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北海学園英語教育研究会第4回研究会特別セミナースライド

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北海学園英語教育研究会第4回研究会特別セミナースライド

  1. 1. もっと授業にプロソディ指導を! 大和知史(神戸大学)・磯田貴道(立命館大学) 北海学園英語教育研究会第4回研究会 2015年10月03日(土) 於: 北海学園大学 7号館 D31教室 【 特別セミナー 】
  2. 2. 確認 •お手元の配布資料(A4の4ページもの)をご確 認下さい。 •本スライドはpdfにして後ほどSlideshareにアッ プロードしますのでそちらからもご覧下さい。 •URL: http://www.slideshare.net/otamayuzak acknowledgment •本セミナーの内容は,JSPS科研費26381197の助成 を受けた研究を基にしています。
  3. 3. 本セミナーの構成 1.はじめに(やまと担当) •プロソディ?必要性と問題点 2.「プロソディ指導に資する3つの原則」(やまと担当) •各原則の概要とその基盤 3.各原則をどう実践に生かすか(いそだ担当) •実践例と注意点
  4. 4. 1. はじめに • 本セミナーの目的は… • 参加者の皆さまに,プロソディの指導をもっと「授 業の中で取り入れてみようかな」と思ってもらう ことです。 • そのためには,次の問いに答える必要があると思っ ています。 • プロソディ?そもそもいるの?何か問題でも? • では,どうやって?それはちゃんとしてる? • 具体的にはどうするの?
  5. 5. 1. はじめに • プロソディ? • プロソディ指導の必要性 • 日本人英語学習者の問題点・指 導上の課題 • で,どうしよう?
  6. 6. 1. はじめに • プロソディって? • 何?ラプソディ? • pronunciation (Grant (ed.), 2014) ✓ segmentals ✓ suprasegmentals ✓ (peripheral features) ✓ (global features)
  7. 7. 1. はじめに • プロソディって? • 何?ラプソディ? • pronunciation (Grant (ed.), 2014) ✓ segmentals (consonant and vowel sounds) ✓ suprasegmentals (stress, rhythm, intonation) = rhapsody prosody ✓ (peripheral features) ✓ (global features)
  8. 8. 1. はじめに • プロソディ? • プロソディ指導の必要性 • 日本人英語学習者の問題点・指 導上の課題 • で,どうしよう?
  9. 9. 1. はじめに • プロソディ指導の必要性 • 指導の流れ • segmental/suprasegmental • World Englishesを背景として • Jenkins (2000): Lingua Franca Core • 最近のgoal: intelligibility, comprehensibility • プロソディの誤りへの直感的反応 (Dalton & Seidlehofer, 1994, p. 73)
  10. 10. 1. はじめに • プロソディ? • プロソディ指導の必要性 • 日本人英語学習者の問題点・指 導上の課題 • で,どうしよう?
  11. 11. 1. はじめに • 日本人英語学習者の問題点 • segmentalだけでなく,suprasegmentalにも課題あり(南條, 2010; 斎藤・上田, 2011, Yamato & MIzuguchi, 2014; 渡辺, 1994) • 松坂(1986):「日本人学習者が注意すべき4点」 1.強形,弱形を使い分け,文強勢を自然なものにすること。 2.文強勢と抑揚とちぐはぐにならないようにすること。 3.音調核の位置を間違えないようにすること。 4.下降調では,自分の声域のもっとも下まできちんと声を 下ろすこと。(p.176)
  12. 12. 1. はじめに • 指導上の課題 • 重要性は認識(柴田 ほか, 2008),でも… • 自信がない・教材などでも扱いづらい (Chapman, 2007; Dalton & Seidlhofer, 1994) • 指導法や教材には,プロソディの各要素(子音・ 母音・強勢・リズム・イントネーション)が独立 項目であるように,積み上げ式に並べられている  → interrelated systemとして捉えよう(cf. Gilbert, 2008; 2012; 2014; Goodwin, 2014; Rogerson-Revell, 2011)
  13. 13. 1. はじめに • プロソディ? • プロソディ指導の必要性 • 日本人英語学習者の問題点・指 導上の課題 • で,どうしよう?
