2017/07/24 夏のLT大祭り2017 ～ライトニングトークが世界をツナぐ 登壇スライドです

1. UXデザインのスキルを
武器に新規事業のPOを
やるとどうなるか
株式会社ヴァル研究所 伊藤英明
夏のLT大祭り2017 ～ライトニングトークが世界をツナぐ～[POStudy ナイトセミナー]
2017/7/24

2. 自己紹介
• 株式会社ヴァル研究所
Business Development Dept. UXデザイナー
• 自社のメイン商材である の技術を
ベースにした新規事業開発の仕事をしています
• “RODEM”というサービスのプロダクトオーナー
• 経歴的には、デザイナー(プロダクト、UI) →
ユーザビリティエンジニア → UXデザイナー

3. 結論から言います
Q.UXデザインのスキルを武器に新規事業の
POをやるとどうなるか
A.2つの武器を持ってPOができます

4. 2つの武器とは
• POとして、サービスがどうあるべきか、
機能や振る舞いがどうあるべきかを
「決める」ための武器
• POとして、チームに対して
「決める」に至った根拠や観点を
説明できるための武器

5. HCDプロセス
• システムを使いやすくするためにユーザの立場や
視点に立って設計を行うためのプロセス

6. HCDプロセス
• システムを使いやすくするためにユーザの立場や
視点に立って設計を行うためのプロセス
使われる
現場を確認
お試し案
を作る
何が必要か
考える
使えるかを
チェック

7. • UXデザインのスキルは、仮説構築と仮説
検証のサイクルを回すためにある
HCDプロセス

8. ユーザー調査に基づく「仮説構築」
• リサーチ＆要求定義、仕様化のフェーズ
→ユーザーを知り、何が価値かを考える
• 価値と提供手段を仮説としてまとめる
→ここに作るものに対するWhyとWhatが
ある
→POは「何を作るべきか」を決め、開発
チームに説明する責任がある

9. ユーザー調査に基づく「仮説構築」
• 「何を作るべきか」を決めるために
→「なぜなら、ユーザーにとって◯◯が
価値になるからだ」
を語るための材料を揃える
→POとして、サービスとしてどうあるべきか、
機能や振る舞いがどうあるべきかを
「決める」ための武器

10. ユーザー評価に基づく「仮説検証」
• プロトタイピング＆評価のフェーズ
→プロトタイプやMVPで検証を行う
• 仮説の正しさをユーザーに対して確かめる
→Whatの確認とHowの絞り込みがある
→POは仮説検証結果から「このまま進める
べきか否か」をジャッジする責任がある

11. ユーザー評価に基づく「仮説検証」
• 「このまま進めるべきか否か」をジャッジ
するために
→「なぜなら、このソリューションは
想定した価値をユーザーに届けられている
/届けられていないからだ」
を語るための材料を揃える
→POとして、チームに対して
「決める」に至った根拠や観点を
説明できるための武器

12. 2つの武器とは
• POとして、サービスがどうあるべきか、
機能や振る舞いがどうあるべきかを
「決める」ための武器

13. 2つの武器とは
• POとして、チームに対して
「決める」に至った根拠や観点を
説明できるための武器

14. ご静聴ありがとうございました。

15. おまけ
(30秒あったらやる)

16. Q.「UXデザイナーでなければこの
武器を手にすることはできない
のか？」

17. A.否。断じて否。

18. 自分のスキル構造
プロダクト
デザイナー
ユーザビリティ
エンジニア
UIデザイナー
リサーチャー
エンジニアではない…
UXデザイナー

19. • UXデザインのスキルは、仮説構築と仮説
検証のサイクルを回すためにある
HCDプロセス

20. HCDプロセス
• システムを使いやすくするためにユーザの立場や
視点に立って設計を行うためのプロセス
使われる
現場を確認
お試し案
を作る
何が必要か
考える
使えるかを
チェック

21. POが理解すべきこと
• POとして、サービスがどうあるべきか、
機能や振る舞いがどうあるべきかを
「決める」ための武器
→何が分かれば決められるか？
• POとして、チームに対して
「決める」に至った根拠や観点を
説明できるための武器
→誰もが納得できる根拠や観点は
どうすれば揃うのか？

22. ご静聴ありがとうございました。