SlideShare a Scribd company logo
1 of 49
第68回次世代大学教育研究会,大阪経済大学,F12教室,2012年4月14日


      インターネットTV電話による
      英会話学習の教育効果と
         測定方法の提案
          Ver. 1.0 2012年4月14日(土)
   ○阪井和男*,高木直二* **,山本昌平**,工藤由美子*
*明治大学文明とマネジメント研究所,**株式会社ミュー総合研究所
 資料URL:
 http://www.kisc.meiji.ac.jp/~sakai/presen/ne68-qqenglish-sakai-20120414.pdf
略歴                               <役職等>
                                                    明治大学震災復興支援センター(センター員)
                                                    明治大学東北再生支援プラットフォーム副代表
                     明治大学法学部教授                      明治大学文明とマネジメント研究所所長
                     (理学博士)                         明治大学サービス創新研究所所長
                     阪井和男                           明治大学死生学研究所副代表
                     Kazuo Sakai                    明治大学社会イノベーション・デザイン研究所事務局長
                     sakai@meiji.ac.jp <公職等>
                                                    早稲田大学メディアネットワークセンター非常勤講師
                                                    早稲田大学メディアネットワークセンター 教育の情報化:
プロフィール:                                                 連携と支援研究部会 特別研究所員
 http://rwdb2.mind.meiji.ac.jp/Profiles/7/00006     早稲田大学情報教育研究所特別研究員
 57/profile.html                                    早稲田大学ビジネススクール ドラッカー経営思想研究部
                                                        会WG座長
<略歴>                                                ドラッカー学会執行役員
  1952年 和歌山県和歌山市生まれ                                 情報コミュニケーション学会会長
  1971年 和歌山県立桐蔭高校卒業                                 サービスデザイニング研究所所長
                                                    次世代大学教育研究会事務局長
  1977年 東京理科大学理学部物理学科卒業                             新世代デジタル教育研究会代表幹事
  1979年 同大学院理学研究科修士課程物理                             オープンソース&リソース戦略研究会共同代表
     学専攻修了                                          日本語プログラミング研究会会長
  1985年 同大学院理学研究科博士課程物理                             一般社団法人CSスペシャリスト検定協会理事
     学専攻退学(6年間在籍)                                   NPO実務能力認定機構理事
  1987年 理学博士(論文,東京理科大学)取得                           NPO法人 人材育成マネジメント研究会理事
                                                    NPO法人 日本地域活性力創出機構評議員
  1990年 明治大学法学部専任講師                                 DPCマネジメント研究会理事
  1993年 明治大学法学部助教授                                  Japrico Club ユーザ会会長
  1998年 明治大法学部教授                                    Ja Sakai Community運営委員(設立発起人)
                                                    大学情報サミット初代代表幹事
  2012年4月14日                       明治大学文明とマネジメント研究所                          2
目次
1.   明治大学文明とマネジメント研究所
2.   カランメソッド
3.   実証実験の結果
4.   実証実験の分析




2012年4月14日   明治大学文明とマネジメント研究所   3
明治大学文明とマネ
 ジメント研究所
明治大学文明とマネジメント研究所
   設置
       明治大学 研究知財戦略機構 国際総合研究所の特定課題研究ユニット
   設立
       2011年6月1日
   支援・協力
       ドラッカー学会
   目的・理念
       ピーター・F・ドラッカー博士のマネジメント理論および思想に基づき、
        その研究の深化・継続・発展に寄与するとともに、
        国内外の学術研究・教育機関、産業界、ソーシャルセクターなどと連携
        して各界のマネジメント人材を育成し、
        知識社会の基盤となる新たな研究教育システムの構築を図る
             明治大学文明とネジメント研究所 http://www.kisc.meiji.ac.jp/~pfd/ (2012年4月14日アクセス)
2012年4月14日                  明治大学文明とマネジメント研究所                                      5
明治大学文明とマネジメント研究所
   研究員
       阪井 和男       明治大学法学部教授(所長)
       藤島 秀記       ドラッカー学会代表代行/元淑徳大学客員教授
       大木 英男       ドラッカー学会理事/クロス・マーケティング顧問
       三浦 一郎       ドラッカー学会理事/立命館大学経営学部教授
       岩崎 夏海       作家/早稲田大学特別研究員
       井坂 康志       ドラッカー学会編集委員
       佐々木英明       ドラッカー学会理事/エクソンモービル人事統括部長
       蓬台 浩明       ドラッカー学会員/都田建設代表取締役社長
       中竹 竜二       ドラッカー学会員/日本ラグビーフットボール協会コーチングディレク
        ター
       高木 直二       明治大学国際総合研究所特任教授(事務局長)
   事務局員
       工藤由美子 明治大学文明とマネジメント研究所(事務局次長)
        (2012年1月現在)
             明治大学文明とネジメント研究所 http://www.kisc.meiji.ac.jp/~pfd/ (2012年4月14日アクセス)
2012年4月14日                  明治大学文明とマネジメント研究所                                      6
明治大学文明とマネジメント研究所
   活動
    下記の「研究」「教育」「社会」「国際」の4つを柱として活動する
    1. 研究:ドラッカー思想研究の深化と研究人材の育成
    2. 教育:社会と連携する次世代型教育プログラムの開発
    3. 社会:非営利組織および社会起業家へのマネジメント支援
    4. 世界:世界の日本研究者に対する支援と人材育成




             明治大学文明とネジメント研究所 http://www.kisc.meiji.ac.jp/~pfd/ (2012年4月14日アクセス)
2012年4月14日                  明治大学文明とマネジメント研究所                                      7
実証実験報告(2011年度)
   社会と連携した次世代型教育プログラム
    ソーシャルセクター・ビジネスセクターとの協働を目指して
    主催:明治大学文明とマネジメント研究所/明治大学ユビキタスカレッジ
    運営委員会
    協賛:パナソニック システムソリューションズ ジャパン/大日本印刷/日
    本電気/QQEnglish/エデュース/ニューロネット
    1.   ドラッカー入門講座
    2.   ドラッカー実践講座
    3.   英語コミュニケーション特訓講座

             「2011年度 実証実験報告」,明治大学文明とマネジメント研究所,2012年1月31日
             http://www.kisc.meiji.ac.jp/~pfd/seminar/index.html (2012年4月14日アクセス)
2012年4月14日                     明治大学文明とマネジメント研究所                                     8
講座1:ドラッカー入門講座
   ドラッカー入門講座 もし〈私〉が今、ドラッカーを読んだら?
                                                                       (ドラッカー学会寄付講座)
    ドラッカー研究の第一人者や『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカー
    の「マネジメント」を読んだら』の著者・岩崎夏海さんなど6人の講師を迎え、
    ドラッカー思想の真髄に迫ります[全6回]
    1. 阪井 和男(明治大学法学部教授)「マネジメントとは一般教養である
       ~ドラッカーの言葉を読み解く~ 」9月21日(台風のため中止)
    2. 大木 英男(ドラッカー学会編集委員)「社会の変化と顧客創造」10月5日
    3. 藤島 秀記(ドラッカー学会代表代行) 「『断絶の時代』と現代」10月19日
    4. 酒巻 久(キヤノン電子代表取締役社長)「私の活用法」11月 2日
    5. 井坂 康志(ドラッカー学会編集委員)「その生きた時代」11月16日
    6. 岩崎 夏海(作家)「僕にとっての『彼』」11月30日

             ドラッカー入門講座 http://www.kisc.meiji.ac.jp/~pfd/seminar/course01.pdf (2012年4月14日アクセス)
2012年4月14日                    明治大学文明とマネジメント研究所                                                  9
講座2:ドラッカー実践講座
   ドラッカー実践講座 ドラッカー流のコミュニケーション方法
    英語によるインターネットのライブ授業で、ドラッカーのマネジメント理論を
    応用したコミュニケーション方法論を学びます。講師はアメリカ在住のドラッ
    カー研究者。[全6回]
     講師:ジョセフ・リー(クレアモント大学院大学客員教授)
     形式:少人数で対話型の授業を行う。(使用言語は英語)
     日程:2011年 ①9月30日 ②10月7日 ③10月14日 ④10月21日 ⑤11月4
      日 ⑥11月11日
     時間:午後7時~9時 全6回
     場所:明治大学駿河台キャンパス
     定員:明治大学生5名 社会人5名
     受講料:無料

             ドラッカー実践講座 http://www.kisc.meiji.ac.jp/~pfd/seminar/course02.pdf (2012年4月14日アクセス)
2012年4月14日                    明治大学文明とマネジメント研究所                                                  10
講座2:ドラッカー実践講座
   ねらい:ドラッカー流のコミュニケーション方法を学び、組織のなかで心を開
    いて率直にコミュニケーションを図るにはどうすればよいかを探る
   目標:コミュニケーションをとおして、いかにして高い能力を備えたチームを
    創り出すかを理解する
   方法:アメリカ在住のドラッカー研究者の自宅と教室をオンラインで結び、ド
    ラッカーの講義をライブ授業として実施。授業終了後、インターネットで公開
     1. 9月21日「いかにして対話をはじめるか」
     2. 10月7日「いかにして洞察力を磨くか」
     3. 10月14日「いかにして人々から最高のものを引き出すか」
     4. 10月21日「いかにしてすぐれた物語の語り手となるか」(リー教授来日)
     5. 11月 4日「いかにして人々が見ていない『現在』を見るか」
     6. 11月11日「いかにして高い能力を備えたチームを創り出すか」
             ドラッカー実践講座 http://www.kisc.meiji.ac.jp/~pfd/seminar/course02.pdf (2012年4月14日アクセス)
2012年4月14日                    明治大学文明とマネジメント研究所                                                  11
講座3:英語コミュニケーション特訓講座
   英語コミュニケーション特訓講座
    Callan Method Online English        (QQEnglish寄付講座)
    ヨーロッパ最大の語学学校「CALLAN SCHOOL」が開発した学習メソッド
    で「英語脳」を徹底的に鍛える。Skypeを使ったオンライン講座
     形式:カランメソッドによるオンライン英会話学習
     期間:2011年9月~2011年12月 160レッスン(1レッスン25分)
     定員:明治大学生20名                受講料:無料
     レベルテスト:受講前後に英語コミュニケーション力のレベルテストを受ける
     実施期間:9月~12月(25分×160回)
     受講生:明治大学生21名
     実施方法:フィリピンのセブ島在住のQQEnglish社インストラクターとSkypeで結
      び、Callan Methodによる英会話の特訓。受講前後にTOEICとアルク社のTSST
      により効果を測定
             英語コミュニケーション特訓講座 http://www.kisc.meiji.ac.jp/~pfd/seminar/course03.pdf (2012年4月14日アクセス)
2012年4月14日                   明治大学文明とマネジメント研究所                                              12
カランメソッド
徹底した英語脳の訓練
      カランメソッド(ダイレクトメソッド)
                         日本人の英語
                             学校で単語や熟語、高度な文
                              法を学んでも、実践で英語を
                              使えない
                          習った英語の知識を作動させるパ
                          ターン認識と処理スピード「英語脳」
                          の育成が欠如
                         カランメソッド
                             頭の中に日本語を介在させな
                              いスピーディーな質疑応答で、
                              英語脳の訓練を行う
                             会話の反射神経を高めて、英
                              語の語彙、熟語、文法へのア
                              クセスを向上させる
2012年4月14日   明治大学文明とマネジメント研究所                                 14
                                    © 2012 QQ-bin, Ltd.All Rights Reserved
“学びを実践し、応用力をつける”
            PPPメソッド
                                 1.   Presentation(テーマの提供)
                                         コミュニケーションに必要となる身近
                                          なテーマを使い、生徒が本来持つ
                                          知識を活かして導入レッスンを行う

   PPPメソッド(コミュニカティブメソッド)        2.   Practice(練習)
                                         講師主体のレッスンではなく、生徒
       言語を操る上で「動詞の使い方」を                  に多くの練習機会を与えて、授業へ
        最も重要視                             の積極的な参加を促す
           主に動詞のパターンプラクティスを3つ
            のPサイクルによって学んでいく方法    3.   Production(出力)
       英語脳と自分英語がバランスよく                  生徒に実際英語を話す機会を与え
        向上させられる学習法                        る。教材やメモを見ず、習った内容
                                          を自分のものにできているか確認
           言語を習得するための結論といわれ、
            英米をはじめ多くの国で採用


