More Related Content
PPT
PDF
PDF
PDF
PPTX
PDF
PRML上巻勉強会 at 東京大学 資料 第1章前半 PPT
PDF
Viewers also liked
PPT
PPT
PPT
PDF
The Utterly Amazing and Exciting World of Science Communication Online PDF
PPT
PPTX
PPT
KEY
Using Social Networking Tools for Low-Cost, High-Impact Outreach: The Scripps... PPT
PPT
PDF
PDF
Because Your Grandpa's on Facebook: Online Outreach for Scientists PDF
Online Outreach for Scientists PPT
Similar to ma99992011id513
PDF
PPTX
PDF
PDF
Sparse estimation tutorial 2014 PPTX
PDF
PRML 3.3.3-3.4 ベイズ線形回帰とモデル選択 / Baysian Linear Regression and Model Comparison) PDF
PDF
2013.12.26 prml勉強会 線形回帰モデル3.2~3.4 PDF
PDF
Introduction to statistics PDF
PDF
スパースモデリング、スパースコーディングとその数理(第11回WBA若手の会) PDF
PDF
PDF
PDF
PDF
PDF
PDF
PDF
More from matsushimalab
PDF
PDF
PDF
PDF
PPT
PPT
PPT
PPT
PPT
PPT
PPT
PPT
PPT
PPT
PPT
PPT
PPT
PPT
PPT
Recently uploaded
PDF
Machine Tests Benchmark Suite. Explain github.com/alexziskind1/machine_tests #2 PDF
Machine Tests Benchmark Suite. Explain github.com/alexziskind1/machine_tests #1 PDF
20251210_MultiDevinForEnterprise on Devin 1st Anniv Meetup PPTX
楽々ナレッジベース「楽ナレ」3種比較 - Dify / AWS S3 Vector / Google File Search Tool PDF
流行りに乗っかるClaris FileMaker 〜AI関連機能の紹介〜 by 合同会社イボルブ PDF
エンジニアが選ぶべきAIエディタ & Antigravity 活用例@ウェビナー「触ってみてどうだった?Google Antigravity 既存IDEと... ma99992011id513
- 1.
- 2.
研究背景
No.1
逐次予測問題
・逐次的に観測したデータを用いて未知のデータを予測
・工学の分野における主要テーマ
例) ユニバーサル圧縮,時系列予測・・・
・ 目的 損失の小さい予測
予測誤差 例)対数損失,0-1損失,・・・
データ 観測 予測者
情報源
未知データ 予測
- 3.
研究目的 No.2
従来研究の整理と本研究の目的
・損失関数の分類 ・・・ 1時点の対数損失と累積対数損失
・ベイズ基準の下での予測 ・・・ 真のモデルとモデル族の関係
モデル族は真のモデルを モデル族は真のモデルを
含む 含まない
1時点の対数損失 [Watanabe,2010] [Watanabe,2010]
累積対数損失 [Clarke&Barron,1990] 本研究
・ベイズ基準の下での予測における累積対数損失
本研究の に対するリスクの漸近評価
目的
・モデル族は実際には真のモデルを含まない
- 4.
問題設定 (1 /5)
No.3
逐次予測問題の問題設定
・仮定 :データ(連続値),
:真のモデル
は に従ってi.i.d.で発生
・既知 :ある時点までの観測データ
・未知
問題 を用いて を予測
: を得た下での の予測値
- 5.
問題設定 (2 /5) No.4
評価基準
・1時点の対数損失
・累積対数損失
・リスク関数 ユニバーサル圧縮に
おける冗長度と等価
は未知
損失関数,リスク関数の最小化は不可能
- 6.
問題設定 (3 /5)
No.5
ベイズ基準の下での予測
・予測の際に以下を仮定
:(パラメトリック)モデル族
: 次元パラメータ空間
未知パラメータ
:パラメータの事前分布
・ を仮定 ・・・ を で表現可能
損失関数 ・・・
リスク関数 ・・・
・評価基準 ・・・ ベイズリスク関数
- 7.
