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多世代コミュニティを誘発する社会のデザイン
http://www.facebook.com/makoto.okada
okadamkt@jp.fujitsu.com
2016.10.01
博士課程教育リーディングプログラム
東京大学「活力ある超...
岡田 誠(おかだ・まこと)
富士通研究所R&D戦略本部協創戦略PJ
プロジェクト・ディレクター
実践知研究センター研究員
国際大学GLOCOM 客員研究員
慶應義塾大学SFC研究所上席所員
認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ
共同代表理事...
シニア向けのサービスの現状について知り、アクティブシ
ニアの社会参画を促す仕組みについて考える。
増加している元気高齢者におけるインセンティブについて
考えると共に、彼らのためのサービスの形態について考え
る。また、彼ら自身に積極的に外出・消費...
企業
Business Sector
行政/公的機関
Public Sector
コミュニティ
Social Sector
“問い”
Source: KDI/Glocom Takahiko Nomura “Future Center” pres...
こんなに高齢者の方が増えていく時代に、私たちの
ビジネスや市場の捉え方をどう変えればよいだろうか?
まず、社員が外に出て感じるという文化を再構築するために、
どうしたらよいだろうか?
我々は、未来のステークホルダーとの関係を、どこから、
どのよ...
富士宮プロジェクト(ヒストリーピン)
高齢になっても安心して暮らしていける
まちは本当に実現できるのか?
【参考】現場観察・ダウンローディング
動画リンク http://vimeo.com/89067319
富士宮プロジェクト(ヒストリーピン)
! ?
★❤
驚き 疑問
閃き共感
なるほど!~
そうか!~
もっと~について知りたい
なぜ~
ひょっとして~
そういえば~
やっぱり~
~だよね
フィールド: 記入者:日付: 対象:時間:
All Rights Reserved, Copyr...
富士宮プロジェクト(ヒストリーピン)
~写真を介したコミュニケーション~
孤立する高齢者(英国統計情報等)
多世代コミュニティ
30代: 60% => 10 %
高齢者との同居
40% => 10 %
65歳以上のうち50万人がクリスマスを一人で過ごしている
65歳以上のうち60万人が週1回以下の外出頻度
ヒストリーピン
写真を媒介にした世代間の対話
 地域に眠る古い風景写真を使い、地域のソーシャル・キャ
ピタルを増やす取り組み
 英国NPO「We Are What We Do」が2011年に開発し英
米等で展開
 英国レディング市での多世...
ヒストリーピン(レディング市の取り組み)
写真を媒介に
多世代で話を
ロンドンから
西に60km
人口:約14万人
ヒストリーピン・紹介ビデオ:https://vimeo.com/26111772
学校とのコラボレーション
例:川崎市高津区の歴史写真
左上:川崎市高津区区制40周年記念誌
「たかつ ひと・まち・記憶」より
左下:右下:川崎市高津区野川
Googleマップストリートビューより
写真が興味を喚起する
+
自分ができること
【高校生への問い】
古い写真を使ってさ、十六市で
なにかしてくれないかなぁ。
静岡県立富岳館高校2年生に「企画」を依頼
地域寄合処を運営しているが、
実は「どんな風に何を話したらよいか」 に悩んでいた
駅前商店街側の期待
高校生に「十六市に来て」と言えなかった
だからすごく嬉しい。
「懐かしかったです、すごく。こういうお嬢さんたちと話
せること。めったにないですもんね。」
懐かしくて、ほっとする感じで、良かったです。
チャーミングで笑顔も素敵だし。
若い人となかなか話することがないから、楽しかったです。
「すごい若い方々が、高校生たちがすごい楽しそうにやってい
るというのが本当に印象的で、みんな生き生きとしていて、
楽しそうで本当によかったです。」
「ないまぜのイベント」としての価値
対面ではなく、肩を寄せ、同じものをみる関係性が生まれる
ポストイットが、役割を生む
「何か学んだことはありますか?」
「駅前の通りで戦争する人を送って、でも迎える時は亡く
なって遺骨になった人を迎えるといった話を聞きました。」
高校生は
聞いた話を
付箋に貼る
「最初は全然何話したらいいか分からなくて緊張もし
たけど、思ったより人も来てくれて、今になって少
しずつ慣れてきて楽しいです。」
富岳館高校寄合処
多世代コミュニティを誘発する社会のデザイン
~ 仕掛けの設計 ~
企業
Business Sector
行政/公的機関
Public Sector
コミュニティ
Social Sector
“問い”
Source: KDI/Glocom Takahiko Nomura “Future Center” pres...
