20140904 国際フロンティア産業メッセ2014

NO CLOUD NO LIFE！
システム仮想化への挑戦
2014年９月4日
GMOクラウドWEST株式会社
技術運用部技術担当
池上緑
Copyright (C) 2014 GMO CLOUD WEST , Inc. All Rights Reserved.

1. 会社紹介
2. 現在運用中のシステムでお困りのお客様に
3. 仮想化について
4. 従来の構成との比較
5. 仮想化にすることのメリット
6. 仮想化に対するイメージ
7. WADAXプライベートクラウドのご紹介
Agenda

会社概要
社名 GMOクラウドWEST株式会社
英文社名 GMO CLOUD WEST , Inc.
設立日
創業平成10年(1998年)10月1日
設立平成15年(2003年)7月23日
資本金 5,000万円
事業内容
インターネットサービスプロバイダ事業
ホスティングサービス事業
ハウジングサービス事業
主要株主
GMOクラウド株式会社
(東証マザーズ上場証券コード：3788)
※GMOクラウドWEST株式会社はGMOクラウド株式会社の100%
連結子会社です。

池上緑（IKEGAMI Midori）
GMOクラウドWEST株式会社
技術運用部技術担当
エンタープライズ製品評価・検証メイン。
 プライベートクラウド基盤構築。
 最近はオプションサービスの検証を主に行っています。
自己紹介

このようなことでお困りではありませんか？
コストの増加
基幹業務システム稼働中。
台数が増加するにつれて
保守費用がかさむし、
設置スペースの確保も
考慮する必要有り。
運用管理も煩雑化。
メンテナンス
24時間365日稼働の
ミッションクリティカルな
システム運用中。
システムを停止する事が
出来ないため
通信機器等のメンテナンス
が困難。
サーバリプレース
社内で利用している
顧客データベース。
サーバの保守が終わるため
リプレースが必要。
OSのバージョンアップや
既存のシステム改修等が
課題。
このようなお困り事を解決する手段が
クラウドサービス（仮想化）です。

そもそも仮想化って・・・？

仮想化について
【仮想化】
サーバーなどのハードウェア内のリソース（CPU、メモリ、ディスク）
を、物理的な構成にとらわれず論理的に統合・分割できる技術のこと。
論理的に統合/分割できると・・・
1台のサーバの上に複数のマシンを作成出来る。
 種類が異なるOS（Windows、Linux …etc）
 バージョンが異なるOS（ Windows Server 2003、2008R2）

従来の構成と仮想化構成の比較

物理サーバでの運用は「1サーバ：1OS」が基本
 ソフトウェアとハードウェアが相互に依存関係にある。
 メモリやCPUなどのリソース使用が非効率
 ハードウェア保守等の考慮
 運用管理の複雑化
 コスト高（ハードウェア投資や電力消費等）
従来の構成（ホスティング/オンプレミス）
CPU
memory
NICDISK
実際、100%リソースを
使用するケースは非常に少ない
【特徴】

「1サーバ：複数OS」が可能。
 ソフトウェアとハードウェアがそれぞれ独立
 レガシーなシステムの延命措置が可能
 リソースの効率使用が可能
 構成の柔軟性
 複数台のサーバを集約
 運用の一元化/簡素化の実現
 サーバ台数削減・消費電力削減
仮想化構成
CPU
memory
NICDISK
【特徴】
複数OSで
物理リソースを共有

そうは言われても・・・
仮想化ってそんなに良いもの？

仮想化製品導入の割合
ハイパーバイザー方式の
サーバ仮想化製品を利用している
ユーザー数 56.5%
最も利用されているサーバ仮想化製品
VMware vSphere
※ハイパーバイザー方式
サーバーへ直接インストールし仮想マシンを稼働させる方式出典：TechTargetジャパン「サーバ仮想化／デスクトップ仮想化に関する読者調査リポート」
（2014年1月）
http://wp.techtarget.itmedia.co.jp/contents/?cid=13915

仮想化することのメリット
出典：TechTargetジャパン「サーバ仮想化／デスクトップ仮想化に関する読者調査リポート」
（2014年1月）
http://wp.techtarget.itmedia.co.jp/contents/?cid=13915

（具体例）仮想化にすることのメリットその1
サーバを統合してコスト削減
仮想マシンの移動、可用性の向上も簡単
サーバを統合する事により、
以下のようなコスト削減が期待されます。
物理サーバの導入費用
サーバ保守費用
運用管理の工数
ラックスペース・消費電力
仮想マシンの場合、マシンのコピー/移動、
削除、冗長構成等が容易です。
以下のような機能により実現されます。
vSphere vMotion
vSphere DRS
vSphere HA
(弊社ではすべて標準の機能です)
コストの
増加には?
24時間365日
稼働する
停止が出来ない
システムでも

（具体例）仮想化にすることのメリットその2
レガシーシステムの延命措置も可能
システムのバックアップ・BCP対策にも
サポート期限の近い古いOS上で稼働して
いるシステムであっても、仮想マシン化
する事で、システムを改修する事なく、
従来通り稼働させる事が可能です。
（※別紙：「vSphere ESXiがサポートして
いるOS」参照）
仮想マシン化しておく事で、バックアップ
リストアにかかるコストが大幅に削減され
ます。
もちろん、既存のバックアップソフトも
利用する事が可能ですので、お客様の
ご要望に応じたバックアップ計画を立てる
事が可能です。
サーバ
リプレイスの
手間も
バックアップ
でも