    2012年4月14日         明治大学文明とマネジメント研究所                                   15
                                                © 2012 QQ-bin, Ltd.All Rights Reserved
オンライン英会話QQイングリッシュ
                【気軽に参加】
                   入学金0円、通信費0円
                       用意するのはネットにつながったパソコ
                        ンとヘッドセットだけ
                【長時間営業】
                   レッスン時間は早朝6時半から深夜
                    25時まで
                       日中にレッスンを受けたい主婦や学生
                        の方から、出勤前やお勤め帰りの社会
                        人の方まで幅広く対応可能
                【マンツーマンレッスン】
                   レッスンは全てマンツーマン
                       他人の目を気にせず、各人のペースに
                        合わせた授業を提供
2012年4月14日   明治大学文明とマネジメント研究所                               16
                                  © 2012 QQ-bin, Ltd.All Rights Reserved
英会話学校の価格比較
 レッスン形態        通学型英会話(グループレッスン)               通学型英会話(マンツーマンレッスン)                      オンライン型英会話
  (スクール)                    N社                         N社                             QQイングリッシュ
   入学金                    ¥21,000                    ¥21,000                              ¥0
  テキスト代                   ¥12,800                    ¥12,800                              ¥0
その他用意するもの                   ¥0                         ¥0                               ¥2,000
                                                                               *スカイプ用ヘッドセット
     月謝
一ヶ月400分の受講を               ¥24,850                         ¥73,150                             ¥8,400
     想定
              *10回(5人グルー プ 40分)               *10回(マンツー マン40分)                 *16回(マンツー マン25分)


  通学費(月)                  ¥3,000                          ¥3,000                                 ¥0
              *片道150円×往復×10回                  *片道150円×往復×10回


              *5人グループなので1人当たりの時間は
    その他                                                *マンツーマン                            *マンツーマン
              マンツーマンの1/5
   特記事項                                                                        通信料も無料
                                          一ヶ月の費用合計
    合計                              ¥61,650                         ¥109,950                                  ¥10,400
   ¥120,000
   ¥100,000
    ¥80,000
金額 ¥60,000
    ¥40,000
    ¥20,000
        ¥0
       系列1             ¥61,650                         ¥109,950                            ¥10,400

                                                                                   © 2012 QQ-bin, Ltd.All Rights Reserved
オンライン英会話QQイングリッシュ
                         屋号:QQイングリッシュ
                         商号:株式会社キュウ急便
                         設立:昭和62年5月16日
                         本社所在地:東京都杉並区
                          永福4-13-4
                          TEL: 03-5329-0555 (英会話
                          事業部)
                         e-mail:info@qqeng.com
                         代表取締役:藤岡 頼光
                         資本金:10,000万円
                         従業員数:社員数 20名
2012年4月14日   明治大学文明とマネジメント研究所                                 18
                                    © 2012 QQ-bin, Ltd.All Rights Reserved
QQイングリッシュの特徴
①フィリピンのプロ講師陣
  現地の教員免許や、国際資格TESOLの取得者
②徹底した研修体制
  各分野のスペシャリスト達が講師陣を徹底指導
  カランスクールの正式トレーニングも定期受講
③日本人に最適な学習メソッドを導入
  2つのメソッドを使った豊富なカリキュラムで英語習得にむけてアプローチ
④安定したクリアな通信環境
  オフィスには大容量の光ファイバーのインターネット回線が完備されているほか、停
  電時に備え自家発電装置も用意
⑤日本人スタッフが常時駐在
  レッスン導入のガイダンスや電話対応など、顧客のサポート体制も万全

2012年4月14日   明治大学文明とマネジメント研究所                             19
                                © 2012 QQ-bin, Ltd.All Rights Reserved
なぜフィリピンなのか
【世界第3位の英語公用語国】
   英語が公用語で、小学校から英語で授業
     英米のコールセンターも多く設置
     英語の流暢さは世界でも有名

【英会話習得の成功者】
   フィリピンの人々は、母国語は英語ではなく、英語を
    第2言語として習得した「英会話習得の成功者」たち
     講師達は、第2言語としての英語習得の苦労を乗り越え
     「どう教えればよいか」「どう教えてもらえれば理解できるの
      か」を体得

2012年4月14日    明治大学文明とマネジメント研究所                             20
                                 © 2012 QQ-bin, Ltd.All Rights Reserved
講師陣
【プロの講師陣】
   QQイングリッシュの講師陣は、フィリピン人の中でも発音・人柄・社
    会性などの厳しい採用基準をクリア
   講師の大半が現地の教員免許や、国際教授資格TESOLの取得者
   全員を対象にTESOLの所得を補助




2012年4月14日   明治大学文明とマネジメント研究所                             21
                                © 2012 QQ-bin, Ltd.All Rights Reserved
徹底した研修体制

   定期的な研修制度                        各講師の授業をチェックするスーパーバイザー


     QQイングリッシュには各分野のスペシャリストがそれぞれ
      の専門分野について定期的な研修を行う
          他校との圧倒的な差別化を図る
   スーパーバイザー制度
     オフィスには先生の管理職であるスーパーバイザー
          英語講師として十分な経験・技量を持つ彼女達が、各種の研修実
           施はもちろん、高品質のレッスンを提供し続けるために、 日々品質
           の向上に努めている


2012年4月14日       明治大学文明とマネジメント研究所                                    22
                                           © 2012 QQ-bin, Ltd.All Rights Reserved
各分野のスペシャリスト達1
                 ロレイン・ワーン(レッスンコーディネーター)
                   応用言語学・神経言語学の修士号を持つ言語教育の
                   スペシャリスト。 イギリスの名門、ケンブリッジ大学に
                   おいて語学教育を監督するための課程も修了。
                   TESOL(英語を母国語としない人を対象にした英語教
                   育における教授法資格)を学ぶ学生に、 言語学を教
                   える「先生の先生」としてのキャリアを積む
                   コーチングの技法を取り入れた彼女の指導は現地で
                   高い人気を博しており、 彼女の教え子の中にはケン
                   ブリッジ大学の博士号を取った者も数多くおります。
                   過去には、ケンブリッシャー州の公立学校で、ケンブリ
                   ッジ大学からの教育担当者をサポートする チームの
                   一員として働いた実績を持ちます。
                   彼女が執筆した外国語習得のための専門的教材は、
                   ブリティッシュ・カウンシルにて 「New Course of the
                   Month」としても採用。



2012年4月14日   明治大学文明とマネジメント研究所                                    23
                                       © 2012 QQ-bin, Ltd.All Rights Reserved
各分野のスペシャリスト達2
                三代澤 義人(教授法・文法・TOEIC担当)
                   青山学院大学卒。外務省入省。外交官として在イタリ
                   ア日本大使館で活躍後、渡英。英国出版社協会や、英
                   国証券会社Stoop, Vigne勤務。日本人として初めてロ
                   ンドン証券取引所のBlue Button資格取得。Duff, Stoop
                   & Ross Monroe社でファンドマネジャー。Vickers, da
                   Costa社の東京主席駐在員を経て、大手予備校の講師
                   に転職。英語の講義は人気を博し、衛星中継で全国の
                   受験生に。A to Z語学学校取締役・松本大学講師を歴
                   任。パナソニック・コダック・エプソンなどの国際企業で
                   、TOEICⓇおよびビジネス英語を教える。
                   英国王立学士院認定ケンブリッジCELTA・TOEICⓇ公
                   開テスト990点
                著書
                『新TOEICⓇハンドブック』 2006年 (財)日本英語検定
                   協会出版
                『TOEICⓇ テストFirst Step ゼミナール』 2008年 (財)日
                   本英語検定協会出版
                『QQ English On-line Course Books One-on-One (Books 1,
                   2, 3, 4, 5) 』
                 2011年QQ English

2012年4月14日   明治大学文明とマネジメント研究所                                              24
                                                 © 2012 QQ-bin, Ltd.All Rights Reserved
各分野のスペシャリスト達3
ジェイムズ・ウェッブ(言語学顧問)
  イギリスのロンドンで生まれ、オックスフォード大学
  で言語学、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンで心
  理言語学を学ぶ。両大学で修士号(優等賞)取得。
  オックスフォード大学ではジョージ・ヴオルフ言語学
  賞受賞。13年間、言語学研究と講義に従事。オック
  スフォード大学では音声学・歴史言語学を学び、専
  門分野は構文および語彙意味論。ユニヴァーシティ
  ・カレッジ・ロンドン大学では、実験心理言語学およ
  び計算言語学を学び、同音異義と多義性の研究に
  従事。外国語としての英語をイギリス・日本・フラン
  ス・フィリピンで教え、オックスフォード大学・ロンドン
  大学東洋アフリカ研究学院で日本語構文を教えた
  。




2012年4月14日      明治大学文明とマネジメント研究所                             25
                                   © 2012 QQ-bin, Ltd.All Rights Reserved
通信のクオリティ
【フィリピンのインフラ】
   ネットの利用状況
       フィリピンでは、コンピューターの利用が非常に盛んで、各家庭へのイン
        ターネットの普及も加速度的に増加
   インフラは未だ脆弱
       通常レベルの環境ではインターネット回線が安定せず「雨が降る」と停
        電や回線不通も
【セブオフィスの安心】
   セブ市内にあるITパークにオフィス
       光ファイバーインターネット回線が完備、停電時の自家発電装置も用意
       非常に安定した通信環境でサービス提供が可能
   講師は全員このオフィスからレッスン
2012年4月14日      明治大学文明とマネジメント研究所                             26
                                   © 2012 QQ-bin, Ltd.All Rights Reserved
カリキュラム
                      コースも豊富。カランメソッド、オリジ
                        ナルのOne on Oneから、TOEIC対
                        策まで、各自の目的やレベルにあ
                        わせ柔軟に対応
                      【カランメソッド】
                         ・カランメソッド
                      【PPPメソッド】
                         ・QQ One on One
                         ・ビジネスイングリッシュ
                         ・日常英会話
                      【補強講座】
                         ・トラベルイングリッシュ
                         ・TOEICコース
                         ・発音クラス
                      【子供英語】
                         ・Kidsコース
2012年4月14日   明治大学文明とマネジメント研究所                                27
                                   © 2012 QQ-bin, Ltd.All Rights Reserved
実証実験の結果
実証実験の方法
   学習効果の計測
【条件】
   13週を目安に約80時間のカランメソッド「内カランメソッドハードコア(50
    分)とQQイングリッシュオリジナルの補強プログラム(25分)」によるオン
    ラインレッスンを受講する
   受講はスカイプを使用しオンラインで行う
   授業はマンツーマンで行う
   学習効果はTOEICとアルク社TSSTにて学習前後に計測

• TSSTとは、電話で受験できる英語のスピーキングテスト
    • 手軽に英語の運用能力を測れることから、英語学習者や多くの企業で活用
    • 受験者に 「考え」 「創る」 ことを迫るような課題を出し、実際に英語で話す
    • 国際社会において必要とされている英語の運用能力がどれだけあるかを評価

2012年4月14日     明治大学文明とマネジメント研究所          29
学生に対するマネジメント
                                          中間報告会の開催
             説明会の開催
                                  集中力の切れかける講座の折り返し地点で再度「就職市場
全てオンライン上の連絡で済む講座ではあったが、講座開始       における英語力のアドバンテージ」と「カランメソッドの有用
前に実際に学生に会いオリエンテーションを行った。          性・効果」を再度周知。また他の受講生の話を聞く事による
ポイントとしては学生が興味を持つであろう「就職市場におけ      学習情報交換により、学習モチベーションの持続・再向上を
る英語力のアドバンテージ」とこの講座「カランメソッドの有用     狙った。また、懇親会を開催する事で   学習者同士のネッ
性・効果」を特に強調し学生の士気を高める。             トワークを形成させた。


                        学習モチベーションの
                          維持のために
              進捗管理                         都度学習相談
この講座が早朝の7:00から25:00までのスケジュールで生徒
                                  学習意欲の高い生徒に関しては、この講座以外にも学習相
を割り振っていたため、最初の2週間については寝坊や無断
                                  談も多く、推奨図書、サイト、学習方法についてのアドバイス
欠席をするケースが頻発。講師側からの欠席報告により学
                                  を行う。
生に都度連絡を取り受講を促す。
                                  それ以外の学生に対しても、講師側からの学習状況のレ
突発的なスケジュール変更があった場合は、できる限り迅速
                                  ポートを基に、通信環境の改善・学習方法・学習計画のアド
にこれに対応した。また頻度の高い受講が必要であったため、
                                  バイスを、積極的に対面・スカイプ・電話にて行った。
生徒が欠席した場合はその週中に補講を取らせるように管
理を行った。
2012年4月14日            明治大学文明とマネジメント研究所                       30
出席結果                               2月6日現在
          53   53   53   53   53   53   53   53    53   53    53    53   53   53   53   53   53   53   53   53   53
     50




     40

出
席
回
数    30




     20




     10




      0
          A    B    C    D    E    F    G    H     I    J     K     S    L    M    O    P    Q    R    S    T    U
                                                             受講生名
受講者21名中19名が3カ月内に53回(約80時間)の受講を終了
若干名、生徒都合により出席日数が不足したが、1月29日時点で参加者全員が
80時間の受講を達成させた。
    2012年4月14日                           明治大学文明とマネジメント研究所                                                             31
カランメソッド学習進捗結果                                                                                                                         1月29日現在

                                      564
                                                                                                534
カランメソッドのStage
                                                                                                            500                                                           499
とページ数の相関                                                                                                          474                                   478
 stage 12 1264-1405                   464
                                                                                                                              426
                                                                                                                                            412
 stage 11 1080-1263                                                    403
                                                                 376                                                                                          395
 stage 10 955-1079                                      363                                           359
                                      364
 stage 9 815-954                                                                     325 325                            325                                         325
                      ページ数(全1,405P)