寄合処参加者 市役所
社会福祉
協議会
おかみさん会 地元
新聞社
写真
愛好家
生徒
先生
「高校生× 写真」という「問い」がつながりを生む
地域寄合処
市役所
社会福祉協議会
商店街おかみさん会
地元新聞社
写真愛好家 高校生
先生
足りなさが誘引する
Product +
service
innovation
Market
innovation
Political
innovation
Cultural
innovation
Vicki Sellick, Senior Programme Ma...
Kirti P. Mishra: Bop & Innovation
RUN伴:新しい組み合わせ
たすきをつないで、
認知症の人も走る
走った人は、一人一人
たすきに名前を書く
http://runtomo.jimdo.com/
Start
Goal
Run伴2016
北見~那覇
6500 km
走ることが自信につながる
参加することで新たな関係性が生まれる
地元のサッカーチームも
地域の大学生も
若いクリエーターとともに
http://runtomorrow.jp/
工夫を共有する「ことば」を探すプロジェクト
http://tabinokotoba.sfc.keio.ac.jp/
“認知症とともによりよく生きるためのヒント”を「ことば」に
インタビューをベースにして、
パターンランゲージの考え方を使って作成...
ことばにすれば
知恵や工夫を
共有しやすい。
ことばをヒントに
自分なりの経験を
話合える。工夫が
できる。
いきいきとしたポジティブな「ことば」の価値
富士宮プロジェクト
(ヒストリーピン)
Run伴
ないませのイベント
発見のための対話の誘発
希望ビジョン
経験
今を楽しむ
特別な日
旅の計画
対話の空間
わくわく実行委員会
一緒に仕掛ける
楽しい企画
いろいろな世代
いつもの同じ顔ぶれで
閉じない
世代を越える価値も「ことば」に
まとめ
シニア向けのサービスの現状について知り、アクティブシ
ニアの社会参画を促す仕組みについて考える。
増加している元気高齢者におけるインセンティブについて
考えると共に、彼らのためのサービスの形態について考え
る。また、彼ら自身に積極的に外出・消費...
企業
Business Sector
行政/公的機関
Public Sector
コミュニティ
Social Sector
“問い”
Source: KDI/Glocom Takahiko Nomura “Future Center” pres...
認知症
フレンドリージャパン・
イニシアチブ
多世代コミュニティを誘発する社会のデザイン
多世代コミュニティを誘発する社会のデザイン
多世代コミュニティを誘発する社会のデザイン
多世代コミュニティを誘発する社会のデザイン
多世代コミュニティを誘発する社会のデザイン
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多世代コミュニティを誘発する社会のデザイン

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2016.10.01、東京大学博士課程教育リーディングプログラム「活力ある超高齢社会を共創するグローバル・リーダー養成プログラム」
高齢社会総合研究演習 GLAPSコアセミナー

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多世代コミュニティを誘発する社会のデザイン

  1. 1. 多世代コミュニティを誘発する社会のデザイン http://www.facebook.com/makoto.okada okadamkt@jp.fujitsu.com 2016.10.01 博士課程教育リーディングプログラム 東京大学「活力ある超高齢社会を共創するグローバル・リーダー養成プログラム」 高齢社会総合研究演習 GLAFSコアセミナー 富士通研究所 R&D戦略本部協創推進PJ / 認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ(DFJI) 岡田 誠
  2. 2. 岡田 誠(おかだ・まこと) 富士通研究所R&D戦略本部協創戦略PJ プロジェクト・ディレクター 実践知研究センター研究員 国際大学GLOCOM 客員研究員 慶應義塾大学SFC研究所上席所員 認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ 共同代表理事 1961年生まれ。早稲田大学応用物理学修士。 1986年に富士通研究所に入社。 2011年に国際大学GLOCOM・NPO法人認 知症フレンドシップクラブとの3組織共同プ ロジェクト「認知症プロジェクト」を開始、 2013年認知症フレンドリージャパン・イニ シアチブ(DFJI)を立ち上げる。
  3. 3. シニア向けのサービスの現状について知り、アクティブシ ニアの社会参画を促す仕組みについて考える。 増加している元気高齢者におけるインセンティブについて 考えると共に、彼らのためのサービスの形態について考え る。また、彼ら自身に積極的に外出・消費・社会参加など をしてもらうための仕掛けについて、様々な立場からの視 点を獲得する。 テーマ:アクティブエイジング サービス 仕組み インセンティブ 形態 キーワード:バウンダリーオブジェクト
