へブル人への手紙5:11-6:3

1. 「乳児から大人へ」
ヘブル人への手紙 5:11-6:3
ヘブル人への手紙シリーズ_11

2. 今日学ぶこと
• クリスチャンはキリストに対する知識
の面で成長することが神の期待

3. 5:11
• キリストがメルキゼデクのように
王でありながら、大祭司である必
要に関して（旧約聖書の知識、特
にキリストのついての知識）

4. 5:11
• 彼らはヘブル人として、旧約聖書を
しっかりと知っているはず
–キリスト ＝ 神が救い主として約束し
た王
–基礎知識がなければイエスがキリスト
であるという信仰が持てない

5. 5:12
• 紀元後 63〜69年 に書かれた
–パウロが宣教旅行に行ったのAD50年
以降
–10年もあれば旧約聖書からキリストに
ついての教えを教える教師になれる

6. 5:13
• 12:11 「すべての懲らしめは、そのと
きは喜ばしいものではなく、かえって
悲しく思われるものですが、後にな
ると、これによって訓練された人々
に平安な義の実を結ばせます。」

7. 5:13
• 聖書の教えを知らないと、いつに
なっても安定した信仰生活を送れな
い
• 不慣れさが実践を妨げる

8. 5:14
• クリスチャンとして大人になるという
ことは、罪を犯さなくなるということで
はなく、キリストの知識によってその
罪に対して正しく対応することを熟
知すること

9. 6:1-2
• クリスチャンのゴールは、キリストに
関する知識を教会全体が共有する
ことによって成長を遂げ、神の期待
を満たす状態にまで変えられること

10. エペソ人への手紙 4:13-15
「ついに、私たちがみな、信仰の一致と神
の御子に関する知識の一致とに達し、完全にお
となになって、キリストの満ち満ちた身たけにまで
達するためです。それは、私たちがもはや、子ど
もではなくて、人の悪巧みや、人を欺く悪賢い策
略により、教えの風に吹き回されたり、波にもて
あそばれたりすることがなく、むしろ、愛をもって真
理を語り、あらゆる点において成長し、かしらなるキリ
ストに達することができるためなのです。」

11. 6:1-2
• 現代の教会の福音の理解が聖書の
教えることと異なっているなら、
キリストについて求められる基礎
知識が異なってくる

12. 6:1-2
• 長年クリスチャンをしていても、もし
初歩の教えとされていることを深く理
解していないなら、ゼロから学び始
める必要がある

13. 6:1-2
• 聖書の全てを知りなさい、ではなく、その人
の個性や能力に応じて、旧約聖書からキリ
ストについて知れることから始まり、新約聖
書を通してイエスがキリストであることを学
ぶ
• イエスがキリストならどのような未来が待っ
ており、どのように生きるべきなのかを学
ぶ

14. 最後に （1/3）
• クリスチャンは成長するように期待さ
れている
–救われたのでそれで十分です、と救い
主に言えない（それは不信仰）

15. 最後に （2/3）
• クリスチャンとして成長するための
手段は、不定期なイベント（キャンプ、
講習会、礼拝）や人生の危機による
ものではなく、日常的に継続した形
でキリストについてもっと知る、そし
てもっと信じる事

16. 最後に （3/3）
• 人は何かをしっかり信じていないと、
何でも信じるようになってしまう。
–自分がキリストについて何を知ってい
るか？
–無知が

17. 最後に （3/3）
• キリストから離れるということは、信仰を失っ
たというよりも、新しい教えを信じるように
なって、新しい信仰のコミュニティに自分を
置くようになっただけ。その新しい信仰を持
つコミュニティは、聖書とは異なるところに正
しい考え方と間違った考え方の境界線を引
いているだけ。