                                                                                                                                                  311
                                            289
 stage 8 686-814                                                             276
                                                  259                                                                         304 273
 stage 7 566-685                      264
                                                                                                270                                                                       270
 stage 6 447-565                                                                                                  225
                                                                                                            222                                         207
 stage 5 338-446
                                      164
                                                                                                      172
 stage 4 222-337                                                 146 140                                                                    146               145
                                                           125                            131                                                                       124
 stage 3 145-221
                                       64
 stage 2 64-144                                                                      58
                                                      28                                                                 28                        28
 stage 1 1-63                                11                                  1                                                      1
                                            A     B        C     D     E     F       G    H     I     J     K     S     L     M     O       P     Q     R     S     T     U
                                      -36
                                                                                                             受講生名
         Stage6 (P565)を修了すると、 CEFR世界標準の語学レベル評価のB1相当に
         なり、英語圏での勉強や通常の生活で困らない実力が付く
    2012年4月14日                                             明治大学文明とマネジメント研究所                                                                                                     32
カランとCEFRのレベル相関表
                                CEFR
                                 世界標準の語学レベルの評価
                                    英語を母国語とする教養
                                 C2
                                    ある人々に近い語学力
                                    仕事や社会で自信を持っ
                                 C1
                                    て英語を駆使できる
                                    英語を使用する職場で働
                                 B2
                                    ける
                                    英語圏での勉強や通常
                                 B1
                                    の生活で困らない
                                    日常生活や旅行で困らな
                                 A2
                                    い
                                    身近なことについてのや
                                 A1
                                    りとりができる




2012年4月14日   明治大学文明とマネジメント研究所               33
TOEICスコア改善結果 3月16日現在
           900                                                                     850
                                                                                               805           820
                                                                 800                                                           785         800
           800                           760
                             740                           725                     810
                       705         695                                                                                                     785
                                                                                                                   690
           700                                                               660
                                                                 700   640
                             680               620                                                           680         615   690 625
                                                                                         600
                                         645         575
           600                                                               630
                 525   595                                                                             545
                                                           595
TOEICスコア




                                   545         555                                                                                   540
           500                                                         525                             515         515
                                                                                             440
                                                     425                                                                 440
           400


           300
                 275
           200


           100


             0
                 A     B     C     D     E      F     G    H      I     J     K     S    L         M    O     P     Q    R     S     T     U


                                   TOEIC最高250点、平均110点の向上
                                              受講生名



 2012年4月14日                                          明治大学文明とマネジメント研究所                                                                            34
9
                          TSSTスコア改善結果 1月10日現在
                      8

                      7
                                                                                                               7
         TSSTレベ進捗結果




                      6                                        6
                                                                                                       6
                      5                                                    5
                                   5                           5
                                           4                                   4   5           4
                      4
                               4                           4           4                   4       4
                      3
                           3
                                       3   3   3                   3           3       3       3           3
                      2
                           2
                      1
                           A   B   C   D   E       F   G   H   I   J   K   S   L   M   O   P   Q   R   S   T   U

                          英語を使ってできること
                           どんな状況においても、筋道を立てて、十分な説得力をもって話すことができています。第三者へのアドバイスや抽象性の高い内容を話す
上級   Level 9
                           ときも、聞き手が理解しやすいように話を構成しています。
                           様々な状況および話題について、完璧ではないにしても、自分の言いたいことを常に具体的に、説得力を持って言うことができており、論理
     Level 8
                           的に話を展開する能力を発揮しつつあります。
                           過去のできごとや物事の説明をする際、まだ話題に左右されますが、細かい描写を加えたり、自分の経験談を交えたり、簡単な感想や意
     Level 7
                           見を交えることより、自発的に話を膨らませることができます。
                           身近なことに関しては、余裕を持って話すことができます。比較や過去のできごとの説明もできますが、複雑な内容の場合は言いよどみや
中級   Level 6
                           情報の不足が見られることがあります。
                           身近な話題であれば、多くの場合、自分から付加的な情報を提供しています。適切な言葉が見つからない場合も、知っている単語を駆使し
     Level 5
                           てなんとか言いたいことを伝えることができます。
                           様々な質問に文で答えることができ、簡単な理由を説明したり、描写をしたりすることができます。身近な話題であれば、自分から情報を付
     Level 4
                           け加えることもあります。
     Level 3               きちんと受け答えできるのは身近な話題に限られますが、半分程度の確率で構造が簡単な文で基本的な内容は伝えることができます。
初級                         発話までに時間がかかり、内容も最小限の情報に限られます。自分から情報を付け加えることはほとんどありませんが、質問に対して返答
     Level 2
                           することができます。
     Level 1               質問に反応することができずに沈黙が続いてしまうことが多く、発話はすでに暗記している短文に限られます。
生徒アンケート結果1(抜粋)
    【有効回答数21件】
    今回の英語特訓講座について

    (大変満足 満足 普通 不満 大変不満 の5択)              満足度100%
        大変満足72% 満足28% (NPS=+72%)
   カランメソッドの学習効果について                                 NPS=+72%
    (大変あった あった 普通 そんなになかった なかった の5択) 大変あった48% あった52% (NPS=+48%)
       【ポジティブ】
           英語は習うより慣れろだと思った
           カランメソッドは、確かに元々ある文の反復で、臨機応変に対応する会話能力は身に付くのかと考えた時期もあったが、元
            々ある文は英語のお手本のようなものでそういったものに耳を慣らしておけば自信につながる。発音の向上も自信と余裕
            につながる。
           TOEICのスコアが上がった事でこのメソッドの効果を実感できた。発音が良くなったりリスニングスキルが向上した。
           自分の英語を直す事は難しかったが、ミスに気を付ける姿勢が身に付いた。
           1対1という事で緊張感もあり、くじけそうになってもがんばる事ができた。リスニングの能力が上がった。他のリスニングの
            選抜試験にも合格した。
           意外にも、、、というと変ですが、TOEICの文法編のスコアがあがっていた。一つ一つ易しめの例文を繰り返すことで、文法
            も頭に入ったのかな?と思います。発音面よりも、文法に効果があった気がします。
           英語のニュースが何を言っているのか理解できるようになった。
           とてもハードな内容だったが確実に力がついている実感があった。ただちゃんと英語ができるようになりたいという気持ち
            が無いと継続は難しいと思う。
       【ネガティブ】
           リーディングの結果についてはあまり変化がなかったので少し残念だった。
           英語で文法を学ぶ事には少し疑問を感じた。

    2012年4月14日            明治大学文明とマネジメント研究所                       36
生徒アンケート結果2(抜粋)
   カランメソッドを継続したいか? はい 86% いいえ14%
      【ポジティブ】
          75分間ずっと聞きっぱなし、しゃべりっぱなしというのが魅力。そういう授業はないため実際に英
           語を身体の経験にしてみる楽しさは、今のところカランしか知らない。
          折角上がったスピーキング能力を下げたくないから
          こんなにも効果のでた英会話学習はないからです。
          今までいろんな事を試してみたが、一番効果があった。
          実際に毎日一時間くらいでTOEIC点数200点上がったから。
          最後まで学習し終えたら、スムーズに話せるようになるのではないかという期待があるから。また
           、少し間を置いたら、効果がなくなってしまうのではないかという不安があるため、継続学習の大
           切さを感じたから。
          効果があったことはまぎれも無い事実なので受けたいと思います。
      【ネガティブ】
          時間的にきつかった
          カランメソッドで得られる能力や気付きは十分得られたから
   受講を始めた時の感想
         これで本当にいいのかな(先生のまねをしているだけなので)と思った。
         最初はこんなんでいいのかと思った。正直不安でした。
         速くて何をいっているのか分からなかった。
         即答の練習になると思った。
         質問に答えようとしたら、質問が繰り返されることにかなり戸惑いました。
2012年4月14日          明治大学文明とマネジメント研究所                 37
生徒アンケート結果3(抜粋)
   講師について
          発音のひとつひとつを本当に丁寧に教えてくれました。
          授業の始まる数分間のフリートークが楽しみだった。
          細かいところも指摘してくれるので正しい英語を話せるようにしてくれた
           。
          とても元気でおしゃべりで朝から楽しく勉強できました。
          明るく優しく、とてもティーチングスキルの高い先生だな、と思いました。
           毎日先生とお話できるのが楽しみで、できれば今後も同形式の授業を
           受けたいと思っています。
          雑談中は優しかったがレッスンは厳しかった。でもそれによってきっちり
           できた。
          勤勉なのでなんでもこたえてくれました。

   カランメソッド1時間あたりに支払ってもよい金額
      1,467円(平均)


2012年4月14日         明治大学文明とマネジメント研究所        38
実証実験の分析
TOEICテスト結果(Total)とTSSTテスト結果
                         のレベルの相関
                                                                          結果
               8                                                            TOEICテストとTSSTテス
                               n = 42
               7       y = 0.0066x - 0.2192
                            R² = 0.5211
                                                                            トの点数には、強い正の
               6
                        相関係数 = 0.7218                                       相関が見られる
TSSTテスト結果レベル




               5

               4                                                          根拠
               3
                                                                            21人の受講前後の標記
               2
                                                                            データ42個すべてを用い
               1

               0
                                                                            て、散布図を作成したと
                   0        200        400     600
                                     TOEICテスト結果Total
                                                         800   1,000
                                                                            ころ、相関係数は0.7218
                                                                            という強い相関がある


2012年4月14日                                             明治大学文明とマネジメント研究所                   40
TOEICテスト結果(Total)の受講後の伸び

                                                                    結果
         200                                                          高得点ほど伸びは小さく、
         180

         160
                                                                      低得点ほど伸びは大きい
         140                                                          。100点下がるごとに24点
                                                                      程度の上昇が見込める
受講後の伸び




         120

         100

          80
                                                                    根拠
          60               n = 21
          40
                   y = -0.2389x + 250.17
                        R² = 0.3896
                                                                      回帰直線
          20

           0
                    相関係数 = 0.6241                                     y = -0.2389x + 25.17
               0      200       400        600
                             TOEICテスト結果Total
                                                   800   1,000
                                                                      相関係数は0.6241と高い



2012年4月14日                                       明治大学文明とマネジメント研究所                      41
TOEICテスト結果の受講後の伸び:
           140
                           ListeningとReadingの比較
           120

           100
                                                                                       結果
            80                                                                           TOEICのテスト結果を
  受講後の伸び




            60
                                n = 18                                                   ListeningとReadingに分
            40

            20
                        y = -0.3517x + 174.58
                             R² = 0.3027                                                 けると、Listeningの方が
                         相関係数 = 0.5501
             0
                  0        100       200        300         400         500
                                                                                         大きい伸びを期待できる
           140

                                                                                        根拠
           -20

           120
            -40
                                                                                    
                                  TOEICテスト結果Listening
           100
                                                                                         切片がListening (174.58)
                                                                                         の方がReading (156.58)
            80
受講後の伸び




            60

            40
                              n = 18
                      y = -0.3866x + 156.58
                                                                                         より大きく、傾きも
            20
                           R² = 0.4025
                       相関係数 = 0.6344
                                                                                         Listening (-0.3517)の方
             0
                  0         100        200            300         400         500
                                                                                         がReading (-0.3866)より
           -20
                                                                                         ゆったり減少
           -40                                                                                              42
                                   TOEICテスト結果Reading
TSSTテスト結果レベルの受講後の伸び

                                                                    結果
         1.2                                                          TSSTテストの受講後の
           1                                                           伸びは、高得点ほど伸び
                                         n = 21
         0.8                     y = -0.1182x + 0.6997                 は小さく、低得点ほど伸
                                      R² = 0.1093
                                  相関係数 = 0.3306                        びは大きい傾向
受講後の伸び




         0.6


         0.4                                                          相関が弱くはっきりしない
         0.2
                                                                    根拠
                                                                      回帰直線
           0
                0   1   2    3     4      5     6        7   8

         -0.2
                            TSSTテスト結果レベル                              y = -0.1182x + 0.6997
                                                                      相関係数は0.3306と弱い

2012年4月14日                                    明治大学文明とマネジメント研究所                          43
ListeningとReadingのTOEICテスト結果:
                         450
                                             受講前後の比較
                                           n = 21
                         400       y = 0.8267x + 23.117
                                                                                                                                                結果
TOEICテスト結果Reading(受講前)




                         350            R² = 0.6046
                                    相関係数 = 0.7775
                         300                                                                                                                        Listeningの得点が高いと
                         250                                                                                                                         Readingの得点も高い
                         200
                                                                                                                                                    Listening得点の伸びが著
                         150

                         100                                                                                                                         しく、受講後の両者の相
                          50                                                                                                                         関はあまり大きくない
                                                                                                                                                 根拠
                           0
                               0       100         200
                                             TOEICテスト結果Listening(受講前)
                                                                                    300       400          500                               
                                                           450

                                                                                   400
                                                                                                    n = 18
                                                                                             y = 0.531x + 133.17
                                                                                                                                                    受講前の相関係数は、
                                                          TOEICテスト結果Reading(受講後)




