へブル人への手紙11:8-16

1. 「信仰の報い」
ヘブル人への手紙 11:8-16
ヘブル人への手紙シリーズ_22

2. これまで
• 11:1 さて、信仰とは、保証されている事柄に対
する確信であり、まだ目に見えていないものに
対する信念です。
• 11:6 信仰がなければ、神を喜ばせることはでき
ません。誰でも神に近づこうとする者は、神が
おられること、そして、神がご自分を求める者を
報われる方であることを信じなければいけませ
ん。

3. 信仰とは
• 信じることより、信じる対象が大事
–全てが知らされるわけではない（なぜ）
–しかし、誰が約束するかによって、そこに
責任が問われる
–約束されていないことを信じるのは、ただ
の思い込み

4. 旧約時代の信仰
• 神がこの地上に神と人が共存できる
都を建ててくださること
–その都は、今天にある
–キリストがそれをもたらしてくださる

5. 12:22
「しかし、あなたがたは、シオンの
山、生ける神の都、天にあるエルサレ
ム、無数の御使いたちの大祝会に近
づいているのです。」

6. 12:26-28
「あのときは、その声が地を揺り動
かしましたが、このたびは約束をもって、
こう言われます。『わたしは、もう一度、地
だけではなく、天も揺り動かす。』 この
『もう一度』 ということばは、決して揺り動
かされることのないものが残るために、
すべての造られた…」

7. 12:26-28
「揺り動かされるものが取り除かれ
ることを示しています。 こういうわけで、
私たちは揺り動かされない御国を受けて
いるのですから、感謝しようではありませ
んか。こうして私たちは、慎みと恐れとを
もって、神に喜ばれるように奉仕をするこ
とができるのです。」

8. 13:14
「私たちは、この地上に永遠の都
を持っているのではなく、むしろ後に
来ようとしている都を求めているので
す。」

9. 正しい信仰の力
• 人間に不可能なことも神には可能
• 人間の常識や体験に反したことでも、
約束を破れない方が言われたのな
ら実現する
• 自分たちのタイミングとは異なる

10. ローマ人への手紙 4:18-21
「彼は望みえないときに望みを抱い
て信じました。それは、『あなたの子孫は
このようになる。』と言われていたとおり
に、彼があらゆる国の人々の父となるた
めでした。 アブラハムは、およそ百歳に
なって、自分のからだが死んだも同然で
あることと…」

11. ローマ人への手紙 4:18-21
「サラの胎の死んでいることとを認め
ても、その信仰は弱りませんでした。彼
は、不信仰によって神の約束を疑うよう
なことをせず、反対に、信仰がますます
強くなって、神に栄光を帰し、神には約束
されたことを成就する力があることを堅く
信じました。」

12. 神の誠実さ
• 目に見えなくても、神として認め、約
束を信じる者たちの信仰を神が裏切
ることはない
–信仰が報われるから、神の存在がさら
に明確になる

13. 最後に（1/3）
• 信仰は精神論ではない
–信じることに意義があるのではなく、
神の約束を正しく理解し、神の誠実さ
を疑わないことに意義がある

14. 最後に（2/3）
• 子供らしい信仰と、子供っぽい信仰
–子供っぽい信仰は、自分の欲しいもの
を勝手に望み、それが与えられないと
すぐに神を否定する
• 聖書に基づいていない自分の想像した
神（偶像）に失望する

15. 最後に（3/3）
• 神の約束を信じるということは、最後
まで疑わないこと
–信仰を持って死んでいった
–成就はこの地上で。そのタイミングは
死後でもOK