  14. 14. 1. はじめに • で,どうしよう? • 「プロソディ指導に資する3つの原則」を提 案したい。 • この提案は… • プロソディ要素を相互関連した形で • 現在抱える課題点に取り組める • できるだけ現状の授業においても取り入れ ることができるもの
  15. 15. 本セミナーの構成 1.はじめに(担当:やまと) •プロソディ?必要性と問題点 2.「プロソディ指導に資する3つの原則」(担当:やまと) •各原則の概要とその基盤 3.各原則をどう実践に生かすか(担当:いそだ) •実践例と注意点
  16. 16. 2.「プロソディ指導に資する3原則」 • 提案する「プロソディ指導に資す る3つの原則」とは… 1.母音のあるところに拍がくる 2.拍が2つ以上になれば、強弱を 3.強い拍が複数になれば、その内 の一つを目立たせる。
  17. 17. 2.プロソディ指導に資する3原則の提案 • 原則の基盤を確認 • 音声学的記述の確認(相互関連性・ 不可分性が ) • それぞれにおける日本人英語学習 者の課題の確認 • 退屈かも…?今しばらくご辛抱を…
  18. 18. 2.「プロソディ指導に資する3原則」 • 各原則の概説とその基盤 • 原則1「母音のあるところに拍がくる」 • 原則2「拍が2つ以上になれば、強弱を」 • 原則3「強い拍が複数になれば、その内 の一つを目立たせる」 • まとめ
  19. 19. 2.「プロソディ指導に資する3原則」 • 各原則の概説とその基盤 • 原則1「母音のあるところに拍がくる」 • 原則2「拍が2つ以上になれば、強弱を」 • 原則3「強い拍が複数になれば、その内 の一つを目立たせる」 • まとめ
  20. 20. 2.プロソディ指導に資する3原則の提案 • 原則1「母音のあるところに拍がくる」 • この原則は,「音節」・「音節構造」のお話 • 「かぶせ音素の勉強は,音節の研究から始めること とする。なぜなら,音節が受け皿となって,文や語 句に強勢が置かれ,その強勢がリズムを作りだし, また抑揚の動きにきっかけを与えるからである(松 坂, 1986, p.165)」 • “the characteristics of stressed and unstressed syllables in single words are mirrored in rhythm, teaching word stress primes students for work with suprasegmentals (Lane, 2010, p.17).”
  21. 21. 2.プロソディ指導に資する3原則の提案 • 原則1「母音のあるところに拍がくる」 • 音節:「リズムの1拍やひとつの強勢を受けること のできる,音の最小のまとまり(松坂, 1986, p. 165)」「母音を中心として前後に子音を伴う単位 (牧野, 2005, p. 27)」 • 音節構造 • V, CV, CVC, VC の組み合わせ • CCCVCCCC strengths • 単音節語の場合
  22. 22. 2.プロソディ指導に資する3原則の提案 • 原則1「母音のあるところに拍がくる」 • 「音節」・「音節構造」について,日本 人英語学習者は何が問題? • CV構造が基本の日本語に,CCの子音連結 を発することの困難さ。Vを挿入してしま う。 • 挿入されたVが余分な拍となり,聴者の認 識を妨げる。
  23. 23. 2.「プロソディ指導に資する3原則」 • 各原則の概説とその基盤 • 原則1「母音のあるところに拍がくる」 • 原則2「拍が2つ以上になれば、強弱を」 • 原則3「強い拍が複数になれば、その内 の一つを目立たせる」 • まとめ
  24. 24. 2.プロソディ指導に資する3原則の提案 • 原則2「拍が2つ以上になれば強弱をつけ る」 • この原則は,「語強勢(語アクセン ト)」から「句アクセント」,「リズ ム」を経て「文アクセント」のお話 • 原則1を拡大して,多音節語になるとど うなるか,また語が連なるとどうなる か?