                                                                                   350           R² = 0.2943                                         0.7775とかなり強い相関
                                                                                             相関係数 = 0.5424
                                                                                   300

                                                                                   250
                                                                                                                                                    しかし、受講後の相関は、
                                                                                   200
                                                                                                                                                     0.2943と弱い
                                                                                   150

                                                                                   100

                                                                                    50

                                                                                     0
                                                                                         0      100         200      300         400   500
                                                                                                                                                                 44
                                                                                                      TOEICテスト結果Listening(受講後)
TOEIC 事前の未開 事後の開
                                                              開発率
                               (Total)     発分       発分

        スコア開発率                   (a)
                                    440
                                        (b)=990-(a)
                                                550
                                                    (c)
                                                        190
                                                            (d)=(c)/(b)
                                                                34.5%
                                    515         475     175     36.8%
                                    440         550     175     31.8%
   予測モデルへの挑戦                       425         565     155     27.4%
    事前スコアから受講後のスコア                  655         335     150     44.8%
    上昇を予測できるか?                      545         445     150     33.7%
                                    680         310     140     45.2%
     未開発スコア                        595         395     130     32.9%
           TOEICの990点満点から、事        275         715     250     35.0%
            前テスト点数を引いた分             645         345     115     33.3%
       スコア開発率                      525         465     115     24.7%
                                    595         395     110     27.8%
           事後テストの結果、アップした
                                    515         475     105     22.1%
            点数が未開発スコアの何%に
                                    700         290     100     34.5%
            なるか
                                    690         300      95     31.7%
       スコア開発率の分布                   540         450      85     18.9%
           安定な分布なら、スコア開発           555         435      65     14.9%
            の予測に利用可能!               680         310      60     19.4%
                                    810         180      40     22.2%
                                    630         360      30       8.3%
2012年4月14日
                                    785         205      15       7.3%
スコア開発率の特徴
   潜在能力の開発率の分布                                                                   全データの分布
  10
                            9                                                      7.3%~45.2%の範囲
   9
   8                                             n = 21                            50%以下に集中
                                                 平均値 = 28.0%
   7
                                                 中央値 = 31.7%                           最大でも50%を超えない
   6
頻 5                  5                           標準偏差= 10.3point
度
   4                                             最小値 = 7.3%
              3
   3                                             最大値 = 45.2%
       2                            2
   2
   1
                                          0      0      0      0       0
   0
       ~10%

              ~20%

                     ~30%

                            ~40%

                                   ~50%

                                          ~60%

                                                 ~70%

                                                        ~80%

                                                               ~90%

                                                                      ~100%




                                   データ区間




 2012年4月14日                                          明治大学文明とマネジメント研究所                               46
スコア開発率の特徴
  50.0%                                       半数のデータ
  45.0%
                                                上位1/4と下位1/4を除いた
  40.0%

  35.0%
                                                 四分位範囲
  30.0%                                         20~35%の開発率に集中
開
発 25.0%
率
                                              3分法による解釈
  20.0%
                                                上位1/4(35~50%)
  15.0%

  10.0%
                                                    本学習法の潜在開発率
   5.0%                                         四分位範囲(20~35%)
   0.0%                                             確率1/2で予測可能
          0     200  400     600     800
              未開発の潜在能力(990-TOEIC点)              下位1/4(0~20%)
                                                    学習を阻害する要因?
  2012年4月14日                明治大学文明とマネジメント研究所                      47
まとめと議論
   QQEnglish受講者の半数程度
     未開発スコアのうち20~35%程度の上昇を期待
     TOEICスコア490点の人
          未開発スコアは990-490=500点
          20~35%に相当
             500点×20%=100点
             ~500点×35%=175点
          100~175点の上昇が、1/2の確率で見込める
   疑問
     会話訓練だけでなぜTOEICスコアが上昇?
        QQEnglishはTOEIC対策講座ではない!?
       会話訓練による学習インパクトが潜在能力を開花・・・?
     他の学習方法で開発率はどうなっているか?
2012年4月14日           明治大学文明とマネジメント研究所   48
おわり

More Related Content

Similar to Sakai 20120414

多世代コミュニティを誘発する社会のデザイン
多世代コミュニティを誘発する社会のデザイン多世代コミュニティを誘発する社会のデザイン
多世代コミュニティを誘発する社会のデザインDementia Friendly Japan Initiative
 
Naitou sakai 20120825
Naitou sakai 20120825Naitou sakai 20120825
Naitou sakai 20120825nextedujimu
 
知識社会マネジメント1_0408.pdf
知識社会マネジメント1_0408.pdf知識社会マネジメント1_0408.pdf
知識社会マネジメント1_0408.pdfHajime Sasaki
 
家族を育むスタイル・ランゲージ - 日々の世界のつくりかた - (ORF2017)
家族を育むスタイル・ランゲージ  - 日々の世界のつくりかた - (ORF2017)家族を育むスタイル・ランゲージ  - 日々の世界のつくりかた - (ORF2017)
家族を育むスタイル・ランゲージ - 日々の世界のつくりかた - (ORF2017)Takashi Iba
 
【eラーニングアワード 2014 フォーラム】 スポンサー募集要項
【eラーニングアワード 2014 フォーラム】 スポンサー募集要項【eラーニングアワード 2014 フォーラム】 スポンサー募集要項
【eラーニングアワード 2014 フォーラム】 スポンサー募集要項elaf_slide
 
20111209 ku-librarians勉強会 #142:「SDフォーラム参加報告:SDの視点から見た図書職員。又は図書系職員が見たSD」
20111209 ku-librarians勉強会 #142:「SDフォーラム参加報告:SDの視点から見た図書職員。又は図書系職員が見たSD」20111209 ku-librarians勉強会 #142:「SDフォーラム参加報告:SDの視点から見た図書職員。又は図書系職員が見たSD」
20111209 ku-librarians勉強会 #142:「SDフォーラム参加報告:SDの視点から見た図書職員。又は図書系職員が見たSD」kulibrarians
 
教育システム情報学会 2014年度第1回研究会20140510
教育システム情報学会 2014年度第1回研究会20140510教育システム情報学会 2014年度第1回研究会20140510
教育システム情報学会 2014年度第1回研究会20140510義広 河野
 
秋祭’21 模擬授業「創造社会を促進させるパターン・ランゲージ」
秋祭’21  模擬授業「創造社会を促進させるパターン・ランゲージ」秋祭’21  模擬授業「創造社会を促進させるパターン・ランゲージ」
秋祭’21 模擬授業「創造社会を促進させるパターン・ランゲージ」Takashi Iba
 
有益コミュニケーション
有益コミュニケーション有益コミュニケーション
有益コミュニケーションikiikilab
 
STIに向けた政策プロセスへの関心層別フレーム設計
STIに向けた政策プロセスへの関心層別フレーム設計STIに向けた政策プロセスへの関心層別フレーム設計
STIに向けた政策プロセスへの関心層別フレーム設計scirexcenter
 
20140918 nagahama(改)環境科学会
20140918 nagahama(改)環境科学会20140918 nagahama(改)環境科学会
20140918 nagahama(改)環境科学会Kazuyo Nagahama
 
アクティブ・ラーニング・パターン《教師編》で進化・深化する授業設計とコミュニケーション(ORF2017)
アクティブ・ラーニング・パターン《教師編》で進化・深化する授業設計とコミュニケーション(ORF2017)アクティブ・ラーニング・パターン《教師編》で進化・深化する授業設計とコミュニケーション(ORF2017)
アクティブ・ラーニング・パターン《教師編》で進化・深化する授業設計とコミュニケーション(ORF2017)Takashi Iba
 
2020年8月28日 日本若者協議会『学校内民主主義を考える検討会議』栗本資料
2020年8月28日 日本若者協議会『学校内民主主義を考える検討会議』栗本資料2020年8月28日 日本若者協議会『学校内民主主義を考える検討会議』栗本資料
2020年8月28日 日本若者協議会『学校内民主主義を考える検討会議』栗本資料Hiroyuki Kurimoto
 

Similar to Sakai 20120414 (20)

多世代コミュニティを誘発する社会のデザイン
多世代コミュニティを誘発する社会のデザイン多世代コミュニティを誘発する社会のデザイン
多世代コミュニティを誘発する社会のデザイン
 
Naitou sakai 20120825
Naitou sakai 20120825Naitou sakai 20120825
Naitou sakai 20120825
 
知識社会マネジメント1_0408.pdf
知識社会マネジメント1_0408.pdf知識社会マネジメント1_0408.pdf
知識社会マネジメント1_0408.pdf
 
Sakai 20121013
Sakai 20121013Sakai 20121013
Sakai 20121013
 
20171130 DC研究会 招待講演
20171130 DC研究会 招待講演20171130 DC研究会 招待講演
20171130 DC研究会 招待講演
 
Kof2005 Presen
Kof2005 PresenKof2005 Presen
Kof2005 Presen
 
家族を育むスタイル・ランゲージ - 日々の世界のつくりかた - (ORF2017)
家族を育むスタイル・ランゲージ  - 日々の世界のつくりかた - (ORF2017)家族を育むスタイル・ランゲージ  - 日々の世界のつくりかた - (ORF2017)
家族を育むスタイル・ランゲージ - 日々の世界のつくりかた - (ORF2017)
 
【eラーニングアワード 2014 フォーラム】 スポンサー募集要項
【eラーニングアワード 2014 フォーラム】 スポンサー募集要項【eラーニングアワード 2014 フォーラム】 スポンサー募集要項
【eラーニングアワード 2014 フォーラム】 スポンサー募集要項
 
20111209 ku-librarians勉強会 #142:「SDフォーラム参加報告:SDの視点から見た図書職員。又は図書系職員が見たSD」
20111209 ku-librarians勉強会 #142:「SDフォーラム参加報告:SDの視点から見た図書職員。又は図書系職員が見たSD」20111209 ku-librarians勉強会 #142:「SDフォーラム参加報告:SDの視点から見た図書職員。又は図書系職員が見たSD」
20111209 ku-librarians勉強会 #142:「SDフォーラム参加報告:SDの視点から見た図書職員。又は図書系職員が見たSD」
 
2016年度CoSTEP受講説明会(札幌)用資料ver.4
2016年度CoSTEP受講説明会(札幌)用資料ver.42016年度CoSTEP受講説明会(札幌)用資料ver.4
2016年度CoSTEP受講説明会(札幌)用資料ver.4
 
教育システム情報学会 2014年度第1回研究会20140510
教育システム情報学会 2014年度第1回研究会20140510教育システム情報学会 2014年度第1回研究会20140510
教育システム情報学会 2014年度第1回研究会20140510
 
秋祭’21 模擬授業「創造社会を促進させるパターン・ランゲージ」
秋祭’21  模擬授業「創造社会を促進させるパターン・ランゲージ」秋祭’21  模擬授業「創造社会を促進させるパターン・ランゲージ」
秋祭’21 模擬授業「創造社会を促進させるパターン・ランゲージ」
 
有益コミュニケーション
有益コミュニケーション有益コミュニケーション
有益コミュニケーション
 
Nagaya 20110723
Nagaya 20110723Nagaya 20110723
Nagaya 20110723
 
SSI2013_kawano
SSI2013_kawanoSSI2013_kawano
SSI2013_kawano
 
STIに向けた政策プロセスへの関心層別フレーム設計
STIに向けた政策プロセスへの関心層別フレーム設計STIに向けた政策プロセスへの関心層別フレーム設計
STIに向けた政策プロセスへの関心層別フレーム設計
 
20140918 nagahama(改)環境科学会
20140918 nagahama(改)環境科学会20140918 nagahama(改)環境科学会
20140918 nagahama(改)環境科学会
 
アクティブ・ラーニング・パターン《教師編》で進化・深化する授業設計とコミュニケーション(ORF2017)
アクティブ・ラーニング・パターン《教師編》で進化・深化する授業設計とコミュニケーション(ORF2017)アクティブ・ラーニング・パターン《教師編》で進化・深化する授業設計とコミュニケーション(ORF2017)
アクティブ・ラーニング・パターン《教師編》で進化・深化する授業設計とコミュニケーション(ORF2017)
 
北海道大学公開講座「地域と大学の連携による遠隔生涯学習の方法」発表資料
北海道大学公開講座「地域と大学の連携による遠隔生涯学習の方法」発表資料北海道大学公開講座「地域と大学の連携による遠隔生涯学習の方法」発表資料
北海道大学公開講座「地域と大学の連携による遠隔生涯学習の方法」発表資料
 
2020年8月28日 日本若者協議会『学校内民主主義を考える検討会議』栗本資料
2020年8月28日 日本若者協議会『学校内民主主義を考える検討会議』栗本資料2020年8月28日 日本若者協議会『学校内民主主義を考える検討会議』栗本資料
2020年8月28日 日本若者協議会『学校内民主主義を考える検討会議』栗本資料
 

More from nextedujimu

More from nextedujimu (20)

