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エクスポージャーの効果を⾼める
̶制⽌学習モデルからの提⾔̶
2015.1.8
web勉強会
Craske MG, Treanor M, Conway CC,
Zbozinek T, Vervliet B. Maximizing
exposure therapy: An inhibitory learning
approach. Behav Res Ther. Elsevier Ltd;
2014;58: 10–23. doi:10.1016/j.brat.
2014.04.006
この発表は以下の論⽂をまとめたものです
発表の内容
レスポンデント条件づけの基礎
 (順化モデルについて)
エクスポージャーにまつわる問題
レスポンデント消去における
制⽌学習モデルの紹介
制⽌学習モデルに基づく
エクスポージャー
レスポンデント条件づけの基礎
レスポンデント条件づけ
レスポンデント条件づけの基礎
中性刺激
NS
無条件刺激
US
無条件反応
UR
対提⽰
メトロノーム?
⾁を⾷べれば唾液
が出るワン
中性刺激提⽰後すぐに無条件刺激が提⽰されると
最もよく条件づけられる
レスポンデント条件づけ
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条件刺激
CS
条件反応
CR
もうすぐ⾁が来る
ワン
唾液ダラダラ
レスポンデント条件づけ
レスポンデント消去(エクスポージャーの理論的⼟台)
条件刺激
CS
条件反応
CR
メトロノームが聞
こえても、⾁は来
ないワン・・・
単独提⽰
条件刺激の単独提⽰により
CSに対する順化habituationが
⽣じる。
=
エクスポージャーの基礎理論
エクスポージャーにまつわる問題
エクスポージャーにまつわる問題
4つの”R”問題
 治療後に⽣じるエクスポージャー固有の問題
1)時間経過による不安の復活(return)
2)⽂脈変化による不安の復活(renewal)
3)US単独出現による恐怖の復活(reinstatement)
4)CRの素早い再獲得(rapid reacquisition)
いずれも、消去の順化モデルでは説明しにくい現象
エクスポージャーにまつわる問題
時間経過による不安の復活(return)
 エクスポージャー(消去)後に、時間の経過とともに不安
が戻ってくる現象。臨床的ではReturn of fear、レスポンデ
ント条件づけの理論では「⾃発的回復」として知られる現象。
例)⽝恐怖症の⼈
 繰り返し⽝に触るエクスポージャーを⾏った結果、⽝を触っ
ても不安を感じなくなった。
 治療終結後⽝に遭遇することがなく、1ヶ⽉ぶりに⽝を⾒か
けたら中程度の不安を感じた。
エクスポージャーにまつわる問題
⽂脈変化による不安の復活(renewal)
 エクスポージャー(消去)を⾏ったのとは異なる⽂脈におい
て不安が復活する現象。
例)PTSDに対するイメージエクスポージャー
 交通事故をきっかけにPTSDになった⼈が、セラピストと共
に診療所で繰り返し交通事故のイメージを思い浮かべるイメー
ジエクスポージャーを⾏った。その結果、不安は完全に⽣じな
くなった。
 ⾃宅に帰り、同じようにイメージを思い浮かべたら、治療前
と同じような強い不安を感じた。
エクスポージャーにまつわる問題
US単独出現による恐怖の復活(reinstatement)
 エクスポージャー(消去)を⼗分に⾏いトリガーCSに対し
て不安CRが⽣じなくなった後でも、USの単独提⽰を受ける
とトリガーによって再び不安が⽣じるようになる現象
例)パニック障害による電⾞恐怖
 電⾞CSに乗っている最中にパニック発作URを起こし、電⾞
に乗るのが怖くCRなった。しかし、繰り返し電⾞CSに乗るエ
クスポージャーを⾏い、不安がなくなって⾃由に電⾞に乗れる
ようになった。
 ある時、⾃宅で久々に⼤きなパニック発作URを起こした。