  25. 25. • 原則2「拍が2つ以上になれば強弱をつける」 • 多音節語であれば,それぞれの音節が,第一ア クセント,第二アクセント,弱アクセントのい ずれかを担うことになる。 • 第一アクセントにおいて,ピッチの動きが大き く,長く,強くなる。(e.g.com-mu-ni-CA-tion) • 語が複数並ぶと,語と語の間で強弱の組み合わ せができる。→ 「句アクセント」 2.プロソディ指導に資する3原則の提案
  26. 26. 2.プロソディ指導に資する3原則の提案 • 原則2「拍が2つ以上になれば強弱をつける」 • 句から文になった場合,文中のある語(の 中の音節)は強いアクセントを受け,ある 語は受けない。→ 「文アクセント」 en gi NEER in the END He can HEAR • 主にアクセントを受ける語→内容語 • 受けない語→機能語
  27. 27. 2.プロソディ指導に資する3原則の提案 • 原則2「拍が2つ以上になれば強弱をつける」 • 文中に強弱の組み合わせができる→「リズム」 • one, two, three, four, five, six, seven, eight, nine, ten, eleven, twelve • examinee → incaseofrain → Itriedtostudyveryhard. (竹林・清水・齋藤, 2013, p.136-137)
  28. 28. 2.プロソディ指導に資する3原則の提案 • 原則2「拍が2つ以上になれば強弱をつける」 • 「語・句アクセント」・「リズム」・「文アクセント」について,日本人 英語学習者は何が問題? • 「語アクセント」において,強く発音するようにとの指導について,ピッ チの変化やアクセントを受ける音節の持続時間長については十分に注意を 払うことができていない。 • アクセントに等時性のある英語において,モーラに等時性のある日本語の 影響を持ち込んでしまう。 (Grant, 2010, p.85)
  29. 29. 2.「プロソディ指導に資する3原則」 • 各原則の概説とその基盤 • 原則1「母音のあるところに拍がくる」 • 原則2「拍が2つ以上になれば、強弱を」 • 原則3「強い拍が複数になれば、その内 の一つを目立たせる」 • まとめ
  30. 30. 2.プロソディ指導に資する3原則の提案 • 原則3「強い拍が複数になれば,その内 の一つを目立たせる」 • この原則は,「thought group」・ 「音調核(とその配置)」・「トー ン」のお話 • 語・句・文アクセントを受け,リズム を形成した発話に更に情報が加わる。
  31. 31. 2.プロソディ指導に資する3原則の提案 • 原則3「強い拍が複数になれば,その内の一 つを目立たせる」 • 文アクセントやリズムにおいて,強アク セントを受ける語・音節があることは明 らかになっている。 • 一連の発話は,短い文や節などをひとか たまりと区切ることができる。この区切 りのことを,「thought group」という。
  32. 32. 2.プロソディ指導に資する3原則の提案 • 原則3「強い拍が複数になれば,その内の一つを目 立たせる」 • そこに含まれる第一アクセントを含む語群の中 でも,最後に現れるものが最も目立つ傾向にあ る。目立たせる方法は,その音節においてピッ チを大きく変動させること(音調核)。 (Grant, 2010, p.103)
  33. 33. 2.プロソディ指導に資する3原則の提案 • 原則3「強い拍が複数になれば,その内の一つを目立た せる」 • ピッチの変動には,上昇と下降,その組み合わせと 平坦がある。 • この領域において,日本人英語学習者は何が問題? • 目立ちの配置(核配置)を誤りがちである。多くの 場合,thought groupの冒頭に置きがち。これによる 情報の焦点の誤解が生じる可能性がある。 • ピッチの動きについて,句末の急激な変動で意図を 伝達しようとする傾向に。
  34. 34. 2.「プロソディ指導に資する3原則」 • 各原則の概説とその基盤 • 原則1「母音のあるところに拍がくる」 • 原則2「拍が2つ以上になれば、強弱を」 • 原則3「強い拍が複数になれば、その内 の一つを目立たせる」 • まとめ
  35. 35. 2.プロソディ指導に資する3原則の提案 • まとめ • ここで3つの原則を振り返りながらまとめると… • 語・句・文と範囲が広範になったとしても,ア クセントの配置など,内部構造は本質的には変 わらない点が重要。→相互関連性・アクセント とイントネーションの不可分性 • イメージとして,Google マップでぐりぐりみ る感じ。