Fukuda 20121013
Fukuda 20121013Fukuda 20121013
Fukuda 20121013
 
Kubo 20120915
Kubo 20120915Kubo 20120915
Kubo 20120915
 
Tsubota 20120915
Tsubota 20120915Tsubota 20120915
Tsubota 20120915
 
Homma 20120911
Homma 20120911Homma 20120911
Homma 20120911
 
Higashi 20120825
Higashi 20120825Higashi 20120825
Higashi 20120825
 
Ohshima 20120825
Ohshima 20120825Ohshima 20120825
Ohshima 20120825
 
Homma 20120317
Homma 20120317Homma 20120317
Homma 20120317
 
Sakai 20120317
Sakai 20120317Sakai 20120317
Sakai 20120317
 
Nakagawa 20120107
Nakagawa 20120107Nakagawa 20120107
Nakagawa 20120107
 
Oishi 20120107
Oishi 20120107Oishi 20120107
Oishi 20120107
 
Iemoto 20120107
Iemoto 20120107Iemoto 20120107
Iemoto 20120107
 
Nagaya 20120107
Nagaya 20120107Nagaya 20120107
Nagaya 20120107
 
Hata 20111203
Hata 20111203Hata 20111203
Hata 20111203
 
Thillainatarajan Sivakumaran 20111203
Thillainatarajan Sivakumaran 20111203Thillainatarajan Sivakumaran 20111203
Thillainatarajan Sivakumaran 20111203
 
Nagaya 20111203
Nagaya 20111203Nagaya 20111203
Nagaya 20111203
 
Sakai 20111203
Sakai 20111203Sakai 20111203
Sakai 20111203
 
Onoue 20111015
Onoue 20111015Onoue 20111015
Onoue 20111015
 
Naitou 20111015
Naitou 20111015Naitou 20111015
Naitou 20111015
 
Sakai 20111015
Sakai 20111015Sakai 20111015
Sakai 20111015
 
Sakai 20110910
Sakai 20110910Sakai 20110910
Sakai 20110910
 

Recently uploaded

My Inspire High Award 2024「なぜ人は他人と違うところがあってもそれをなかなか誇れないのか?」
My Inspire High Award 2024「なぜ人は他人と違うところがあってもそれをなかなか誇れないのか?」My Inspire High Award 2024「なぜ人は他人と違うところがあってもそれをなかなか誇れないのか?」
My Inspire High Award 2024「なぜ人は他人と違うところがあってもそれをなかなか誇れないのか?」inspirehighstaff03
 
My Inspire High Award2024「外国人が日本のテーブルマナーに驚く理由は?」
My Inspire High Award2024「外国人が日本のテーブルマナーに驚く理由は?」My Inspire High Award2024「外国人が日本のテーブルマナーに驚く理由は?」
My Inspire High Award2024「外国人が日本のテーブルマナーに驚く理由は?」inspirehighstaff03
 
My Inspire High Award 2024    「孤独は敵なのか?」
My Inspire High Award 2024    「孤独は敵なのか?」My Inspire High Award 2024    「孤独は敵なのか?」
My Inspire High Award 2024    「孤独は敵なのか?」inspirehighstaff03
 
My Inspire High Award 2024「なぜ議会への関心が低いのか?」
My Inspire High Award 2024「なぜ議会への関心が低いのか?」My Inspire High Award 2024「なぜ議会への関心が低いのか?」
My Inspire High Award 2024「なぜ議会への関心が低いのか?」inspirehighstaff03
 
My Inspire High Award 2024「スーパーマーケットで回収されたキャベツ外葉は廃棄されているの?」
My Inspire High Award 2024「スーパーマーケットで回収されたキャベツ外葉は廃棄されているの?」My Inspire High Award 2024「スーパーマーケットで回収されたキャベツ外葉は廃棄されているの?」
My Inspire High Award 2024「スーパーマーケットで回収されたキャベツ外葉は廃棄されているの?」inspirehighstaff03
 
My Inspire High Award 2024「なぜ、好きなことにいつかは飽きるの」
My Inspire High Award 2024「なぜ、好きなことにいつかは飽きるの」My Inspire High Award 2024「なぜ、好きなことにいつかは飽きるの」
My Inspire High Award 2024「なぜ、好きなことにいつかは飽きるの」inspirehighstaff03
 
My Inspire High Award 2024「世の中の流行はどのようにして生まれるのか」
My Inspire High Award 2024「世の中の流行はどのようにして生まれるのか」My Inspire High Award 2024「世の中の流行はどのようにして生まれるのか」
My Inspire High Award 2024「世の中の流行はどのようにして生まれるのか」inspirehighstaff03
 
My Inspire High Award 2024「Yakushima Islandってなんか変じゃない?」.pdf
My Inspire High Award 2024「Yakushima Islandってなんか変じゃない?」.pdfMy Inspire High Award 2024「Yakushima Islandってなんか変じゃない?」.pdf
My Inspire High Award 2024「Yakushima Islandってなんか変じゃない?」.pdfinspirehighstaff03
 
Divorce agreements in administrative work.pdf
Divorce agreements in administrative work.pdfDivorce agreements in administrative work.pdf
Divorce agreements in administrative work.pdfoganekyokoi
 
International Politics I - Lecture 1
International Politics I - Lecture 1International Politics I - Lecture 1
International Politics I - Lecture 1Toru Oga
 
【ゲーム理論入門】ChatGPTが作成した ゲーム理論の問題を解く #3 Slide
【ゲーム理論入門】ChatGPTが作成した ゲーム理論の問題を解く #3 Slide【ゲーム理論入門】ChatGPTが作成した ゲーム理論の問題を解く #3 Slide
【ゲーム理論入門】ChatGPTが作成した ゲーム理論の問題を解く #3 Slidessusere0a682
 
リアル戦国探究in米沢 当日講座1(スタッフ共有用)『兵は詐をもって立つ』についてのスライド
リアル戦国探究in米沢 当日講座1(スタッフ共有用)『兵は詐をもって立つ』についてのスライドリアル戦国探究in米沢 当日講座1(スタッフ共有用)『兵は詐をもって立つ』についてのスライド
リアル戦国探究in米沢 当日講座1(スタッフ共有用)『兵は詐をもって立つ』についてのスライドKen Fukui
 
What I did before opening my business..pdf
What I did before opening my business..pdfWhat I did before opening my business..pdf
What I did before opening my business..pdfoganekyokoi
 
My Inspire High Award 2024 「AIと仲良くなるには?」
My Inspire High Award 2024 「AIと仲良くなるには?」My Inspire High Award 2024 「AIと仲良くなるには?」
My Inspire High Award 2024 「AIと仲良くなるには?」inspirehighstaff03
 
リアル戦国探究in米沢 事前講座1スライド(スタッフ共有用)『川中島の謎』についてのスライド
リアル戦国探究in米沢 事前講座1スライド(スタッフ共有用)『川中島の謎』についてのスライドリアル戦国探究in米沢 事前講座1スライド(スタッフ共有用)『川中島の謎』についてのスライド
リアル戦国探究in米沢 事前講座1スライド(スタッフ共有用)『川中島の謎』についてのスライドKen Fukui
 
My Inspire High Award 2024「老いることは不幸なこと?」
My Inspire High Award 2024「老いることは不幸なこと?」My Inspire High Award 2024「老いることは不幸なこと?」
My Inspire High Award 2024「老いることは不幸なこと?」inspirehighstaff03
 
Establishment and operation of medical corporations.pdf
Establishment and operation of medical corporations.pdfEstablishment and operation of medical corporations.pdf
Establishment and operation of medical corporations.pdfoganekyokoi
 
My Inspire High Award 2024  「正義って存在するの?」
My Inspire High Award 2024  「正義って存在するの?」My Inspire High Award 2024  「正義って存在するの?」
My Inspire High Award 2024  「正義って存在するの?」inspirehighstaff03
 
My Inspire High Award 2024 「本当の『悪者』って何?」
My Inspire High Award 2024 「本当の『悪者』って何?」My Inspire High Award 2024 「本当の『悪者』って何?」
My Inspire High Award 2024 「本当の『悪者』って何?」inspirehighstaff03
 
My Inspire High Award 2024      「家族とは何か」
My Inspire High Award 2024      「家族とは何か」My Inspire High Award 2024      「家族とは何か」
My Inspire High Award 2024      「家族とは何か」inspirehighstaff03
 

Recently uploaded (20)

My Inspire High Award 2024「なぜ人は他人と違うところがあってもそれをなかなか誇れないのか?」
My Inspire High Award 2024「なぜ人は他人と違うところがあってもそれをなかなか誇れないのか?」My Inspire High Award 2024「なぜ人は他人と違うところがあってもそれをなかなか誇れないのか?」
My Inspire High Award 2024「なぜ人は他人と違うところがあってもそれをなかなか誇れないのか?」
 
My Inspire High Award2024「外国人が日本のテーブルマナーに驚く理由は?」
My Inspire High Award2024「外国人が日本のテーブルマナーに驚く理由は?」My Inspire High Award2024「外国人が日本のテーブルマナーに驚く理由は?」
My Inspire High Award2024「外国人が日本のテーブルマナーに驚く理由は?」
 
My Inspire High Award 2024    「孤独は敵なのか?」
My Inspire High Award 2024    「孤独は敵なのか?」My Inspire High Award 2024    「孤独は敵なのか?」
My Inspire High Award 2024    「孤独は敵なのか?」
 
My Inspire High Award 2024「なぜ議会への関心が低いのか?」
My Inspire High Award 2024「なぜ議会への関心が低いのか?」My Inspire High Award 2024「なぜ議会への関心が低いのか?」
My Inspire High Award 2024「なぜ議会への関心が低いのか?」
 
My Inspire High Award 2024「スーパーマーケットで回収されたキャベツ外葉は廃棄されているの?」
My Inspire High Award 2024「スーパーマーケットで回収されたキャベツ外葉は廃棄されているの?」My Inspire High Award 2024「スーパーマーケットで回収されたキャベツ外葉は廃棄されているの?」
My Inspire High Award 2024「スーパーマーケットで回収されたキャベツ外葉は廃棄されているの?」
 
My Inspire High Award 2024「なぜ、好きなことにいつかは飽きるの」
My Inspire High Award 2024「なぜ、好きなことにいつかは飽きるの」My Inspire High Award 2024「なぜ、好きなことにいつかは飽きるの」
My Inspire High Award 2024「なぜ、好きなことにいつかは飽きるの」
 
My Inspire High Award 2024「世の中の流行はどのようにして生まれるのか」
My Inspire High Award 2024「世の中の流行はどのようにして生まれるのか」My Inspire High Award 2024「世の中の流行はどのようにして生まれるのか」
My Inspire High Award 2024「世の中の流行はどのようにして生まれるのか」
 
My Inspire High Award 2024「Yakushima Islandってなんか変じゃない?」.pdf
My Inspire High Award 2024「Yakushima Islandってなんか変じゃない?」.pdfMy Inspire High Award 2024「Yakushima Islandってなんか変じゃない?」.pdf
My Inspire High Award 2024「Yakushima Islandってなんか変じゃない?」.pdf
 
Divorce agreements in administrative work.pdf
Divorce agreements in administrative work.pdfDivorce agreements in administrative work.pdf
Divorce agreements in administrative work.pdf
 
International Politics I - Lecture 1
International Politics I - Lecture 1International Politics I - Lecture 1
International Politics I - Lecture 1
 
【ゲーム理論入門】ChatGPTが作成した ゲーム理論の問題を解く #3 Slide
【ゲーム理論入門】ChatGPTが作成した ゲーム理論の問題を解く #3 Slide【ゲーム理論入門】ChatGPTが作成した ゲーム理論の問題を解く #3 Slide
【ゲーム理論入門】ChatGPTが作成した ゲーム理論の問題を解く #3 Slide
 
リアル戦国探究in米沢 当日講座1(スタッフ共有用)『兵は詐をもって立つ』についてのスライド
リアル戦国探究in米沢 当日講座1(スタッフ共有用)『兵は詐をもって立つ』についてのスライドリアル戦国探究in米沢 当日講座1(スタッフ共有用)『兵は詐をもって立つ』についてのスライド
リアル戦国探究in米沢 当日講座1(スタッフ共有用)『兵は詐をもって立つ』についてのスライド
 
What I did before opening my business..pdf
What I did before opening my business..pdfWhat I did before opening my business..pdf
What I did before opening my business..pdf
 
My Inspire High Award 2024 「AIと仲良くなるには?」
My Inspire High Award 2024 「AIと仲良くなるには?」My Inspire High Award 2024 「AIと仲良くなるには?」
My Inspire High Award 2024 「AIと仲良くなるには?」
 
リアル戦国探究in米沢 事前講座1スライド(スタッフ共有用)『川中島の謎』についてのスライド
リアル戦国探究in米沢 事前講座1スライド(スタッフ共有用)『川中島の謎』についてのスライドリアル戦国探究in米沢 事前講座1スライド(スタッフ共有用)『川中島の謎』についてのスライド
リアル戦国探究in米沢 事前講座1スライド(スタッフ共有用)『川中島の謎』についてのスライド
 
My Inspire High Award 2024「老いることは不幸なこと?」
My Inspire High Award 2024「老いることは不幸なこと?」My Inspire High Award 2024「老いることは不幸なこと?」
My Inspire High Award 2024「老いることは不幸なこと?」
 
