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2012ajgspsympo趣旨説明
- 1. 日本地理学会2012年春季学術大会公開シンポジウム
「ICTを活用した地理学の
情報発信・社会普及と連携」
9:00~
• 主催 ICTを活用した地理学の社会普及・連携に関
する研究グループ
•
発起人:目代邦康(自然保護助成基金)・伊藤智章(静岡県立吉原
高),小口 高(東大),澤田結基(産総研),谷 謙二(埼大),山田晴
通(東経大)
- 2. 研究グループ設立の趣旨
● 近年,インターネットなど,ICT(Information and
Communication Technology:通信情報技術)の
技術革新により,学術情報を取り巻く状況は,これ
までとは大きく変化している.より多くの人間が,学
術情報を共有することができるようになる中で,地
理学の学術情報の発信方法や地理学界と一般社
会との連携の在り方について,新たに考えていか
なければならない.これまでの地理学における成
果を整理,共有し,さらに実践を踏まえ,情報の蓄
積,活用の方法について議論し,今後の展望を得
る.
- 4. 1.学術界と社会の関係
●
地理学におけるサイエンス コミュニケーション
●
専門家と非専門家の関係性
●
双方向性のある社会との関係性
● 学協会の存在意義
- 5. 2. ICTによる
学術情報流通過程の変化
● 科学的な情報へのアクセシビリティ(接近容易性)
の変化
●
♯目代発表
● データマインニング手法の進歩
● # 齋藤発表
● 媒体としての学術雑誌の意義
● ♯苅谷コメント
- 6. 3.教育方法,研究ツールとしての可
能性と問題点
● オープンソースウェアの開発と利用
●
♯谷発表
●
♯古橋発表
● 情報の信頼性の担保(ex.Wikipedia)
● ♯山田発表
● コンテンツ(教材)の改良
● ♯伊藤コメント
● SNSの利用
- 7. 日本の地理学/学術・高等教育界の
動向
● 日本地理学会 e-journal GEOの刊行
● 過去の国内学会誌等のデータの公開
● ex. Journal@rchive事業
● 大学図書館のリポジトリ事業.セルフアーカイビング.
● JpGU2011,2012「ソーシャルメディアと地球惑星
科学」
-----------
● SNSを利用した研究者の情報交換
● オープンコースウェア(OCW)
● 講義の無料公開.MIT 2001年~
- 8. ソーシャルメディアと地球惑星科学
● Jpgu 2011
● コンビーナ代表:小口 高
●
地球科学者がブログ,ツイッター,フェイスブック,
ユーストリームなどのソーシャルメディアを用いて
情報を交換したり,意見を表明する事例が増えて
いる.とくに米国では,AGU,GSAなどの学術団体
がソーシャルメディアを積極的に利用している.一
方,日本では個人レベルでのソーシャルメディアの
利用は増えつつあるが,趣味の一種と考える傾向
があり,学術団体の公式利用もまだ少ない.
- 9. (つづき)
● そこで,地球惑星科学におけるソーシャルメディア
の意義,活用法,関連する技術等に関するセッショ
ンを行い,今後の利用について学術的な視点で検
討したい.レビュー,個別の事例の紹介,意見表明
といった,ソーシャルメディアに関連した多様な内
容の発表を歓迎する.