  36. 36. 2.プロソディ指導に資する3原則の提案 •まとめ •語(単)         BOOK •語(複)       COOKbook •句         aCOOKbook •文(1)  HeWANTSaCOOKbook •文(2)  HeWANTSaCOOKbook
  37. 37. 本セミナーの構成 1.はじめに(担当:やまと) •プロソディ?必要性と問題点 2.「プロソディ指導に資する3つの原則」(担当:やまと) •各原則の概要とその基盤 3.各原則をどう実践に生かすか(担当:いそだ) •実践例と注意点
  38. 38. • 3つの原則を導入する際に行ってい る説明や活動を、縮約版でお送りし ます。 • ワークシートがあります。
  39. 39. 原則 1
  40. 40. ストライク su to ra i ku strike /straIk/
  41. 41. マクドナルド McDonald’s
  42. 42. ● ● ● ● ● ● ● ● ● Vitamin C is needed for strong  ● ● ● ● ● bones and teeth, and for ● ● ● ● ● ● healthy blood passages.
  43. 43. ● ● ● ● ● ● ● ● ● Vitamin C is needed for strong  ● ● ● ● ● bones and teeth, and for ● ● ● ● ● ● healthy blood passages.
  44. 44. 日々の指導に生かすには・・・ 余計な母音が入っていないか 注意する(拍を意識させる) 音読、新出単語の導入時 点を打たせるのは,問題がある時 だけに限ってもよい
  45. 45. 原則 2
  46. 46. 何と言っているか聞き取ってください。
  47. 47. さみだれを あつめてはやし もがみがわ 一つ一つの拍を等間隔に刻む 感覚
  48. 48. 拍が2つ以上並ぶと ・・・ ● ● ● ● ● ● banana       computer
  49. 49. 拍が2つ以上並ぶと ・・・ ● ○ ● ● ○ ● banana       computer /bənɑːnə/     /kənpjuːtə/
  50. 50. 14 Cats eat fish. The cats eat the fish. The cats are eating the fish. The cats will have eaten the fish. どれが名詞、動詞、形容詞、副詞ですか?
  51. 51. 15 ● ● ● ● ● ● ● ● Sorry that I couldn’t go to lunch ● ● ● ● ● today with you, Beth.
  52. 52. 16 ● ● ● ● ● ● ● ● Sorry that I couldn’t go to lunch ● ● ● ● ● today with you, Beth.
  53. 53. 17 ○ ● ● ● ○ ○ ● ○ Sorry that I couldn’t go to lunch ● ○ ● ● ○ today with you, Beth.
  54. 54. 18 ○ ● ● ● ○ ○ ○ ● ● Sorry that I couldn’t go to lunch ● ○ ● ● ○ today with you, Beth.
  55. 55. 19 That’s OK, Jack. ○ ○ ○ ○ I just went and got a sandwich from  ○ ○ ○ ○ the cafeteria |and ate it in the park. 
  56. 56. 日々の指導に生かすには・・・ 強弱,リズムに気を付けて音読。 リスニングは耳を澄ましているだ けでできるものではできない。 全ての語を聞き取れるわけでは ない。内容語から意味をつかむ。 内容語を聞き取り,弱まるところを 頭の中で復元する・・・文法
  57. 57. 21 When I got to the office this  morning, there was an email  from my supervisor about a special staff meeting at 11:30.
