 ※SlideShareでYoutubeの追加ができなくなったため、 動画は下記ブログのリンクから視聴してください。 日の出は5:24頃 日の⼊は17:48頃 とした。 (国⽴天⽂台の東 京都のデータ参照) トレイルカメラに撮影 された動物の映像を時 間別にカウントして表 にした。 撮影された動物の1 映像を1としてカウント し、続けて30分以内 の同じ動物の映像はま とめて1とした。 日の出 日の⼊ 時間: 0 24動物名 ○ アカゲラ ◎○ アカハラ トラツグミ ○ エナガ ◎○ タカの仲間 キビタキ シジュウカラ ヤマガラ ヤマドリ ◎○ ヒヨドリ カケス ○ キジバト 鳥の仲間 ◎ ニホンアナグマ ○ ニホンイノシシ ◎ コウモリの仲間 ニホンザル ◎○ ホンドタヌキ ○ ホンドテン ネズミの仲間 ハクビシン ◎ ニホンリス ◎ ヒキガエル 時間: 0 24動物名