  4. 4. 企業 Business Sector 行政/公的機関 Public Sector コミュニティ Social Sector “問い” Source: KDI/Glocom Takahiko Nomura “Future Center” presented at GLOGOM 2011.10.07  企業は、単体では社会システム のイノベーションが起こせない  行政は、企業やコミュニティと 一緒にまちづくりを進めていき たい  コミュニティは、スケールの大 きいサービスを提供するために 企業や行政と組みたい バウンダリー・オブジェクト 異なるコミュニティやシステム間の境界(バウンダリー)に存在するモ ノや言葉、シンボルなどを意味し、コミュニティ同士をつなぐもの、あ るいは新たなコミュニティを形成するものとして生み出されるもの。
  5. 5. こんなに高齢者の方が増えていく時代に、私たちの ビジネスや市場の捉え方をどう変えればよいだろうか? まず、社員が外に出て感じるという文化を再構築するために、 どうしたらよいだろうか? 我々は、未来のステークホルダーとの関係を、どこから、 どのように、作っていけばよいのだろうか? アサヒグループホールディングス Voice II活動でのコメント 例:企業としての価値
  6. 6. 富士宮プロジェクト(ヒストリーピン) 高齢になっても安心して暮らしていける まちは本当に実現できるのか?
  7. 7. 【参考】現場観察・ダウンローディング
  8. 8. 動画リンク http://vimeo.com/89067319 富士宮プロジェクト(ヒストリーピン)
  9. 9. ! ? ★❤ 驚き 疑問 閃き共感 なるほど!~ そうか!~ もっと~について知りたい なぜ~ ひょっとして~ そういえば~ やっぱり~ ~だよね フィールド: 記入者:日付: 対象:時間: All Rights Reserved, Copyright FUJITSU LABORATORIES LTD. 2009-2014 全体の印象 MOTIFフィールドノート
  10. 10. 富士宮プロジェクト(ヒストリーピン) ~写真を介したコミュニケーション~
  11. 11. 孤立する高齢者(英国統計情報等) 多世代コミュニティ 30代: 60% => 10 % 高齢者との同居 40% => 10 % 65歳以上のうち50万人がクリスマスを一人で過ごしている 65歳以上のうち60万人が週1回以下の外出頻度
  12. 12. ヒストリーピン 写真を媒介にした世代間の対話  地域に眠る古い風景写真を使い、地域のソーシャル・キャ ピタルを増やす取り組み  英国NPO「We Are What We Do」が2011年に開発し英 米等で展開  英国レディング市での多世代対話ワークショップ  89%の利用者が高齢者と週1時間以上コミュニケーション を持つように  64%の利用者が高齢者の生活や人生を以前より理解するよ うに
  13. 13. ヒストリーピン(レディング市の取り組み) 写真を媒介に 多世代で話を ロンドンから 西に60km 人口:約14万人
  14. 14. ヒストリーピン・紹介ビデオ:https://vimeo.com/26111772 学校とのコラボレーション
  15. 15. 例:川崎市高津区の歴史写真 左上:川崎市高津区区制40周年記念誌 「たかつ ひと・まち・記憶」より 左下:右下:川崎市高津区野川 Googleマップストリートビューより 写真が興味を喚起する + 自分ができること
  16. 16. 【高校生への問い】 古い写真を使ってさ、十六市で なにかしてくれないかなぁ。
  17. 17. 静岡県立富岳館高校2年生に「企画」を依頼 地域寄合処を運営しているが、 実は「どんな風に何を話したらよいか」 に悩んでいた
  18. 18. 駅前商店街側の期待 高校生に「十六市に来て」と言えなかった だからすごく嬉しい。
  19. 19. 「懐かしかったです、すごく。こういうお嬢さんたちと話 せること。めったにないですもんね。」
  20. 20. 懐かしくて、ほっとする感じで、良かったです。 チャーミングで笑顔も素敵だし。 若い人となかなか話することがないから、楽しかったです。
  21. 21. 「すごい若い方々が、高校生たちがすごい楽しそうにやってい るというのが本当に印象的で、みんな生き生きとしていて、 楽しそうで本当によかったです。」
  22. 22. 「ないまぜのイベント」としての価値
  23. 23. 対面ではなく、肩を寄せ、同じものをみる関係性が生まれる
  24. 24. ポストイットが、役割を生む
  25. 25. 「何か学んだことはありますか?」 「駅前の通りで戦争する人を送って、でも迎える時は亡く なって遺骨になった人を迎えるといった話を聞きました。」 高校生は 聞いた話を 付箋に貼る
  26. 26. 「最初は全然何話したらいいか分からなくて緊張もし たけど、思ったより人も来てくれて、今になって少 しずつ慣れてきて楽しいです。」