問題設定 (4 /5) No.6
ベイズ基準の下での予測 (続き)
・ベイズ最適な予測 ・・・ ベイズリスク関数を最小とする予測
ただし, :事後分布
・ベイズ最適な予測における累積対数損失
ただし,
- 8.
問題設定 (5 /5) No.7
ベイズ基準の下での予測 (続き)
・ の仮定 ・・・ ベイズ最適な予測の導出
・しかし は未知 ・・・ 必ずしも とは限らない
本研究では以下の状況・・・
・予測者は と仮定して(考えて)ベイズ最適な予測
・しかし,実際には
- 9.
従来研究 (1 /4) No.8
Clarke&Barronの従来研究(1990)
・ の漸近評価 真のパラメータ
・ ・・・
条件 i). は の内部に唯1つ存在, はコンパクト
ii). は2階連続微分可能,各導関数は有界
iii). は連続,
iv). は正定値行列
v).事後分布 の への一致性
: 次正方行列
- 10.
従来研究 (2 /4) No.9
Clarke&Barronの主結果
定理[Clarke&Barron,1990]
パラメータの次元
定数
:フィッシャー情報行列
- 11.
従来研究 (3 /4) No.10
証明の概要
の近傍の点を中心とした展開
・ に対して の近傍の点 を中心にラプラス近似
は の近傍
- 12.
従来研究 (4 /4) No.11
証明の概要 (続き)
・ を利用
・主要項以外の誤差項は漸近的に0に収束
- 13.
本研究 (1 /6) No.12
・ の漸近評価
・ ・・・ は存在しない
と の
カルバックライブラー
情報量
を考える
条件 i). は の内部に唯1つ存在, はコンパクト
ii). は3階連続微分可能,各導関数は有界
iii). は2階連続微分可能,
iv). は正則行列
は最尤推定量
- 14.
本研究 (2 /6) No.13
本研究の主結果
定理
定数
定数
と の
カルバックライブラー
情報量
- 15.
本研究 (3 /6)
No.14
証明の概要
最尤推定量 を中心とした展開
・ に対して を中心にラプラス近似
・ の漸近正規性( の周りで)
補題[White,1982]
i).
正規分布
ii).
iii).
iv). は正定値行列
- 16.
本研究 (4 /6) No.15
証明の概要 (続き)
① ②
の周りで の漸近正規性 カルバックライ
ラプラス近似 ( の周りで) ブラー情報量
- 17.
本研究 (5 /6) No.16
証明の概要 (続き)
① に対して を中心にラプラス近似
は の近傍
補題i),ii) + 有界収束定理
- 18.
本研究 (6 /6)
No.17
証明の概要 (続き)
② を の周りでテーラー展開
+ 補題ii) + 有界収束定理
漸近分布の
補題iii) の漸近正規性
共分散行列
- 19.
考察 (1 /3) No.18
・ の場合
・ の場合
部について
の場合 ・・・
の場合 ・・・
と が一致しない分の差が となって出現
- 20.
考察 (2 /3) No.19
・ の場合
・ の場合
部について
の場合 ・・・
の場合 ・・・
- 21.
考察 (3 /3) No.20
マルコフモデルへの拡張
Clarke&Barronと本研究の結果はマルコフモデルへ拡張可能
例) 真のモデルが3次のマルコフモデル
仮定したモデル族が・・・
3次のマルコフモデル
・モデル族が真のモデルを含む
・Clarke&Barronの結果を適用
2次以下のマルコフモデル,またはi.i.d.モデル
・モデル族が真のモデルを含まない
・本研究の結果を適用
- 22.
まとめ No.21
逐次予測問題に対して
モデル族が真のモデルを含まない状況で
ベイズ最適な予測を行った場合の
累積対数損失に対するリスクの漸近評価を行った
- 23.
付録 (1 /2) No.22
Clarke&Barronの証明の補足
・ラプラス近似について
i). を の周りでテーラー展開
ii). は
を利用(ガウス積分)
は 次正方行列
- 24.
付録 (2 /2) No.23
本研究の証明の補足
・ラプラス近似について
を の周りでテーラー展開
・有界収束定理(ルベーグの収束定理)
確率変数 が有界で ならば
や を として使用