2016/7/17 伝道館礼拝

1. 「初代教会の誕生」
使徒の働き 2:40-47
使徒の働きシリーズ_07

2. 使徒の働きの読み方
• そこに書いてあることを、信仰生
活のモデルにするのではなく、教
会が成長するために何が必要だっ
たのかを学ぶ
• 彼らの真似をするのではなく、彼
らのしたことが現代の教会の土台
になったことを覚える

3. 「ねじれた時代」からの救い
• 福音の希望は終わりの日に裁かれ
る「ねじれた時代」と共に滅びる
必要がない希望
–キリストと同じように復活するこ
とによって、死と共に滅ぼされる
ことがない

4. ユダヤ人たちの新しい習慣
• 「使徒たちの教え」を理解する
–キリストがイエスであることを理
解する
–神の王国がどのようなものである
かを理解する
–終わりの時代の後に何が訪れるの
かを理解する

5. ユダヤ人たちの新しい習慣
• 「交わり」をする
–共通の関心により親しい仲間になる、
一つになる（2コリント6:4）
–親しい関係にあることによって財産な
ども共有すること（ローマ15:26）
–一体感のゆえに相手に豊かに捧げる
（2コリント9:13、ヘブル13:16）

6. ユダヤ人たちの新しい習慣
• 「パンを割く」
–食卓を囲んで聖餐式を行う
–イエスが戻ってこられることを覚
える
–イエスの死と復活が私たちの救い
のためだったこと、またイエスが
キリストであることを思い起こす

7. ユダヤ人たちの新しい習慣
• 「祈り」をする
–ただ人のために祈るのではなく、
キリストの福音の前進のために必
要なことが満たされるように

8. 当時に必要だった工夫
• 世界から集まったユダヤ人たちが共
同生活をし、貧富の差が生まれない
ようにした
• それが教会のあるべき姿ではなく、
彼らが福音の希望をこの地上におい
ていなかった
• エルサレムが破壊される将来が預言
されていた。そこに留まるより、福
音の理解と前進の方が重要

9. 日々の日課
• 毎日、神殿に通った
–エルサレルムにいたからできたこ
と
–旧約聖書の知識がキリストを理解
するために必要だった
–彼らの信仰は旧約聖書の教え＋使
徒たちのイエスについての教え

10. 日々の日課
• クリスチャンたちが家から家を訪ね、
キリストにある一体感をパンを割く
ことによって表し、一緒に食事をし
た
–ただ食事に意義があるのではなく、キ
リストにあって喜びと謙虚な心がある
ことに意義がある
–多くの人たちは遠くから礼拝にエルサ
レムに来ていたので、仕事がなかった

11. 日々の日課
• 神を賛美しながら、すべての人に
好意を持たれた
–旧約聖書を通してキリストを約束
した神をユダヤ人たちの間で賛美
した。
–それでも、好意を持たれたのは彼
らの考え方ではなく、考え方から
生まれる生き方

12. 結果
• 日ごと、救われる人たちを教会に
足された
–旧約聖書の基礎知識を持っている
人たちが対象
–イエスの十字架と復活が多くの人
たちに目撃された町だったから
–イエスの復活まで怯え隠れていた
使徒たちの変化、教え、不思議な
力、教会の愛情が証拠となった

13. 最後に（1/3）
• 自分たちの生活の中でキリストに
ついて知ることがどれだけ大切か
–教会が自分の生活を助けるために
あるのか
–それともキリストを知ることに
よって希望が変わり、自分の人生
をキリストのために捧げるために

14. ヘブル人への手紙 5:12-6:2
「あなたがたは年数からすれば教師に
なっていなければならないにもかかわらず、
神のことばの初歩をもう一度だれかに教え
てもらう必要があるのです。あなたがたは
堅い食物ではなく、乳を必要とするように
なっています。まだ乳ばかり飲んでいるよ
うな者はみな、義の教えに通じてはいませ
ん。幼子なのです。しかし、堅い食物はお
となの物であって…」

15. ヘブル人への手紙 5:12-6:2
「…経験によって良い物と悪い物とを
見分ける感覚を訓練された人たちの物です。
ですから、私たちは、キリストについての
初歩の教えをあとにして、成熟を目ざして
進もうではありませんか。死んだ行ないか
らの回心、神に対する信仰、きよめの洗い
についての教え、手を置く儀式、死者の復
活、とこしえのさばきなど基礎的なことを
再びやり直したりしないようにしましょ
う。」

16. 最後に（2/3）
• ユダヤ人たちがそれだけ多く救わ
れたのは
–彼らの町でイエスが処刑されて、
よみがえった歴史的事実が50日ほ
ど前に起きていたから
–イエスをキリストと信じた人達の
生き方が好感を与えていたから

17. 最後に（3/3）
• 忙しい生活の中で福音のために神
の家族と食事をする知恵と実践
–自分が何のために生活しているの
かを思い起こすことができる
–共に交わるを持つことができる神
の恵みと備えに感謝できる
–福音をお互いに教え合い、その希
望に相応しい関係とキリストのゆ
えにある愛情を育むことができる