Mixed Reality Feature ToolとMixed Reality Toolkit V2.6.1

takabrz1 大阪駆動開発 Takahiro Miyaura
Mixed Reality Feature Toolと
Mixed Reality Toolkit V2.6.1

宮浦恭弘 (Miyaura Takahiro)
 大阪駆動開発コミュニティに生息
 HoloLens日本販売してからXR系技術に取組む
 普段はよくMixed Reality Toolkitに関する調査している
 新しい技術や、MRに使えそうな技術を調べる
技術Tips : https://qiita.com/miyaura
takabrz1 ※よかったらこれを機にお知り合いになってください
 リリース機能調べたり・・・
 面白い機能使ってみたり・・・
 新しい実験してフィードバックしたり・・・
（貢献領域：Mixed Reality）
Microsoft MVP for Windows Development 2018-202 1
某会社でSE(アプリケーション領域のアーキテクト的なお仕事なはず）＝ XRは趣味です

先週は
2021/3/17 Copyright © 2021 Takahiro Miyaura
Osaka HoloLensハッカソンでした。

今日のお題とニュース
MR Feature Tool
 MR Feature Toolというセットアップが楽になるツール
 Mixed Reality Toolkit V2.6.1出てたよ
 以下の試験機能が追加
 Interactive Element（イベントの扱いが楽になるコンポーネント）
 State Visualizer（アニメーションを使った状態管理コンポーネント）
今日はMixed Reality Feature Toolをメインに紹介
試験機能は軽くおみせしまうす

本題の前に今回も少し紹介

MicrosoftのMixed Reality向けライブラリ群
用途/プラットフォームで提供
Unity向け
クロスプラットフォーム
最新バージョンはV2.6.1
UX部品
イベント制御系 etc…
Unity向け
UXデザインのサンプル
Periodic Table
Lunar Module
Surface
Unreal向け
サブセットがいくつかある
第一弾はUXTools for Unreal
 最新はV0.11.0
 Unity向けのライブラリと同等を目指す

Mixed Reality Toolkit V2 for Unity
概要
Unity向けOSSライブラリ
OpenVR HMD
（HTC Vive / Oculus Rift）
iOS/Android
(ARFoundation)
HoloLens HoloLens 2
Windows Mixed Reality HMD
Oculus Quest 2
 Cross Platformでの開発可能
 XRデバイスにおけるUnity開発の基本的な構成要素を提供
 ラピッドプロトタイピングを実現
 コア機能が交換可能な拡張性の高いフレームワーク

Mixed Reality Toolkit V2
概要
XRデバイスの固有機能を含め様々な補助機能を提供

Mixed Reality Toolkit V2
概要
UX building blocks : 組込み済みのUX部品群

Mixed Reality Toolkitの話の前に
MR Feature Toolを

Mixed Reality Feature Tool
MicrosoftのMR関連モジュールを導入するツール
 手順
1. 空プロジェクト作成
2. このツール起動
3. 入れたいOSS選択
4. (ﾟдﾟ)ｳﾏｰ
manifest.jsonを書換えてくれるツール

作ったプロジェクトのパスを指定
 先にプロジェクトが必要
 読込むとバージョン表示

導入したいパッケージを設定
 6カテゴリのメニュー
 入れたいモジュールを選択
 バージョンを指定

依存するモジュールの確認
 依存関係がある場合
 必要なものを追加してくれる

Manifestファイルの確認
 修正後のMinifestを表示
 モジュールの一覧の確認

Manifestファイルの確認
 Finish!

追加で必要な作業
 各モジュールの追加要素
 ExamplesのDemo
 Extensionsの機能
必要なものをPackage Managerから導入

パッケージの種類(1/2)
 Azure Mixed Reality Service
 Azure Object Anchors
 Azure Remote Rendering
 Mixed Reality Toolkit
 Examples→サンプル
 Extensions→拡張機能
 Foundation→基本機能（必須）
 GPU Stats→GPU使用状況分析
 Plane Finding→平面検出
 Standard Assets→Sharder等（必須）
 Test Utilities→テストユーティリティ
 Tools→便利なツール群
 Platform Support
 Mixed Reality Scene
Understanding
空間認識した環境の理解
 Mixed Reality WinRT Projections
Windows SDKのサブセット
Azure Spatial Anchorsは・・・

パッケージの種類(2/2)
 World Locking Tools
広域空間を管理するモジュール
 WLT Samples
 WLT Core
 Other features
 Mixed Reality Input
モーションコントローラ用
 MixedReality-WebRTC
MR用WebRTCモジュール
 MixedReality-WebRTC Samples
MR用WebRTCサンプル
 Spatial Audio
空間音響用のモジュール
 Microsoft Spatializer

試験機能

試験機能 - Interactive Element
オブジェクトへの操作によるイベントをまとめて管理
 様々なイベントを定義可能
 Focus、Touch…

試験機能 – State Visualizer
Interactive Elementのアクションにアニメーションを紐づけ
 Inspectorだけでアニメーション
 可変したいパラメータを選択&設
定

まとめ
MR Feature Tool
 MR Feature Toolというセットアップが楽になるツール
→自分でManifestファイルの変更が不要
 Mixed Reality Toolkit V2.6.1出てたよ
 以下の試験機能が追加
 Interactive Element（イベントの扱いが楽になるコンポーネント）
 State Visualizer（アニメーションを使った状態管理コンポーネント）
試験機能はもう少し調べてQiitaで公開予定！

大阪駆動開発
関西を中心に、IT系のおもしろそうなことを楽しんでやるコミュニティ

Mixed Reality Feature ToolとMixed Reality Toolkit V2.6.1

More Related Content

What's hot

Similar to Mixed Reality Feature ToolとMixed Reality Toolkit V2.6.1

More from Takahiro Miyaura

Recently uploaded

Mixed Reality Feature ToolとMixed Reality Toolkit V2.6.1