20180819

1. 「シオンの賛美」
詩篇 76篇
シオンの詩シリーズ_03

2. 詩篇76篇のテーマ
• 神がイスラエルを救出された時を思
い起こして、神の偉大さを告げる詩

3. この詩篇の構成
• 神の都の賛美と神の偉大な勝利 (1–3節).
• イスラエルの敵が神の力に直面して恐怖する
(4–6節).
• 神は世界の王であり、裁き司であり、神の民
の助け主である (7–9節).
• 神の偉大の賛美 (10–12節).

4. 都の賛美と神の勝利 （1-3）
• ユダ = エルサレム周辺の地域
• シャレム = エルサレムの別名
• シオンの住まい = 神殿
• 「仮庵・住まい」 = 「ねぐら、巣穴」
• 戦い = どの戦い？

5. 都の賛美と神の勝利 （1-3）
「ユダよ。兄弟たちはあなたをたたえ、
あなたの手は敵のうなじの上にあり、あなたの
父の子らはあなたを伏し拝む。ユダは獅子の
子。わが子よ。あなたは獲物によって成長す
る。雄獅子のように、また雌獅子のように、彼
はうずくまり、身を伏せる。だれがこれを起こ
すことができようか。王権はユダを離れず、統
治者の杖はその足の間を離れることはない。
ついにはシロが来て、国々の民は彼に従う。」
創世記 49:8-10

6. 都の賛美と神の勝利 （1-3）
• ユダ = エルサレム周辺の地域
• シャレム = エルサレムの別名
• シオンの住まい = 神殿
• 「仮庵・住まい」 = 「ねぐら、巣穴」
• 戦い = どの戦い？

7. 第二列王記 19:32-37
「それゆえ、アッシリヤの王について、主は
こう仰せられる。彼はこの町に侵入しない。また、
ここに矢を放たず、これに盾をもって迫らず、塁を
築いてこれを攻めることもない。彼はもと来た道
から引き返し、この町には、はいらない。――主
の御告げだ――わたしはこの町を守って、これを
救おう。わたしのために、わたしのしもべダビデ
のために。」その夜、主の使いが出て行って、…」

8. 第二列王記 19:32-37
「アッシリヤの陣営で、十八万五千人を打ち
殺した。人々が翌朝早く起きて見ると、なんと、彼
らはみな、死体となっていた。アッシリヤの王セナ
ケリブは立ち去り、帰ってニネベに住んだ。彼が
その神ニスロクの宮で拝んでいたとき、その子の
アデラメレクとサルエツェルは、剣で彼を打ち殺し、
アララテの地へのがれた。それで彼の子エサル・
ハドンが代わって王となった。」

9. イスラエルの敵が神に恐怖する （4-6）
• ヤコブの神 = イスラエルの神 （神と
の長期にわたる関係を思いおこさせ
る）
• 「あなたは、あなたは」 = 強調

10. 神がご自分の民を救われる （7-9）
• 恐ろしい方 = 畏敬の念を抱かせる
方（荘厳な）
• 裁き = 弱く、貧しい者を加害者から
守る

11. 偉大な神の賛美 （10-12）
• 憤り = 解釈が困難
• 神を恐れ、主に対して約束を果たす
• 命を絶つ = 霊を卑しめる
• 主は世界中の権力者たちに恐れら
れる方

12. 最後に （1/3）
• 神はご自分の力をご自分の民のた
めに働かせてくださる
–ライオンが巣から出てくる
–その力が世界のざわめきを静めること
ができる

13. 最後に（2/3）
• この世は残虐と不公平さに満ちているが、
神はその世界を正される
–神は弱いものを守り、悪を裁かれる
–恐れから解放
–詩篇82:8 「神よ。立ち上がって、地をさばい
てください。まことに、すべての国々はあな
たが、ご自分のものとしておられます。」

14. 最後に（3/3）
• 神が王である世界観を受け入れる
人たちと一緒に生活をする
–まだ目に見えていない現実を受け入
れる = 信仰