その結果、再び電⾞に乗るのが怖くなった。
エクスポージャーにまつわる問題
CRの素早い再獲得(rapid reacquisition)
 エクスポージャー(消去)によってトリガーCSが不安CRを引
き起こさなくなっても、トリガーCSとUSが対提⽰されると少
ない試⾏でトリガーCSが不安CRを⽣じさせるようになる。
例)男性恐怖の⼥性
 ⽗親CSに数年にわたり繰り返し殴られる経験USがあり男性に
恐怖CRを感じるようになった⼥性が、男性の同僚や知⼈と接する
時間を増やすエクスポージャーで恐怖を克服した。
 ある時、居酒屋で⼈間違いをした中年男性CSの酔っ払いに殴ら
れたUS。その結果、以前のように男性恐怖CRが出現するように
なった。
レスポンデント消去の
制⽌学習モデル
レスポンデント条件づけに関するパブロフの考え⽅
CS-CR連合
条件刺激
CS
無条件刺激
US
条件反応
CR
CSセンター
USセンター 反応センター
CSセンターと
反応センターの
連合を学習
対
提⽰
CS-US連合
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条件刺激
CS
無条件刺激
US
条件反応
CR
CSセンター
USセンター 反応センター
対
提⽰
CSセンターと
USセンターの
連合を学習
制⽌学習モデル
消去では何を学習しているのか?
条件刺激
CS
無条件刺激
US
条件づけ段階
消去段階 無条件刺激なし
no US
条件づけ段階では、「CSはUSをもたらす」
消去段階では、「CSはUSをもたらさない」が学習される
消去を⾏っても、⼀度学習されたCS-US連合は残る
キ リ ト リ
順化アプローチ
順化モデルに基づくエクスポージャー
• 現在、⼤部分の論⽂や書籍では「順化モデル」に基づくエクス
ポージャーが紹介されている
• 順化モデルに基づくエクスポージャー法では、治療には不安低
減が不可⽋とされており重視される
• しかし、エクスポージャー時の不安低下がフォローアップの不
安低下を予測しないという研究(ie. Plendl & Wotfak, 2010)
や、順化を妨害した⽅がより効果的になるという研究(ie.
Culver et al., 2012)すらある。
• 順化モデルに基づくエクスポージャーでは「CSはUSをもたらさ
ない」という学習を積極的に扱っていない
制⽌学習アプローチ
制⽌学習モデルに基づくエクスポージャー
• 「制⽌学習モデル」に基づくエクスポージャーでは、不安の
低下それ⾃体はそれほど重視されない
• 「CSはUSをもたらさない」という学習を⾏うことが中⼼で
ある
• 従来のエクスポージャーの効果を増幅するというよりは、”
4つのR問題”が⽣じるのを防ぐ⼿続き
• 現代のレスポンデント理論より導かれた⼿続きあり、脳科学
的知⾒も含まれている
制⽌学習モデルに基づく
エクスポージャー
制⽌学習強化のための戦略
戦略 説明 キャッチフレーズ
期待妨害
Expectancy violation
 特定の期待を”裏切る”ように、エクスポージ
ャーをデザインする
試してみよう
深い消去
Deepened extinction
 エクスポージャー中に2つのトリガーを同時
に提⽰する(ただし、それぞれ単独の消去を⾏
った後)
組み合わせよう
強化を含む消去
Reinforced extinction
 エクスポージャー中に時折USを提⽰する 恐怖に向き合おう
多様性
Variability
 ⽂脈や刺激に変化をもたせる 変化させる
安全確保⾏動を取り除く
Remove safety behaviors
 安全確保信号や⾏動の使⽤を減らす 投げ捨てよう
集中
Attentional focus
 エクスポージャー中にCSへの注意を維持す
る 留まろう
感情ラベル付け
Affect labeling
 エクスポージャー中の情動体験を描写するよ
うに薦める 話そう
検索キー
Retrieval cues