Establishment and operation of medical corporations.pdf
Establishment and operation of medical corporations.pdfEstablishment and operation of medical corporations.pdf
Establishment and operation of medical corporations.pdf
 
My Inspire High Award 2024  「正義って存在するの?」
My Inspire High Award 2024  「正義って存在するの?」My Inspire High Award 2024  「正義って存在するの?」
My Inspire High Award 2024  「正義って存在するの?」
 
My Inspire High Award 2024 「本当の『悪者』って何?」
My Inspire High Award 2024 「本当の『悪者』って何?」My Inspire High Award 2024 「本当の『悪者』って何?」
My Inspire High Award 2024 「本当の『悪者』って何?」
 
My Inspire High Award 2024      「家族とは何か」
My Inspire High Award 2024      「家族とは何か」My Inspire High Award 2024      「家族とは何か」
My Inspire High Award 2024      「家族とは何か」
 

Sakai 20120414

  • 1. 第68回次世代大学教育研究会,大阪経済大学,F12教室,2012年4月14日 インターネットTV電話による 英会話学習の教育効果と 測定方法の提案 Ver. 1.0 2012年4月14日(土) ○阪井和男*,高木直二* **,山本昌平**,工藤由美子* *明治大学文明とマネジメント研究所,**株式会社ミュー総合研究所 資料URL: http://www.kisc.meiji.ac.jp/~sakai/presen/ne68-qqenglish-sakai-20120414.pdf
  • 2. 略歴 <役職等> 明治大学震災復興支援センター(センター員) 明治大学東北再生支援プラットフォーム副代表 明治大学法学部教授 明治大学文明とマネジメント研究所所長 (理学博士) 明治大学サービス創新研究所所長 阪井和男 明治大学死生学研究所副代表 Kazuo Sakai 明治大学社会イノベーション・デザイン研究所事務局長 sakai@meiji.ac.jp <公職等> 早稲田大学メディアネットワークセンター非常勤講師 早稲田大学メディアネットワークセンター 教育の情報化: プロフィール: 連携と支援研究部会 特別研究所員 http://rwdb2.mind.meiji.ac.jp/Profiles/7/00006 早稲田大学情報教育研究所特別研究員 57/profile.html 早稲田大学ビジネススクール ドラッカー経営思想研究部 会WG座長 <略歴> ドラッカー学会執行役員 1952年 和歌山県和歌山市生まれ 情報コミュニケーション学会会長 1971年 和歌山県立桐蔭高校卒業 サービスデザイニング研究所所長 次世代大学教育研究会事務局長 1977年 東京理科大学理学部物理学科卒業 新世代デジタル教育研究会代表幹事 1979年 同大学院理学研究科修士課程物理 オープンソース&リソース戦略研究会共同代表 学専攻修了 日本語プログラミング研究会会長 1985年 同大学院理学研究科博士課程物理 一般社団法人CSスペシャリスト検定協会理事 学専攻退学(6年間在籍) NPO実務能力認定機構理事 1987年 理学博士(論文,東京理科大学)取得 NPO法人 人材育成マネジメント研究会理事 NPO法人 日本地域活性力創出機構評議員 1990年 明治大学法学部専任講師 DPCマネジメント研究会理事 1993年 明治大学法学部助教授 Japrico Club ユーザ会会長 1998年 明治大法学部教授 Ja Sakai Community運営委員(設立発起人) 大学情報サミット初代代表幹事 2012年4月14日 明治大学文明とマネジメント研究所 2
  • 3. 目次 1. 明治大学文明とマネジメント研究所 2. カランメソッド 3. 実証実験の結果 4. 実証実験の分析 2012年4月14日 明治大学文明とマネジメント研究所 3
  • 5. 明治大学文明とマネジメント研究所  設置  明治大学 研究知財戦略機構 国際総合研究所の特定課題研究ユニット  設立  2011年6月1日  支援・協力  ドラッカー学会  目的・理念  ピーター・F・ドラッカー博士のマネジメント理論および思想に基づき、 その研究の深化・継続・発展に寄与するとともに、 国内外の学術研究・教育機関、産業界、ソーシャルセクターなどと連携 して各界のマネジメント人材を育成し、 知識社会の基盤となる新たな研究教育システムの構築を図る 明治大学文明とネジメント研究所 http://www.kisc.meiji.ac.jp/~pfd/ (2012年4月14日アクセス) 2012年4月14日 明治大学文明とマネジメント研究所 5
  • 6. 明治大学文明とマネジメント研究所  研究員  阪井 和男 明治大学法学部教授(所長)  藤島 秀記 ドラッカー学会代表代行/元淑徳大学客員教授  大木 英男 ドラッカー学会理事/クロス・マーケティング顧問  三浦 一郎 ドラッカー学会理事/立命館大学経営学部教授  岩崎 夏海 作家/早稲田大学特別研究員  井坂 康志 ドラッカー学会編集委員  佐々木英明 ドラッカー学会理事/エクソンモービル人事統括部長  蓬台 浩明 ドラッカー学会員/都田建設代表取締役社長  中竹 竜二 ドラッカー学会員/日本ラグビーフットボール協会コーチングディレク ター  高木 直二 明治大学国際総合研究所特任教授(事務局長)  事務局員  工藤由美子 明治大学文明とマネジメント研究所(事務局次長) (2012年1月現在) 明治大学文明とネジメント研究所 http://www.kisc.meiji.ac.jp/~pfd/ (2012年4月14日アクセス) 2012年4月14日 明治大学文明とマネジメント研究所 6
  • 7. 明治大学文明とマネジメント研究所  活動 下記の「研究」「教育」「社会」「国際」の4つを柱として活動する 1. 研究:ドラッカー思想研究の深化と研究人材の育成 2. 教育:社会と連携する次世代型教育プログラムの開発 3. 社会:非営利組織および社会起業家へのマネジメント支援 4. 世界:世界の日本研究者に対する支援と人材育成 明治大学文明とネジメント研究所 http://www.kisc.meiji.ac.jp/~pfd/ (2012年4月14日アクセス) 2012年4月14日 明治大学文明とマネジメント研究所 7
  • 8. 実証実験報告(2011年度)  社会と連携した次世代型教育プログラム ソーシャルセクター・ビジネスセクターとの協働を目指して 主催:明治大学文明とマネジメント研究所/明治大学ユビキタスカレッジ 運営委員会 協賛:パナソニック システムソリューションズ ジャパン/大日本印刷/日 本電気/QQEnglish/エデュース/ニューロネット 1. ドラッカー入門講座 2. ドラッカー実践講座 3. 英語コミュニケーション特訓講座 「2011年度 実証実験報告」,明治大学文明とマネジメント研究所,2012年1月31日 http://www.kisc.meiji.ac.jp/~pfd/seminar/index.html (2012年4月14日アクセス) 2012年4月14日 明治大学文明とマネジメント研究所 8
  • 9. 講座1:ドラッカー入門講座  ドラッカー入門講座 もし〈私〉が今、ドラッカーを読んだら? (ドラッカー学会寄付講座) ドラッカー研究の第一人者や『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカー の「マネジメント」を読んだら』の著者・岩崎夏海さんなど6人の講師を迎え、 ドラッカー思想の真髄に迫ります[全6回] 1. 阪井 和男(明治大学法学部教授)「マネジメントとは一般教養である ~ドラッカーの言葉を読み解く~ 」9月21日(台風のため中止) 2. 大木 英男(ドラッカー学会編集委員)「社会の変化と顧客創造」10月5日 3. 藤島 秀記(ドラッカー学会代表代行) 「『断絶の時代』と現代」10月19日 4. 酒巻 久(キヤノン電子代表取締役社長)「私の活用法」11月 2日 5. 井坂 康志(ドラッカー学会編集委員)「その生きた時代」11月16日 6. 岩崎 夏海(作家)「僕にとっての『彼』」11月30日 ドラッカー入門講座 http://www.kisc.meiji.ac.jp/~pfd/seminar/course01.pdf (2012年4月14日アクセス) 2012年4月14日 明治大学文明とマネジメント研究所 9
  • 10. 講座2:ドラッカー実践講座  ドラッカー実践講座 ドラッカー流のコミュニケーション方法 英語によるインターネットのライブ授業で、ドラッカーのマネジメント理論を 応用したコミュニケーション方法論を学びます。講師はアメリカ在住のドラッ カー研究者。[全6回]  講師:ジョセフ・リー(クレアモント大学院大学客員教授)  形式:少人数で対話型の授業を行う。(使用言語は英語)  日程:2011年 ①9月30日 ②10月7日 ③10月14日 ④10月21日 ⑤11月4 日 ⑥11月11日  時間:午後7時~9時 全6回  場所:明治大学駿河台キャンパス  定員:明治大学生5名 社会人5名  受講料:無料 ドラッカー実践講座 http://www.kisc.meiji.ac.jp/~pfd/seminar/course02.pdf (2012年4月14日アクセス) 2012年4月14日 明治大学文明とマネジメント研究所 10
  • 11. 講座2:ドラッカー実践講座  ねらい:ドラッカー流のコミュニケーション方法を学び、組織のなかで心を開 いて率直にコミュニケーションを図るにはどうすればよいかを探る  目標:コミュニケーションをとおして、いかにして高い能力を備えたチームを 創り出すかを理解する  方法:アメリカ在住のドラッカー研究者の自宅と教室をオンラインで結び、ド ラッカーの講義をライブ授業として実施。授業終了後、インターネットで公開 1. 9月21日「いかにして対話をはじめるか」 2. 10月7日「いかにして洞察力を磨くか」 3. 10月14日「いかにして人々から最高のものを引き出すか」 4. 10月21日「いかにしてすぐれた物語の語り手となるか」(リー教授来日) 5. 11月 4日「いかにして人々が見ていない『現在』を見るか」 6. 11月11日「いかにして高い能力を備えたチームを創り出すか」 ドラッカー実践講座 http://www.kisc.meiji.ac.jp/~pfd/seminar/course02.pdf (2012年4月14日アクセス) 2012年4月14日 明治大学文明とマネジメント研究所 11
  • 12. 講座3:英語コミュニケーション特訓講座  英語コミュニケーション特訓講座 Callan Method Online English (QQEnglish寄付講座) ヨーロッパ最大の語学学校「CALLAN SCHOOL」が開発した学習メソッド で「英語脳」を徹底的に鍛える。Skypeを使ったオンライン講座  形式:カランメソッドによるオンライン英会話学習  期間:2011年9月~2011年12月 160レッスン(1レッスン25分)  定員:明治大学生20名 受講料:無料  レベルテスト:受講前後に英語コミュニケーション力のレベルテストを受ける  実施期間:9月~12月(25分×160回)  受講生:明治大学生21名  実施方法:フィリピンのセブ島在住のQQEnglish社インストラクターとSkypeで結 び、Callan Methodによる英会話の特訓。受講前後にTOEICとアルク社のTSST により効果を測定 英語コミュニケーション特訓講座 http://www.kisc.meiji.ac.jp/~pfd/seminar/course03.pdf (2012年4月14日アクセス) 2012年4月14日 明治大学文明とマネジメント研究所 12
  • 14. 徹底した英語脳の訓練 カランメソッド(ダイレクトメソッド)  日本人の英語  学校で単語や熟語、高度な文 法を学んでも、実践で英語を 使えない 習った英語の知識を作動させるパ ターン認識と処理スピード「英語脳」 の育成が欠如  カランメソッド  頭の中に日本語を介在させな いスピーディーな質疑応答で、 英語脳の訓練を行う  会話の反射神経を高めて、英 語の語彙、熟語、文法へのア クセスを向上させる 2012年4月14日 明治大学文明とマネジメント研究所 14 © 2012 QQ-bin, Ltd.All Rights Reserved
  • 15. “学びを実践し、応用力をつける” PPPメソッド 1. Presentation(テーマの提供)  コミュニケーションに必要となる身近 なテーマを使い、生徒が本来持つ 知識を活かして導入レッスンを行う  PPPメソッド(コミュニカティブメソッド) 2. Practice(練習)  講師主体のレッスンではなく、生徒  言語を操る上で「動詞の使い方」を に多くの練習機会を与えて、授業へ 最も重要視 の積極的な参加を促す  主に動詞のパターンプラクティスを3つ のPサイクルによって学んでいく方法 3. Production(出力)  英語脳と自分英語がバランスよく  生徒に実際英語を話す機会を与え 向上させられる学習法 る。教材やメモを見ず、習った内容 を自分のものにできているか確認  言語を習得するための結論といわれ、 英米をはじめ多くの国で採用 2012年4月14日 明治大学文明とマネジメント研究所 15 © 2012 QQ-bin, Ltd.All Rights Reserved
  • 16. オンライン英会話QQイングリッシュ 【気軽に参加】  入学金0円、通信費0円  用意するのはネットにつながったパソコ ンとヘッドセットだけ 【長時間営業】  レッスン時間は早朝6時半から深夜 25時まで  日中にレッスンを受けたい主婦や学生 の方から、出勤前やお勤め帰りの社会 人の方まで幅広く対応可能 【マンツーマンレッスン】  レッスンは全てマンツーマン  他人の目を気にせず、各人のペースに 合わせた授業を提供 2012年4月14日 明治大学文明とマネジメント研究所 16 © 2012 QQ-bin, Ltd.All Rights Reserved
