2018年3月3日開催「公共交通オープンデータ最前線 in インターナショナルオープンデータデイ2018」における、NEXCO西日本 足立智之氏の発表資料です。

1. バスとコラボでサービスアップ！
足立 智之

2. 高速道路の所要時間情報板
2

3. 少しおかしな？高速道路の所要時間情報板
3

4. 路面下の車両感知器で速度を計測
2km 2km2k
m
2km2km
IC IC
4

5. 四国には車両感知器なし！ (◞‸◟)
5

6. 熊本地震直後に、車両感知器がない区間で所要時間を提供！
2016年3月20日 20時現在
6

7. 高速バスのGPSを使って所要時間を算出
九州バス協会加盟19社の約700台のバスからGPS
データを収集 ⇒ 渋滞情報や所要時間情報を生成
データの諸元
台数 499
便数 1,666
走行距離 10.4万キロ/日
走行時間 1750時間/日
データ送
信回数
17,952回/日
距離間
隔
5.8キロ/回
時間間
隔
5.8分/回
高速道路走行データ(2016.1.2)
7

8. 高速バス700台＝乗用車200万台
走行距離 10.4万km/日
鳥栖→太宰府 約390台/日
• 2分間隔で走行/ピーク時
車メーカー 〇〇社九州バス協会 高速バス
走行距離 13万km/日
鳥栖→太宰府 約300台/日
• 2分～3分間隔で走行/ピーク時
鳥栖→太宰府(上り) 鳥栖→太宰府(上り)
8

9. 9
バスGPSを使って、所要時間提供区間が一挙に7倍！
車両感知器による渋滞把握区間
87km
バスプローブによる渋滞把握区間
590km
約７倍に拡大

10. バス(移動体)がセンサーなので、渋滞状況・走行速度も一目瞭然
10
車両感知器の未設置区間でも渋滞をリアルタイムで検知
渋滞の度合（混雑、渋滞、停滞）に応じた色分け表示
渋滞末尾や先頭箇所を把握 ⇒ 渋滞通過時間、渋滞末尾手前でのアラームを提供
画面タッチにより現在の速度を表示

11. 前方の交通規制・作業情報を知って、安全運転を(^^)/
11

12. 前方の気象情報を知って、安全運転を(^^)/
12

13. 移動中は、ドライブモードで (^^)/
13

14. 15分ヘッド
15分ヘッド
バス
バス
物流(K社)
物流(K社)
高速バスが運行しない夜間は、物流のGPSデータで (^^♪
サ
ン
プ
ル
数
サ
ン
プ
ル
数
上り
下り
15分ヘッド
15分ヘッド
バス
バス
物流(K社)
物流(K社)
• バス700台で6am～23pmの間、15分ピッチのデータあり
• バスの走行のない時間帯（深夜・早朝）は物流車両でカバー
上り
下り
重交通区間(九州道) 交通量が少ない区間(長崎
道)
14

15. 車両GPSをもらって、車両位置をお返しする
物流事業者 NEXCO西日本
GPSデータ解析システム
・GPSデータ収集
・マップマッチング
・渋滞状況・所要時間を算出
・車両GPSデータ
・車両位置情報
・渋滞・規制・気象情報
15

16. 16
富士運輸(株)とのコラボ事例

17. 17
全車両位置と走行履歴を表示するサービスを試験導入(2015.12)
当社からの車両位置情報と物流会社保有のデータベースを連携、車両IDを介して、各車両
の車種やドライバー等、色んな情報表示が可能
クリックすると、車両DBと連携して
車両の詳細情報が表示
車両詳細情報の表示
車両位置・走行軌跡を確認し、前方の交通情
報、気象情報をドライバーに連絡
通行止め時の作業状況のお知らせ
集中工事等における区間通過時間の提供
蓄積した運行履歴を分析し、業務改善

18. 18
蓄積されたGPS情報から車両毎の走行軌跡を表示(図中の青線)
運行履歴を合わせて表示
走行軌跡、運行履歴の表示

19. 海外では、トラカンなくても『どこでも情報』が当たり前の時代に
19