Home
Explore
Submit Search
Upload
Login
Signup
Advertisement
Redmineチケットによるプロジェクト火消し戦略!
Report
TrinityT _
Follow
Programmer at Appirits
Jan. 21, 2012
•
0 likes
25 likes
×
Be the first to like this
Show More
•
66,323 views
views
×
Total views
0
On Slideshare
0
From embeds
0
Number of embeds
0
Check these out next
社内システムにおける 「使いやすさ」の重要性
furusin
Itelt vol8 3
narumisekiguchi
20111008野良lt(xp祭りのltから一部抜粋)
Takahiro Nohdomi
GTDなメール整理術
Naoto Azami
アダプタブル・ウォーターフォール開発の事例 ~想定外の作業はチケットで補完せよ!~
Makoto SAKAI
チケット駆動開発によるアダプタブル・ウォータフォール開発
Makoto SAKAI
【DL輪読会】Visual Classification via Description from Large Language Models (ICLR...
Deep Learning JP
ペンタエリスリトール市場.pdf
HinaMiyazu
1
of
21
Top clipped slide
Redmineチケットによるプロジェクト火消し戦略!
Jan. 21, 2012
•
0 likes
25 likes
×
Be the first to like this
Show More
•
66,323 views
views
×
Total views
0
On Slideshare
0
From embeds
0
Number of embeds
0
Download Now
Download to read offline
Report
Technology
第二回品川RedmineLT資料です。
TrinityT _
Follow
Programmer at Appirits
Advertisement
Advertisement
Advertisement
Recommended
運用業務でのRedmine
Tomohisa Kusukawa
83.9K views
•
12 slides
How To Redmine !
H Y
6.3K views
•
23 slides
資産管理をどうやってますか?
Ken SASAKI
7.2K views
•
19 slides
Redmineって何ができるの?
Tomohisa Kusukawa
154.1K views
•
52 slides
re:日暮里アジャイル
Shingo Sato
1.2K views
•
86 slides
20181110 lt saito0119
Makoto Saito
1.4K views
•
8 slides
More Related Content
Slideshows for you
(6)
社内システムにおける 「使いやすさ」の重要性
furusin
•
1.2K views
Itelt vol8 3
narumisekiguchi
•
453 views
20111008野良lt(xp祭りのltから一部抜粋)
Takahiro Nohdomi
•
999 views
GTDなメール整理術
Naoto Azami
•
2.7K views
アダプタブル・ウォーターフォール開発の事例 ~想定外の作業はチケットで補完せよ!~
Makoto SAKAI
•
2.8K views
チケット駆動開発によるアダプタブル・ウォータフォール開発
Makoto SAKAI
•
2.3K views
Recently uploaded
(20)
【DL輪読会】Visual Classification via Description from Large Language Models (ICLR...
Deep Learning JP
•
1.1K views
ペンタエリスリトール市場.pdf
HinaMiyazu
•
3 views
初学者のためのプロンプトエンジニアリング実践.pptx
Akifumi Niida
•
305 views
シン3次元表示装置 ーその1ー
Takashi Yamanoue
•
132 views
Omnis
DaisukeFujita10
•
11 views
JSTQB_テストマネジメントとレビュープロセス.pdf
akipii Oga
•
66 views
AIEXPO_CDLE名古屋紹介
KotaMiyano
•
0 views
《杨百翰大学毕业证|学位证书校内仿真版本》
d520dasw12
•
2 views
ChatGPT + LlamaIndex 0 .6 による チャットボット の実装
Takanari Tokuwa
•
13 views
留信网认证可查【拜欧拉大学文凭证书毕业证购买】
1lkjhg
•
3 views
①【汤普森河大学毕业证文凭学位证书|工艺完美复刻】
love445ds
•
2 views
Forguncy8 製品概要 202305.pptx
フォーガンシー
•
7 views
Oracle Cloud Infrastructure:2023年5月度サービス・アップデート
オラクルエンジニア通信
•
25 views
SoftwareControl.pdf
ssusercd9928
•
6 views
留信网认证可查【皇家霍洛威学院文凭证书毕业证购买】
32lkhng
•
2 views
論文紹介:Temporal Action Segmentation: An Analysis of Modern Techniques
Toru Tamaki
•
54 views
ChatGPT以後の時代をどう生きるか PWA Night vol.51
hedachi
•
58 views
統計学の攻略_正規分布ファミリーの全体像.pdf
akipii Oga
•
87 views
☀️【杜兰大学毕业证成绩单留学生首选】
2125nuh
•
2 views
MT,STautomation
ssuserf8ea02
•
108 views
Advertisement
Redmineチケットによるプロジェクト火消し戦略!
Redmineチケットによる プロジェクト火消し戦略!! 2012/1/21 高倉利明 @
TrinityT
はじめに ● 2008年からRedmineで様々なプロジェクト管理を行ってきた。 ● 中には凄く忙しい案件、危機一髪な案件もあり。
→こういうケースでのチケット運用の肝が見えてきている →自分の経験を一回フィードバックしておきたい 注:あくまでもテンパる前に何とかするのが プロジェクト管理の理想です!
ケーススタディ ● 状況(よくありがちなケース) ● どう対処するべきか?