  • 17. 英会話学校の価格比較 レッスン形態 通学型英会話(グループレッスン) 通学型英会話(マンツーマンレッスン) オンライン型英会話 (スクール) N社 N社 QQイングリッシュ 入学金 ¥21,000 ¥21,000 ¥0 テキスト代 ¥12,800 ¥12,800 ¥0 その他用意するもの ¥0 ¥0 ¥2,000 *スカイプ用ヘッドセット 月謝 一ヶ月400分の受講を ¥24,850 ¥73,150 ¥8,400 想定 *10回(5人グルー プ 40分) *10回(マンツー マン40分) *16回(マンツー マン25分) 通学費(月) ¥3,000 ¥3,000 ¥0 *片道150円×往復×10回 *片道150円×往復×10回 *5人グループなので1人当たりの時間は その他 *マンツーマン *マンツーマン マンツーマンの1/5 特記事項 通信料も無料 一ヶ月の費用合計 合計 ¥61,650 ¥109,950 ¥10,400 ¥120,000 ¥100,000 ¥80,000 金額 ¥60,000 ¥40,000 ¥20,000 ¥0 系列1 ¥61,650 ¥109,950 ¥10,400 © 2012 QQ-bin, Ltd.All Rights Reserved
  • 18. オンライン英会話QQイングリッシュ  屋号:QQイングリッシュ  商号:株式会社キュウ急便  設立:昭和62年5月16日  本社所在地:東京都杉並区 永福4-13-4 TEL: 03-5329-0555 (英会話 事業部)  e-mail:info@qqeng.com  代表取締役:藤岡 頼光  資本金:10,000万円  従業員数:社員数 20名 2012年4月14日 明治大学文明とマネジメント研究所 18 © 2012 QQ-bin, Ltd.All Rights Reserved
  • 19. QQイングリッシュの特徴 ①フィリピンのプロ講師陣 現地の教員免許や、国際資格TESOLの取得者 ②徹底した研修体制 各分野のスペシャリスト達が講師陣を徹底指導 カランスクールの正式トレーニングも定期受講 ③日本人に最適な学習メソッドを導入 2つのメソッドを使った豊富なカリキュラムで英語習得にむけてアプローチ ④安定したクリアな通信環境 オフィスには大容量の光ファイバーのインターネット回線が完備されているほか、停 電時に備え自家発電装置も用意 ⑤日本人スタッフが常時駐在 レッスン導入のガイダンスや電話対応など、顧客のサポート体制も万全 2012年4月14日 明治大学文明とマネジメント研究所 19 © 2012 QQ-bin, Ltd.All Rights Reserved
  • 20. なぜフィリピンなのか 【世界第3位の英語公用語国】  英語が公用語で、小学校から英語で授業  英米のコールセンターも多く設置  英語の流暢さは世界でも有名 【英会話習得の成功者】  フィリピンの人々は、母国語は英語ではなく、英語を 第2言語として習得した「英会話習得の成功者」たち  講師達は、第2言語としての英語習得の苦労を乗り越え  「どう教えればよいか」「どう教えてもらえれば理解できるの か」を体得 2012年4月14日 明治大学文明とマネジメント研究所 20 © 2012 QQ-bin, Ltd.All Rights Reserved
  • 21. 講師陣 【プロの講師陣】  QQイングリッシュの講師陣は、フィリピン人の中でも発音・人柄・社 会性などの厳しい採用基準をクリア  講師の大半が現地の教員免許や、国際教授資格TESOLの取得者  全員を対象にTESOLの所得を補助 2012年4月14日 明治大学文明とマネジメント研究所 21 © 2012 QQ-bin, Ltd.All Rights Reserved
  • 22. 徹底した研修体制  定期的な研修制度 各講師の授業をチェックするスーパーバイザー  QQイングリッシュには各分野のスペシャリストがそれぞれ の専門分野について定期的な研修を行う  他校との圧倒的な差別化を図る  スーパーバイザー制度  オフィスには先生の管理職であるスーパーバイザー  英語講師として十分な経験・技量を持つ彼女達が、各種の研修実 施はもちろん、高品質のレッスンを提供し続けるために、 日々品質 の向上に努めている 2012年4月14日 明治大学文明とマネジメント研究所 22 © 2012 QQ-bin, Ltd.All Rights Reserved
  • 23. 各分野のスペシャリスト達1 ロレイン・ワーン(レッスンコーディネーター) 応用言語学・神経言語学の修士号を持つ言語教育の スペシャリスト。 イギリスの名門、ケンブリッジ大学に おいて語学教育を監督するための課程も修了。 TESOL(英語を母国語としない人を対象にした英語教 育における教授法資格)を学ぶ学生に、 言語学を教 える「先生の先生」としてのキャリアを積む コーチングの技法を取り入れた彼女の指導は現地で 高い人気を博しており、 彼女の教え子の中にはケン ブリッジ大学の博士号を取った者も数多くおります。 過去には、ケンブリッシャー州の公立学校で、ケンブリ ッジ大学からの教育担当者をサポートする チームの 一員として働いた実績を持ちます。 彼女が執筆した外国語習得のための専門的教材は、 ブリティッシュ・カウンシルにて 「New Course of the Month」としても採用。 2012年4月14日 明治大学文明とマネジメント研究所 23 © 2012 QQ-bin, Ltd.All Rights Reserved
  • 24. 各分野のスペシャリスト達2 三代澤 義人(教授法・文法・TOEIC担当) 青山学院大学卒。外務省入省。外交官として在イタリ ア日本大使館で活躍後、渡英。英国出版社協会や、英 国証券会社Stoop, Vigne勤務。日本人として初めてロ ンドン証券取引所のBlue Button資格取得。Duff, Stoop & Ross Monroe社でファンドマネジャー。Vickers, da Costa社の東京主席駐在員を経て、大手予備校の講師 に転職。英語の講義は人気を博し、衛星中継で全国の 受験生に。A to Z語学学校取締役・松本大学講師を歴 任。パナソニック・コダック・エプソンなどの国際企業で 、TOEICⓇおよびビジネス英語を教える。 英国王立学士院認定ケンブリッジCELTA・TOEICⓇ公 開テスト990点 著書 『新TOEICⓇハンドブック』 2006年 (財)日本英語検定 協会出版 『TOEICⓇ テストFirst Step ゼミナール』 2008年 (財)日 本英語検定協会出版 『QQ English On-line Course Books One-on-One (Books 1, 2, 3, 4, 5) 』 2011年QQ English 2012年4月14日 明治大学文明とマネジメント研究所 24 © 2012 QQ-bin, Ltd.All Rights Reserved
  • 25. 各分野のスペシャリスト達3 ジェイムズ・ウェッブ(言語学顧問) イギリスのロンドンで生まれ、オックスフォード大学 で言語学、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンで心 理言語学を学ぶ。両大学で修士号(優等賞)取得。 オックスフォード大学ではジョージ・ヴオルフ言語学 賞受賞。13年間、言語学研究と講義に従事。オック スフォード大学では音声学・歴史言語学を学び、専 門分野は構文および語彙意味論。ユニヴァーシティ ・カレッジ・ロンドン大学では、実験心理言語学およ び計算言語学を学び、同音異義と多義性の研究に 従事。外国語としての英語をイギリス・日本・フラン ス・フィリピンで教え、オックスフォード大学・ロンドン 大学東洋アフリカ研究学院で日本語構文を教えた 。 2012年4月14日 明治大学文明とマネジメント研究所 25 © 2012 QQ-bin, Ltd.All Rights Reserved
  • 26. 通信のクオリティ 【フィリピンのインフラ】  ネットの利用状況  フィリピンでは、コンピューターの利用が非常に盛んで、各家庭へのイン ターネットの普及も加速度的に増加  インフラは未だ脆弱  通常レベルの環境ではインターネット回線が安定せず「雨が降る」と停 電や回線不通も 【セブオフィスの安心】  セブ市内にあるITパークにオフィス  光ファイバーインターネット回線が完備、停電時の自家発電装置も用意  非常に安定した通信環境でサービス提供が可能  講師は全員このオフィスからレッスン 2012年4月14日 明治大学文明とマネジメント研究所 26 © 2012 QQ-bin, Ltd.All Rights Reserved
  • 27. カリキュラム コースも豊富。カランメソッド、オリジ ナルのOne on Oneから、TOEIC対 策まで、各自の目的やレベルにあ わせ柔軟に対応 【カランメソッド】 ・カランメソッド 【PPPメソッド】 ・QQ One on One ・ビジネスイングリッシュ ・日常英会話 【補強講座】 ・トラベルイングリッシュ ・TOEICコース ・発音クラス 【子供英語】 ・Kidsコース 2012年4月14日 明治大学文明とマネジメント研究所 27 © 2012 QQ-bin, Ltd.All Rights Reserved
  • 29. 実証実験の方法  学習効果の計測 【条件】  13週を目安に約80時間のカランメソッド「内カランメソッドハードコア(50 分)とQQイングリッシュオリジナルの補強プログラム(25分)」によるオン ラインレッスンを受講する  受講はスカイプを使用しオンラインで行う  授業はマンツーマンで行う  学習効果はTOEICとアルク社TSSTにて学習前後に計測 • TSSTとは、電話で受験できる英語のスピーキングテスト • 手軽に英語の運用能力を測れることから、英語学習者や多くの企業で活用 • 受験者に 「考え」 「創る」 ことを迫るような課題を出し、実際に英語で話す • 国際社会において必要とされている英語の運用能力がどれだけあるかを評価 2012年4月14日 明治大学文明とマネジメント研究所 29
  • 30. 学生に対するマネジメント 中間報告会の開催 説明会の開催 集中力の切れかける講座の折り返し地点で再度「就職市場 全てオンライン上の連絡で済む講座ではあったが、講座開始 における英語力のアドバンテージ」と「カランメソッドの有用 前に実際に学生に会いオリエンテーションを行った。 性・効果」を再度周知。また他の受講生の話を聞く事による ポイントとしては学生が興味を持つであろう「就職市場におけ 学習情報交換により、学習モチベーションの持続・再向上を る英語力のアドバンテージ」とこの講座「カランメソッドの有用 狙った。また、懇親会を開催する事で 学習者同士のネッ 性・効果」を特に強調し学生の士気を高める。 トワークを形成させた。 学習モチベーションの 維持のために 進捗管理 都度学習相談 この講座が早朝の7:00から25:00までのスケジュールで生徒 学習意欲の高い生徒に関しては、この講座以外にも学習相 を割り振っていたため、最初の2週間については寝坊や無断 談も多く、推奨図書、サイト、学習方法についてのアドバイス 欠席をするケースが頻発。講師側からの欠席報告により学 を行う。 生に都度連絡を取り受講を促す。 それ以外の学生に対しても、講師側からの学習状況のレ 突発的なスケジュール変更があった場合は、できる限り迅速 ポートを基に、通信環境の改善・学習方法・学習計画のアド にこれに対応した。また頻度の高い受講が必要であったため、 バイスを、積極的に対面・スカイプ・電話にて行った。 生徒が欠席した場合はその週中に補講を取らせるように管 理を行った。 2012年4月14日 明治大学文明とマネジメント研究所 30
  • 31. 出席結果 2月6日現在 53 53 53 53 53 53 53 53 53 53 53 53 53 53 53 53 53 53 53 53 53 50 40 出 席 回 数 30 20 10 0 A B C D E F G H I J K S L M O P Q R S T U 受講生名 受講者21名中19名が3カ月内に53回(約80時間)の受講を終了 若干名、生徒都合により出席日数が不足したが、1月29日時点で参加者全員が 80時間の受講を達成させた。 2012年4月14日 明治大学文明とマネジメント研究所 31
  • 32. カランメソッド学習進捗結果 1月29日現在 564 534 カランメソッドのStage 500 499 とページ数の相関 474 478 stage 12 1264-1405 464 426 412 stage 11 1080-1263 403 376 395 stage 10 955-1079 363 359 364 stage 9 815-954 325 325 325 325 ページ数(全1,405P) 311 289 stage 8 686-814 276 259 304 273 stage 7 566-685 264 270 270 stage 6 447-565 225 222 207 stage 5 338-446 164 172 stage 4 222-337 146 140 146 145 125 131 124 stage 3 145-221 64 stage 2 64-144 58 28 28 28 stage 1 1-63 11 1 1 A B C D E F G H I J K S L M O P Q R S T U -36 受講生名 Stage6 (P565)を修了すると、 CEFR世界標準の語学レベル評価のB1相当に なり、英語圏での勉強や通常の生活で困らない実力が付く 2012年4月14日 明治大学文明とマネジメント研究所 32
  • 33. カランとCEFRのレベル相関表 CEFR 世界標準の語学レベルの評価 英語を母国語とする教養 C2 ある人々に近い語学力 仕事や社会で自信を持っ C1 て英語を駆使できる 英語を使用する職場で働 B2 ける 英語圏での勉強や通常 B1 の生活で困らない 日常生活や旅行で困らな A2 い 身近なことについてのや A1 りとりができる 2012年4月14日 明治大学文明とマネジメント研究所 33