  58. 58. 今朝会社に着いたら、11時30分 から臨時のスタッフ会議をやるっ ていうメールが上司から来てたん だよ。
  59. 59. 23 When I got to the office this morning, there was an email  from my supervisor about a special staff meeting at 11:30.
  60. 60. 原則 3
  61. 61. 2    1                     1        2 ○● ○ ● ● ○ ● ○ ● university            secretary ○● ○ ● ● ○ ● ○ ● A: University? A: Secretary?  B: University. B: Secretary ○● ○ ● ● ○ ● ○ ● 下げたら 下げたまま 声の高さを変える 上げたら 上げたまま 下げたら 下げたまま
  62. 62. ● ○ ● ○ ● ○ I went to school by bus. 最後を目立たせるのは・・・ ・全ての情報が新しく、全部を聞いて ほしい。 ・聞いてほしいポイントが一部でも、 新しい情報は後ろに来ることが多い。 ただし,いつもそうとは限らない。
  63. 63. 状況や話の流れによって、聞いてほし いポイントが変わる。 Where did you go by bus? ● ○ ● ○ ● ○ I went to school by bus. 下げたら下げたまま
  64. 64. Who went to school by bus? ○ ○ ● ○ ● ○ I went to school by bus. 下げたら下げたまま。 機能語を目立たせることもできる。
  65. 65. 日々の指導に生かすには・・・ 発話の意味(話者の意図)を 考えさせる。 3つの原則を振り返りながら, やってみましょう。
  66. 66. ● ● ● ● ● ● ● ● So that’s why I’ve been waiting here  ● ● ● ● ● ● ● for the last thirty minutes.
  67. 67. ● ● ● ● ● ● ● ● So that’s why I’ve been waiting here  ● ● ● ● ● ● ● for the last thirty minutes.
  68. 68. ● ○ ● ● ● ○● ○ So that’s why I’ve been waiting here  ● ● ○ ○ ● ○ ● for the last thirty minutes.
  69. 69. ● ○ ● ● ● ○● ○ So that’s why I’ve been waiting here  ● ● ○ ○ ● ○ ● for the last thirty minutes. <問題> こう言われたら、どう返しますか?
  70. 70. ● ○ ● ● ● ○● ○ So that’s why I’ve been waiting here  ● ● ○ ○ ● ○ ● for the last thirty minutes. <問題> こう言われたら、どう返しますか? さっきの返しと同じでいいですか?
  71. 71. A: I just checked the arrivals board.     Apparently Mr. Harrison’s plane has  been delayed. B: So that’s why I’ve been waiting here  for the last thirty minutes. A: I’m afraid so. I’d better call the office  and tell them to reschedule the  meeting.
