2016/10/16 伝道館礼拝

1. 「福音のさらなる前進」
使徒の働き 11:1-30
使徒の働きシリーズ_19

2. 11章の流れ
• それまではユダヤ人たちが中心だったクリス
チャンたちの中で、彼らの信仰の理解に大き
な変化が生まれた
• ユダヤ人以外の人たちがイエスがキリストで
あることを海外で伝え始めた
• 異邦人教会が大きくなるのを支えるために、
サウロとバルナバが手を組んで、一年間もク
リスチャンたちを集中的に訓練する

6. ユダヤ教から改宗した
クリスチャンたちの考え
• 旧約時代では、モーセの律法を守
ることによって神の契約の民され、
神の前に立てるようにされていた
–異邦人は契約の民ではないので、
彼らと交わると聖さがなくなる
–救いはユダヤ人たちのものであり、
キリストもユダヤ人のものである

7. ペテロの結論
• 神はえこひいきをしないので、ユ
ダヤ人たち以外も同じように神に
よって回復されることができる
–律法を守ることによってではなく、
イエスがキリストであるという認
識と確信（信仰）によって（＝悔
い改め）

8. 聖霊という特別な賜物
• 救われた後に、神がその人たちを受
け入れたということを示す外面的な
印として、初代教会のために与えら
れた
–信仰生活とは無関係
–日常的にではなく、限られた節目で行
われた
–聖霊が宿るというのは、全く別の働き

9. 「いのちに至る悔い改め」
• 5:20 「さぁ、行って、神殿の中に立ち、
人々にこの『いのち』に関する言葉をす
べて語りなさい。」
–どうすれば本来の状態に回復すること
ができるのか？
–生きるゴールが死ではなく、いのち
–悔い改めによってそのいのちが体験で
きる状態に置かれることができる

10. 「いのちに至る悔い改め」
「ですから、あなたがたの罪が消し去ら
れるように悔い改めて、立ち返りなさい。その
結果、主の御前から「休息の時代」が訪れて、
主があなたがたのためにキリストとして定めら
れたイエスを送ってくださるためです。神が昔
から、聖なる預言者たちの口を通して語ったよ
うに、すべてのものが回復する時代が訪れる
まで、天はこの方をとどめていなければいけ
ません。」 使徒の働き 3:19-21

11. 福音の広がり方
• 初めは外国でもユダヤ人たちだけ
にしか語られなかった
–世界観が異邦人たちと異なりすぎ
た
–ユダヤ人たちは旧約聖書の知識と
歴史を知っていたのでメシア（キ
リスト）に対する知識もあった

12. キプロスとクレネの男たち
• 哲学が盛んな地域から彼らは来て
おり、ユダヤ人の背景を持ってい
ないヘレニストたちに、異邦人の
視点から福音を伝えた
–バルナバはキプロス人（4:36）

13. バルナバとサウロ
• バルナバはサウロに貸しを作って
いた
–サウロはユダヤ人としての聖書知
識は一流でありながら、外国生ま
れ
–バルナバも一人では手に負えな
かった
–一年も集中講座を続けた

14. 最後に（1/3）
• しっかりと悔い改めの意味を理解
する
–不道徳や不完全さを悔やむのでは
なく、イエスについて正しい理解
と確信を持つ＝主に立ち返る
–不信仰や無知から悔い改めること
によって、いのちに至る生活をす
ることとは

15. 最後に（2/3）
• 旧約聖書のことを全く知らない相手
に福音を伝えるには、結論だけでは
なく、時間をかけて全体図を説明す
る必要がある
–全体図を理解するためには時間がかか
る
–常に教会と接点を持ち続け、学び続け
なければ、いつになっても聖書の世界
観は身につかない

16. 最後に（3/3）
• 一人ではなく、仲間を作り、共に
主に仕える
–時には、遠回りすることによって、
もっと大きな働きができるように
なるかもしれない
–緊急性と重要性を勘違いしない
–忍耐を働かせて、主に信頼しなが
ら、主に仕える