  • 34. TOEICスコア改善結果 3月16日現在 900 850 805 820 800 785 800 800 760 740 725 810 705 695 785 690 700 660 700 640 680 620 680 615 690 625 600 645 575 600 630 525 595 545 595 TOEICスコア 545 555 540 500 525 515 515 440 425 440 400 300 275 200 100 0 A B C D E F G H I J K S L M O P Q R S T U TOEIC最高250点、平均110点の向上 受講生名 2012年4月14日 明治大学文明とマネジメント研究所 34
  • 35. 9 TSSTスコア改善結果 1月10日現在 8 7 7 TSSTレベ進捗結果 6 6 6 5 5 5 5 4 4 5 4 4 4 4 4 4 4 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 2 2 1 A B C D E F G H I J K S L M O P Q R S T U 英語を使ってできること どんな状況においても、筋道を立てて、十分な説得力をもって話すことができています。第三者へのアドバイスや抽象性の高い内容を話す 上級 Level 9 ときも、聞き手が理解しやすいように話を構成しています。 様々な状況および話題について、完璧ではないにしても、自分の言いたいことを常に具体的に、説得力を持って言うことができており、論理 Level 8 的に話を展開する能力を発揮しつつあります。 過去のできごとや物事の説明をする際、まだ話題に左右されますが、細かい描写を加えたり、自分の経験談を交えたり、簡単な感想や意 Level 7 見を交えることより、自発的に話を膨らませることができます。 身近なことに関しては、余裕を持って話すことができます。比較や過去のできごとの説明もできますが、複雑な内容の場合は言いよどみや 中級 Level 6 情報の不足が見られることがあります。 身近な話題であれば、多くの場合、自分から付加的な情報を提供しています。適切な言葉が見つからない場合も、知っている単語を駆使し Level 5 てなんとか言いたいことを伝えることができます。 様々な質問に文で答えることができ、簡単な理由を説明したり、描写をしたりすることができます。身近な話題であれば、自分から情報を付 Level 4 け加えることもあります。 Level 3 きちんと受け答えできるのは身近な話題に限られますが、半分程度の確率で構造が簡単な文で基本的な内容は伝えることができます。 初級 発話までに時間がかかり、内容も最小限の情報に限られます。自分から情報を付け加えることはほとんどありませんが、質問に対して返答 Level 2 することができます。 Level 1 質問に反応することができずに沈黙が続いてしまうことが多く、発話はすでに暗記している短文に限られます。
  • 36. 生徒アンケート結果1(抜粋) 【有効回答数21件】 今回の英語特訓講座について  (大変満足 満足 普通 不満 大変不満 の5択) 満足度100% 大変満足72% 満足28% (NPS=+72%)  カランメソッドの学習効果について NPS=+72% (大変あった あった 普通 そんなになかった なかった の5択) 大変あった48% あった52% (NPS=+48%) 【ポジティブ】  英語は習うより慣れろだと思った  カランメソッドは、確かに元々ある文の反復で、臨機応変に対応する会話能力は身に付くのかと考えた時期もあったが、元 々ある文は英語のお手本のようなものでそういったものに耳を慣らしておけば自信につながる。発音の向上も自信と余裕 につながる。  TOEICのスコアが上がった事でこのメソッドの効果を実感できた。発音が良くなったりリスニングスキルが向上した。  自分の英語を直す事は難しかったが、ミスに気を付ける姿勢が身に付いた。  1対1という事で緊張感もあり、くじけそうになってもがんばる事ができた。リスニングの能力が上がった。他のリスニングの 選抜試験にも合格した。  意外にも、、、というと変ですが、TOEICの文法編のスコアがあがっていた。一つ一つ易しめの例文を繰り返すことで、文法 も頭に入ったのかな?と思います。発音面よりも、文法に効果があった気がします。  英語のニュースが何を言っているのか理解できるようになった。  とてもハードな内容だったが確実に力がついている実感があった。ただちゃんと英語ができるようになりたいという気持ち が無いと継続は難しいと思う。 【ネガティブ】  リーディングの結果についてはあまり変化がなかったので少し残念だった。  英語で文法を学ぶ事には少し疑問を感じた。 2012年4月14日 明治大学文明とマネジメント研究所 36
  • 37. 生徒アンケート結果2(抜粋)  カランメソッドを継続したいか? はい 86% いいえ14% 【ポジティブ】  75分間ずっと聞きっぱなし、しゃべりっぱなしというのが魅力。そういう授業はないため実際に英 語を身体の経験にしてみる楽しさは、今のところカランしか知らない。  折角上がったスピーキング能力を下げたくないから  こんなにも効果のでた英会話学習はないからです。  今までいろんな事を試してみたが、一番効果があった。  実際に毎日一時間くらいでTOEIC点数200点上がったから。  最後まで学習し終えたら、スムーズに話せるようになるのではないかという期待があるから。また 、少し間を置いたら、効果がなくなってしまうのではないかという不安があるため、継続学習の大 切さを感じたから。  効果があったことはまぎれも無い事実なので受けたいと思います。 【ネガティブ】  時間的にきつかった  カランメソッドで得られる能力や気付きは十分得られたから  受講を始めた時の感想  これで本当にいいのかな(先生のまねをしているだけなので)と思った。  最初はこんなんでいいのかと思った。正直不安でした。  速くて何をいっているのか分からなかった。  即答の練習になると思った。  質問に答えようとしたら、質問が繰り返されることにかなり戸惑いました。 2012年4月14日 明治大学文明とマネジメント研究所 37
  • 38. 生徒アンケート結果3(抜粋)  講師について  発音のひとつひとつを本当に丁寧に教えてくれました。  授業の始まる数分間のフリートークが楽しみだった。  細かいところも指摘してくれるので正しい英語を話せるようにしてくれた 。  とても元気でおしゃべりで朝から楽しく勉強できました。  明るく優しく、とてもティーチングスキルの高い先生だな、と思いました。 毎日先生とお話できるのが楽しみで、できれば今後も同形式の授業を 受けたいと思っています。  雑談中は優しかったがレッスンは厳しかった。でもそれによってきっちり できた。  勤勉なのでなんでもこたえてくれました。  カランメソッド1時間あたりに支払ってもよい金額 1,467円(平均) 2012年4月14日 明治大学文明とマネジメント研究所 38
  • 40. TOEICテスト結果(Total)とTSSTテスト結果 のレベルの相関  結果 8  TOEICテストとTSSTテス n = 42 7 y = 0.0066x - 0.2192 R² = 0.5211 トの点数には、強い正の 6 相関係数 = 0.7218 相関が見られる TSSTテスト結果レベル 5 4  根拠 3  21人の受講前後の標記 2 データ42個すべてを用い 1 0 て、散布図を作成したと 0 200 400 600 TOEICテスト結果Total 800 1,000 ころ、相関係数は0.7218 という強い相関がある 2012年4月14日 明治大学文明とマネジメント研究所 40
  • 41. TOEICテスト結果(Total)の受講後の伸び  結果 200  高得点ほど伸びは小さく、 180 160 低得点ほど伸びは大きい 140 。100点下がるごとに24点 程度の上昇が見込める 受講後の伸び 120 100 80  根拠 60 n = 21 40 y = -0.2389x + 250.17 R² = 0.3896  回帰直線 20 0 相関係数 = 0.6241 y = -0.2389x + 25.17 0 200 400 600 TOEICテスト結果Total 800 1,000 相関係数は0.6241と高い 2012年4月14日 明治大学文明とマネジメント研究所 41
  • 42. TOEICテスト結果の受講後の伸び: 140 ListeningとReadingの比較 120 100  結果 80  TOEICのテスト結果を 受講後の伸び 60 n = 18 ListeningとReadingに分 40 20 y = -0.3517x + 174.58 R² = 0.3027 けると、Listeningの方が 相関係数 = 0.5501 0 0 100 200 300 400 500 大きい伸びを期待できる 140 根拠 -20 120 -40  TOEICテスト結果Listening 100  切片がListening (174.58) の方がReading (156.58) 80 受講後の伸び 60 40 n = 18 y = -0.3866x + 156.58 より大きく、傾きも 20 R² = 0.4025 相関係数 = 0.6344 Listening (-0.3517)の方 0 0 100 200 300 400 500 がReading (-0.3866)より -20 ゆったり減少 -40 42 TOEICテスト結果Reading
  • 43. TSSTテスト結果レベルの受講後の伸び  結果 1.2  TSSTテストの受講後の 1 伸びは、高得点ほど伸び n = 21 0.8 y = -0.1182x + 0.6997 は小さく、低得点ほど伸 R² = 0.1093 相関係数 = 0.3306 びは大きい傾向 受講後の伸び 0.6 0.4  相関が弱くはっきりしない 0.2  根拠  回帰直線 0 0 1 2 3 4 5 6 7 8 -0.2 TSSTテスト結果レベル y = -0.1182x + 0.6997 相関係数は0.3306と弱い 2012年4月14日 明治大学文明とマネジメント研究所 43
  • 44. ListeningとReadingのTOEICテスト結果: 450 受講前後の比較 n = 21 400 y = 0.8267x + 23.117  結果 TOEICテスト結果Reading(受講前) 350 R² = 0.6046 相関係数 = 0.7775 300  Listeningの得点が高いと 250 Readingの得点も高い 200  Listening得点の伸びが著 150 100 しく、受講後の両者の相 50 関はあまり大きくない 根拠 0 0 100 200 TOEICテスト結果Listening(受講前) 300 400 500  450 400 n = 18 y = 0.531x + 133.17  受講前の相関係数は、 TOEICテスト結果Reading(受講後) 350 R² = 0.2943 0.7775とかなり強い相関 相関係数 = 0.5424 300 250  しかし、受講後の相関は、 200 0.2943と弱い 150 100 50 0 0 100 200 300 400 500 44 TOEICテスト結果Listening(受講後)
  • 45. TOEIC 事前の未開 事後の開 開発率 (Total) 発分 発分 スコア開発率 (a) 440 (b)=990-(a) 550 (c) 190 (d)=(c)/(b) 34.5% 515 475 175 36.8% 440 550 175 31.8%  予測モデルへの挑戦 425 565 155 27.4% 事前スコアから受講後のスコア 655 335 150 44.8% 上昇を予測できるか? 545 445 150 33.7% 680 310 140 45.2%  未開発スコア 595 395 130 32.9%  TOEICの990点満点から、事 275 715 250 35.0% 前テスト点数を引いた分 645 345 115 33.3%  スコア開発率 525 465 115 24.7% 595 395 110 27.8%  事後テストの結果、アップした 515 475 105 22.1% 点数が未開発スコアの何%に 700 290 100 34.5% なるか 690 300 95 31.7%  スコア開発率の分布 540 450 85 18.9%  安定な分布なら、スコア開発 555 435 65 14.9% の予測に利用可能! 680 310 60 19.4% 810 180 40 22.2% 630 360 30 8.3% 2012年4月14日 785 205 15 7.3%
  • 46. スコア開発率の特徴 潜在能力の開発率の分布  全データの分布 10 9  7.3%~45.2%の範囲 9 8 n = 21  50%以下に集中 平均値 = 28.0% 7 中央値 = 31.7%  最大でも50%を超えない 6 頻 5 5 標準偏差= 10.3point 度 4 最小値 = 7.3% 3 3 最大値 = 45.2% 2 2 2 1 0 0 0 0 0 0 ~10% ~20% ~30% ~40% ~50% ~60% ~70% ~80% ~90% ~100% データ区間 2012年4月14日 明治大学文明とマネジメント研究所 46
  • 47. スコア開発率の特徴 50.0%  半数のデータ 45.0%  上位1/4と下位1/4を除いた 40.0% 35.0% 四分位範囲 30.0%  20~35%の開発率に集中 開 発 25.0% 率  3分法による解釈 20.0%  上位1/4(35~50%) 15.0% 10.0%  本学習法の潜在開発率 5.0%  四分位範囲(20~35%) 0.0%  確率1/2で予測可能 0 200 400 600 800 未開発の潜在能力(990-TOEIC点)  下位1/4(0~20%)  学習を阻害する要因? 2012年4月14日 明治大学文明とマネジメント研究所 47
  • 48. まとめと議論  QQEnglish受講者の半数程度  未開発スコアのうち20~35%程度の上昇を期待  TOEICスコア490点の人  未開発スコアは990-490=500点  20~35%に相当 500点×20%=100点 ~500点×35%=175点  100~175点の上昇が、1/2の確率で見込める  疑問  会話訓練だけでなぜTOEICスコアが上昇?  QQEnglishはTOEIC対策講座ではない!? 会話訓練による学習インパクトが潜在能力を開花・・・?  他の学習方法で開発率はどうなっているか? 2012年4月14日 明治大学文明とマネジメント研究所 48