  27. 27. 富岳館高校寄合処
  28. 28. 多世代コミュニティを誘発する社会のデザイン ~ 仕掛けの設計 ~
  29. 29. 企業 Business Sector 行政/公的機関 Public Sector コミュニティ Social Sector “問い” Source: KDI/Glocom Takahiko Nomura “Future Center” presented at GLOGOM 2011.10.07  企業は、単体では社会システム のイノベーションが起こせない  行政は、企業やコミュニティと 一緒にまちづくりを進めていき たい  コミュニティは、スケールの大 きいサービスを提供するために 企業や行政と組みたい バウンダリー・オブジェクト 異なるコミュニティやシステム間の境界(バウンダリー)に存在するモ ノや言葉、シンボルなどを意味し、コミュニティ同士をつなぐもの、あ るいは新たなコミュニティを形成するものとして生み出されるもの。
  30. 30. 寄合処参加者 市役所 社会福祉 協議会 おかみさん会 地元 新聞社 写真 愛好家 生徒 先生 「高校生× 写真」という「問い」がつながりを生む
  31. 31. 地域寄合処 市役所 社会福祉協議会 商店街おかみさん会 地元新聞社 写真愛好家 高校生 先生 足りなさが誘引する
  32. 32. Product + service innovation Market innovation Political innovation Cultural innovation Vicki Sellick, Senior Programme Manager, Nesta Behavior change Behavioral change is the target of true innovation A->A’ A->B System
  33. 33. Kirti P. Mishra: Bop & Innovation
  34. 34. RUN伴:新しい組み合わせ たすきをつないで、 認知症の人も走る 走った人は、一人一人 たすきに名前を書く http://runtomo.jimdo.com/ Start Goal Run伴2016 北見~那覇 6500 km
  35. 35. 走ることが自信につながる
  36. 36. 参加することで新たな関係性が生まれる
  37. 37. 地元のサッカーチームも
  38. 38. 地域の大学生も
  39. 39. 若いクリエーターとともに http://runtomorrow.jp/
  40. 40. 工夫を共有する「ことば」を探すプロジェクト http://tabinokotoba.sfc.keio.ac.jp/ “認知症とともによりよく生きるためのヒント”を「ことば」に インタビューをベースにして、 パターンランゲージの考え方を使って作成 慶應大学SFC(井庭准教授/学部1年生-4年生) 認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ 【世界初】  パターンランゲージ×認知症
  41. 41. ことばにすれば 知恵や工夫を 共有しやすい。 ことばをヒントに 自分なりの経験を 話合える。工夫が できる。 いきいきとしたポジティブな「ことば」の価値
  42. 42. 富士宮プロジェクト (ヒストリーピン) Run伴 ないませのイベント
  43. 43. 発見のための対話の誘発 希望ビジョン 経験 今を楽しむ 特別な日 旅の計画 対話の空間
  44. 44. わくわく実行委員会 一緒に仕掛ける 楽しい企画 いろいろな世代 いつもの同じ顔ぶれで 閉じない 世代を越える価値も「ことば」に
  45. 45. まとめ
  46. 46. シニア向けのサービスの現状について知り、アクティブシ ニアの社会参画を促す仕組みについて考える。 増加している元気高齢者におけるインセンティブについて 考えると共に、彼らのためのサービスの形態について考え る。また、彼ら自身に積極的に外出・消費・社会参加など をしてもらうための仕掛けについて、様々な立場からの視 点を獲得する。 テーマ:アクティブエイジング サービス 仕組み インセンティブ 形態 キーワード:バウンダリーオブジェクト
  47. 47. 企業 Business Sector 行政/公的機関 Public Sector コミュニティ Social Sector “問い” Source: KDI/Glocom Takahiko Nomura “Future Center” presented at GLOGOM 2011.10.07 バウンダリー・オブジェクト 異なるコミュニティやシステム間の境界(バウンダリー)に存在するモ ノや言葉、シンボルなどを意味し、コミュニティ同士をつなぐもの、あ るいは新たなコミュニティを形成するものとして生み出されるもの。
  48. 48. 認知症 フレンドリージャパン・ イニシアチブ

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