Vmware sd-wan_how-to-deploy-virtual-edge-on-azure

©2020 VMware, Inc.
Azure 環境への
VMware SD-WAN
仮想 Edge の展開
(ARM Template 活⽤による⽅法)
笠掛利彰
ソリューション技術本部
ネットワーク＆セキュリティ技術部 (SD-WAN)
シニアスペシャリストエンジニア
2020年5⽉29⽇

1©2020 VMware, Inc.
環境構築にあたって

©2020 VMware, Inc. 2
本資料の位置付け︓
Azure 環境へ Azure Resource Manger (ARM) template を⽤いて VMware SD-WAN 仮想 Edge をデプロイするにあ
たり、最低限必要な設定項⽬を抜粋したガイドになります。
本資料は検証環境での動作確認を⽬的とし、完全な動作を保証するものではありません。
参考資料︓
SD-WAN Azure Virtual Edge Deployment Guide
https://docs.vmware.com/en/VMware-SD-WAN-by-VeloCloud/3.4/sd-wan-azure-virtual-edge-deployment-guide.pdf
Appendix 免責事項

本⼿順にて展開される構成
本⼿順の実施により以下のようなネットワーク環境の VMware SD-WAN 仮想 Edge を展開することが可能です。
(VM 1.200, VM 1.202, VM 1.202 は含まれません)

l Azure アカウントがあること（共同作成者以上の権限）
l Azure 仮想ネットワークに対する基礎知識があること
l VMware SD-WAN Orchestrator の Admin アカウント*があること（Standard Admin 以上の権限）
前提条件
*VMware SD-WAN Orchestrator アカウントを使⽤し実際に導⼊や検証をご検討いただく際は、VMware SD-WAN の販売パートナー様までお問い合わせ下さい。

1. Azure リソースグループの作成
2. Azure Resource Manager (ARM) Template の作成
3. VMware SD-WAN Orchestrator での VMware SD-WAN 仮想 Edge 初期設定
4. ARM Template による VMware SD-WAN 仮想 Edge の展開とアクティベーション
展開⼿順の概要

Step 1
Azure リソースグループの作成

Microsoft Azure へのアクセス
VMware SD-WAN 仮想 Edge をデプロイする Microsoft Azure コンソールへサインイン

リソースグループ（RG）の作成
[すべてのサービス] – [全般] – [リソースグループ] をクリック
[追加] をクリックし、以下の設定を⼊⼒し、[確認および作成] をクリックします。
既にRGが存在する場合は本⼿順は不要
任意の名前
仮想 Edge の展開
リージョンを指定

Step 2
Azure Resource Manager (ARM) Template の作成

準備︓VMware SD-WAN 仮想 Edge 展開⽤ ARM テンプレートの⼊⼿
以下サイトより JSON ファイルをダウンロードいただけます。
https://code.vmware.com/samples?id=6437

[すべてのサービス] – [全般] – [テンプレート] をクリック
ARM テンプレートの追加
[追加] をクリックします。

ARM テンプレートの追加
以下の設定を⼊⼒し、[OK] [追加] をクリックします。
任意の名前
任意の説明⽂
ここへダウンロードした
JSON ファイルの内容を
コピー＆ペースト

Step 3
VMware SD-WAN Orchestrator での
VMware SD-WAN 仮想 Edge 初期設定

VMware SD-WAN Orchestrator へのログイン
ウェブブラウザより Orchestrator の URL にアクセス
Username、Password を⼊⼒して、[Sign In] をクリックします。
<Username>
<Password>

VMware SD-WAN 仮想 Edge ⽤のプロファイル作成
[Configure] – [Profiles]
[New Profile] をクリックします。

VMware SD-WAN 仮想 Edge ⽤のプロファイル作成
[Configure] – [Profiles]
以下の設定を⼊⼒し、 [Create] をクリックします。
任意の名前

VMware SD-WAN 仮想 Edge の新規作成
[Configure] – [Edges]
[New Edge] をクリックします。

VMware SD-WAN 仮想 Edge の新規作成
[Configure] – [Edges]
以下の設定を⼊⼒し、 [Create] をクリックします。
<任意 Username>
<連絡先 Email address>
任意の名前
[Virtual Edge] を選択
先ほど作成したプロファイルを選択

Edge VLAN の設定
[Configure] – [Edges] – [Device]
Configure VLAN 設定の [Edit] をクリックします。
Activation Key
新規作成した Edge の Activation Key
(Step4 で使⽤)

Edge VLAN の設定
以下の設定を⼊⼒し、 [Update VLAN] をクリックします。
IPアドレスを⼊⼒
(本環境では使⽤されないアドレス)
Enable Edge Override にチェック

Edge インターフェイス設定の変更
Interface Settings から GE2 の [Edit] をクリックします。
Activation Key

以下の設定を⼊⼒し、 [Update GE2] をクリックします。
Override Interface にチェック
[Routed] を選択

Interface Settings から GE3 の [Edit] をクリックします。
Activation Key

以下の設定を⼊⼒し、 [Update GE3] をクリックします。
Override Interface にチェック
チェック外す
チェック外す
チェック⼊れる

設定した内容を確認し、[Save Changes] をクリック。

Step 4
ARM Template による VMware SD-WAN
仮想 Edge の展開とアクティベーション

テンプレートの展開
作成したテンプレートを選択し、[展開] をクリックします。

テンプレートパラメータの設定
<作成したリソースグループを選択>
<Orchestrator の FQDN or IP Address>
<Orchestrator から新規⽣成した Edge の Activation Key>
<任意の Edge 名称>
<SSH Public Key> < 参考 URL
< New: 必要なリソースを新規作成
Existing: 既存リソースを使⽤
✓
以下のように⼊⼒し、[購⼊] をクリックします。

仮想マシンと必要なリソースが⾃動⽣成される

[Monitor] – [Edges]
VMware SD-WAN Orchstrator より Edge Status の確認
作成したEdge のステータスが緑⾊（Connected）になっていることを確認

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