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『メリットの法則―― 行動分析学・実践編』

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2016年4月20日EGMフォーラム月例会で使用したスライド。組織の協働関係をどう構築するかという文脈の中でのプレゼンだった。

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『メリットの法則―― 行動分析学・実践編』

  1. 1. Naoki Sugiura 2016 『メリットの法則―― 行動分析学・実践編』 のアウトライン Naoki Sugiura @naokis http://naokis.doorblog.jp/ 2016.04.20
  2. 2. Naoki Sugiura 2016 『メリットの法則――行動分析学・実践編』 まえがき 第1章 その行動をするのはなぜ? 第2章 行動に影響を与えるメカニズム(基本形) 第3章 行動がエスカレートしたり、 叱られても直らないのはなぜ? 第4章 行動に影響を与えるメカニズム(応用形) 第5章 行動は見た目よりも機能が大事 第6章 日常にありふれた行動も あとがき 参考文献
  3. 3. Naoki Sugiura 2016 『メリットの法則――行動分析学・実践編』 本書を一言で評すると。。。 子育て・教育 自己啓発・自己目標 この本はきっと、子育てや教育、自己啓発や 自己目標の達成に役立つでしょう。
  4. 4. Naoki Sugiura 2016 『メリットの法則――行動分析学・実践編』 まえがき 第1章 その行動をするのはなぜ? 第2章 行動に影響を与えるメカニズム(基本形) 第3章 行動がエスカレートしたり、 叱られても直らないのはなぜ? 第4章 行動に影響を与えるメカニズム(応用形) 第5章 行動は見た目よりも機能が大事 第6章 日常にありふれた行動も あとがき 参考文献
  5. 5. Naoki Sugiura 2016 『メリットの法則――行動分析学・実践編』 著者プロフィール 専門行動療法士、臨床心理士。発達につまずきのあ る子とその家族への指導のために、全国各地からの支 援要請に応えている心理臨床家。 (KenjiOkuda.comより) ● 奥田健次 - KenjiOkuda.com ● 奥田健次(行動分析学者) official ブログ
  6. 6. Naoki Sugiura 2016 『メリットの法則――行動分析学・実践編』 本書を一枚にまとめると。。。 望ましい行動 望ましくない行動 アメ アメなし 望ましくない行動には「ムチ」ではなく「アメなし」
  7. 7. Naoki Sugiura 2016 『メリットの法則――行動分析学・実践編』 アメとアメなしの法則 ×アメとムチ 〇アメとアメなし 一般的に信じられている「アメとムチ」はダメ!
  8. 8. Naoki Sugiura 2016 『メリットの法則――行動分析学・実践編』 「行動」とはなにか? 「死人にはできないこと」 定義はたったこれだけ!
  9. 9. Naoki Sugiura 2016 『メリットの法則――行動分析学・実践編』 「行動」とはなにか? 直前 行動随伴性 行動 直後
  10. 10. Naoki Sugiura 2016 『メリットの法則――行動分析学・実践編』 「行動分析学」とはなにか? 従来の見方 直前に 原因 行動 行動分析学 行動 直後に 原因
  11. 11. Naoki Sugiura 2016 『メリットの法則――行動分析学・実践編』 四つの行動原理 出現 消失 好子 強化 弱化 嫌子 弱化 強化 好子(こうし):行動の直後に提示されることで、その行動の  生起頻度を増やす刺激のこと(つまりアメ) 嫌子(けんし):行動の直後に提示されることで、その行動の  生起頻度を減らす刺激のこと(つまりムチ) 鳴門教育大学学校教育研究センターとWikipediaを参考に作成 本書より引用
  12. 12. Naoki Sugiura 2016 『メリットの法則――行動分析学・実践編』 四つの行動原理の解説 前ページの読み方 1. 好子が出現すると、行動の生起頻度が増す 2. 好子が消失すると、行動の生起頻度が減る 3. 嫌子が出現すると、行動の生起頻度が減る 4. 嫌子が消失すると、行動の生起頻度が増す
  13. 13. Naoki Sugiura 2016 『メリットの法則――行動分析学・実践編』 四つの行動原理の考察 1. 望ましい行動を促すには好子(アメ)を与える 2. 望ましくない行動を抑制するには? ➢ 嫌子(ムチ)を与えるべきか? ➢ 好子(アメ)をなくすべきか? 3. 嫌子(ムチ)をなくすことは望ましい行動を促すか?