VMware：vSphere ESXiがサポートしているOS
Windows
※ ここに掲載されているものは一部となります。
詳細なサポート情報の確認をご希望のお客様は、お手数では御座いますが
以下のヴイエムウェア社公開サイトから、「What are you looking for:」に
「Guest OS」を指定した上で検索してご確認下さいませ。
VMware Compatibility Guide
http://www.vmware.com/resources/compatibility/search.php
尚、「VMware Compatibility Guide」にてリストアップされるゲストOSは、
ヴイエムウェア社が動作確認を実施したOSであり、OS 自体の動作を保障するものでは
ありませんのでご容赦下さいませ。
Linux

まだまだ仮想化には不安が・・・

18
仮想化すると
アプリケーションの性能が
劣化するのでは？
誤解
仮想化すると
システムが不安定に
なるのでは？
誤解
仮想化すると
アプリのライセンス料が
高くついてしまうのでは？
誤解
仮想化すると
ソフトウェアのサポートが
受けられないのでは？
誤解
仮想化に対するイメージ
ビジネスクリティカルなアプリケーションでも
問題なく仮想化する事が可能です

VMwareを採用した基幹システムの仮想化
Source: VMware customer survey, Jan 2010, Jun 2011, Mar 2012, Jun 2013
Question: Total number of instances of that workload deployed in your organization and the percentage of those instances that are virtualized .
中断の許されない
基幹システムや
データベースサーバ
でも積極的に採用
されている
仮想化製品です

20
VMwareなら大丈夫！
仮想化すると
アプリケーションの性能が
劣化するのでは？
誤解
VMware なら、性能を損なうことなく
仮想化できます！
仮想化による
性能低下は
わずか6％！
一般的なデータベースの
必要スペックを大きく超える
仮想マシンのパフォーマンス
VM
64vCPU
※出典：VMware Capacity Planner analysis of>700,000 servers
in customer production environments
※出典：SAP ベンチマーク Certification number:2011027
CPU Memory
仮想のオーバーヘッド
わずか6％
物理仮想
VM
1TB
DB
2-4CPU
使用率4％
DB
4-8GB
使用率50％
SAPS値
25000
20000
10000
２６６３０
２512０
性能を損なう事なく仮想化が可能

21
仮想化すると
システムが不安定に
なるのでは？
誤解
障害時もサーバ間で仮想マシンを
移動し最小のダウンタイムで
リカバリできます
常に2つのサーバを同期させ
ダウンタイムやデータロスを
ゼロにすることも可能です
VMware なら、安定した運用を実現します！
むしろ可用性が向上！
障害発生
サーバA サーバB
リカバリ
ウィルス等に
攻撃されにくいドライバの
不具合とは無縁
パッチによる
再起動が少ない
リソースの競合が
起こりにくい OS の脆弱性の
影響を受けにくい
仮想マシンが
ハードウェアに依存しない
仕組みなので…
安定した運用の実現

22
仮想化すると
アプリのライセンス料が
高くついてしまうのでは？
誤解
仮想化によってライセンス料が高くなるケースは、
ほとんどありません。むしろライセンス料がお得になることも。
例えば、ORACLEの場合は…。
仮想マシンではなく
物理サーバに
課金されるので
物理サーバ
1ホスト分のライセンスを買えば
ORACLEが稼働する仮想マシンを
その物理サーバに載せ放題！
物理サーバ
仮想
マシン
仮想
マシン
仮想
マシン
仮想
マシン
ライセンスが安くなるケースも

23
仮想化すると
ソフトウェアのサポートが
受けられないのでは？
誤解
ORACLE社の場合
ネイティブOSで発生する既知の問題、
またはVMwareで実行したことが
原因でないと証明できる
問題に対しサポートを行います。
3つのFACT
過去3 年間、vSphere のバグによって
Oracle で問題が発生したことはありません。
Microsoft社の場合
MS Server Virtualization
Validation Programにより
多くのMicrsoftアプリケーションが
VMware vSphere上でも
サポートされます。
VMware のソリューションによって
ネイティブOSが変更されることはありません。
Oracle RAC を明示的にサポート
（ver.11.2.0.2 以降）
3,500を超える
アプリケーションが
VMwareへの対応を
表明しています！
多岐に渡るソフトウェアのサポート

少しでも仮想化に興味を持って頂け
ましたでしょうか？

ＷＡＤＡＸプライベートクラウド
のご紹介

ＷＡＤＡＸはお客様に安心で安全なクラウド環境をご提供致します!!
NO！と言わないサポートのWADAXは、共用サーバーサービスや専用サーバーサービスでの実績とノウハウを活かし、
お客様に自信を持ってプライベートクラウドをお勧め致します。
共用サーバーサービスや専用サーバーサービスで培ってきたサポート力とホスピタリティは、
プライベートクラウドにも受け継がれています。
【クラウドならではの高い可用性と拡張性】
専用サーバーでは、物理的な故障が発生すれば、サーバーが停止してしまいます。
プライベートクラウドでは、2台の物理サーバーによって仮想サーバー単位で冗長化しており、
サーバーのダウンタイムを最小化します。また、
急遽追加でサーバーが必要になっても１台、２台と簡単にセットアップすることが可能です。
このようなお客様に！
・複数台のサーバー管理・運用による負担を削減したい
・物理サーバーのリソースをすべて使いきれず、余剰リソースが発生している
・物理サーバーに各々異なるOSをインストールしている

興味を持たれた方は
是非仮想化に挑戦してみて下さい！

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