2020年08月多摩川水源に生きる

1. © 2013 N.Naka
季節の移り変わり
「孟宗竹の水場」
オニグルミの実を食すニホンリス
トレイルカメラに撮影された動物
「雑木林」風まかせ

2. 2020年8月
© 2013 N.Naka
8月は気温は高かった。標高1000mの日陰でも少し動いただけで
息苦しいことがあった。それでもコロナで⾏き場を失った⼈々が集まり渋
滞していた。
7月の⻑⾬で⼩河内ダム放流を始め、8月上旬まで続いた。
－ 季節の移り変わり (1/4)
⼩河内ダム吐水 九頭龍の滝⼩河内ダム吐水

3. 2020年8月
© 2013 N.Naka
－ 季節の移り変わり (2/4)
キノコは⾒られたが、少
ないようにも思えた。⾬が
多くてもキノコが増える訳
ではないようだった。
今回⾒つけたミミフサダ
ケは埃が出なかった。少し
湿っていたせいかもしれな
い。
キノコ ミミフサダケ
アカボシゴマダラ キノコ

4. 2020年8月
© 2013 N.Naka
－ 季節の移り変わり (3/4)
花もいくつ
か⾒られた数
はが少なく、
開花期間も
短いようだっ
た。
ネムノキ ウバユリ
ヤマジノホトトギス ホタルブクロ
ツユクサ

5. 2020年8月
© 2013 N.Naka
－ 季節の移り変わり (4/4)
ヤマナシの⾷痕が多く落ちていた。こ
れはニホンザルの仕業だが、ヨウシュヤ
マゴボウの葉はニホンジカだろうか。ヨウ
シュヤマゴボウは全体に毒があるらしい。
実は⼩さいがドングリが実をつけてい
た。
ヨウシュヤマゴボウの食痕 ドングリの実
ヤマナシの食痕

6. 2020年8月
© 2013 N.Naka
－ 「孟宗竹の水場」
8月後半になるとツキノワグマが映るように
なった。おそらく今年産まれた⼩さい⼦グマを
連れた親⼦が来ていた。
ニホンジカも来るようになった。
相変わらずニホンタヌキが頻繁に来ていた。
ツキノワグマの⼦供
ニホンジカ
ツキノワグマの親⼦

7. 2020年8月
© 2013 N.Naka
－ 「雑⽊林・風まかせ」 (1/2)
ニホンジカの毛皮は毛が散乱しているだけの状態になった。どの動物たちも興味を示さ
なくなってきた。鳥がついばむような仕草があったが、地面にいる虫を探していたようだった。
繁殖期であればニホンジカの毛を巣材に使うことがあるようだが、時期が過ぎてしまった。
ミズナラ実が落下していた。チョッキリの仕業と思われる。登⼭道を歩いていると、ポトン
と⾳が聞こえていたり、目の前に落ちてくることもあった。今年は落下したミズナラが少ない
気がした。ミズナラのドングリが少ないのか、天候によりチョッキリが少ないのか。
落下したミズナラの実 ニホンジカの毛皮痕

8. 2020年8月
© 2013 N.Naka
－ 「雑⽊林・風まかせ」 (2/2)
以前のカメラ設置場所の水場には水が多く、藻が繁殖していた。
5-7月に安定した水溜りがあれば、カエルたちの卵が孵るが、その
間に干からびると繁殖ができない。
毎年同じように水が溜まらない。
8月も終盤になると、葉が⻩⾊く⾊づいてきた。

9. 2020年8月
© 2013 N.Naka
－オニグルミの実を食すニホンリス
トレイルカメラ設置場所で作業をしていると、ガリガリと⾳
がした。しばらくは何の⾳かわからず作業していた。ふと
Youtubeで⾒たニホンリスのくるみ割りを思い出した。ニホ
ンリスを探してみたが⾒つからず、ガリガリ⾳は続く。ガリガリ
⾳を頼りに⾒上げていると、鳴り⽌んだ。諦めて作業を始
めると肩にポトンと何かが当たった。オニグルミの殻が落ちて
いた。またしばらくすると殻の反対側が落ちてきた。⾒上げ
るとニホンリスが枝を⾛り抜けていく姿が⾒えた。
オニグルミの殻 ニホンリスがいたスギの木

10. 2020年8月
© 2013 N.Naka
－ トレイルカメラに撮影された動物
「多摩川水源に生きる」 http://tama-forest.seesaa.net/
◎は公開している動画
（動画は映像の状況により
公開/非公開としています。）
○は本スライド内で写真を掲載
※SlideShareでYoutubeの追加ができなくなったため、
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雑木林孟宗竹の水場
アオゲラ
◎ アカゲラ
◎ エナガ
カケス
◎ カラの仲間
キジバト
コゲラ
シジュウカラ
ジョウビタキ
トラツグミ
ヒヨドリ
ヤマガラ
鳥の仲間
コウモリの仲間
◎ ツキノワグマ
ニホンアナグマ
ニホンザル
ニホンジカ
ハクビシン
◎ ホンドテン
◎ ヤマドリ
◎ 鳥の仲間
◎○ ツキノワグマ
○ ニホンジカ
ニホンタヌキ
ニホンリス
ホンドテン
コウモリの仲間