状況 (よくありがちなケース):その1 ● 終了済みバグ、タスクがRedmineに大量に山積みされている ●
優先度や期日が有名無実化 ● チケットの粒度があいまい (一週間かかるものまである) ● なぜかExcelやGoogleドキュメントが併用して使われている。 ※ある時点でのチケット一覧をCSVで出力。 顧客から言われて作ってしまったケースが多い。
状況 (よくありがちなケース):その2 ● 次から次へとタスクやバグが追加される
→ 終わりが見えないので各担当者のモチベーションも低下 ● 大量のチケットの担当者が同じ人になっている →使命感のため(案件に最初から参加していた自分がやらな きゃ。。。) ● みんな終電帰り →自分のタスクが終わっても帰れる雰囲気じゃない ● しかしリリース日は変えられない →既にプレスリリースしてしまった等。SI案件だと顕著
どう対処するべきか? 大事なのは2点 ● トリアージ ● 効率化
トリアージ 本全体からたった一言だけ覚えるとすれば、それはトリ アージである。 [ エドワード・ヨードン「デスマーチ」
] ● 限られた人的資源で納期を順守するために、作業に 優先/非優先の順位をつけなければならない。これ がシステム開発におけるトリアージである。 [@IT 情報マネジメント用語事典より] ● 「スコープ(機能)」「予算(人員)」「時間」「品質」 を調整
トリアージ ● プロジェクトがテンパると、無駄な作業を増やそうとす
る力が働く。 → 突っぱねるための代替案が必要 ○ 一日ごとの作業状況報告書をExcelで提出しろ ○ 毎日一時間進捗報告会議 ○ ...etc ● 不必要なコミュニケーションコストを最大限削る →本当に必要な作業と コミュニケーションに注力 ● メンバーのモチベーションUP
戦略1:チケット整理 ● チケットの初期化 ● 優先度&未担当カスタムクエリ
チケットの初期化 step1:チケットの棚卸し+全てのタスクのチケット化 ● チケットの集約&棚卸し (1日潰してでも徹底して実施)
○ 他のツール管理タスクも全てRedmineに一本化 ○ 最小チケット発行の目安は5分以上かかる作業 ● 重いタスクやバグは分割 ○ 目安は1日で終わる単位に ○ 親子チケットは便利だが運用コスト+メンバーのリテラシがそ れなりに必要。無理ならやめた方が良い ○ 特にバグは親子チケットを使わない方が良い →バグ原因によって親子関係が変わる可能性が高い
チケットの初期化 step2:担当者「<社名> 未担当」を作成して設定 ● 複数社が関わるSIでは、担当者を空欄にするとどの会社がボー
ルを持っているか不明になる ● 全てのチケットを最初に一回未担当にする。 → チケットを抱えこんでしまった人は気づかないが、 ほとんどのタスクは代わりに出来る人がいる
チケットの初期化 step3:優先度、開始日、期限日の設定 ● この時点では判断が難しいが、設定しないよりは遙かに良い。あ
る程度アバウトに。 ● 開始日は以外と重要 ○ 現時点で必要ない作業に取りかからない ○ タスクを終わらせるための開始の目安 ● 「優先度:低のチケットは無視する可能性大」 ということを関係者に伝えておく。
優先度&未担当カスタムクエリ [優先度別+未担当]のカスタムクエリを三つ作成
戦略2:チケット運用 ● チケット管理者を立てる ● チケット運用フローの簡略化
チケット管理者を立てる ● チケット管理全般を担当する
○ 優先度、開始日、期日等の調整 ○ 特別なタスクの担当者割り振り ○ その他雑用 = 煩わしい作業を一手に引き受ける ● 理想は専用担当者 ○ 切羽詰まった案件ではチケット管理が最重要になるので、 重いバグ修正やタスクを兼務しない方が良い
チケット運用フローの簡略化 各担当者が以下の簡略化フローで回す。 1.
前述した三つのカスタムクエリのチケットから「優先度が高い 順」「自分が対応できる」ものを担当者:自分担当にする。 併せて期限日を現実的な再設定する。 2. タスクを潰す 3. 作業完了後、担当者:チケット管理者にして終了 ○ 完了時コメントはテンプレ化 (バグ原因&修正方法) ○ この後はチケット管理者が対応 ■ チケットステータス変更 ■ 担当者割り振り(顧客、バグ報告者)...etc
戦略の効果 ● 「トリアージ」の観点 ● 「効率化」の観点
「トリアージ」の観点 ● 「優先度順で処理される」システム
→チケットを切る際の手間や、重要タスクの伝達漏れが減少 ● 残っているタスクの見える化 →顧客との期限日までに作らない機能や修正しないバグの交渉 がしやすくなる
「効率化」の観点 ● カスタムクエリでプロジェクトの進捗状況把握が容易になる
→進捗報告等の手間が省ける。 ● 各担当者が自発的にタスクを選ぶ ○ 人から言われたタスクより遙かにモチベーションが高い ○ 担当者のレベルに応じて作業を割り振る手間が省ける ○ 一時的なヘルプ要員などにタスクを割り振りやすい ● 期限日を担当者自身が決める ○ 進捗遅れの発生が減少 ○ 少なからず自分でスケジュールを組める →モチベーションアップ(頑張って今日は早く帰るぞ!)
さいごに
何よりも大事なのは モチベーション!
ご静聴 ありがとう ございました!
Advertisement