  72. 72. 北海学園英語教育研究会第4回研究会                平成27年10月3日(土) 特別セミナー 配布資料                    於: 北海学園大学 もっと授業にプロソディ指導を! 大和 知史(やまと かずひと) yamato@port.kobe-u.ac.jp 磯田 貴道(いそだ たかみち) isotaka@fc.ritsumei.ac.jp ● はじめに ✦ プロソディ? ✦ プロソディ指導の必要性 ✦ プロソディ日本人英語学習者の問題点・指導上の課題 • 松坂(1986):「日本人学習者が注意すべき4点」 - 強形,弱形を使い分け,文強勢を自然なものにすること。 - 文強勢と抑揚とちぐはぐにならないようにすること。 - 音調核の位置を間違えないようにすること。 - 下降調では,自分の声域のもっとも下まできちんと声を下ろすこと。 (p.176) • interrelated systemとしてのプロソディ - Gilbert (2008; 2012; 2014), Goodwin (2014), Rogerson-Revell (2011) 1 (Dalton & Seidlehofer, 1994, p. 73)
  73. 73. Yamato・Isoda (2015) • プロソディ指導に資するの3つの原則 1. 母音のあるところに拍がくる 2. 拍が2つ以上になれば、強弱を • 語強勢の形を確認 • 弱は曖昧に早く • 強がおよそ等間隔でリズムを形成 3. 強い拍が複数になれば、その内の一つを目立たせる。 • 一番目立つ語が、focus word • 原則は、thought group の最後の内容語(核配置に関する原則) • そこでピッチを大きく変化させる(上昇・下降・下降上昇) • 別のところに来るということは意図がある ✦ それぞれの原則の基盤 • 原則1 • 原則2について • 原則3について 2
  74. 74. Yamato・Isoda (2015) • 各原則をどう実践に生かすか ✦ Worksheet ① Vitamin C is needed for strong bones and teeth, and for healthy blood passages. ② ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●  ● ● ● Sorry that I couldn’t go to lunch today with you, Beth. ③ When I got to the office this morning, there was an email from my supervisor about a special staff meeting at 11:30. ④ So that’s why I’ve been waiting here for the last thirty minutes. <問題の答え> 3
  75. 75. Yamato・Isoda (2015) 引用文献 Gilbert, J. B. (2008). Teaching pronunciation: Using the prosody pyramid. NY: Cambridge University Press. Gilbert, J. B. (2012). Clear speech. 4th ed. Cambridge: Cambridge University Press. Grant, L. (2010). Well said: Pronunciation for clear communication. 3rd ed. Boston: Heinle Cengage Leagning. Lane, L. (2010). Tips for teaching pronunciation: A practical approach. NY: Pearson Education Inc. Celce-Muricia, M., Brinton, D. M., & Goodwin, J. M., with Griner, B. (2010). Teaching pronunciation: A course book and reference guide. 2nd ed. Cambridge: Cambridge University Press. Dalton, C., & Seidlhofer, B. (1992) Pronunciation. Oxford: Oxford University Press. Goodwin, J. (2014). Teaching pronunciation. In M. Celce-Murcia, D. M. Brinton, & M. A. Snow (Eds.), Teaching English as a second or foreign language. 4th ed. (pp. 136-152). Boston, MA: National Geographic Learning. Grant, L. with Brinton, D., Derwing, T., Munro, M. J., Field, J., Gilbert, J., Murphy, K., Thomson, R., Zielinski, B., and Yates, L. (2014). Pronunciation myths: Applying second language research to classroom teaching. Ann Arbor, MH: University of Michigan Press. Jenkins, J. (2000). The phonology of English as an international language. Oxford: Oxford University Press. Rogerson-Revell, P. (2011). English phonology and pronunciation teaching. London: Continuum. Yamato, K., & Mizuguchi, S. (2014). "Perception of prosodic cues by Japanese EFL learners" In N. Sonda & A. Krause (Eds.). JALT2013: Learning is a Lifelong Voyage. Tokyo: JALT. (pp.220-228). 斎藤弘子・上田功 (2011) 「英語学習者によるイントネーション核の誤配置」 『音声 研究』 15, 87-95. 柴田雄介・横山志保・多良靜也 (2008) 「音声指導に関する教員の実態調査」 『紀 要』(四国英語教育学会) 28, 49-55. 竹林滋・清水あつ子・斎藤弘子 (2013) 『改訂新版 初級英語音声学』 東京: 大修館書 店 南條健助 (2010) 「音声学・音韻論と発音指導」 大学英語教育学会(監) 岡田伸夫・ 南出康世・梅咲敦子(編) (2010) 『英語教育学大系 第8巻 英語研究と英語教 育 −ことばの研究を教育に活かす』東京: 大修館書店 pp. 3-21. 牧野武彦 (2005) 『日本人のための英語音声学レッスン』 東京: 大修館書店 松坂ヒロシ (1986) 『英語音声学入門』 東京: 研究社 渡辺和幸 (1994) 『英語のリズム・イントネーションの指導』 東京: 大修館書店 4

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