 消去やイメージ中にcueを提⽰することで、
以前成功したエクスポージャーを思い出す 呼び戻そう
期待妨害
Expectancy violation
「CS-noUS」を学習する
•制⽌学習モデルに基づくエクスポージャーの中⼼アプローチ
•「”期待と結果”のミスマッチが新たな学習に必要である」と
するレスコーラー・ワグナーモデル(RWM)が基礎にある
•ここで述べる期待とは,認知的なものではなくCSがCRを⽣
じさせる強度のこと
CSが強いCRを引き起こす=強い期待
CSが弱いCRしか引き起こさない=弱い期待
RWMの簡単な説明
きっと強いショックが
来るでチュウ
CS CR(強い不安喚起)
ブザー⾳
弱い
ショック
US(弱い)
きっと弱いショック
しか来ないでチュウ
CS CR(弱い不安喚起)
ブザー⾳
弱い
ショック
US(弱い)
消去が
⽣じる
消去も
強化も
⽣じない
きっと弱いショック
しか来ないでチュウ
CS CR(弱い不安喚起)
ブザー⾳
US(強い)
強化が
⽣じる
強い
ショック
期待妨害
Expectancy violation
期待妨害の基本
• 期待と結果のミスマッチが⼤きいほど制⽌学習が⽣じる
• 期待妨害アプローチでは「CS-noUS(USは⽣じない)」の関
係に焦点を当てたエクスポージャーを⾏う
• このアプローチでは期待妨害が⽣じるまで消去/エクスポー
ジャーを継続する(「不安が下がるまで」ではない)
• このアプローチによるエクスポージャーは、従来の順化に基
づくエクスポージャーより⾼い治療効果を⽰している
(Deacon et al., 2013)
期待妨害
Expectancy violation
期待妨害エクスポージャーの実際
1. アセスメント
 CSとUSを特定する。つまり、どんな状況やきっかけ、トリ
ガーで破滅的なことが⽣じるかを確認する。
キ リ ト リ
例)「電⾞CSに乗ると倒れるUS」
「⾼い所CSに⾏くと落ちるUS」
「⼈前CSで話したら笑われるUS」
セリフ:「何が起きることを⼼配/恐れているのですか?」
期待妨害
Expectancy violation
期待妨害エクスポージャーの実際
2. エクスポージャーの実施
 CSに暴露しながら、USがどれくらい⽣じそうかを0-100の
レートで評価させる。また、対象がUSが⽣じると考える状況
に近づけることで、”期待”を⾼める(期待が⾼まるほど結果と
のミスマッチは⼤きくなる)
キ リ ト リ
例)「満員電⾞に乗ったら絶対倒れる」→満員電⾞にのる
「屋上に10分もいたら落ちる」→10分いる
「⼈前で前を向いて話したら笑われる」→前を向いて話す
セリフ:「それがどれくらい⽣じそうと感じるか、0-100で教えて下さい」
期待妨害
Expectancy violation
期待妨害エクスポージャーの実際
3. エクスポージャーの継続と終了
 エクスポージャーを継続し、USのレートについて繰り返し
聞く。実際にUSが⽣じているか確認することでCS-noUSに焦
点を当てさせる。レートが⼗分に下がったらエクスポージャー
を終了する。先⾏研究(Deacon et al., 2013)では5%以下
を⽬安としている。
キ リ ト リ
期待妨害
Expectancy violation
期待妨害エクスポージャーの実際
4. エクスポージャー後
 エクスポージャーを終了した後、エクスポージャー中にUS
が⽣じたか聞くことで、「CS-noUS」を確認させる。
キ リ ト リ
セリフ:「恐れていたことは実際に⽣じたでしょうか?」
例)『満員電⾞に乗って、実際に倒れましたか?』
『屋上に10分いて、実際落ちましたか?』
『⼈前で前を向いて話したら、実際笑われましたか?』
期待妨害
Expectancy violation
期待妨害エクスポージャーの実際
5. 振り返り
 制⽌学習を増強するためエクスポージャーを振り返り、学習
したことが何かを確認する。
キ リ ト リ