  14. 14. Naoki Sugiura 2016 『メリットの法則――行動分析学・実践編』 四つの行動原理の考察 1. 望ましい行動を促すには好子(アメ)を与える YES 2. 望ましくない行動を抑制するには? ➢ 嫌子(ムチ)を与えるべきか? YES ➢ 好子(アメ)をなくすべきか? YES 3. 嫌子(ムチ)をなくすことは望ましい行動を促すか? ❓??
  15. 15. Naoki Sugiura 2016 『メリットの法則――行動分析学・実践編』 嫌子(ムチ)の副作用 1. 行動自体を減らしてしまう 2. 何も新しいことを教えたことにならない 3. 一時的に効果があるが持続しない 4. 弱化を使う側は罰的な関わりがエスカレートしがちである 5. 弱化を受けた側にネガティブな情緒反応を引き起こす 6. 力関係次第で他人に同じことをしてしまう可能性を高める
  16. 16. Naoki Sugiura 2016 『メリットの法則――行動分析学・実践編』 行動の機能は四つしかない 1. 物や活動が得られる 2. 注目が得られる 3. 逃避・回避できる 4. 感覚が得られる
  17. 17. Naoki Sugiura 2016 『メリットの法則――行動分析学・実践編』 「不登校」のメカニズム 閉塞した社会 管理教育の悪影響 「こころ」の問題 従来の見方 不登校
  18. 18. Naoki Sugiura 2016 『メリットの法則――行動分析学・実践編』 「不登校」のメカニズム ゲーム マンガ なし 不登校 ゲーム マンガ あり 好子の出現 行動分析学の見方:物や活動が得られる
  19. 19. Naoki Sugiura 2016 『メリットの法則――行動分析学・実践編』 「不登校」のメカニズム 母親の 独り占め なし 不登校 母親の 独り占め あり 好子の出現 行動分析学の見方:注目が得られる
  20. 20. Naoki Sugiura 2016 『メリットの法則――行動分析学・実践編』 「不登校」のメカニズム いじめっ子 あり 不登校 いじめっ子 なし 嫌子の消失 行動分析学の見方:逃避・回避できる
  21. 21. Naoki Sugiura 2016 『メリットの法則――行動分析学・実践編』 「不登校」についての考察 1.原因は、好子の出現・嫌子の消失が複数ある 2.学校の好子・嫌子 vs. 家庭の好子・嫌子 ● 学校の好子(好きな女の子) 3.閉塞した社会やこころの問題では、決してない 4.解決策は家庭の好子の撤去 ● ゲーム・マンガを与えない ● 母親は相手にしない
  22. 22. Naoki Sugiura 2016 『メリットの法則――行動分析学・実践編』 奇声をあげる子への対処 母に抱きし められない 奇声 母に抱きし められる 好子の出現 Bad 母と一緒の 部屋にいる 奇声 母が部屋か ら出て行く 好子の消失 Good
  23. 23. Naoki Sugiura 2016 『メリットの法則――行動分析学・実践編』 行動分析学のお役立ちどころ 1.不登校・引きこもり 2.奇声を上げる子 3.嘔吐を繰り返す子 4.リストカット 5.自閉症 6.ダイエット 7.ポイントカード 以上、著者が実際に解決したり、解決方法を提示している分野
  24. 24. Naoki Sugiura 2016 『メリットの法則――行動分析学・実践編』 行動分析学に対する批判 1. アメで釣っていいのか? 2. こころの問題は解決するのか? 3. 本質的な課題解決は?
  25. 25. Naoki Sugiura 2016 『メリットの法則――行動分析学・実践編』 行動分析学に対する批判への反論 1. アメで釣っていいのか? ➔「行動」が変われば、「こころ」は後からついてくる 2. こころの問題は解決するのか? ➔あなたの言う「こころの問題」とは? 3. 本質的な課題解決は? ➔あなたの言う「本質」とは?
  26. 26. Naoki Sugiura 2016 『メリットの法則――行動分析学・実践編』 まとめ:行動を変えれば、こころも変わる 1. 人は、感情を変えることはできないが、行動を 変えることができる。 2. 行動を変えれば、感情(こころ)も変わる。 3. 嫌な感情は忘れ、良い感情が残る。 例)失恋後の暴食や旅行
  27. 27. Naoki Sugiura 2016 社会をよりよくするために 本スライドはCreative Commons Public License 表示 - 非営利 - 継承 2.1に基づき、二次利用が可能です。

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