セリフ:「どのようなことがわかりましたか?」
「何を学びましたか?」
例)「実際、倒れないことがわかりました」
「実際、落ちないことがわかりました」
「実際、笑われないことがわかりました」
期待妨害
Expectancy violation
期待妨害に関する補⾜
• 不安が下がってもレートが下がっていなければ継続しなけれ
ばならない。これにより「不安は下がったけど、明⽇はわか
らない」といった事態を防ぎやすい。
• 不安ではなくUSが⽣じていないことに注⽬させる⼿続き
• 認知療法における「⾏動実験」と⽐較的似ているが、後述す
るいくつかの点で異なるアプローチである
• 事前に認知再構成法などは⾏わない⽅がよい可能性がある(“期
待”を下げてしまいミスマッチが⽣じなくなるため)
ミスマッチを⼤きくする
• 2つのCSを組み合わせてエクスポージャーを⾏う⼿続き
• 複数のCSを提⽰することで“期待”が⾼まり、そのため結果
とのミスマッチも⼤きくなる
深い消去
Deepened extinction
CS単独 複合CS
CS1への
CR
CS2への
CR US
ミスマッチ
⼤きい
CS1への
CR US
ミスマッチ
⼩さい
エクスポージャーに組み込む
•パニック障害:カフェイン(CS1)を摂って電⾞に乗る(CS2)
•SAD:⼥性(CS1)の前でスピーチ(CS2)をする
•OCD:病気になった⾃分をイメージ(CS1)しながら雑⼱を触る(CS2)
•恐怖症:2種類の蜘蛛(CS1・CS2)を対象にエクスポージャー
深い消去
Deepened extinction
キ リ ト リ
発作なし
電⾞
不安100
カフェイン
不安100
期
待
200
ミスマッチ
⼤きい
複合CS
発作なし
電⾞
不安100
期
待
100
ミスマッチ
⼩さい
CS単独
深い消去
Deepened extinction
補⾜
•⾃発的回復(return)とUS提⽰による復活(reinstatement)を
防ぐ効果がある(Culver, Vervliet, & Crasuke, in
preparation)効果がある
•様々なモダリティを組み合わせる事が出来る(現実, イメージ,
内部感覚etc.)
•ただし組み合わせるCSは同じUSを予測するものでなければな
らない
キ リ ト リ
よい例)カフェイン(→発作)を摂って電⾞に乗る(→発作)
    ⼥性に話しかけ(→⾮難)失敗談を話す(→⾮難)    
悪い例)⾼いところ(→落ちる)で⽝と遊ぶ(→噛まれる)
強化を含む消去
Reinforced extinction
消去中のUSを提⽰する
•強化を含む消去では、消去中にあえてUSを提⽰する。
•このような⼿続きを⾏うことで、エクスポージャ後に不安が
再獲得されにくくなる。
•その反⾯、エクスポージャー中の不安は下がりにくくなる
キ リ ト リ
臨床への⽰唆
・Shame attacks Exposure あえて笑われるようなことをして
(背中にバカと張り紙を書いて街を歩く)、実際に笑われる。
・パニック誘発エクササイズ あえてパニック発作を引き起こす
エクスポージャー
多様性
Variability
エクスポージャーに変化をもたらす
•エクスポージャーを様々な形で実施することで、⽂脈変更効
果(renewal)を相殺できる可能性が有り結果につながる。
•例えば…
•セッション間のインターバルを取ったエクスポージャーは集中
的エクスポージャーよりも優れた効果を⽰す(ie. Tsao &
Craske, 2000)
•蜘蛛恐怖・⾼所恐怖において刺激に変化をもたらすことは⾃発
的回復を防ぐ(Lang & Craske, 2000; Rowe & Craske, 1998)
•ランダムな順番で不安階層表を実施すると、順番に実施する場
合よりも⻑期的効果に優れる(ie. Kircanski et al., 2012)

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